前の項目へ  目次へ  次の項目へ



【き】

 

  

き 【キ】
   (ハ、ロなど)気動車を表す記号。  

きかいしきでい−ぜるか− 【機械式ディーゼルカー】
   マニュアルの車と同じで、ギアを切り替えて速度を制御するディーゼルカー。コストは安いが、鉄道車両に
   はあまり具合が良くないのであまり作られなかった。

きかん 【軌間】
   線路に敷かれた2本のレールの間隔のこと。内側の間隔で示される。
   世界的には1,435mmが標準となっており、この幅を標準軌とよぶが、日本では1,067mmがいちばん多く
   使われている。日本ではこの2種類のほか、762mm、1,372mmという幅も使われている。

きかんしゃ 【機関車】
   客車列車や貨物列車の先頭にたって、これを引っ張る車両。動力の違いによって、蒸気機関車、ディーゼル
   機関車、電気機関車などの種類がある。

きくぞうこーなー 【キク象コーナー】
   JR西日本が設置した利用客の意見、要望を聞く窓口。
   関連=グリーンカウンター

きっぶ 【切符】
   鉄道に乗るために購入する紙片。正式には乗車券という。一種の有価証券ですね。

きせる 【キセル】
   2枚の乗車券を使い、中間の区間を運賃を払わずに乗車すること。犯罪ですから絶対にやめましょう。ちな
   みに、煙草を吸うときに使うきせるが吸い口とさきっぽが金属で真ん中が木でできていたことが言葉の由来
   だそうな。

きてき 【汽笛】
   警笛、ホイッスルともいう。列車のクラクション。

きてきすいめいけいひょう 【汽笛吹鳴警標】
   標識の一種。ここで汽笛を鳴らせというもの。

きどう 【軌道】
  1,鉄道車両が走るために敷かれているもの。つまり線路のこと。
  2,専用の敷地をもたない民営の鉄道の分類。路面電車が代表的だが、専用軌道という分類もあって、これ
    にあたる代表格は大阪の地下鉄。まぁ法令が実態にそぐわないのはよくあることなので…

きどうかいろ 【軌道回路】
   信号のシステムなどにおいて、列車の存在を検知するための回路。
   仕掛けはというと、2本敷かれているレールに電流を流しておき、車両か通ると左右の線路が車輪によって
   短絡され電流が流れる。電流がながれるとそこに車両が存在すると判断する、という仕掛けである。

きどうしゃ 【気動車】
   ディーゼルエンジンで走る車両。ディーゼルカーともいう。

きどうせん 【軌道線】
   一般の道路上に敷設された線路のこと。路面電車の線路なんかがそうですね。

きどうたんらく 【軌道短絡】
   列車の事故などの際、2本のレールを電線でつなぎ、軌道回路を短絡させることによって信号を赤にするこ
   と。複線区間において、事故が起きた際に反対側の線路を短絡することによって対向列車を止める事ができ
   る。この方法を悪用したいたずらは絶対しないように。

きどうほう 【軌道法】
   ↑の「軌道」の項の「2」に該当する鉄道に関する法令。

きゃぶしぐなる 【キャブシグナル】
   車内信号のこと。ATCによって運転台の速度計の所に制限速度が表示されるようになっている。
   なお「電車でGo!」に車内信号というランプがありますが、あれは嘘で、あのランプは扉が閉まったこと
   を示す戸閉表示灯です。

きゅーきっぷ 【Qきっぷ】
   JRの特定区間で特急、急行も使える往復割引切符で、長距離バージョンのほうがQきっぷ。
   短距離のはSきっぷ。

きゅうこう 【急行】
   普通に対し、幾っもの駅を通過して、速達性を高めた列車。快速と違い、急行料金が必要、というのが本来
   の姿なのだが、私鉄においては急行料金を取っている例は少なく(東武日光線系統のみ)、停車駅をへらし
   た、普通の列車になっている。JRにおいてはは急行は削滅されていっている。

きゅうせいのうでんしゃ 【旧性能電車】
   釣り掛け駆動を採用した電車のこと。カルダン駆動を採用した電車を新性能電車というのに対して作られた用語。

きょうき 【狭軌】
   レールの幅は世界的には1,435mmが標準となっていて、これを標準軌というのだが、この標準軌より狭い
   軌間のことを狭軌と言う。
   反対語→広軌

きよすく 【KIOSK】
   JRの駅にある、鉄道弘済会売店の名前。トルコ語で「あずま屋」という意味だそうだ。

きょりひょう 【距離標】
   標識の一種で起点からの距離を示すもの。単位はkmで示されている。

きろぽすと 【キロポスト】
   距離標のこと。

きんきしゃりょう 【近畿車輛】
   近鉄系の車輌製造メーカー。

きんこうくかん 【近郊区間】
   東京、大阪、福岡の近郊の指定された区間。この区間内では、運賃はどんなコースを通っても最短距離のコ
   ースのキロ数で運賃計算をする決まりになっている。その代わり、100キロ以上乗っても途中下車はでき
   ない。






前の項目へ  目次へ  次の項目へ