2006年えにっき

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衝動買い品
↑買いも買ったり
06/12/27 タコラ

 クリスマスも何事もなく、あっさりと過ぎていきましたともさ。毎年のことですが、26日を境に世間は一斉にクリスマスから正月へと切り替わります。この徹底した切り替えしっぷりが毎年すごいと感じます。
 さて、よく女の子がストレス解消に買い物をしてたくさん買い過ぎてしまうというのを聞きますが、以前はそれが疑問でした。何でお金を払うとストレス解消になるのかが理解できませんでした。今もそうです、理解はしていません。しかし感じることはできました。これがそうか、と。最近ちょっとストレスを感じると、とりわけ欲しいと感じてなかった物でもどんどんレジに持っていって買い込んでしまうようになってしまいました。そして確かに少しすっとするのです。で、家に帰って買ったものを見ていると、何でまたこんなのを…と思ってしまうのです。それでも衝動買いとはいえ、これは買ってもいいかなと思った物ばかりなので買ってしまったこと自体を後悔することはなく、あまりにヘンテコな物もありませんが、やはりお財布に優しくありません。夏が過ぎてから年末にかけて、なんだかいろんなものをストレス解消のために買ってしまいました。
 まずニンテンドーDSLiteがそうです。ちょうどジェットブラックが発売されて2週間くらいしてからです。DSで特にやりたいゲームなんかありゃしません。でもいずれ「ときメモGS」のためにDSは買うことは決めていましたし、ジェットブラックが即売り切れ状態で手に入らないとなると余計に欲しくなっちゃったもんですから見つけたとき買ってしまいました。でもソフトはもっと脳トレしか持っていませんし、それももう2ヶ月DSは母親の元に行ったきりです。ちょっとやらせてみた母親のほうが脳トレにハマってしまって、今じゃDSはすっかり母の物です。どうせやるもんなんかないのでいいですが。そんな感じで色々買いました。その色んな中から今パソコン机の周りにある目に付いたものをいくつか。別にタマ姉のフィギュアなんて店頭で見るまでいらなかったんです。むしろToHeart2でタマ姉はそんなに好きなほうじゃないです。でもデキが良いので買っちゃいました。マルチは値段です。安売りで1000円切ってたのでまさに衝動です。あとは11月下旬に地元の模型店「ラッキーサン」が「ラッキーベイフォート」に新店舗オープンでセールをしていたのが拍車をかけます。MINI−Z用のナイト2000とか私服セイバーとか思わずです。500円の1コイントレーディングフィギュア1個100円とか相当イカしたセールだったのでモリモリ買いました。首がひん曲がってるといつも売れ残りのちびーずの瑞希も500円だったのでかわいそうだったので保護。ボークスのカスタムフィギュアは本当になんで買ったか衝動以外の何物でもありません。いずれなんかに役立てたいと思ってます。GFFのガンダムはあれほど嫌っていたカトキアレンジなのにこれも前日の晩に哀戦士なんて観てたのが敗因です。エスカレイヤーは疲れきって思考能力が落ちきって秋葉原でウドのコーヒーを飲んでいる時に目に入って衝動です。その他35MAXのスコープドックターボカスタム2機目、3機目とか、本とかCDとか、衝動買いじゃないきちんと買う予定だった物も含めるとかなーり買い物しています。いやはや。

 ああ、もうすぐコミケですねー。大晦日にゲセキマコ・プロジェクトに足をお運びくださいな。

キリコの飲むウドのコーヒーは苦い
↑ウド缶
06/12/16 キリコの飲むウドのコーヒー

 えー、約3ヶ月ぶりの更新になります。その間、アクセスカウンターがリセットされちゃったりして、それでも放置状態の蠍の棲む崖でした。カウンター直しましたが、数を正確に覚えてるわけでもないのでだいたいの適当です。もう疲れた。いろんな意味で疲れました。今はウドの苦いコーヒーを飲んで少しだけ目を瞑りましょう。苦さが身に沁みます。1日したらまた元気が出ます。次の目標は見えてますから。

南伊豆仲木ヒリゾ浜
↑どこでもどぱーん(by椎名へきる)
06/9/4 年に一度は

 9月に入りましたが、2・3日とやっぱり年に一度は行かないといけない気がする南伊豆は仲木ヒリゾ浜まで1泊2日で徹也回転蹴りさんたちとダイビング旅行に行ってまいりました。今年の仲木は心配された天候はよかったものの、先日発生した台風の影響か例年になく波が高く、白くにごってしまい2日目に至ってはほとんど見えず。多少波が高かったことは今までもありましたが、ここまで白くにごってしまっているヒリゾ浜は冬弥の記憶にはありません。残念でした。しかも潮の流れが速く、潜っている間にどんどん流されて浮かんでくると潜る前とはぜんぜん違う場所に流されていたりしました。波も高いのでもまれたり戻されたりとなかなか思うように泳ぐ&潜ることが困難でしたが、それでも見えた魚や生き物の種類は式根島より多かったんですから、さすがは仲木。そして民宿のご飯が(゚д゚)ウマー。この旅行も後日旅行記としてアップ予定ですがー…。

 しかし8月はイベントが多すぎました。毎週末遊びすぎました
(そのくせ積みゲーはほとんど消化していません)。それに伴ってお金もちょっと多く出て行ってしまい、9月はかなり節制したほうがよさそうです。それにこれでついに書くべき旅行記が3つたまってしまったことになります。これらも片付けなくてはいけません。しばらく週末は遊びに行かずにやることやらねば…。

ごきげんリース
↑リースリット・ノエルさんとサイン入りバット
06/8/27 どのへんがごきげん?

