2. 災 難 と お 祓 い
人々は災難に遭うとお祓いを受けます。これは大変良いことです。
確かに、単に油断したから起きたという事故もあることでしょう。この時代はどんな人であっても、いつ事故に遭うか分かりません。霊的な原因がなくても人は災難に遭うこともあるでしょう。
ですが、中には明らかに霊的な事柄が原因で災難に遭っているという人もいらっしゃいます。
また、別に油断しているわけでもないのに、一度ならず二度、二度ならず三度と不可解な災難が続いたり、家族が次から次へと不幸になったりと、普通では考えられないような不幸に襲われる人もいます。
こうした方々は霊的な障害によって災難に遭っている可能性が高いと言えます。
つまり、世の中には霊的な事が原因で不幸になっている人が、実際にいるのですから、もしかしたら、そこまで極端なケースではないために気付かないだけで、単なる偶然だと思っていた事故や病気なども、実は霊的な事が原因だった、という事も多数あるかもしれないのです。
霊的な原因による災難は幾つもあります。
たとえば、悪い霊魂が側にいるというケースもあるでしょう。また、人間の強い恨みの思いが念となって災いしているということもあります。
更には、悪い霊魂が出している念の影響ということもありえます。
人によっては、幾つかの霊的な原因が複合しているという場合も考えられます。
人は霊魂も念も見えません。だからこそ、昔の人達は時期を決めて、定期的にお祓いを受けていたのです。
霊的な意味を考えた祓いが必要なのです。