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同窓会の会報の一部を抜粋して紹介させていただきます。
会員の皆さま、詳しくは会報をご覧くださいませ。



御挨拶 小林みこころ会会長 35回生 野村 寿子
創立八十周年にあたって 小林聖心女子学院校長 シスター 宇野 三惠子
AMASC役員会報告 AMASC役員会報告 48回生 堀田 公子
東京支部だより 東京支部長 38回生 山岡 靖子
入会のあいさつ 第76回生代表幹事 76回生 田中理紗子
平成14年度行事報告


先頭へ
御 挨 拶
小林みこころ会会長
   35回生
        野村 寿子 
 ロザリオヒル一面に馥郁たる梅の香が漂い、白い花は会館を訪れる方達の目を楽しませてくれる今日この頃でございます.会員の皆様には常日頃の御協力を心より御礼申し上げます。

 小林みこころ会の貢任ある御役を先輩方の に付し、御受けしてほぼ一年が経とうとして居ります。新役員の方と五里霧中で参りましたが、各行事大過無く相済ませました事皆様の御陰と有難く存じて居ります。

 新卒生をお迎えし6500名の大所帯は増々管理運営の面では時代に即応せねばなりませんが事務の方、役員の方達が奉仕の精神と共に的確な行動で尽くして下さり心強い限りでございます。

 さて昨年小林聖心女子学院は創立80周年を迎えられ、誠に喜ばしい事と御祝い申し上げます。創立以来聖心の教育普及に幾多の危機を乗り越え御尽力戴きましたマザース、シスタース先生方そして学院を支援して下さいました方々に心より御礼申し上げます。9月には震災で損傷を受けたルルドのマリア様のご像が、生徒達の生活の場に美しく修築され祝別の日を迎えられました。「何か記念に」と校長様の御意向で、学院の敷地に宗教的なスポットが加わりました事、何よりと御喜び申し上げます。私達の誇りである聖マググレナソフィアの愛の教育の存続と発展を願い、小林みこころ会は微力乍ら精一杯御手伝いして参る所存でございます。

 昨年より「ヴエロニカの会」が同窓会に加わり活動して居ります。学院からの御依頼で結婚式の御世話を前役員の方々が御引受け下さり、只今四件程の御申し出が有り準備に邁進中でございます。又、「披露宴も会館で」との御要望も有り、ホールを慶事に御利用傾ける幸せも感じて居ります。

 会館運営に於きまして只今色々な講座、奉仕活動等に御利用頂き充実を計って居ります。小林のスタディグループではAMASCのテーマに沿い環境問題を取り上げ、資源保持の為に研究、そして実践に取組まれて居ります。只今の世界の状況を考えますと、民族国家を越え地球人としての認識を深める必要を感じます。この様な思いから、一人でも多くの会員の方に他の講座も含め奉仕活動スタディグループに御参加下さる様御願い致します。

 会の支援の仕事として、アフリカのウガンダに聖心学院建設計画が有りAMASCより御頼まれし、2006年の世界大会に向け資金を準備せねばなりません。又、私達小林のプロジェクトとして、大阪釜ケ崎の 「子供の里」 用地購入の募金も立ち上げました。会員の皆様にはお願い事で終始し誠に恐縮ではございますが、ここ小林の美しく平和な丘に会館を持ち運営出来ます幸せを心から感謝し社会貢献を目指す私共に、御理解御賛同戴きます様御願い甲し上げます。

 会員の皆様、特に幹事様にはお願い事で御負担が多く、会と致しましてはその点につき検討を重ねる日々でございますが、先輩方の築かれた路線に加えてよりスマートな運営を心がけて参りたいと思います故、なお一層の御協力御参加を宜敷御願い申し上げます。





先頭へ
創立八十周年にあたって
小林聖心女子学院校長
   シスター
     宇野 三惠子
 暖かい春の陽射しを各人けて、校庭の梅の木も美しく咲きほころんでいます。仕事でふと疲れた時に、小学校のデュシェ‐ン・ホール横の小さな庭に置かれたルルドのマリア棟のところに行くのが、最近私にとっての小さな楽しみになりました。聖心女子学院は創立80周年を迎えました。この1年の間、学院の歴史を振り返り、小林聖心女子学院を支えて下さった多くの方々に感謝すると共に、教育の刷新が求められる現代にあって、私たちが創立者の精神をどのように具現化してきたかを見直す時となりました。