 コミケ70で買った最後のブツが到着しました。しゃべる特大ぬいぐるみ ごきげんリース(7000円)。特大の名に恥じないその巨体は見るものを圧倒します。三浦大輔サイン入りバットと比べると全長はほとんど変わりませんよ。コミケ会場で一度実物を目にしているはずですが、家に届いてダンボールを開けたとき、あまりの大きさに思わず笑ってしまいました。ときメモぬいぐるみやへたれセイバーなどとは比べるまでもない巨体です。リースリットなのに巨体とはこれ如何に。しかし大きさに比例してかディティールを細かくこだわれるのかデキがいい。正直、目とか頬の赤みなんかはフェルト生地が貼り付けてあるだけと思っていたのに、これ刺繍で作ってありますよ、口とか眉毛とかも。これなら取れちゃう心配もありません。いろんなポーズで置いておけるように手足はぷらぷら。首のすわりの悪さも手伝ってかかなりグダグダな感じがまた愛嬌なリースリットです。ちゃんと座らせて置いておいても気を抜くと凄くだらしない格好でだらけきってます。頭をポムホム叩くとしゃべるわけですが、座らせて叩くとぐんにゃりやる気なーくだらけるのがなんとも言えません。電池が切れたらハイそれま〜で〜ヨ〜。この大きさとクオリティで結先生が発売されたらかなり危険球。いや、むしろビーンボールカモーン。

 「引退してないプロレスラー」
(筋によると「現役プロレスラー」と書くよりしっくりくるらしい)がやっている、たいそう安くてたくさん食べさせてくれるというステーキ屋があるというので、普段プロレスを見ることもない冬弥を含めて友達大勢9人でその店に行ってきました。とはいえ、プロレスラーがやっているなんてそんなこといったって実際にそんな簡単にプロレスラー本人に会えるわきゃない。有名人・芸能人のやってる店なんてのは名前だけで別の人がやってる、内実はそんなもんさ…なーんて思ってると店の扉を開けた瞬間、「いらっしゃい!」 うわ、いたよ!! しかもちゃんと厨房に!!そしてうわさ通り安い。400グラムのステーキセットで2000円。しかも肉が柔らかくて美味しかった。そして結構驚きだったのが料理が出てくるのがかなり早かった。ミスターデンジャー、いい店だ。惜しむらくはその微妙な立地で決して遠い場所にあるわけではないのにふらっと立ち寄れる位置になく、行こう!と発起して計画立てないと行きにくいところですか。でもだからこそこういうオフ会などに向いていますね。また行きたい、というよりまた行くでしょうね。

トリガーハート エグゼリカ
↑エグゼリカ
06/8/15 暑いくせに不完全燃焼

 コミケ70に行かれた皆さん、お疲れ様でした。そしてゲセキマコ・プロジェクトに来てくださった皆さん、他サークルの皆さん、お疲れ様&ありがとうございました。しかしサークル参加者は次回参加申し込みを済ませてようやくコミケが終わったという気持ちになる、という人がほとんどのような気もします。夏から冬は短いですから結構あわただしいです。まぁオンライン申し込みのことをすっかり忘れていただけなんですけど…。そんなわけでようやく夏コミが終わりました。我がゲセプロはコミケ当日は特に何の問題も起きませんでしたが、新刊がないそのやるせなさから全体的に倦怠感に包まれていました。新刊を目的にブースまで来てくださった方もやっぱりいらっしゃって本当に申し訳ないです。いつまでも後ろ向きなのは失礼なのでカッチリ根性入れなおして、そしてガーッ!とではなくコツコツとやっていきます。今回の個人的雑感は『トリガーハート エグゼリカ』本が2冊しか手に入らなかったのがちょっぴり残念。もちっとだけ早く買いにまわればあったんでしょうけどね。冬コミになってエグゼリカ本を出すサークルさんが増えるかな…減ってるかもなぁ…というわけで自分で描いてみる今日の落描きはエグゼリカ。初めて描いてみたけどメカ部はどーなってんのかよくわからん…どうやって腰にくっついているのか、もしくはそもそもくっついていないのか…まぁめんどくて素体しか描かんのだけど。しかしこの絵せっかくの『スク水部』が描かれてないじゃない。まぁ冬弥は白スクより競スク派(というより『ARN-75W』派)なので、どちらかといえばクルエルティアのほうが好きなのですが。ところでエグゼリカの頭のアレ。なにがしかのメカなんでしょうが、デザイン的にはリボンなのか戦闘機のカナード翼なのか。でも絵に描いてみると左之助の斬馬刀に見えて仕方ない…。閑話休題。欲しかった同人ゲームは終了間際に行ったのにちゃんとサークルさんがいてくれて(完売前でもいつも早めに引き上げてしまうのでダメかと思ってた)ちゃんと手に入れられてうれしかったですね。あとは1日目に企業ブースに買いに行ったリースリットのぬいぐるみが届けば本当に夏コミ終了です。しかし1日目に企業ブースを目当てにそこだけ買い物に行ったのはいろいろな意味で正解でした。トラブルに遭うこともそれを知ることもなく見事にスルーして目的を完遂できましたから。へえーそうなんだー、そんなことあったんだー、ってなもんです。でもリースのぬいぐるみはおまけでエグゼリカのクリアポスターがメインの買い物だったなんてのは俺たちだけの秘密だ。

 夏コミをはさんで7日間は仕事は夏休みだったのですが、この間にいろいろたまりまくっているものをどうにか消化しようと企みましたが、うまくいきませんでした。まず部屋の掃除と模様替え。これまでの原稿作業で部屋は散らかし放題散らかりっぱなし、しかも8月のこの暑い時期にもかかわらず冬からカーペットはひきっぱなしで、それらを片付けるのに2日もかかってしまう始末。コミケ前後はその準備、他にも何やかやでほとんど何もできてません。そんな中、次回冬コミの参加申し込みを済ませた後にようやく『キミキス』だけは封を切ってプレイしました。いやプレイする前からわかっていましたが、名前は変わってもTLSですね、いい意味で。ただ個人的に「これは!」というキャラはいないようです。やはり七瀬かすみは強い…。

藤崎詩織
↑表紙までは入稿できたのに…
06/8/6 無念なり

 えー、約2ヶ月ぶりの更新になります。上のほうで既に書いてありますが、ゲセキマコ・プロジェクトは夏のコミケ70の新刊を落とす憂き目をみることになってしまいました。今回は久しぶりにカラー表紙本に戻して表紙の入稿までは漕ぎ着けたのに、すべて冬弥の不徳の致すところです。ごめんなさい。寄稿してくださったゲスト作家さんにも申し訳ないことをしました。ときメモCDデータ本を待ち望んでいた人にも…いるのかな…いや、たぶんいる。きっといてくれると思うそんな人にもぬか喜びさせてしまってごめんなさい。冬こそはとがんばる所存です。歌関係のレビューは概ね手を尽くしたので、ドラマ関連をもう少しだけつっこんでみようかな。夏から冬は短いから締めていかなきゃ。

