ワイバーン 〜 フレーダーカッツェ

 ワイバーン、オゥデュロドイ、グライテンオイレ、ケーニヒスラッテ、フレーダーカッツェ。以上5つを纏めてみた。

 彼らと戦い、生き残った、或いは勝利したならば一種の誉れとなるだろう。ふたつ名が付くかもしれない。 それほど出会うことが難しく、また強力な戦闘力を備えている。落ち着き、堂々と自身の姿を晒す事があるが、 それは彼らが決して間抜けな訳ではなく、食物連鎖の頂点に立つ存在だからである。

 戦いを挑む事を止めはしないが、推奨もしない。

ワイバーン

元の使命:不明
現在:不明
 前足の無い竜。雄雌つがいで生活を営んでいる事が多いため、 一体と出会ったならば、もう一体居る事を考えて行動をするべきである。

 行動範囲が広く、縄張り意識が強い為、一つの山岳地帯に一家族と覚えておこう。 戦士の武勇伝としては最低ランクだろう。

オゥデュロドイ

元の使命:不明
現在:不明
 5mはある巨大な蛆。子供は姿をそのまま小さくしたような感じになる。 ニッズヴェルギルに比べれば、たいした脅威ではない。個体としてはオウデュロドイの方が強いが、 厄介さと言う意味においてはニッズヴェルギルの方が遥かに上である。

 図体のでかさの割に、小動物を食べたり、大きな獲物はゆっくりと食べたりと、 慎重な性格をしている。唯一脅威となりうるのは酸を吐くぐらいだろう。

グライテンオイレ

元の使命:フクロウ
現在:不明
 フクロウ科の最大種。つまり、鳥であり、動物であり、人の為に尽くすはずの生物である。

 鷹や鷲など、猛禽類が優秀な狩人である所は誰しもが認めるところうだろう。 そしてフクロウはその内でも群を抜いて優秀な狩人である。強力な爪を初めとし、 360度横に回り180度以上縦に回る首、飛行時に羽音をさせない飛び方。 何より夜行性で、鳥であるにも関わらず夜目が利く。

 上記を見て解るように、ただでさえ戦闘能力の高いフクロウの中でも、更に強力な動物… いや、魔獣である。

ケーニヒスラッテ

元の使命:不明
現在:不明
 鼠科の王。ケーニヒスラッテ単体はさほど脅威ではないが、 他の鼠を率いている時は注意が必要である。事によると、 下手な将軍を凌ぐ指揮を発揮するかもしれない。

 軍師たらんと望む物は、彼らを観察するのも一つの手と言えるだろう。 当然のごとく人民に被害が出るが、致し方ない事と割り切れば安い物だ。

フレーダーカッツェ

元の使命:フルキフェルの被造物
現在:不明
 山猫の頭を持つコウモリ。通常のコウモリ同様、音を用いて目の代わりにする。

 山猫の器官のお陰で更なるアクロバットな飛行が可能… かどうかは不明だが、 奇妙な飛び方をする事は間違いない。

 夜行性であるため、グライデンオイレと同じく厄介な相手である。 唯一の救いは群れを作らない事だろうか。