 創立者の祝日に際し、小学校そして中・高等学校では松揃司教様をお迎えして感謝ミサ、また中・高ではマザー・マイヤーに直接出会った方々によるパネルディスカッションが行われ、一つ一つの行事は今でも私の心に印象深く穐つています。感謝ミサは、学校全体が、本当に心を一つにして、聖心が一つの家庭であることを体験する場となりました。司教様が中高生に向けて語られた「皆さんもいつか自分の人生を動かす何かに出会うはず。大切なのは、『何をしたか』ではなく、『なぜそうしたのか』という動機なのです。」という言葉は、創立者を動かしていたものに目を向ける貴重な示唆となりました。また中二鳥で行われたパネルディスカッションには、マザー・マイヤーが開設に尽力されたバラホーム保育所の歩みに初めから関わっておられたシスター福田 (愛徳姉妹会)、卒業生の大和幸子様、シスター吹田 (聖心会)をお招きし、「小林聖心の生徒に今求められていること」というテーマで話し合いが行われました。生徒たちは、マザー・マイヤーをより身近に感じることができ、この学院の一員であることの意味、また「Big You, small i」をこの社会の中で具体的に生きることはどスノいうことなのかを深める時を過ごしました。

 もう一つ特筆すべきことであり、また同窓会の皆様に心よりの感謝を申し上げなければならないことは、前述したルルドのマリア様の再興です。阪神淡路大震災の時、高校校舎の真にあったルルドの洞窟が崩壊し、その後マリア像は長い間聖堂下倉庫の柱に倒れないように縛られ、大切に保管されていました。地震から十年近くなnソますが、このマリア像の由来を知らない生徒も多く、地下倉庫からものを運び出す度に見かけるマリア様の姿は、「かわいそう、どうにかでさないか」といちノ思いと共に、いつしか様々な憶測を呼んでいたようです。柱に縛られている姿が痛々しく、どうにかで、さないものかと私も心を痛めておnノました折いソ、同窓会を始めとして、故三宅幸子先生のご遺志、そして学校に関わる方々のご好意により、素晴らしいルルドの洞窟が復元されることになりました。このことは、八十周年の贈り物として、私たちにとって大きな喜びとなりました。

 9月1日に松本武三神父様の司式のもと、再興祝別式が行われました。当日は、三宅幸子先生のご家族、同窓会の代表、そして教職員、生徒・児童の代表が一同に会し、マリア様を囲んで、心を一つにお祈りの時を過ごしました。神父様はフランスのルルドにある泉の話から、神様に触れることによって湧き出る、私たち一人ひとりの中にある命の泉について話され、今でもそのことが心に響いています。

 今年も高校3年生106名が、この学び舎を巣立っていきました。卒業の祈りの中に次の言葉がありました。「宗教の時間には、女性として自分自身の生き方について、深く老ごえることができました。女性には女性らしい特性があることを大切にし、女性であることを最大限に生かした考えや心遣いを育て、それを行いにも表していきたいと思います。そして、21世紀が本当に平和に満ちたものとなるよう希望し、『みこころの子ども』 として、また聖マググレナ・ソフィアの願われた賢明な女性として、与えられた能力を精一杯活かしていきたいと思います。」 この祈りは、命の尊厳が軽視され、人が傷つくことの多い時代にあって、聖心の卒業生として一つの使命を生きようとする決意として、私には感じられ、嬉しく思いました。一人の女性、一人の母として、理不尽までに悲しい出来事を体験されたマリア様、母として十字架上の死にいたるまで、イエス様と共に歩まれたマリア様の生き方は、この難しい時代に、命を育み、命の交わりを生しさようとする卒業生にとって、大きな助けとなることを確信しています。

美しく塗り替えられたマリア像は、デュシェーン・ホール(小学校講堂)横の洞窟に置かれ、この前を通る生徒・児童一人ひとりを見守ってくださっています。いつも目に見えない神様に目を注いでおられたマリア様を毎日の生活の中で眺めながら、表面的なことに流されがちな現代にあって、目に見えない大切なものに気づくことができる子どもたちが育っていってほしいと心から願っています。
先頭へ
AMASC役員会報告
AMASC役員
   みこころ会48回生
   宮代会  17回生
          堀田 公子

私は4月20日より24日までニューオーリンズで開かれた世界聖心同窓会(AMASC)役員会に出席してまいりました。選挙のあった2002年のAMASC世界大会直後にシドニーで顏合わせをしたオルガ・ローム会長(アメリカ)以下15名の役員が、病気のため欠席の1名を除き、2年ぶりに再会しました。

会議が行われた市内の聖心学院は、日本でいえば3年保育の子供達から高校3年生までの女子校で、母娘4代、時には5代にわたって聖心育ちという人もいて、シスター、先生、父母、同窓生が助け合って教育にあたっているとても家族的な雰囲気の学絞でした。かわいい幼稚園生や小学校低学年の子供達が歌を歌って歓迎してくれました。