 で、新刊が落ちた日(印刷所の締切日)の翌日より、毎年恒例のライジングサマーバーケーションシリーズ、徹也回転蹴りさん達10人と今年は伊豆七島は式根島にダイビング旅行に行ってまいりました。本来は新刊を無事入稿してウキウキで乗り込むつもりでしたが、うまくいかないものです。でも新刊を落としてしまい落ち込んだ気持ちを切り替えるのに式根島の海と自然はちょうどよかったです。これの旅行記も後日アップ予定です…って新刊原稿作業のために止めていたゴールデンウィーク旅行記も書かなきゃいけないし、七瀬かすみの誕生日落描きCGも色塗らなきゃならない。やりたいゲームはたまってる。ホロウアタラクシアとかキミキスとかガジェットトライアルとか積み上がる積み上がる。ああっ、そうこうしているうちに
ときメモGS2が出ちまったー!!(しっかり手に持ってる)

藤崎詩織
↑サークルカットは詩織
06/6/4 1年ぶりに当選

 既に告知してありますが、ゲセキマコ・プロジェクトは夏のコミケ70にブース当選しました。久しぶりのサークル参加で嬉しさ半分怖さ半分。新刊は前々から言っていたとおりときメモCDデータレビューブックの総決算『アルティメットときメモ行脚(仮)』です。ときメモ1のみに限定したCD本の最終形態を目指します。で、こちらの原稿を優先したいので、すみませんがGWの旅行記は原稿アップ後まで凍結になります。期待して待っていてくれている人には大変申し訳ないです。そしてトップ絵の落描きCGの七瀬かすみも原稿アップ後に仕上げます。そして、ここの近況の更新もまた滞り気味になります。『ときメモのまぁその辺のこととか』は原稿の進みを見てそれなりに更新するつもりでいます。

 結局『キミキス』は初回特典CDと同時購入のムック『キミキス.EX1』も含めて未開封のままです…。ネタバレに遭遇しないよう祈ってネット見てまわってます。

 とりあえずクルエルティアで1回クリアしてきたけど…かなりバッドっぽいエンディングでした。やっぱりちゃんとスコア稼がないとダメか…って、『トリガーハート・エグゼリカ』なんかにハマってる場合じゃないぞ、俺。

PSP
↑とれちゃった…
06/5/21 まずい…

 何もかもが停滞している…夏に向けてもうだいぶすすんでるハズだったのですが…。落描きCGも満足に進まず、旅行記に至ってはノータッチ。忘れないようにメモは残してあるんですけどね。さぁてそろそろ本気出さなきゃー、ってGW終わった後ぐらいから言ってるんですけど。まぁブチブチ言ったって過ぎた時間は戻ってきやしません。

 PSPのアナログジョイスティックのパッドが取れてしまいました。気づいたときには既に取れていて、いつ取れたのか。ついさっきまで実況パワフルプロ野球ポータブルをプレイしていて、そのときにはまだついていたはず。ちょっと手(目)を離した隙になくなっていました。幸い部屋の中でなくなったので部屋中捜索すれば見つかるかもしれませんが、このカオティックな部屋の惨状を見るに発見は困難を極めそうです。この状態でもアナログジョイスティックとしては機能するので別段問題はないのですが、ひどくみっともない。いろいろ調べるとソニーにメールしてパッドだけ郵送で送ってもらった事例がありました。こんなので修理に出していられないですからね。

アウトドアパーク
↑ヒャーッハハー!食料を奪えー!!
06/5/7 月に東せ日き西た(略して『にせきた』)

 9連休あったゴールデンウィークも終わってしまいました。5月3日から5月5日まで、群馬まで旅行に行ってきました。恒例の『偽北』シリーズ、今年は初日から大渋滞に巻き込まれて思いっきり出端をくじかれてしまいました。そんな理由もあってか中1日だけで去年行った四万へ行ったり沢渡に行ったり伊香保へ行ったり。今回の目玉はアウトドアパークでオフロードモータースポーツ。4輪バギーくらい乗りこなせないと来たるべき腐敗と自由と暴力の時代を乗り越えられませんからね。大きな事故等無く楽しく過ごしてまいりました。旅行記は『月に東せ日き西た(仮)』として後日アップ予定です。

06/5/2(1) できる時に一気に

 ゴールデンウィークに突入しました。なんと9連休という今年度でもっとも長い休暇がきました。ここの更新も4月はネタはあっても疲れて面倒になってサボってしまい、ついに1回しかできなかったので、この機会に少しでも取り戻そうかなと思います。


PSP版頭文字D STREET STAGE 特典 高橋涼介の公道最速UMD D-FILE
↑特典のD-FILEは
レビンとトレノのプロモーションがよかったな
リプレイはぜんぜんしょぼいし…

