11. お祓いを受ける人の心構え
霊的なお祓いを受ける人が注意すべき事はそれほどありません。
しいてあげれば、祓う人の指示に従い、きちんと座っているとか、不必要に話をしないといった程度の事でしょう。
もっとも、お祓いをする人に敬意を払わず、馬鹿にした態度を取ってはいけないのは言うまでもありません。こうした事は常識というものでしょう。お祓いは高級霊魂に来てもらうための技法ですから、お祓い者は高級霊魂の代弁者とも言えます。お礼を払っているといっても、高級霊魂はお金をもらうわけではないのですから、そうした存在に対する態度も大切です。
HP監修者の場合は、いくらお金を積まれても態度が悪い人は相手にしません。どれだけ困っていると言われても、困っている人は他にも大勢いますし、それほどに困っているのなら、態度も自ずと変わるはずだからです。
そうした非礼が高級霊魂に分かれば、力も自ずと小さくなってしまいます。それならば、貴重な時間を他の人に使った方が良いというものです。
もちろん、このHPをご覧の皆さんは、そんなことはないはずと思っています。
ここまで読まれた方はすでにお分かりになると思いますが、お祓いをする人は別に神主さんや御坊さんのように宗教的な格好をしていなければならないというわけではありません。普通の格好でも構わないのです。
もちろん、宗教的な格好でも何の問題もありません。むしろ、その方がお祓いをする人も気持ちが入るかもしれません。
ただ、神主さんでない限りは、そうした衣装を持っていないので、背広やセーターになるにすぎないと言えましょう。
ですから、お祓いを受ける側の人も普段着であっても特に問題はないのです。
また、お祓いは作法をきちんとこなす事が大切で、時間が長いから効果が高いというものではありません。五分であれ一時間であれ、要は、霊的な障害になる低い気などが取り除かれれば良いのです。いたずらに時間を掛けても仕方がないのです。
たとえ、時間が短くても、お祓いを行なう人達は高級な指導霊と密着しなければなりません。そのために、より良い状態を作るために普段から努力しています。つまり、日々の努力の積み重ねの延長線上にお祓いの作法があるのです。
つまり、土俵での相撲は短時間でも、土俵へ上がる前から戦いは始まっているのと同じなのです。
霊魂学を学んだ人にお祓いを受けたい人は、そうした事をご理解していただきたいと思います。
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