最終日の午後に二時間ほど自由時間があっただけという強行スケジュールの中で、会長はじめ各役員の前大会以後の活動報告のあと、現在、将来のAMASCの問題、そして2006年のニューオーリンズ大会のことなど、盛り沢山の話し合いをしました。各国、各地域の意見の違いも浮き彫りになりましたが、それはやはり教育の場に聖心のシスター達が全くいらっしゃらないベルギーなどヨーロッパ諸国、各地で多くの学校が栄えているスペイン、厳しい淘汰のあと上向きに成長しているアメリカなど聖心の学校の事情の差が同窓会活動に大きな影響を与えているためと実感しました。そんな中で人的、経済的に日本には大きな期待が寄せられています。創立50年になろうとしている、他に類を見ない同窓会の世界組織としてのAMASCを健全な形で次の世代に伝えていくにはどうすればよいのか考えなければなりません。

2年後に迫った大会については、主会場になるホテルの見学をしたあとで、各部門の責任者から大筋のプランの発表がありました。まず各国にアンケートで尋ねていたシドニー大会の良かった点、改善すべき点を研究し、慎重に計画をたてようとしていることに感心しました。前回の反省をふまえ、大会そのものは日曜日から木曜日までに圧縮し、講演の数、講演者その他もよく検討するとのことでした。また各国から届いているスタディーの進行状況の発表もあり、特に「霊性」を担当しているオーストラリア出身の役員より私達も参考にできるスタディープランの発表がありました。今回の日程に組み込まれていたミシシッピー川のクルーズ、南北戦争を生き延びた古い歴史を持つ近郊のグランド・コトー聖心訪問など、日程の中にいれるのか、オプショナルにするのかなど今回の役員会を参考にして最終的に決定するとのことでした。ちょうどジャズフェスティバルの週末と重なるので大会前後のオプショナル・ツアーも充実したものになるはずです。

今回のニューオーリンズ訪問で特に印象に残ったのはやはり地元の同窓生、学杖関係者のホスピタリティーです。空港におりてAMASCの目印を持った同窓生を見つけたとたんに、東京からの距離と時間を忘しまうような不思議な気持ちがしましたが、それ以来どこに行くにも車を運転して下さった方達、ニューオーリンズ料理のホームディナーでもてなして下さった方達、毎日の昼食やコーヒーをサービスして下さったシスター達と、本当に温かい歓迎でした。

短い日程の中で私が体験してきたのはAMASCとニューオーリンズの魅力のほんの一部です。よりひろく、より深くそれを経験するため2006年AMASC世界大会にぜひご参加下さい。日程は4月23(日)より27日(木)、日本から大勢の参加を期待しているとローム会長もくり返し強調されていました


先頭へ
東京支部だより
東京支部長
   38回生
      山岡  靖子
 2003年6月の支部総会で、皆様からご承認頂き就任致しました本年度の役員にも、この重いタスキを次の走者に手渡す日が近付いて参りました。この1年間,支部活動を通じ、実に多くの会員の方々とお話しする機会がございました。その度に心温まる応援のお声をかけて頂いたり、思いがけないご協力を頂いたり、感謝、感謝の日々でございました。

 さて、本年度の支部活動は (1)JASH理事会に出席 (2)宮代祭に出店 (3)福祉施設へ寄附(詳細は会計報告に記載) (4)幹事会の開催(新旧交代・新役員候補者紹介)(5)支部総会の開催(活動報告・会計報告と承認・新役員の承認・新旧役員の交代)と例年通りで、前任の方々が残して下さった引き継ぎ書と貴重なアドバイスを頼りに、無事完走する事が出来ました。役員の選出は学年当番制で、各学年、50歳から56歳までに会計・書記・正副支部長と一連のお役を果たします。この合理的で素晴らしいシステムに先輩のお知恵が光ります。

  現在東京支部には関東在住の1回生から76回生に加え、本年度から合流された旧バラ会の方々も含め約1900名が在籍しておられます。1学年の半数以上が在京という回生も多く、小林みこころ会の中に有っても、JASHの中に有っても、その責務は重大です。そんな中、2006年AMASC世界大会に向けて開設されたスタディグループには2名募集の所、6名もの支部会員がご参加下さり、現在活発に活動しておられます。東京支部から世界のAMASCに向けてメッセージを発する日も近い事でしょう。

  昨今若年層の同窓会離れが各会で懸念されております。私達も、少しでも多くの会員に同窓会に親しんで頂きたいと、支部総会への参加を呼びかけて参りました。本年はその試みとして、総会係の提案で、聖心女子大学の学生食堂を拝借しての開催となりました。出来るだけ少ない会費で気軽に参加して頂さ、懐かしい方々との再会を楽しんで頂きたいとの趣旨で、担当の40回生が工夫を凝らしての実現となりました。

