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英検は使えない!どうやって英語力を測る?学生ビザの手続きについて留学したいけど、先立つものが…?生きていくにはお金が必要。ステイ先でこんなことあったよ。

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ホームステイの実情

外国の文化を肌で感じることにおいて、ホームステイをすることは最良の方法の一つです。しかしながら、中にはとてもイヤな思いをしてせっかくの機会が苦い出来事となってしまった人もいるようです。ここでは、私が聞いたそんな可哀想な人達の話を集めてみました。でも、多くは期待のしすぎが原因というか、ホームステイに対する考え方の違いが引き起こしていることではないかと思うのです。 この考え方の違いを発見したことは、大変参考になった事柄でした。

家庭環境によって起こるトラブル ステイ先の方針に関するトラブル

母子家庭の家で、子守りをさせられた。

食事がインスタントとレトルトばかりだった。
食費を払っていたが作ってはもらえなかった。
ベジタリアンの家で肉が食べられなかった。

子供が騒いで勉強の邪魔をされた。

干渉しないどころか、無視された。

英語圏の人の家ではなかった。

掃除・洗濯・食事の片付けなどにうるさかった。
シーツ交換が週1回だけだった。

門限がよる7時だった。

滞在中どこへも連れていかれなかった。

シャワーを3日に一度しか使えなかった。
朝シャンをしてたら怒って追い出された

教会に行こうとしつこく誘われた。

 

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母子家庭の家で、子守りをさせられた。

オーストラリアの離婚率は大変多く、母子家庭はさほど珍しいことではありません。子供が人懐っこく遊ぼうと誘って来たり、勉強を見てやったりするのはいいことですが、自分のペースをつくっておかないといつのまにか勉強のできない環境になります。子供といえども話せば分かるのですから、き然とした態度で接した方がいいでしょう。あまりひどくなる前に、「○日から試験だから」「レポートがあるから」と親に告げておくのも一つの方法です。

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子供が騒いで勉強の邪魔をされた。

これも上のケースと似ていますね。でも、受け入れ先の家庭にとってあなたはお客サマではないのです。我慢しなければならないでしょう。そうなる前に親に良く話をして、勉強できる環境を整えないと。

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干渉しないどころか、無視された。

ははは、上のケースと反対ですね。これはどちらに原因があるのでしょうか。とりあえず挨拶とかきちんと出来ているなら問題はないと思います。気に入られていないとかそういう問題ではなく、一定の距離をつくって接しようとの考えが、そういう態度になっている場合もあります。

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英語圏の人の家ではなかった。

オーストラリアは多民族国家なので、避けられない事実です。中国系だったり、ヒスパニック系だったりします。あなたが英語の勉強をしたいのに英語が話せない。オマケにコミュニケーションが取れない。最悪です。まずは「ステイ先=白人の家庭」という概念は捨てましょう。現地では別にステイ先の人が英語をあなたに教える義務は何もないのです。どうしてもダメだと思ったら、いつまでも悩まないでしかるべき所へ相談しましょう。

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門限が7時だった。

わはは、お気の毒ですねえ。これは結構ありがちな事なのです。どこでも5時になるとバシっと閉まっちゃうんですよ。ゴールドコーストでは木曜日はレイト・デイで9時頃まで開いていますが。ですから、何で勉強するために来ているのに遅くまで外をうろついてなきゃならないのかっていう理由も考えられるだろうし、単純にその家の考えだったりもします。また、セキュリティ・エリアに住んでいる人達はあなただけのためによる遅くにゲートを開ける事を好まないでしょう。

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滞在中、どこへも連れて行ってもらえなかった。

こればっかりは仕方のない事です。その家の事情ですから。社交的な家ばかりではないし、忙しかったり金銭的に慎ましくしていたりと色々理由があっての事ではないでしょうか。「嫌われてるんじゃないか…」なんてことを考える前に、「自分はココのお客ではない」と自覚して下さい。アナタは”居候”させてもらっているだけなのです。

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教会に行こうとしつこく誘われた。

宗教の問題はイチバン厄介です。最初にハッキリと言えればそれで良かったのですが、言えないでいるといつまでも誘われます。「無宗教だ」と言ってしまっても構わないので、変に言い訳を考えるよりも正攻法で言った方が後でしこりも残りません。やっては行けない事は、相手の宗教感を否定したりその度に言い訳をしたりすることです。

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食事がインスタントとレトルトばかりだった。
食費を払っていたが作ってはもらえなかった。
ベジタリアンの家で肉が食べられなかった。

食事の問題は重要です。毎日の事ですからね。然るべき所に相談出来れば、すぐ転居の希望を伝えてアドバイスをもらってください。こればかりはその家の方針ですから、それを曲げてまであなたのお世話をしてくれる家はごくまれなケースです。自炊の許可が与えられている場合はまだましな方ですが、台所に入ってもらいたくない家もありますしね。

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掃除・洗濯・食事の片付けなどにうるさかった。
シーツ交換が週1回だけだった。

これは生活の中での価値観の違いということですね。前者は綺麗好き、後者は無頓着な家という感じでしょうか…。どちらにしても、アナタとズレていることがストレスの元になっているなら自分で解決できないレベルだと思った時点で、他に移りましょう。でも、ある程度は我慢できないものですか?“居候”=「立場が弱い」という訳ではないけれど、文句があるなら自分でアパートを借りて暮らすのも一案です。

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シャワーを3日に一度しか使えなかった。
朝シャンをしてたら怒って追い出された。

水道に関する問題ですね。これはアナタの方が従うしかありません。オーストラリアでは水道代も日本より高いし、ゴールドコーストのように給水制限のある地域の場合は特に厳しいです。日本のようにお風呂に入ったりすることが家計の負担になるのです。慎ましやかにしている家なら、3日に1度のシャワーはちと行き過ぎでしょうが(GCではシャワーは3分以内が目標)。家族も同じように節水しているなら、アナタもそうすべきです。

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