 PSP版『頭文字D STREET STEGE。発売日にちゃんと買っていたのですが、一通り終わらせてからここでレビューしようとしていたものの思ったよりてこずってしまったのと、その間にPSP版ときメモやらときメモオンラインやらといろいろゲームが出てしまいそっちを優先したため今ごろになってしまいました。
 PSP版は基本的に現在アーケードで稼動中のver.3からの移植。コースは雪の秋名が削られました。御木先輩も一緒に削られました。哀れ。それ以外の移植度は良好で、以前移植されたPS2版と比べてもPSPのがんばりがよく見えます。何しろ一番危惧されていたロード時間がPS2版とは比較になりません。アーケード版並にロードが短くなって快適度が大幅にアップしています。おかげでPSP版はコンシューマで一番出来がいい頭文字Dゲーとなりました。さらにPS2版にはなかった「文太に挑戦」と対戦ができるようになりました。しかし対戦には乱入対戦がありません。対戦したいときはあらかじめ対戦者を用意しておく必要があります。アーケードのver.1と同じですね。屋外でプレイしていてどこからともなく対戦者が乱入してくることに期待していたのにこれはがっかりです。これはリッジレーサーズにも言えたことでしたね。PSP版の今までのバージョンとの大きな違いはチューンポイント制をやめてカードコレクションによるチューンになったこと。これはバトル、タイムアタックに限らずコースを完走するとランダムでカードがもらえて、そのカードでチューンナップしていくというもの。これのメリットは1台の車でカードを集めて他の車のチューンナップができること。2台目以降のチューンナップが容易になったということですが、逆にいうとそれしかメリットがありません。デメリットはチューンナップが運任せでなかなかチューンナップできないこと、コースチューンが終わった後の小さい追加チューニングがなくなったことです。とくにチューンナップカードはバトルに負けないと手に入らないようで、勝ちつづけているといつまでもノーマルに近い車でいなければいけません。おかげで「公道最速伝説」は八方ヶ原までノーマルで走ってました。チューンポイント制ならばそこまで進めていたなら少なくともコースチューンの半分くらいまでは行っていたはずです。走れば走っただけポイントがもらえてチューンナップできた今までの仕様のほうがよかったような気がします。カード集めという要素も特に好きではありませんし。
 レースゲームとしては相変わらず、走り出したら1速2速はもう用済みのドリドリゲー。3速だって使うかどうか怪しいところ。壁やガードレールに接触するとエンジンがフケなくなる仕様、コースごとに変わるギヤ比、そして抜かれないためのブロックという名目の
進路妨害体当たりが当たり前な下品さは相変わらずです。強引に車体をねじ込まれゴリゴリと体当たりしつつにゅるっと前に滑り抜き出て行くあの独特の気持ち悪さも健在です。余談ですが「Project YNP」さんの同人ゲーム『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN CYBER GRANDPRIX 2(+ブーストパック)』のネット通信対戦レースをするようになってからは、この頭文字Dのシリーズがいかに下品かがわかるようになりました(え?YNPサイバーは抜かれそうになってもブロックができないじゃないかって?それはまだ走りこみが足りませんね。できますよ抜かれないための体当たりじゃないブロック)。まぁクリーンなレースだけがレースじゃないのもわかりますけどね。物には限度ってものが。まぁこの下品さも公道レースならでは…って納得できるもんじゃありません。公道レースに失礼です。閑話休題。愛車はもちろんMR2でプレイ。しかしアーケードのver.3をプレイしなくなったのはMR2の戦闘力と自分の腕に限界を感じたからでした。もうMR2で一生懸命走っても四駆車に追いつける気がしません。特に上りとか雨とか走るのも嫌になります。このPSP版も土坂でランエボに勝つのも一苦労、文太のインプレッサにずいぶんとてこずりました。CPU相手ならクリアも楽だろうと思っていたのが甘かったですね。十字キーではまたずいぶん操作も違いますから。もちろん対人対戦などもう勝てる気がしないというものです。もっとも乱入もなく対戦相手もいないため一人用と大して変わりありませんが。一通り「公道最速伝説」を終わらせた後「文太に挑戦」で遊んでますが、MR2では厳しいことこの上ない。トップスピード命の妙義でさえ200Km/hこえるかこえないかというスピードではインプレッサに勝てる気がしません。コースチューン後の追加チューニングがないため車のパワーアップも望めません。まぁ気が向いたときにふっと遊ぶぶんにはいいと思います。何しろ手軽ではありますから。でもレースゲームを続けよう上手くなろうと思わせる最大の要因は対戦者がいるかどうかだと再認識しましたね。格闘ゲームもそうですけど。 

高宮? 佐久本? なにが出るかな
川村
加藤に
木塚
クルーン
06/5/2(2) おはよう!!朝ご飯の節で

 プロ野球、セ・リーグが開幕して1ヶ月。ここまでの我らが横浜ベイスターズの経過を替え歌にしてみました。

えんじょう!!とうしゅじん
song by 高槻やよい  produce by 織羽冬弥


まぶたを開けて 現実を見よう
(ラーラララ だめだ! ラーラララ 最下位!)
見え見えボール 四球にタイムリー
(ラーラララ だめだ! ラーラララ 最下位!)

あらあら ランナーぐるぐるまわってる
あれれれ レフトのスタンド踊る

たまらず代えよ 今日の先発を
(ラーラララ まただ! ラーラララ 炎上!)
高宮? 佐久本? なにが出るかな
(ラーラララ まただ! ラーラララ 炎上!)