  最後になりましたが、この1年、私達支部役員を支えて下さいました小林みこころ会 野村会長・本部役員及びヴェロニカ会館の皆様、そして東京支部の幹事・会員の皆様に心から御礼申しあげます。この重いタスキが次々と若い世代にリレーされる事を祈りつつ。

  東京支部では、本年も宮代祭に出店を予定しております。どうぞ皆様、「小林のお部屋」にお立寄り下さい。




先頭へ

入会のあいさつ
第76 回生代表幹事
   76回生
     田中 理紗子
  雲のたたずまいはかすかな光を含み、早春の季節を感じさせる2004年2月14日、私達76回生は卒業いたしました。

  私達は中学時代、学年としてまとまることができず、体育行事で後輩に敗れるたび、団結力が空回りしてしまうことに悩んでいました。ところが高1での体育祭準優勝をきっかけに、一人ひとりの中に「黄色の学年の1員である」という意識が芽生え、何事にも前向きに取り組めるようになりました。数々の行事を通して、向上心を持ち続けることの大切さや、立ち止まって自己を見つめることの意味、そして責任感とは何かを見出すことができたのは、私達にとって大きな実りであったと思います。

  六年間を振り返り、中高時代という多感な時期に、かけがえのない恩師と友人に出会えたことを心から幸せに思います。この学院で多くのことを経験し学んだ私達は、創立者が願われた、周りの幸せと世界の平和のために尽くせる人になつていきたいと思います。

  この度、小林みこころ会に入会させて頂くにあたり、会員としての自覚を持ち、先輩方が築いてこられたものをしっかりと受け魅いで参りたいと思っております。未熟な私達ですが、ご指導宜しくお願い致します。




先頭へ


平成14年度行事報告

5月24日
同窓会総会
ヴェロニカホール
聖フランシスコの「平和の祈り」を全員で祈り、総会を開会。Sr.宇野校長 Sr.林と谷節子先生、花輪登代子先生、JASH副会長35回生玉木桂子様らのご来賓を含め、168名が出席。今回の企画担当学年は34回生。

昼食後、三光町聖心卒業生で、本学院に中等科2年まで在籍、現在ファッションアドバイザーとして巾広くご活躍の金井純様をお迎えして、(ファッションのジャポニズム)について、スライドを楽しみながら講演が行われた。
6月27日
7月7日
7月8日
留学生歓迎会
ヴェロニカホール
オーストラリアロレッタカレッジ、アメリカワシントン州フォレストリッジより引率の先生を含め20数名が来校し、みこころ会で3日間にわたり、日本の伝統文化を紹介し、体験してもらったり、会員持ち寄りの手作りのランチに舌鼓みを打ったり、終始なごやかに楽しい時を共に過ごした。
7月10日 第1回幹事会
ヴェロニカホール

野村会長及び各部より、年3回の幹事会への出席、各行事での協力を依頼。

今年度からバラ会がみこころ会と一緒に歩むことになつたこと、学院の創立80周年を記念し、会より『ルルドのマリア様』の修復費用の1部をささやかながらお祝いにさせていただいたこと、同窓会活動の一環として、学院内聖堂での結婚式のお世話を担当することになつたこと等報告。

9月1日 「ルルドの
  マリア様」
修復完成除幕式
震災以来被災したままになっていた『ルルドのマリア様』の修復工事が完成し、会長、副会長らみこころ会役員代表が参列する中、厳かに除幕式が執り行われた。
9月18日 黙想会
ヴェロニカホール

夙川教会川邨裕明神父様のご指導により、参加者の多くから、年1回のお話しに参加してとてもよかったとの声。
11月13日 第2回幹事会
ヴェロニカホール

JASHよりアフリカウガンダに学校建設の為の協力依頼があり、募金箱を回し寄付を募る。追悼ミサの案内、クリスマスバザーヘの協力依頼。

11月22日 追悼ミサ
聖堂

職員二名、みこころ会会員二十九名計三十一名の物故者のために祈る。
12月20日 クリスマスバザー

各学年幹事を通じて、のみの市への商品・寄付金の提供、この日は朝から雪が舞い散る寒い日だったが来客多く盛況だった。
2月13日 新卒生歓迎会
ヴェロニカホール

76回生116名を新会員として迎える。会の説明、幹事としての心得、新幹事等の 紹介後、役員と昼食、お茶を共にし、ゲーム、記念品の贈呈等心の込もった会に。
3月11日 第3回幹事会
ヴェロニカホール
春のバザーヘの協力並びに「こどもの里」への支援を依頼する。
4月29日 春のバザー
春のバザーが、学院、小林みこころ会合同で開催




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更新: 2004年10月19日
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