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2004/1/12

 年の初めから仕事の忙しさの話で恐縮であるが,これ以外にネタにできることがないので,ご容赦願いたい。仕事以外の生活の比重は減るばかりであるし,まさか仕事の内容をここに書くわけにもいかない(高度の守秘義務が要求される立場にあるため)。
 年末年始は世界中でビジネスが止まるので,さすがにのんびりできるだろうと期待していたのだが甘かった。
 昨年末は12月29日まで働いてから,年賀状の作成やら大掃除やら仕事に追われて滞留していた生活上のタスクをこなし,バタバタと新年を迎えた。3日も会社に行かないと落ち着かないので2日に会社に行ってみると,以前に上に投げた書類が12月31日付で戻っており,その瞬間から正月休暇返上で仕事に取りかかる羽目になった。
 こちらから希望して入った案件であるし,以前から関心を持っていた法分野に関する論点を含むので,仕事自体は楽しく忙しさは苦にならないものの,物理的に1日が24時間しかないのがつらい(自分の場合,睡眠時間は削っても4時間が限界であり,それ以下の睡眠時間では結局昼寝が増えるだけになる。)。
 ここ1週間ほどは,朝9時ころに起床してシャワーを浴びてから10時過ぎに出社,通勤途中で購入したパンや弁当を食べながら仕事を始め,昼飯も買い置きのパン等で仕事をしながらすませ,8時ころにようやく会社の入居しているビル内のテナントで晩飯,午前3時〜5時ころにタクシーで帰宅,倒れ込むようにベットで眠る,という生活であった。
 体に悪いことは間違いないと思うのだが,こうでもしないと仕事が終わらないというのが正直なところである。自分の仕事の効率が特に悪いのではないかと疑ったこともあるが,同期に入社した連中にそれとなく聞いてみると,同程度の忙しさか,もっと悲惨な話も聞かされたので,会社の,あるいは業界の構造的問題なのであろう。いくつかの文献を読む限りでは,アメリカの同じ業界でも労働環境の過酷さが問題となっているらしい。
 忙しいとはいえ,今のところは体の調子も悪くないし,やる気も失せていないので,自分の人生について振り返って考えるまでには至っていない(考えている暇がないという面もある)。

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