三浦に 門倉 ベバリン 土肥 吉見
川村 加藤に 木塚 クルーン

さあ いっぱい投げよう よ
ハマスタに来た ご ほ う び
ほら みんなで祈ろう よ
5回までもつよう

佐伯は自動アウ ト
多村はわき腹イ タ イ
古木は失策お う
バランスも大切

唯一の楽しみが 修一じゃものたりない
順位を動かすには
投手の立てなおし


PCG-FX77G/BP 凰呀
↑くっきりと菜織が写ってるのが見える
無事菜織ました
06/5/2(3) いつかフェニックスのように

 2月に液晶ディスプレイのバックライト故障で使えなくなっいてた愛用のVAIOノート(えにっき06/02/21参照)ですが、なんと蠍の棲む崖に流れ着いてえにっきを読んでくださった方から液晶のバックライトの修理を格安でしてくれる秋葉原の店をメールで教えてもらいました。やはりアホ高すぎる修理費に修理をためらっていたのですが、このまま使われずに埋もれいくのももったいなく、ソニーに出す1/7くらいの修理費ですむというので、ありがたい情報に感謝しつつ、その教えてもらった店での修理を決めました。情報を提供してくださったhiroeさん、ありがとうございました。
 修理を依頼したのは秋葉原のネットサイクルというお店。休日にさっそく店にノートを持ち込んでレジにいた店主らしきおじさんにバックライト交換修理をお願いします。おじさんはVAIOと聞いたとたんに渋い顔をしました。VAIOはいろいろ面倒くさいのであまりやりたくないそうです。故障の内容をおじさんに話したところ更に渋い顔をされました。おじさん曰く、「もしインバータも故障している場合だと中の蛍光灯交換だけでは直らない」、とのこと。液晶画面のバックライトの蛍光灯が古くなって劣化してくると起動時に画面が赤くなっていずれ寿命で点灯しなくなってしまいます。そして劣化した蛍光灯を長く使っているとインバータにも負荷がかかるので故障しやすいらしいです。なので完全に点灯しなくなってから修理しようとすると、本当に蛍光灯だけが切れただけなのか、インバータが故障したため点灯しなくなったのかがわからないのです。まだ点灯する段階であれば確実に蛍光灯交換だけですむのですが。もしインバーター故障だった場合は当然インバータも修理しなくてはいけません。しかしVAIOのインバータは店側では手に入りにくいため修理できない、そしてインバータが故障しているかどうかは分解してみないとわからないとのこと。できるのは蛍光灯の交換修理だけ。そして重要なのはVAIO
(というよりソニー製品)は一度個人で分解してしまうと理由を問わずもう修理をしてもらえなくなってしまいます。なので、もし分解してみてインバータも壊れていたとしても、もうソニーには修理に出せなくなってしまうのでした。しかしここで修理を頼まずにソニーに持ち込んだところで修理費が7〜8万円以上することは確実で、そんな出費が許せるはずもなく、このままにしても仕方ないのでそれだったらと目をつぶって勝負することに決めました。ギリギリまで使えていたことでインバータ故障の線は薄いと踏みました。とりあえず開けてみてインバータも故障していたら仕方ない。もしそうでもそこまでの検査手数料は支払うという約束で修理をお願いすることにします。ノートを手渡していつまでに修理してもらえるか聞こうとしたところ、なんとおじさん、イキナリその場で分解をはじめました。店のレジの上で。え?今やんの?ここで?マジで?と思いつつも静観。今結果が出て、もし直るというなら願ってもないことです。後で聞いたところ、ケースをこじ開けようとするときにどうしても傷がついてしまうので、持ち込み修理はその場で修理依頼人の前で了承を取りつつ修理するほうが気が楽なんだそうです。長い期間人のマシンを預かっておきたくもないそうで。まず液晶を外すために分解をはじめますが、VAIOはボルト締めが少なく爪によるはめ込み式が多いので、分解の際に爪を折ってしまうことがよくあるらしいので、そういうのも理由にVAIOはやりたくないとのこと。冬弥のVAIOもそのタイプでしたが運良く爪は折れずに分解終了。さて中から取り出した液晶画面を見ておじさんが「うわー、日立製だ」と唸りました。日立製の液晶画面は蛍光灯を交換するために全部を分解しなくてはならずすごく面倒なんだそうです。他社の液晶画面だと蛍光灯の部分だけ独立したブラケットでそこを外すだけで交換できるそうです。しかもVAIOに入っている日立製液晶画面は静電気防止だかのシールがたくさん貼ってあり、それをはがすのも一苦労だそうです。「もし中をあけて日立製だったら料金上乗せするよって開ける前に言っておけばよかったー」とおじさんのかなりマジな発言がめんどくささを表していました。さて液晶はとり合えず置いておいて、インバータが故障していないかを調べます。もし故障していたらこの時点でアウト、検査料金だけ払って壊れたVAIOを抱えて寂しく帰ることになります。しかしインバータはちゃんと生きていて、仮につないでみた蛍光灯は明るく光りました。ということで修理続行。液晶画面内部の切れた蛍光灯の交換に入ります。冬弥は実は液晶ディスプレイのバックライトがどうなっているのか知らなかったので、興味津々。まさか1本のちっちゃい蛍光灯で全画面を光らせていたとは知りませんでした。勉強になるー。本当に細っこい蛍光灯ですごくよく光ります。傍目で見てても本当にめんどくさそうな作業を黙々とこなすおじさん、職人だ。でも店内には他のお客さんもいるのにレジの上を占領しちゃっていいのかなとか思いつつも静観。そして蛍光灯も無事交換終了。試験点灯も問題なく光りました。よかった。そして組み立てて修理完了です。起動すると画面が綺麗に出ました。WINDOWSの起動画面が赤くありません。デスクトップが綺麗に写り発色もとてもよくなりました。普通修理に出したら、2週間から3週間は帰ってきませんから、その場で修理してもらって即日直って帰ってくるとは思ってもいませんでした。まさかゴールデンウィークの旅行にも持っていけるとは。嬉しいですね。おじさん、ありがとうございました。
 しかしこのノートはついにソニーに帰ることができなくなってしまいました。でも買った時に購入店で加入した5年保証も切れて、今後はソニーに修理をしてもらおうにももう完全実費。もちろんこんな旧式ノートをアホ高すぎる実費で修理する気なんて毛頭ありません。ソニーに修理してもらえなくなっても今回の修理は意義のあることだったと思います。次に故障した時は今度こそ本当にさようならでしょうね。それまではまだまだがんばってもらいましょう。

 と、ゴールデンウィークは3〜5日は毎年恒例となった群馬県倉渕村へ旅行に行ってきます。『偽北』シリーズですね。今年はいったいどんなタイトルがつくのやら。楽しみです。もちろん旅行記もアップ予定です。

実写版デビルマンごっこ
↑教会で実写版飛鳥了は基本
06/4/3 いずみの高校 W組

 PSPで初代が移植されてから2週間、最新作ともいえるときメモがデビュー。『ときめきメモリアルオンライン』 はじめてその名を知ったときは何のネタかと思ったものです(えにっき05/02/24参照)。しかし静観する気など毛頭なくプレイする気はまんまんでした。そして3月23日、正式サービス。同じ日に『メモリーズオフ〜それからアゲイン〜』も発売されましたが買ってきただけでまだプレイしていません。もうずっと許す限りの自由の時間はときメモオンラインしています。先週もここの更新をしなければいけなかったんですけどサボってしまいました。システム的にいろいろと問題とかもなくはないですが、結構楽しいです。何よりときメモらしい匂いがします。そして、そして!ときメモといえばCD!CDですよ。
 
 詳しくはときメモのまぁその辺のこととかで。

ときめきメモリアル限定版特典ドラマCD
↑今回の大本命
06/3/13
 こんな限定版…
   嬉しいのかよ…満足なのかよ…
      誰が…誰が喜ぶんだよ!!

 まさか…まさか今の今になってまたコイツがあの時と同じ姿のままに再び世に出てくるとはよ…。PSP版『ときめきメモリアル 星の鼓動は愛3月9日発売。よく出す気になったものです。PS版のベタ移植。新要素追加は一切ありません。でも、なんだかんだ言ってもPSPでのときメモは歓迎です。PSP並みのクオリティと形態性でときメモができるならば。結論から先に言えば、PSP版ときメモのデキはかなり満足いく物です。以前に買った『こみっくパーティー』や、噂に聞く『サクラ大戦1・2』のレスポンスの悪さのようなストレスを感じさせるものはありません。
 
 詳しくはときメモのまぁその辺のこととかで明日以降に。

06/3/6 こんなリメイク…嬉しいのかよ…
          満足なのかよ…誰が…誰が喜ぶんだよ!!

