WAVE, AIFFのWEB上での扱い
WAVファイルなどはサイズが大きいので、 あまりDL、埋め込みに限らずオススメできませんが、あえて使いたいと言う人もいると思うので説明。 少なくともレイトを下げたりモノラルにしてサイズを削っておくことをオススメします。ファイルサイズが大きいためサーバーの容量にはご注意
HTMLを編集
まず普通に再生させる場合、WAVやAIFFへのリンクを書くだけです。
<A href="sound.wav">
のような感じです 。
HTMLエディタを使っている場合、ハイパーリンクの編集でWAVファイルへリンクさせてください。
クリックして再生させる場合、繰り返し再生や自動再生(当たり前か)は使えません。勿論プレイヤーの設定によってどうにでもなりますが
きちんと再生されない場合
まずアップロードがきちんと出来ているか確認してください。音楽ファイルはバイナリーモードでアップロードします。またFrontpageExpressなどのHTMLエディタなどで作ると、WAVファイルの場所をローカルのハードディスク内に指定してくれます…それを注意してください。
また、Windows Media Playerでは24bitなどのファイルは再生できません。サンプリングレートも44.1Khzまでが安全圏じゃないかと思います。
埋め込み再生の方法を選ぶ
OBJECT? EMBED?
OBJECTタグを使うと、パン(LRの振り分け)やボリュームの設定を細かくできますが、 特定のアプリケーションを指定して起動させるので、
例えばRealAudioにはRealPlayer、などと言った固有のアプリケーションを持たないWAVには、 あまり指定しないほうが良いかと思います。
またNetscape、Mac版のIEではサポートされていません。
注 MacのIEではActiveXがサポートされていないのにもかかわらずOBJECTタグを認識して表示しようとします。そのためOBJECTタグを書いた場所にちょっとした隙間が出来てしまいます。
JavaScriptでブラウザ判別をするかEMBEDタグを使ったほうがいいかも。
また、BGMが自動的に始まるのは見ているほうにとって大変迷惑になってしまう場合があります。出来ればBGMの有無を選択できるようにするといいです。
とは言ってもやっぱりBGMにWAVは向かないネ
EMBEDを使う
<EMBED src="***.wav" type="audio/wav">
基本的にはこれだけで埋め込んでくれます。あとは好みでやってください。
src="***"の部分はもちろんファイルのURL
WIDTH="***" Playerの幅です HEIGHT="***" Playerの高さ
指定しなかった場合、ブラウザなどがかってに決めます。AUTOSTRT="***" 自動再生をするかしないかです
trueか、flaseで設定。
ディフォルトの設定はIE=true NN=flaseLOOP="***" 繰り返し再生をするかの設定
繰り返したい回数を書く。
ループさせたい場合は、
LOOP="infinite" または LOOP="-1"と書くHIDDEN="***" trueにするとプレーヤーを隠します
Objectを使う
上でも書いた通りOBJECTタグはNetscapeではサポートされてません。 OBJECTタグを使ってなおかつNetscapeでも再生されるようにする場合、
<OBJECT>〜</OBJECT>の間にEMBEDタグを挿入するのがいいようです。
特に細かい指定の無い限りEMBEDで十分だとは思います。
- 例
- <OBJECT
ID=audiowav
CLASSID="clsid:22D6F312-B0F6-11D0-94AB-0080C74C7E95" HEIGHT=240
WIDTH=320>
<param name="controls" value="All">
<param name="console" value="sound1">
<param name="autostart" value="false">
<param name="src" value="***.wav">
<embed src="***.wav"
controls="all" height="240" width="320"
autostart="false">
</OBJECT>
これをコピーなどして使っても良いです。
書きかえる所は取りあえずファイルのURLです。
上の例ではNN対応のためにEMBEDタグも書いてあるので、 そっちのほうも変更することを忘れずに。
OBJECTタグでMediaPlayerがある場合に限り再生ボタンだけ表示などの設定が出来ます。
→WindowsMediaPlayerのGUIの制御
EMBEDのほうはプラグインを指定できませんが、 LiveAudioが起動すると言う前提であればWIDTH=114 HEIGHT=59 で良いと思います。サイズを指定しない場合は再生ボタンが見えなくなります