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韓国におけるJ-POPプロモート 2004/6/1(火)

二週間ぶりの休暇を得てソウルへ行ってきました。

ここ数ヶ月ビジネスビザ取得のために毎月一度日本を往復し
ノービザ(30日観光のみ)で就活をし続けていた

が晴れて
E-7(ビジネスビザ)を取得!
祝いを兼ねて飯を食うことになった。

『経済(財界?)法人』の肩書きを持ち
世界各地に支社のある江南の一等地にビルを構える某優良企業。

にも拘らず
採用決定からビザ発給まで丸一ヶ月を要するとは
いかに韓国でビジネスビザを取得することが困難かを思い知らされるとともに
そこまでしてでも採用にこだわられる彼女が
いかに優秀な人材であるかということを実感させられる。

彼女は韓国の大学を卒業したわけでもなく
単に外大の語学堂を終了したということ以外に
韓国語の実力を証明できない立場での採用である。


いかに
語学より日本でのキャリアが重要視されたかが
お分かりであろう。


韓国の大学には
日本語のうまい優秀なネイティブコリアン学生がごまんといる。

どんなに韓国語がうまいと言っても
多少の日本語が喋れる韓国人のほうが優遇されるのは避けられない現実。

そんな彼らと就職競争を勝ち抜き韓国で就職したいのならば、







韓国の大学を卒業するよりも

日本でキャリアを積む


ことをお勧めする。

もちろん韓国社会に適応できるだけの免疫力は必要だが












――ま、そんなことを熱く語る必要なんてどうでもいいのだが、

待ち合わせまで新村のシンナラレコードで時間を潰していたところ
J-POPコーナーのアーティスト名が増殖。

宇多田ヒカルのシングルコレクションが13900ウォン(約1400円)
で販売されていた。





以前から一度韓国販売版を一枚買って見てみたいと思っていいたためこれを購入。


もちろん日本での販売禁止な



するとどうだろう。











EMI J-POP DVD SAMPLER Vol.1


なる東芝EMI所属アーティストのミュージックビデオが収録されたDVDが

おまけ


で付いてきた。






収録作品は


01.宇多田ヒカル【COLORS】
02.矢井田 瞳【B'coz I Love You】
03.竹内めぐみ【何もない僕等】
04.DREAMS COME TRUE【いつのまに】
05.氣志團【One Night】
06.布袋寅泰【NOCTURNE NO.9】
07.今井美樹【微笑みの人】
08.CORE OF SOUL【PURPLE SKY】
09.キリンジ【カメレオンガール】
10.鬼束ちひろ【月光】
11.SMOOTH ACE【GONE】
12.175R【GLORY DAYS】
13.GLAY【REAUTIFL DREAMER】



というラインナップ。



ドリカムの映像には3人登場しており
逮捕前の西川君も拝め、当時を偲べます

竹内めぐみの『何もない僕等』
は韓国でHeyがカヴァーして아프죠という曲で大ブレークしていましたね

氣志團に関してはノーコメント

――っていうかこれ観た韓国人にえらく誤解されそうだが...



日本のミュージックビデオはアーティスト自身が出演
至ってシンプルなつくりのものが主流であるが
韓国はその反対で俳優を要したドラマ仕立てのものが多いよなぁと
改めて思いながら一通り見てみた。










見たところ
本物のようです。



EMIレーベルなだけに。




よく見ると『広報用非売品』と明記されている。




日本のアーティストを幅広く知ってもらおうとの戦略だろうとは思うが

(BugsMusicの日本音楽は偏りが激しい)



13曲フルコーラスで堪能できるミュージックビデオDVD












私的には



どっちがおまけだろうか


と。










よい買い物をしたものである。

買った宇多田ヒカルのCDはまだ封すら開けていない

J-POP韓国仕様CDの事態 2004/6/5(土)

ちなみに
宇多田ヒカルのシングルベストCD韓国仕様版。






13900ウォン(約1400円)



















封を開けてみたところ...








































中身は日本版そのもの。


――ていうか、























更に歌詞の韓国語翻訳書のオプション付きなぶん








かえって豪華。


これで13900ウォン