Zガンダム
↑新作カットはカコ(・∀・)イイZガンダム

  劇場版『機動戦士Zガンダム A New Teanslation 星の鼓動は愛』を観てきました。3部作の第3部。ここでの話題には取り上げませんでしたが、第2部の『恋人たち』もちゃんと去年に封切り時に観に行ってます。今回も結局は再編集総集編であることにかわりはありません。が、ラストだけは違うものにするというその製作当初からの予告どおり、TV版とは違う終わり方をしました。なんつーか、いかにもギャルゲーマー的発想でその感想を言うなれば、マルチエンディングのゲームで一度クリアしたシナリオの違う結末のエンディング見たさにエンディング間際の最後の選択肢を別なものを選んで最後の最後だけ別展開になるという感じで、そこまでの展開はまったく一緒だからスキップしても全然問題ない…みたいな。劇場版とTV版、どっちがグッドエンドでバッドエンドなのか、どっちがトゥルーエンドなのかは人それぞれということで…。しかしこの終わり方が富野監督のやりたかったことなのだとすれば、何か余計なことをしたなという印象でした。そのうえ後半に行くにつれあまりに削ったものが多がった気がします。

 『星の鼓動は愛』ではいろんなものが削られましたね。話をいくらか前後させてシャアのダカールの演説とかぽっかり無くなるというのは噂では聞いてましたけど(それ以前に地球に降りませんでした。フォウも既に死んでいてキリマンジャロでサイコガンダムの出番ももうありませんでしたし)、まさかジェリドとカミーユの最後の対決で「そんなことでこのバウンドドックは落ちないぜ!」から「カミーユ、貴様は俺の!」までの掛け合いが丸ごと削られるとは思っていませんでした。むしろそこの戦闘シーンを新作カットで描いてくれると思いこそすれ削られるとは思ってもいなかったのでかなりショックでした。好きなシーンなのに…。というより、もうジェリドおざなりすぎ。かわいそうなくらい。せっかく宇宙を飛んでるバイアランが新鮮でかつ性能がよさそうなモビルスーツに見えてたのに…。そしてメールシュトローム作戦が始まってからは名台詞のオンパレードなはずなのに、その名台詞がどんどん変えられていてかなり残念。でもそれこそが違う終わり方への布石なのかなーと思って観ていました。カツの死に様は劇場版になっても隕石にぶつかって自滅というそこだけは変わってなくてすごくほっとしました(笑)。そして台詞の節々はちょっとずつ違うもののどんどんTV版と同じでストーリーは展開し、もう本当に終わり間際になっちゃって「ここからどこでどうやって話を変えるんだ!?」と思っていましたら、ついにZが発動、そしてウェイブライダーに変形しちゃいました。
ウェイブライダー
↑問題のスイカバー1
「おいおい、こうなったらもうジ・Oに突き刺さるっきゃねぇだろ!!」と内心猛烈にツッコミながら観てました。そしてパプテマス様がでっかいスイカバーにお腹を突き刺されてTV版と同じやられ方で亡くなられました。あーあやっちゃった。はい、そうです。ここまでTV版と展開が変わってないのです。だからこの後TV版と同じくシロッコに精神を捕まえられたカミーユが崩壊する展開ももちろんアリなわけです。ですがここからが新訳。以前なら「あ、光が広がってゆく…」とモタモタしていましたが、ジ・Oが爆発するまでゆっくり待ってない今度のカミーユくん。ジ・Oのお腹に突き刺さったスイカバーを切り離して難を逃れます。…つーかこれでシロッコの精神攻撃から逃れたとか本気で言うんじゃないだろうな…。シールドがないウェイブライダーはプラモデルとかでよく見ますね。Zの顔がのぞいててかなりマヌケです。そこが味ですが。そしてやっぱりシロッコに精神を連れて行かれそうになってたカミーユくん、シールドのないウェイブライダーをゆっくりZに変形させて、おまけにフライングアーマーとロングテールバーニアスタビライザまで切り離しちゃいます。ああ、Zの背中の映像化は実は初めてかもしれない。そして生き残ったことをファと喜び合うカミーユ。タイトルの『星の鼓動は愛』ですがいったいどのへんが『愛』なのかというと、ラストシーンのファの足のからめ方がきっと『愛』なんだなと思いました(笑)。そして一番最後にコクピットハッチの開いた百式の残骸が漂ってこない。ここも削られました。大事なシーンのはずなのに…。
 で、実際この最後どーよ、って感じです。本当に最後を差し替えた、ただただカミーユが崩壊しなかっただけの終わり。崩壊しないことに意味はあったのか。となるとTV版の崩壊した終わり方にも意味はあるのかってことになりますが。『生き残った』ということでのハッピーエンドがしたかったのか。結局、富野監督はカミーユをどうしたかったのか。
 話がズレますが、冬弥の好きなアニメ作品に『宇宙の騎士テッカマンブレード』があります。これは主人公が敵を倒すために強い力を手に入れる代償に徐々に記憶を失っていき、最後には全ての敵を倒すも自分も全ての記憶を失うというものでした。望まぬ肉親たちとの苦しい戦いの記憶どころか全てを無くしてしまいながらもラストシーンで恋人の微笑みにそれまで笑うことが無かった車椅子の主人公がにっこりと笑うという終わり方が好きでした。自己犠牲というものが全部が全部素晴らしいことだとは思いません。ですが物語として見てみるとその行為の意味に厚みを持たせることができるのは事実です。『そこまでやったからこそできた』という価値が出てきます。または『そこまでやらなくてはダメだった』『そこまでやってもダメだった』という展開もあるでしょう。つまりそれをしないということは逆説的に『そこまでしなくともよい』ということにもなります。つまり『そこまでやったからこそできた』ことをあっさり覆すということは、やった行為に『そこ』までの意味がなかったということになります。それ自体を話を盛り上げるネタにできればいいのでしょうが、そうでない場合はすごくがっかりさせられてしまいます。続編の『テッカマンブレードII』が嫌いなのも、それをされたことがイヤだからというのも理由の一つです。
 閑話休題。ハンブラビのビームをバリヤー
(カミーユの強い精神に反応したZのバイオセンサーの暴走という本来無い機能。一見もっともらしいてんで無茶な後付け設定だけど)ではねかえすほどギリギリまで高め張り詰めた精神で戦いつづけ人の魂を吸ってZを発動させたカミーユの代償。ニュータイプとして桁外れだった能力が逆に仇となり、シロッコの精神攻撃に捕まってしまったための精神崩壊であったのではなかったのか。それをあっさりなかったことにされてもなぁって感じです。しかしこれはTV版の最後を知っているからそこ出る感想であって、今度のカミーユにとってZを発動させるなんてことは別段たいしたことじゃない、『そこ』まですることじゃないことなのかもしれません。なので『死んだ幽霊のみなさんと力を合わせて友情パワーでZがスゴい力を出してシロッコを倒しました。シロッコの最期のあがきもなんのその』というカミーユが精神崩壊しなくても『機動戦士Zガンダム』は話としての辻褄があってしまうことが今回で一応立証されました。ひどく薄っぺらくなりはしましたが。

