海外移住情報


ノルウェー査証編
Kingdom of Norway

現地事情編






○査証免除

シェンゲン協定による滞在制限
EU国を中心としたシェンゲン協定加盟国では滞在制限を共通化。ノルウェーを含めた加盟国
地域の滞在は<6ケ月以内90日間>に制限されます。
※ノルウェー自治領のスバールバル諸島(ヤンマイエン島を除く)はシェンゲン対象外地域と
なっています。
ノルウェー大使館

○査証業務の移管
2018年1月より、在日大使館の査証・滞在許可申請窓口は、民間業者の「VFSグローバル」
に移管されました。
VFSノルウェー申請センター

○移民局
ノルウェー移民局 UDI /Norwegian Directorate of Immigration
移民局はノルウェー自治省が管轄しています。
■移民局の移住者向け情報プログラム
Ny i Norge

○査証関連機関
ノルウェー警察
ノルウェー外務省

ワーキングホリデー査証
2013年2月1日、新制度開始。

○労働許可証/Work Permit

入国後の労働許可取得は困難なため、入国前に在日大使館にて労働許可証を取得する必要
があります。但し、ノルウエーは原則的に外国人労働者を禁止しているために、正当な理由が
ある者だけに労働許可が発給されます。
<必要書類>
・申請書/写真/パスポートコピー
・雇用契約書(Arbeidstilbud / Offer of Employment)
・経歴書
・最終学歴証明書
・現地の住居確保証明書
・滞在費用の保証証明書
・申請料13300円、現地更新料800NOK。
■3ケ月以内であれば労働許可が免除される人
コマーシャル制作関係者/研究者・講師/機械のメンテナンス技術者/プロスポーツ関係者/
ジャーナリスト/観光ガイド/交通乗務員
■年間10日以内であれば労働許可が免除される人
ミュージシャン/アーティスト/パフォーマー

○滞在許可証/Residence Permit
3ケ月を超える滞在は、入国前に目的に応じた滞在許可証の取得が必要。在日大使館を通じ
ての申請が必要となります。
<必要書類>
・申請書/写真/パスポートコピー
・身元保証書(戸籍抄本の原本と翻訳文)
・現地の住居確保証明書
・滞在費用の保証証明書
・滞在目的を証明する書類
・申請料13300円、現地更新料800NOK。

○居住許可証(永住権)/settlement permit
無期限居住と自由な労働が認められる永久滞在許可。2年毎の更新が必要です。
申請は願書(GP-7111)を滞在許可または労働許可が切れる1ケ月前までに居住地域を管轄
する警察に提出。申請が受理されると移民局から受付の通知が行われます。
また審査が終了するまでは保持する滞在資格の滞在期間が切れても滞在することができま
す。実質的な審査は警察当局が行い、審査結果に異議がある際、申請を拒絶されたは際は
移民局に申し立てすることも可能。審査を通過するとパスポートに居住許可証のステッカーが
貼られます。現地申請料800NOK。尚、学生許可証から居住許可証への切り替えは不可。

<無効となるケース>

2年以上国外で過ごした場合は原則的に無効となります。海外に2年以上出国する場合は、
事前に移民局に控除嘆願を行えますが、判断は移民局の裁量となります。


○家族移住許可証/family immigration permit
国際結婚によるノルウェー人の外国人家族とその子供などが対象の家族用移住許可。
原則的に入国前に在日大使館にて申請が必要です。但し、例外的に家族用査証(タイプD)
を取得し、入国後に現地申請することも可能。
<同棲カップルのケース>
18歳以上の国際カップルが、少なくとも2年間生活を共にしている場合は、結婚とみなされ家
族移住の対象となります。


○学生許可証/Study Permit
3ケ月を超える就学は、入国前に在日大使館にて学生許可証の取得が必要。滞在期間の延
長・更新手続きは滞在期限が切れる1ケ月前までに居住地区を管轄する警察に申請します。
<必要書類>
申請書/写真/パスポートコピー
・最終学校の卒業証明書、成績証明書
・通学する学校の入学許可証
・勉学計画書
・滞在費計画書(年間8万ノルウェークローネ以上の財政証明が必要)
・本人名義の預金残高証明書または授業料支払い証明書
・現地の住居確保証明書
・申請料13300円、現地更新料800NOK。
■アルバイトについて
アルバイト用の労働許可を取得することができ、居住地区の警察に申請。最大週20時間ま
でのパートタイムワークと一般的な休日のフルタイムワークが認められます。賃金や職種の
制限はとくにありませんが、申請には具体的な求人内容と学業の妨げにならないという声明
が必要となり、申請した特定の仕事のみの就労許可となります。
■留学公式ガイド
Study in Norway

○滞在届
3ケ月を超えて滞在する外国人は、入国後1週間以内に滞在地の警察署への滞在届提出が
必要。既に滞在許可や労働許可を得ている場合は、その旨パスポートに記載されます。

○スバールバル諸島の滞在権
北極海のスバールバル諸島は3ケ月以内の滞在は査証免除。滞在許可や事業許可につい
ては、1920年に日本などとの間で締結されたスバールバル条約によって許可要件が緩和
優遇されることとなっていますが、実際の運用は当局の判断によります。
ノルウェー自治領・スバールバル諸島について