| 外法帖放遊記 |
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第四話「付喪」 |
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ようやくメインメンバーが揃った「龍閃組」。 ここで、ちょっとストーリー以外のシステムまわりの感想も。 「インターバル」で特筆すべきは、 なんといっても、如月骨董品店に尽きるでせう。 「うっわ〜、潤い、ねぇ〜(笑)!」 確かに、アレが普通でせうけど。 前作で、若くハンサムで変な腕の組み方(笑)をした、 色んな意味で愉快な店主が居ただけに、 あのジジイ(失礼)は……。 そして、「未鑑定品」が存在して、鑑定してもらって初めて使えるって…… ウイザードリィですかっ? あと、会話システムが、より臨場感あふれるモノになったのはいーんですが、 一話につき、ひとりとしか話せないのは、さびしーかも。 全員の話を聞こうとしたら、「読込」押しまくり、ロード時間待ちまくりだし……。 修行場は、一階ごとに戻れるようになったようですね。 時間が無くても潜れるのは、有り難いです。 ただ、苛烈な修行、という雰囲気はちょっと、削がれるかな。 でもスタート時のチビキャラたちの演出はスキ。網笠をばっと投げたりとか。 式神作りは、まだ試してません。よさげなの、いないし。 さて、第四話。 いきなり吉原にシケ込んでいる京梧と遼次郎。 お葉という遊女は、なにやらセキこんで、はかなげな風情。 客を乗せる「手」なのか、はたまたその「病」が、今回の主題なのか? 翌日、そのお葉さんに「恋文」を貰ったふたり、 さっそく連日のお出かけだが、 みやげ物を買おうと思案しているところに、 甲州街道の茶屋に居た看板娘「花音(かのん)」、通称お花ちゃんに出会う。 教えたことのないお葉さんとの事情を「柳の樹に聞いて」知ってるなど、 なにやら尋常でないトコロを垣間見せるが、 ともあれ彼女のアドバイスで、浅草寺の奥山という、自由市場へと向かうふたり。 そこで出会ったのは、隻腕の彫り師。 簪を土産にと物色するが、高価なものばかりで、あきらめる。 側に居た三味線引きの女が、奇しくもお葉という名の古い三味線を抱えていたが、 はかばかしい助言は貰えず、 結局、三味線の弦を「縁の糸」に例えて持ちこむことに決定。 昼の吉原で、オカマ風の火盗改の役人に出会う。 必殺シリーズか、コレは(笑)。 前に会った御厨(名前、出てきた)と与助のコンビとも、当然知り合いらしい。 その与助とも出会い、またしてもこんにゃく問答。 そこに現れたお凛という遊女に、 お葉さんの居る奴楼「萩原屋」に、幽霊話の噂がある、と聞く。 夜中、男客が「ひとりで」、誰かとボソボソしゃべっている姿が見えるというのだ。 まるで、そこに「誰か」がホントに居るように。 今回のタイトルとあいまって、話が見えてきたよう気がする。 で、急いで行った萩原屋の番頭には、「お葉なんて遊女はいない」と言われる。 前日どころか、ついさきほども、オカマ役人の前に会っているのだ。 いよいよ厭な予感の高まるふたりは、 番頭に構わず上がりこみ、先日のお葉さんとの部屋に行く。 昼間だというのに、閉め切られた部屋。 片付けようとする二人に、すっかり慣れつつある「妖気」が! 「暖かい血が……肉が……欲しい〜〜!」 不気味な声とともに、這い出てきたモノと、戦闘に――。 死霊どもを蹴散らしたふたりは、尋常でない事件が起きていると判断、 いったん竜泉寺へ帰還。 そこで、雄慶も女衒の亡霊に襲われ、「お葉」の名を聞いた――と聞く。 吉原に、何かが起こっている。 それが、鬼道衆と関係があるのかは、わからないが。 そして、その事件の鍵を握るのが、関わり浅からぬ「お葉」という遊女だ。 「龍閃組、出動!」 吉原に舞い戻った一行の前に、お凛姐さん現る。 正体を口走りそうになる京梧をハタく雄慶など、マンザイ状態の一行に、 「八丁堀(同心たちの俗称)のダンナ」こと御厨、登場。 これまた一行の「正体」をいぶかしがる彼から、 吉原では今、連続遊女殺しの事件が起きていて、捜査中であり、 「お葉」という遊女も、数日前に殺された――という、 衝撃的事実を知らされる。 あわてて駆け込んだ「萩原屋」の店内には、ひと気がない。 そして、寂しげに響く三味線の音が。 怪しみつつも二階に上がると、 そこには、京梧と遼次郎が奥山で出会った、三味線弾きの女が居た。 「桔梗」と名乗る彼女に、雄慶は見覚えがあるらしい。 山小屋で、旅人をかどわかしていた彼女を見たそうなのだ――。 そう、彼女は改めて名乗る。「鬼道衆の桔梗」、と。 そして、彼女の手にする三味線「お葉」こそが、 やはりあの「お葉」さんだった。 桔梗の<力>により、生前のお葉さんの<陰>の気が増幅され、 産み出された、「付喪神」だったのだ。 増幅されたのがネガティブな<陰>の気ゆえ、京梧の説得も効を成さない。 「遼さん……京さん……ごめんなさい。私、もう、戻れない……」 戦闘へ――。 桔梗は「式」を使って逃げ、その「外法」から脱したお葉さんの<気>は、 静かに、この世から去っていく。 世相の闇――吉原に囚われ、死んでいった遊女の、哀しい瞳の色を、 「龍閃組」の心に、強く強く、焼き付けながら。 |
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