 冬弥はてっきりあのバリヤーがさすがに「やりすぎだ」と思ってあのシーンを差し替えてくるかなと思ったんですけど違いましたね。

 最後が違うとはいえやはり総集編。となると新作カットで新たに描きおこされたZガンダム以下モビルスーツを見るのがこの映画の主目的のようなものです。その点ではとてもよくできてはいるのですが、やはりTV版の絵とのギャップがありすぎですね。さりとて全部描きなおすわけにもいかず。ちなみに最後にZが発動する前、ジ・Oにビームライフル斬り払われて投げ捨ててるのですが、次の絵ではなぜか手に持ってる。今回もそれが直ってない。明らかにリテイクカットなはずのにまさか直っていないとは。本放送の時からおかしいと思ってました。当時は小学5年生、ストーリーの細部なんかほとんどわかってないから、ただZガンダムカコ(・∀・)イイで見てるから尚更そういうところには目敏くなるんですよね。まーアニメじゃよくあることですけど(笑)。

Zガンダム
↑問題のスイカバー2

 じゃー、せっかくだから映画とは関係ないけれど、これも放送当時小学5年生の頃からずっと思っていることを誰に聞かせたいというわけでもないけど書こう。Zのシールドは伸縮式だが、赤い部分が延びるのではなく黒い部分が縮むのである。これがイラスト等でよく間違われている。模型等だとちゃんと黒い部分が縮むんですが。Mk-IIの同様に左腕に固定されているシールド下部分を縮めて、左手でもビームサーベル等の武器が扱いやすくするための伸縮機構なのだから左手が露出しない上部分が縮んでも無意味なのです。それなのに本家Zの第2期オープニングで『心にうずもれた〜』のシーンで間違って描かれているのがとても泣けてくる。毎話観るのでよけいに。しかもあのシーン、変形直後にシールドを伸ばしている。変形前のウェイブライダー時にシールドが短かったということになる。こりゃおかしい。多分、本当は変形後にさらにシールドを縮めるギミックを見せたかったのが何かの勘違いでこうなってしまったんじゃないのかなーとずっと思っています。

 しかし自分はZが好きなんだなぁ…。こんな映画の感想にこんなに書けるとは思わなかった。かなり駄文だけど。


 あ、本編には直接関係なくて一つかなり重要な点の感想。全3部作通してガクトの歌う主題歌は全部まるでダメでした。悪すぎ。感想も何も耳につかない、何も残らない、イメージにあってないのは甚だしい、なけなしのエンディングの余韻台無し。逆シャアの『BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜』やF91の『Eternal Wind〜ほほえみは光る風の中〜』は名曲だと思えるのに。これらはテレビCMで聴いても耳に残った。2つともTV版やOVAの再編集総集編ではなく劇場版オリジナルというせいもあるだろうけど、ちょっとアニメソングを知ってる人ならばガノタでなくてもフルコーラス歌えなくても「ああ、聴いたことある」とか「ガンダムの歌だろ?」ってわかってもらえる。しかしガクトの歌は今後そうわかってもらえることはこれらに比べて極端に少ないだろう。そして気に入ってもらえることはもっと少ないだろうな。

PCG-FX77G/BP 凰呀
↑うっすらと菜織が写ってるのが見える…
いつも切ない壊れ方をするよ
06/2/21 今度こそダメか…

 愛用してきたノートパソコンがまた不具合を申し立てました。またディスプレイです。液晶です。ノートパソコンでおそらくは一番トラブルが多く、そして修理費がアホのようにというか本当にアホ高い。なんでこんなにするんだよっていうくらい高い。高いよ、しおりちゃん。今回はどうやら液晶そのものではなくその後ろのバックライトがお亡くなりになったようです。明るいところでよく見ると暗い画面に確かにデスクトップが写って見えます。このノートも過去何度かディスプレイなどが故障し、そのたびに保険にて修理してきましたが、その保険もそろそろ期限切れのはず。何しろ買ったのが2001年の6月。ねこねこソフトの『みずいろ(初回版)』と一緒に買ってきた(えにっき01/06/16参照)ときのものですから液晶ディスプレイ的には寿命といっていい頃なのかもしれません。しかしデイスプレイの故障というだけで、パソコン的には何ら故障していないので腹立ちます。動くんですよ、普通に。画面さえあれば何ら問題ないのです。なので確かにデクストップのディスプレイにつなげれば使えることは使えるわけですが、でもそうなるともうノートパソコンとしての意義が皆無です。まぁノートパソコンの意義といっても最近は特に外に持って出るということもなく、充電池が先に寿命でお亡くなりになってからはモバイル性はその時点で消滅し、ただただ寝転がりながらゲームできたりネットが見れるというだけのシロモノに成り下がってはいますが、それとて大切なマシンだったのです。不便なんですよ、寝転がりながらネットが見れないと。もうスペック的にかなり現行マシンに見劣りし、確かに買い替え時なのかもしれませんが、一応見積もりを出してもらって修理の方向です。でも多分修理費の額面を見て断念するでしょう。これを使っていた以前のノートパソコンと同じ末路を辿るようです。あれもまだパソコン的には故障していないんだよなぁ、まだちゃんと動くんだよなぁ、画面見れないだけで…。ノートはこれが切ないなぁ…。

如月未緒 潜在的私マーメイドのポーズ
↑如月未緒
06/2/6 ありがとうございます

 蠍の棲む崖はめでたくアクセス数70000hitを数えるに至りました。みなさん、アクセスどうもありがとうございました。最近は更新もサボりがちですが、これからもどうぞよろしく。

 …って、とりたてて書くようなネタがなーんもないんだなー、これが。

 というわけでやっぱり落描き。少しでもときメモらしさということで、誕生日をちょっと過ぎたけど一応おめでとうということもあわせてヘチマヘアーが素敵な如月未緒。しかしそうとうやっつけだ。服なんかはじめっからまじめに描く気ないしな。しかもむちゃくちゃひさしぶりに描いた気がします。どうも昔っからこの娘はいわゆる『おとなし系』キャラであるにもかかわらず髪型は結構ワイルドというかボサボサだなーという印象がありまして(笑)、何かと増毛させたがる癖のある冬弥が描くときはいつもこんなんなりがちです。最近気がつきましたが冬弥のときメモが縁で知り合い友達になった人たちはなぜか未緒っち好きが多い。というか夏の新刊の原稿を依頼している作家さんたちは全員そうじゃないか。かく言う冬弥も一番最初の同人誌は未緒っちの本だったりするし。潜在的如月未緒ファンはかなりいると推測されます。

