過去の日記


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2004.5.30. 何かが足りない。
 1990年、日本GPでの鈴木亜久里による、日本人初表彰台。

 あれから14年。
 そうか、もう14年になるのだよなぁ。 
 その当時、私はまだ小学生。F1に興味を持ってはいたのだけれど、今のように毎戦欠かさず見ちゃぁいなかった。
 それでも、あの日本人初表彰台っていうのは、ホントに印象に残る出来事だった。

 その4年後、1994年、イモラ。
 アイルトン・セナが亡くなって、私はF1を見なくなった。再び見始めるまでに2、3年はかかった。
 ショックだったのだよねぇ。
 その当時、車のメーカーといえば、ホンダしか知らなかったワタシだもの(苦笑)。


 そして2004年。
 舞台は、今からちょうど40年前に、ホンダがF1に初参戦を果たしたニュルブルクリンク。
 日本人として初の予選フロントローにつけた、佐藤琢磨。
 これはひょっとして……と、誰もが思ったろう。
 スタートで失敗したものの、その後は着実に前とのタイム差を縮めてポジションを上げ、最後のピットインを3番手でコースに復帰――残り、12周。2位のバリチェロはすぐ、目の前。
 それまでのタイムの縮まり具合から考えて、12周あれば十分抜ける――少なくとも、私はそう思ったのよ。

 それなのに。
 ピットロード出口でバリチェロに接触、フロントウイングを破損してすぐさまピットイン――そして、エンジンブロー。
 日本人14年ぶりの表彰台は、露と消えた。


 今の彼には、表彰台を十分に狙える車と技量とが備わっているとは思う。特に、ここ数年の日本人ドライバーの惨状を見れば、「勝てるかもしれないクルマ」に乗れるということは、とても大きなことだ。
 でも――何かが、足りない。もうちょっとのところなのだ。

 あと少しで手が届いた、表彰台。
 近い将来、彼がその表彰台に上る日が来ると、私は信じているのだけれどね……。



 ここまで悔しい思いをしたレースを見たのは、久しぶりだった。
2004.5.12. まさかうちにに来るとは思わなかった。
 ……何がって、架空請求の葉書なのよ(笑)。
 もう、あからさまに怪しい葉書だったのですぐさまネットにつないで検索してみました。
 そしたら、大手の架空請求業者対策サイトのデータベースに同一業者がちゃんと載ってましたよ。うーむ。
 一応、ネットに電話番号が載っていた地元の国民消費者センター? みたいなところに電話してみたのですが、すでに夕方5時を回っていたせいか、電話に出る気配なし。

 とりあえず、何か間違いがあるといかんので、ということで、親しい友人3人と一人暮らし中の妹には架空請求の葉書が届いた旨を伝えておきました。
 後は……電話に出た親が不用意なことをやらなきゃいいだけなのだけど(怖)。

 警察に届けるか否かは、とりあえず保留中。交番が近くにあるので、暇を見て行ってみようかとは思いますが。


 皆様もお気をつけくださいませー。


  ↓架空請求業者データベースはこちら。
  「夢なら」架空請求事業者データベース
  http://www.yumenara.com/kaku/
2004.4.9. 人の命は地球よりも重い……はずないだろ。
 いや、実は、この日記ではあんまり時事ネタってやりたくないのだけれどね。

 先日、イラクで邦人3人が現地の武装勢力に拘束されたとのニュースが入りました。
 何でも件の武装勢力は、「邦人3人を拘束した時の映像が放送されてから3日のうちに自衛隊の撤退を要求し、もし自衛隊の撤退が実現しない場合は3人を焼き殺す」という旨の声明を出しているそうです。

 ……エエト、ですね。
 ワタシ、この3人について、あんまり同情できないのは何故でしょうか。

 もちろん、件の武装勢力がなした事は到底許される事ではありませんし、日本政府はこの3人の救出について全力を尽くすべきでありましょう。
 いや、それにしても。
 そもそも、イラクへの渡航については外務省から渡航延期勧告が出ていたはずですし、イラク在留の邦人に関しては退避勧告が出ていたはずなのですね。

 それなのに何故彼ら3人はイラクに行ったのか。
 
 それこそ飛んで火にいるなんとやら、を地で行っているような有様なので、ワタシなぞは同情どころかむしろ怒りを覚えてしまうのですが……。

 ニュースの伝えるところによると、この事件の影響を受けて東証の株価も値を下げたとか。
 自衛隊派遣問題で国会が紛糾した折、首相が言った、

 「民間人じゃ危ないから自衛隊に行ってもらうのではないか?」

 という言葉を、もう一度かみ締める時なのではないでしょうかね。