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霊をさぐる
霊をさぐるためには

霊魂学の主張
霊障 (霊的障害) 編

4 霊的障害の改善



これまでご説明しましたように、霊的な障害は誰にでも起こり得るのですが、では、自分が霊的障害者になってしまった場合、どのようにしたら元に戻せるのでしょうか。

霊的障害のあるなしは、自分ではなかなか分かりません。そこで専門家に霊的調査を頼む事になります。ですが、実際には、霊に憑かれている人を浄霊します、という霊能力者は大勢いらっしゃいますが、幽体の損傷や不調、間気の不調を霊的調査しますとか、改善しますという霊能力者は聞いた事がありません。

どうしたわけか、日本の霊能力者の方は除霊とか浄霊が好きな方が多く、幽体にはほとんど関心がないようです。というよりも、これは、霊的障害というと霊に憑かれるという現象だと決め付けてきた結果だと言えそうです。そうした意味では、霊魂学がようやく霊的障害のもう一つの側面を開示したと言えるでしょう。

では、霊障を取り除くには、どうすれば良いのでしょうか。どこを探しても憑依以外の霊的障害を指摘したり、改善したりしてくれたりする所は見当たりません。少なくとも私は知りません。

このHPの監修者はそれができます。(「霊査」 参照) ですが、一人で日本中の人を相手にすることはできません。また、監修者も永遠に霊査を行なっていられるわけでもありません。では、ほかに方法はないのでしょうか。実はないのです。

肉体であればレントゲンがあります。胃カメラもあります。CTもあります。ですが、幽体の為にはそうした物が何もありません。霊的知覚者がいなくなると、誰にも分からないことなのです。

何の手立てもないと悲観される方もいらっしゃるかもしれませんが、HP監修者は、霊的トレーニングや霊術の体系を作られています。霊的トレーニングを行なえば、霊的障害の予防や改善になりますし、霊術は霊的障害の改善法になるのです。

人が心を変えても、霊的障害がなくなる訳ではありません。(「心が清らかにすると霊に憑かれない?」 参照)肉体と同じで幽体も身体なのです。幽体の問題は、肉体の脳を使用する心の問題なのではなく、幽体と接する『幽気』や『念』の問題なのです。 

そして、もう一つ、霊的障害の広い意味での予防法があります。それは、霊的な環境を良くする事です。霊的な環境が良くなれば、不道徳な霊魂も少なくなり、霊的障害も減少するのです。また、人間関係の改善も広い意味での予防法の一つにはなります。呪いのような強い念を出す人は相手の人の幽体を傷つけてしまう事もあるのです。なるべく呪いのような念を出さない事も大切な事なのです。そういう意味での心の変革は大事と言えます。

私達にできる事は、まず、幽体の強化であると言えます。幽体を強化する技法には、神伝鎮魂法があります。この誰でもできる霊的技法が広まる事が強く望まれます。(「除気」参照)


(110710)

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