りんく

     
       
       
    DATSUN Bluebird P-411 ('67 1300cc)
         
     

 

         
       

昭和40年頃、
日産とトヨタは、上級ファミリーカー市場で熾烈な争いをしていました、
「ブルーバード」VS「コロナ」のかしら文字からBC戦争と言われるものです。

'60デビューの日産ブルーバード(P-311)は大当たりしました。
しかしP-410('64)は圧倒的人気車種の前モデルから引き継いだ地盤を、
すべてコロナに渡してしまいました、
そう、圧倒的不人気車種です。
日産最初のモノコックボディ、 ピニンファリーナデザインの個性的な後ろ姿、
それに、今でも非力ながら実用に耐える造り、
売る人達と造る人達、ましてや買う人達に取って良い車とは、
違う次元で考えられてるんだなと言うことでしょうか。

そしてこのくるまの後に出てきたのは、
あの名車P-510('67)です、
たとえ510がサファリラリーで優勝するために、
この410が 人知れず、
サファリラリーでクラス優勝していて、
チームレベルのノウハウの蓄積に貢献していたとしても、
求められる実力やこの車を通して見える物事・生活など、
具体的に見せられなければ、
意味がないと言いう見本でしょうか 。

この車を見初めたのはもう十数年前、中古車屋の店先で、
客寄せパンダ的な扱いで置いてある姿でした、
サスガにこの古さはちょっとと思ったのですが、
後ろ姿に魅せられてしまい、一度出た店に数時間後戻ってしまいました、
店の方も余りうる気が無いらしく、
買っても保証も何もサービスできないと言われ、 不安一杯で買うことを決めた車です。

この車も、2年ほど燃料系のトラブルのため不動君です、
思えば、毎日の通勤に使い年間15000Km程走り、
しかも通勤初期は、海岸脇の道ばたで1日おきっぱなしの毎日、
自宅では露天にカバーだけで置いておかれ、
ボディが逝ってしまうのはあっと言うまでした。

不動君の原因はだいたい見えてるんですが、ちょっと触ると、 トラブルが回る今の状況、
さて、私にこの車を復活させる程の甲斐性が有るんでしょうか?

         
       
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