いもづくりリアルタイム中継
(現在いも生育見守り中)

04/10よりいもづくり日記としてブログ形式に移行しました。
http://yaplog.jp/twilight_venus/

過去の掲載分はこちらです
写真はクリックすると拡大してご覧になれます

8月6日 先生の卵、ならぬヒヨコあらわる

毎年JA里浦青年部は農協より委託を受け、試験地なるものにおいて
、日々芋や大根の品種試験や肥料農業資材などの試験をしています。
そこに目をつけたのかどうか、教員の一年目、
初心者研修の一環として学校の先生方が芋掘り体験実習に来られました。
その試験地でのお芋堀りです。

アルバムをupしていますので、興味のある方はご覧下さい。
先生達、嬉々として芋掘りをしていました。おみやげに掘ったお芋をあげると、
これまた喜んでくれたので、ありがたいです。
こちら完全ボランティアなんですけどね(深い意味はありませんw)
私も地元の教育大に行っていたので楽しかったです。
同級生も居たし、見覚えのある後輩もチラホラ。

芋掘りの後、農業青年と初任者先生の交流会をしたいなぁと思いましたが、
実現しませんでした。_| ̄|○ガックリ
来年も出来ればお願いしたいとのことなので、来年こそは・・・(何をするつもり??)



5月24日 「ジモジモ」の取材来る

ジモジモはコンビニや銀行などで無料で配られている
県のフリーペーパーです。
ということで徳島県のHPでも見ることができます。
掲載はおそらく17号になると思います。

県広報 ここにバックナンバーも全部あります。

これは私の知り合いの方からの紹介でお話がきました。
農業やってる人の話を聞きたいということで良い宣伝かな、と思いお受けしました。
担当の超美人編集さん、なぜか我が家のチョビがお気に入りで写真も撮ってくれました。笑
チョビは芋が大好物です。
取材内容も非常に良い感じにまとめていただき、面はゆい感じです。
ちょっと恥ずかしいなぁ(*^ー^*)

季刊ぐらいなので、いつ出るかはまだわかりませんが、気づいたら見てね。


2月13日 直販終了連絡

非常に手短に、時に果敢に、されど慎重に、たった一つの伝達を、
電子と可視光の狭間で、世界に張り巡らされた経絡を通じて、
発表したいと思います。

直販、今年は多くのご注文をいただき、早くも在庫が無くなってしまいました。
よって今シーズン03年秋〜04年春の直販は終了します。
今度再び収穫してお届けできるのは、通常なら9月中頃からになります。
今日から苗床の準備が始まりました、今年も良いお芋がとれるように、
精一杯頑張りますので、どうかよろしくお願いします。


と、全然手短ではなく、果敢さもわからず、慎重とは何を指しているのか
考える暇も与えられぬまま、一つどころではない情報を、
意味不明の比喩で発表しました。それではまた。



8月24日 BADな一日

BADな一日。今日は語りたく無いほどにBADな一日。イェイ。
朝5時起床、芋を掘り始め、10時帰宅、それだけなら普通の半日。

そこからが最悪のワラ積み。BADな一日。
最悪とは、お定まりに書いてるわけではなく、文字通り「最も悪い」の意。
なぜならこのワラ積み、行ったのが11時から5時という凶悪な時間帯。
日光の照射を浴びつつ、BADな一日。
熱中症にかからず奇跡に感謝か、BADな一日。

これはすこぶるBADな一日。それでは終わらない、BADな一日。
すでに最悪なのに、高値更新。BADな一日。
なんと仕事も終わりかけの頃、田んぼの脇にある
肥だめに勇気の一歩。BADな一日。イェイ

作業はまだ続く、、、洗うこともままならず1時間。BADな一日。
今書いているこの文章、かなりローテンションBADな一日。
ようやく終わるBADな一日。
一生涯で最もきつかった今日にさようなら。
スカンジナビア〜、イェイ。



8月12日 芋とカンボジアの相関関係は、あるのか?

去る7月下旬、タイ〜カンボジアへ旅立っておりました。
貧乏旅行バックパックツアーの思い出振り返り〜ドンドンパフパフ♪

飛行機は関空、タイペイ、ホンコン、そしてバンコクへと、
乗り継ぎをひたすら繰り返し、
往復46000円?(ちゃんと覚えてない)の格安チケットで。
タイ行きの格安チケットは本当に安い!!

バンコクではカオサンロードを拠点に暁の寺(ワット・アルン)などを観光、
三島由起夫の見た伽藍は今もなお夕日に照らされて、
鈴の音は静かに響いていました。
タイは植民地支配を曲がりなりにも受けずに済んだ国だけあって、
国王ラーマ9世と仏陀を奉り、良くまとまっているという印象です。
もちろん色々あるんですけどね、色々。詳しくは割愛(;´ー`)ノ

続いて陸路タイ-カンボジア国境からアンコールワットのある町シェムリアップへ。
道は最悪で雨期ということもあり、なかなか凄い状況でした。
タイ国境から突然舗装道路が無くなり、
断続的に座席からおしりが10cm飛び上がるような悪路へと変わります。
(大げさではなく、客観的事実です、10cm)
国境の橋では地雷で体の一部を失った物乞いなどが大勢。
内戦の傷跡はまだまだ残っています。

このバンコク〜シェムリアップの陸路は朝6時出発、夜8時〜10時?到着という一日行程ですが、
なんとバス代は1人70バーツ!2ドル未満。
なぜこんなに安いのか??ガソリン代でるのか??
ミニバスなので乗っているのは12〜15人ぐらいです。
しかし帰りのシェムリアップ〜バンコクのバスは10ドルなんですねー、不思議ですねー。
しかしこれがだいたい相場のようです。結構調べましたので間違いないです。
行きはヨイヨイ帰りは怖い?
タイは治安もまだマシですが、カンボジアは・・・・あまり書けないことも多いのでこのへんで。

宿泊はバンコク、シェムリアップ共にドミトリーを転々としたので、
一泊1ドル〜2ドルという嬉しい値段。
日本人バックパッカー同士と、ほのぼのした交流もできたので、
非常にお得な経験となりました。

ところでその間、日本株はどう動いたのでしょうか、
旅をしている間はしばらく完全に忘れていました。
旅の終わりに近づいて、ふと思い出した時の不思議な感覚。。。

結論、小金を貯めるよりドンドン使おう!(*^ー^*)


で、芋の話題はどこに・・・・?