明日夢とヒビキさん
↑明日夢とヒビキさん
06/1/22 鍛えてます

 久しぶりにテレビの話題。『仮面ライダー響鬼』が今日最終回でした。全話観続けて総合的に「良かった」と思えるシリーズであったとは思いますが、それはひとえに主役であるヒビキさんのキャラクターにあったと思います。ヒビキさんは個人的に『仮面ライダークウガ』の主人公五代雄介に通ずるところがあるなと感じていました。それは『成長しない主人公』というところ。つまり物語を通して主人公が試練や苦難を乗り越えて大きく成長したり変わっていくというわけではなく、すでに主人公は最初から人間としてある程度成熟し完成されていて変わることはなく、その彼と周囲の人々がふれあっていくことで周囲の人々(『クウガ』なら一条や他の刑事、蝶野など。『響鬼』なら明日夢、京介、イブキなど)の方が変わっていく(成長)していくというところです。もちろん主人公には完成されている理由が説明されており(五代なら2000の技。ヒビキなら普段からの鍛錬。そして共通するのが人の為になりたいという気持ち)、彼が生まれながらの完璧超人じゃないという努力によって完成された、それゆえの嫌味のない人間味と、まさしく少年の見る憧れのヒーローです。『響鬼』は明日夢という少年が大人であるヒビキと出会い彼を見て学び鍛え成長していくという話そのものでした。この『明日夢の成長ストーリー』という部分では中盤以降の路線変更後の京介との絡みも含めて最終的にうまくまとまったのではないかと思います。しかしヒーロー番組として変身して悪と戦うという部分。つまりは『仮面ライダー』としての部分はどうだったかというと、正直に言ってあまり盛り上がらなかったなぁというのが感想です。最初は、どんなに好意的に、贔屓目に見ても『仮面ライダー』という名前がまったく合わない、そのルックスは言うに及ばす、「変身!」の掛け声もなければ、ライダーキックもしない。番組中盤までバイクに乗らずライダーですらない、太鼓で叩いて敵を倒すなどなど、あらゆる点で『仮面ライダー』らしくない。でもそんなことは些事でした。もともと『仮面ライダー』の名を冠する予定ではない新番組として立ち上がった企画が「大人の事情」でそうなったみたいですが、その内容は現代日本の平穏を陰で支えている妖怪退治組織があり、その組織の「鬼」と呼ばれる人たちが変身して音を使って妖怪退治をするという、個人的におおいに興味を持てるもので面白そうだと思いました。しかし、その設定からして何某か特定の『悪の組織』があるわけではなく、日本に古く昔からいる妖怪たちと戦ってきた組織の話ということで「『悪いヤツラを根絶やしにしてボスを倒してハッピーエンド』みたいな終わり方はありえないな」と番組開始前から思っていました。そして番組も中盤になるころ、「この話はどうやって終わらせる気なのだろう」って思っていました。『明日夢の成長ストーリー』としては少しずつなりに進展があるものの妖怪退治という『仮面ライダー』としての側面ではあまりに淡々としすぎていたからです。明確な倒すべき悪役という存在が特に設定されているわけでもなく、出てくる妖怪をただただ退治していただけだからです。
響鬼装甲
↑「アームドヒビキ」って名前もなー…
そんなある意味タラタラした展開に「大人の事情」でそのうち路線変更があり脚本家が変わると、音撃という設定の癖してついには剣を振りまわすようになってしまい、せっかくの太鼓を叩かなくなり、そしていよいよなんだかとってつけたような(文字通りとってつけたんですけど)最終回っぽい強引な展開にそれこそ強引に持っていき、数百年に一度大量発生するという妖怪をヒビキたちの活躍で倒し平和は守られました的なやっつけ感がモリモリ漂う展開で、ある意味もし路線変更がなかったとしても『響鬼』の最終回はこんなものだっただろうなとも思いましたが、それでもあまりに盛り上がりに欠けた、あまりに「( ´_ゝ`)フーン」て感じで終わってしまってヒーロー物としてのカタルシスか何かが欲しかった気がします。「鬼を集めよ」とか言っときながら結局いつもの3人しか出てこないし。てっきり関東支部の鬼たちが全員集合してくるものとばかり思ってたのに。『終わり良ければすべて良し』といいますが『響鬼』はその点でちょっと残念になりました。和風のいい雰囲気と設定の番組だっただけに終わりさえもう少し納得いくものであればなと思いました。
 もし路線変更がなかったとして『仮面ライダー』の部分はどうしめるつもりだったのか知りたいですね。
 しかし、去年の今ごろ『ブレイド』の最終回の時にもクウガの五代を引き合いにして話したなぁ。やっぱりクウガは印象に残る作品です。

蔵王 樹氷
↑蔵王の樹氷
06/1/10 ZAOH来訪者

 かなり遅くなりましたが新年のご挨拶
 あけまして
おめでとうございます。
 今年もゲセキマコ・プロジェクト、そして蠍の棲む崖をよろしくお願いします。今年はとりあえず『生活を守る』を目標に、去年1年休んだ同人活動を再開したいと思います。具体的な活動内容はときメモCD本です。00年以降出していなかったときメモCDデータブックの夏発行を目標に掲げ、それでいて日々の生活を危なげなく過ごすという至極当たり前のことのようで、今までできていなかったことにチャレンジです。CD本のことに関しては今後『その辺のこととか』で書いていく予定です。

 さて、新年の更新もサラリとサボった自堕落すぎた正月も過ぎて週末の3連休、蔵王までスキーに行ってまいりました。スキーは久しぶり。体が勘を取り戻すまではかなりかかりました。蔵王は2度目ですが、蔵王といえばやはり樹氷は見ておきたいところ。で、3日間とも雪という天気予報だったのに初日の午前中に運良くカラリと晴れたので、多分この晴れ間は長くは続くまいと早速山頂まで見に行きました。やはり樹氷が山一面に連立していると壮観です。そして樹氷を見て山を下ってきたら案の定、天候は崩れてしまいました。蔵王温泉にもこれでもかというくらい何度も浸かって温泉パワーを充填してきました。本当にいい湯で、雪降る露天風呂でゆうに1時間ほどうたた寝したら頭髪が完全に凍ってました。大きなアクシデントもなく楽しく過ごしてまいりました。帰ってきて、なんでか足腰でなく左腕が筋肉痛になっているのが一番の謎。

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