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■ 夢のみずうみ村の過ごし方
到着後
自分のタンスに持ち物を入れる
施設各所に自分の持ち物を保管するタンスが準備されていますこれに荷物を保管します。認知度の低い方には色分けしたものも用意されています。歩行の自由な方のタンスは遠くに設置してあることもあります。歩いて行くのもリハビリです。このタンスがつたい歩きの助けになるように配置されています。
予定を立てる
気 のあった人同士同じメニューを立てることでわいわい、がやがやできる利点があります。メニューは数え切れないほど用意してあります。「何時にあんまをしよ うかなぁ?」など、職員と会話しながら予定を立てます。なお、職員の行うメニュー(ほぐし、あんま)以外は途中で変更しても構いません。「疲れたからここ で休憩しよう」、「あっちのメニューの方が面白そうだ」など、自分の意思で変更します。
バイタルチェック
ここでは自分の血圧は自分で計測して報告するのです。体温も自分で計測します。このバイタルチェックを自分ですると村独自の通貨「ユーメ」を10ユーメ貰えるのです。ユーメの説明はこちら(新しいウインドウが立ち上がります)午前中
午前中の行動
予定に従って好きな行動をします。 パソコンの初心者コースに参加したり、片手の料理教室に参加したり、温水プールで健康体操など、午前中に行われるメニューに参加します。
職 員から「こんなメニューを用意したのでやってみませんか?」の声かけはあります。でも、「これをやりなさい」「これをやりましょう」は一切ありません。あ くまで自分の意思が尊重されます。予定を立てた上で「ぼーっとする」のは構いません。お茶を飲むのも自由意思です。必要な方には職員がそっと「水分をとり ませんか?」と声をかけます。
昼食
昼食
こ この昼食はバイキング方式です。その日の利用者さんそれぞれの茶碗、湯のみ、箸が各自の保管箱に入れて積み上げてあります。街角広場中央にご飯、おかず、 味噌汁、漬物、お茶など鍋、大皿に入れて並べてあります。各自好みの量を盛り付けて周りのテーブルに運んで食べます。移動にはワゴンが用意され杖なしで移 動です。食事が済むと自分で下膳します。時には自分で作って食べるメニューも用意されていて、これも生活に必要な「リハビリ」です。「お食事の時間です よ」のお知らせは最近廃止されました。おおよそ時間に集まって準備できていれば食べる。遅くいって混雑をさける。などなどでだいたい1時までには終了しま す。
午後
午後の行動
昼食が終わると帰る時間まで朝立てた予定に従って自分で行動しま す。パソコンを勉強して村の新聞を発行する(月1回発行)人もいます。ご希望は村役場まで。ホームページに挑戦する利用者も多く出てきました。マージャン をしたり、囲碁をしたり、午後に設定してある「デジカメ教室」「パンづくり」、時には「果実酒」などを作るメニューもあります。団体行動の強制はいっさい ありません。3時前になると、自分の茶碗・箸・湯のみを捜して保管箱に戻します。これをすることで「YUME」がもらえます。3時頃から村のカジノが始まります。ここで、YUMEを稼ぐ人もいます。 おやつも材料が用意してあります。「たこやき」「ホットケーキ」「いも」「ミカン」「リンゴ」・・・・日によって異なります自由に食べ適当にお茶を飲み時間がくれば帰り仕度です。YUMEに関してはここを参照
帰宅
帰宅準備と乗り込み
帰りの時 間が近づくと、適当に帰り支度を始めます、「お帰りの時間です」の合図はありません。4時出発が明記されているだけです時間のかかる人は早くから準備する ことも自由です。朝と帰りの送迎車は順路によって異なります、自分で車を確認し乗車します。ここでも職員は見守りと手助けだけです。送迎車に大きく描いて ある「夢」の字は、1台1台異なります。自分が乗る車の確認方法はデジカメで撮影した車の写真に各自の名前が表示されていますので、「夢」の字の色と車の ナンバーを記憶し、乗車します。「お帰りの時間ですよ」「準備してくださーい」のコールはありません。「帰る時間だから後始末をしようね」とお互い声を掛 け合っています。あくまでも利用者主体です。遅れることもなく予定時刻には出発できます。ご自分でできることはご自分でなさいます。どうしてもできない部 分は職員がお手伝いします。これによって自立の意識が芽生えてきます。Copyright(C)2000-2006 特定非営利活動法人 夢の湖舎 All rights reserved.