6月17日 フェロモントラップといふモノ

芋も植え終わって今はおいもさんの生長見守り中です。
のんびりかと思いきや、この時期から常にある心配事があります。
そう、害虫の襲来です。

どんな風に虫さんを防いだら良いのか・・・・今日はそのおはなし。

注:下段読み飛ばし可↓

現代農業における圃場は、その最大収穫量を高めるために
自然界には殆ど存在しない理想環境を人口的に作り上げた状態になっています。
栄養価を計算した施肥、雑草の除去、単一作物の広範囲な分布、播種日時の集中、等。
そのため昆虫類にとっても自己で制御できるような範囲を超え、
種族全体の継続的繁殖に打撃を与えうるまでに
(大量発生後の大量死:イナゴの大量発生などに類似する作物の食い尽くしによる大量死)
爆発的な繁殖が可能な状態にもなっています。
この爆発的増加による虫害に対抗するには殺虫剤を利用する方法が広く採られています。
一般的に消毒と呼ばれていますが、実際は殺虫剤の散布となります。
人体への影響も考えれば使用しないのが一番なのは一致するところですが、
圃場自体が昆虫類にとっても理想状態に作り上げているため、
これを押さえるのに消毒は必ず必要になります。殺さず放置すれば農作物は全滅します。
対抗策として他にもよく無農薬、緑肥という取り組みも聞かれますが
理想環境とトレードオフになり全体的な収穫量は激減します。
産業として成り立つために必要な安定した収穫量と品質、
これを犠牲にすることは非常に困難であるのが現状です。
(難しー感じにして一気にまくし立ててみました笑)

注:読み飛ばしここまで↑


虫さんは問題だ、かといってブチュブチュと消毒ばっかりも嫌です。
なんでかって?そりゃ消毒作業で自分にかかるの嫌だし、作業減る方が嬉しいし(;^∇^)
ということで農家もいろいろ考えて出来るだけ消毒の数を減らそうと減農薬やってます。
無農薬とはちょっと違う発想かな。消毒自体はピンポイントで必ずやります。
消毒をすることを前提として、そこからの取り組みです。

えーその一つですが、JA里浦もJA単位で減農薬のためにフェロモントラップというのを設置しました。
はい、これ!

なんじゃこりゃ?ですが、かなり凄いのです、
ハスモンヨトウなどみたいなのが
フラフラフラ〜とやってきて中に入ります。雄ばっかりね^^;
この幼虫、お芋さんの葉っぱや芋を食べるんですねーー
そうそれがいわゆる
イモムシ君です!!!
芋食べないで。・゚・(ノД`)・゚・。
秋には溢れかえるほどなので、掃除しないといけないぐらい。
フェロモンの小さいポッチンを中央につっくけてます。
虫の種類によって水入れタイプと箱タイプがあります。


1月21日 大根の収穫、真っ盛り!抜いても抜いてもまた大根!

こちら私の住んでいる里浦の農家では、お芋を夏から秋に掘り終えた後、
秋口に大根を植えて、冬に入ると収穫するというサイクル
が一般的です。
例に漏れず我が家でも現在大根収穫の真っ盛り!

毎日10kg箱入りの大根を250箱前後出荷しています。
・・・・え?なに?どれぐらいの量か検討がつかないだって?しょうがないなぁ、、、、
では、定量的かつ定性的、及び主観の多分に入り交じった説明を付加するので、良く読むように。

本数で言うと10kg箱というのは、だいたい8本入ってます。
本当は大きさによって14本12本10本8本7本6本5本
各種のサイズで出荷していますが、まあ平均的に言うと8本です。
ということで、はい、掛け算できますね、8本X250箱=20000本
凄いですね、毎日こんなにたくさん抜いているわけですよっ・・・・・
・・・って計算間違えてるじゃない!はい、そこのあなた、ちゃんと突っ込めましたか?
フンフン言って読み進めた人は計算ドリルのやり直しを宿題に出しますよ。
2000本です、2000本、全重量は約2.5トン
これらを積載350kgの軽トラック1台と積載1tのトラック1台に乗せて畑から持ち帰るわけです。
はい、ん?今度も計算が合わないって?積載可能合計が2.5tも無いって?
それに畑から抜いた時には葉っぱの重さも積最重量に余分かかっているはずだって?
そんなことはないぞ、確かに合っている。0.35t+1t=2.5t-葉っぱ
葉っぱは切り落とすのでマイナスと考えるのだ。な、合ってるだろう(`▽´)ノ
※正直、ここは突っ込まれると痛いので、計算ドリルはしなくて良いから他言なきようお願い申す。

本筋に戻ります。
この数の大根を畑で抜いて家に持ち帰り、
葉っぱを短く切り落とし、ひげ根を取り、水洗いして、乾いた頃に箱詰めします。
箱詰めしたら農協の集出荷場へ運んで、終わりです。おっと荷物伝票を忘れずに。


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なると金時は世界一のさつまいも!
なると金時=さつまいも=甘藷です