ワタヌキさんちのきっぷうりば。
-JRの料金券-

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◆料金券
特急に乗るとき、急行に乗るとき、指定席に座る時。
そんな時には乗車券とは別に料金券を買わなければなりません。
ここでは多種多様な料金券の一部をご紹介します。種類だけではなく列車名なんかもご紹介。
2004/05/08更新:指定席券、特急券、ライナー券・乗車整理券

 

・指定席券

まずは青春18きっぷでもお世話になる料金券といえば「指定席券」です。
18きっぷでも指定券を買えば快速列車なら指定席に座れます。
毎年「マリンブルーくじらなみ」は運転されていますが、この年は内装改善直後の185系だった記憶があります。
「シーハイル上越」は165系最後のシーズンの券ですね。
快速「碓氷」も新前橋165系で運転された快速列車でした。今は予備の485系あたりで運転されるのでしょうか。

これはさらにその1年前の夏の券で、今はなき快速「月山」の指定席券ですね。
「ムーンライトえちご」からの接続がよく、指定席のみリクライニングシートだったので快適でした。
今はキハ110の快速に置き換わってしまっています。

こちらも東北新幹線の八戸開業時に廃止され、今はなき快速「海峡」の指定券。
この列車の雰囲気がとっても好きでしたが。。。
左の券は函館で購入したマルス券。なぜか120mm券で発券されました。

こちらも今はない列車、快速「ミッドナイト」の指定券。
キハ27の3両編成で、カーペットカーでは横になれるし座席車はずっしり快適な元グリーン座席で、
18きっぷ愛好者には最高の列車でした。
ちなみにL型端末の券も、磁気券が緑券から青券に変わったタイミングで券紙が変更されています。

指定券の最後はこちら、トロッコ列車の券です。
この列車は指定券に料金がかからず、乗車券+無料指定券で乗車ができました。
普通列車ですから18きっぷなら0円指定券か、とか思ったらそういう出し方はできないと言われました。
#この列車って窪川発だったと思ったんですが、、トロッコ区間は乗車券が必要だということでしょうか。。。


・ライナー券、乗車整理券

特急列車の回送のついでに運転され始めたホームライナーですが、今ではすっかりおなじみになりました。
回送ではなく、わざわざスジを作っている列車もあるくらいです。
JR東日本においては、500円の「ライナー券」を購入して乗ることになります。
私はこの「古河」号しか使う機会がありませんが、他には東海道線の「湘南ライナー」が有名ですね。
ちなみに、「古河」号は早い者勝ちでグリーン車に座れます。そうなると500円でも得した気分です(笑)。

JR東海では、中央線名古屋−中津川間に毎時1本ほど、乗車整理券制の快速「セントラルライナー」を運転しています。
車両は近郊型313系をちょっと豪華にした313系8500番台という微妙な車両が専用に使われますが、
座席は転換クロスシートです。310円はちょっと高い気もしますね。。。


・急行券

急行というともうほとんどなくなってしまいましたが、わずかに残っている列車にはなんとなく乗るようにしています。
こちらはつい最近乗った「能登」の自由席券です。
急行は自由席が基本のため、表記は「急行券」。指定席券の場合は「急行券・指定席券」と表示されます。


・特急券・新幹線特急券

特急券は今では一番身近なのかもしれませんね。
「特急券」というと、制度上は座席の指定された券を指します。それ故に自由席券には「自由席特急券」と表示されます。
碓氷峠を越える特急券も今は昔、新幹線でサックリ山を越えるようになってしまいましたね。
料金が安めに設定された区間の特急券は「B自由席特急券」という表記になります。

見えにくくなっていますが、西日本のレシートプリンタPOSの券、
西日本の車掌端末券と、東海の車掌端末券です。

で、こちらは座席の指定された特急券です。こちらの表示は「特急券」ですね。
右の券は特急料金が安めに設定された「B特急料金」が適用される列車の券です。

なぜか同じ特急券なのに、上記「海峡」指定券同様120mm券で発券されたもの。
いずれも北海道で購入したものです。そして、今では85mm券で出るようになっているのではないかと思います。

こちらも特急券、L型端末発行の券です。

通常の距離区分で最短の50kmよりもさらに近距離の区間に特定料金を定めている区間もあります。
特急の方が普通列車より本数が多い区間に設定されることが多いようです。
卯之町の券は券売機で購入したものです。

新幹線も在来線同様、指定席券が基本ですので、自由席券には「新幹線自由席特急券」の表示があります。
また、隣駅までなどの近距離区間には割安な特定料金が設定されています(右の券)。
乗車券の区間が同じ場合は乗車券と特急券が一葉で発券されることもあります。

座席指定の券はこのように「新幹線特急券」の表示。

最後はおまけ的に・・・L型端末発券の乗車券と硬券自由席特急券の組み合わせです。
留萌で購入したものですが、乗車券と特急券はホチキスで止めてあります。


・グリーン券

過去に特急のグリーン車に乗ったのはたぶんこの時だけだと思います(笑)。
乗車券・特急券・グリーン券の3種を一葉で発券したきっぷです。


・寝台券

料金券の最後を飾るのは寝台券です。個人的に寝台列車は大好きで、機会を見つけては乗るようにしています。
こちらは最も一般的な客車B寝台の券。

こちらは583系最後の定期列車、急行「きたぐに」の券。電車3段寝台なんてもはやこれだけです。
しかし・・・乗車券を含んでいるとはいえ、この値段ではお客は乗らないですよね。。

こちらはB寝台個室、ソロの券です。個室の券は自動改札を通れない120mm券で発券されます。
これは「ぐるり北海道フリーきっぷ」の帰りに利用した券で、フリーきっぷで個室を使えるため0円券となっています。

こちらもB寝台個室の券です。

これまたB寝台個室の券です。新幹線開業のため、「なは」が西鹿児島まで行くのも3月11日発が最後です。

こちらはA寝台個室の券です。「サンライズ出雲」のシングルデラックスは客車と違い、かなり快適でした。

そして、最後はこちら。国内では最高峰の寝台個室、カシオペアスイートの展望室の券です。
偶然にも乗車のわずか3日前の夕方に取れてしまったのでした。値段は高いがそれだけの価値はあります。
これだけ微妙にサイズがでかいのは縮小の倍率を間違えた為です(笑)。


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一部画像の墨塗りっぽいところは事情を察せる方のみ察してください。。