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■새해 복 마니 받으세요 2004/1/1(木)
終電・終バスに乗り遅れ新村の寒空に取り残され

痛い新年を迎えた石橋たたく。です。
←今年一年を暗示しているとか言うな






イムンドンまでなら問題ないのだが、ソウル駅の隣りである淑大入口までは距離的に中途半端で、乗車拒否しないタクシーを見つけるのは至難の技。
サウナで一泊というのも寂しい財布の中身から却下。


潔く帰宅することを決意






徒歩でな



日本でも渋谷の職場から練馬の自宅までの帰路で目白駅から2時間かけて帰宅したこと数度。
そういえば目黒に住んでいたときやはり初詣の後、あると見込んだ終電が目蒲線だけなくて目黒駅から5区間歩いて帰ったこともあったなぁ


新村から淑大入口までは地下鉄だと2号線で市庁まで行き、その後1号線に乗り換えて南営駅(淑大入口駅と約200m)で降りるというのが最短ルートであるが、直線ルートで行けば案外近い(はず)。

実は新村ロータリーから西江大方面の道を真っ直ぐ行くと三角池(淑大入口駅の隣り駅)までいけちゃったりして1時間ほどで帰り着けました。
冷え込みもさほどキツくなく逆にじっとり汗かきました


一年の計は元旦にあり。と言います。








健康のためウォーキングに励めということでしょうか(泣)

新年初出勤・初アルバイト 2004/1/2(金)
帰りがけにミカン売りのトラックを見かけ、アジョシに「」と言ったところ、発音が悪く突っ込まれてしまいちょっと凹んでいる石橋たたく。です。←寒くて口が上手く動かなかったんだよ(泣)


旧正月を本格的に祝う韓国では三が日という概念は無く、今日から早速お仕事です。
今朝は寝起きにシャワーを浴びようと思ったら水しか出ず、頭も洗えないまま出勤。オンドルは効いていたのが救いです。


新年の初出勤と同時にアルバイト。
先月やった日本語マガジンの吹き替えのお仕事、今回も代理で参加してきました。

この仕事を紹介してくれた人は日本にいたときからの知り合いで、美男美女コンテストのときも色々な手配を手伝ってもらっている彼なのだが、じつは
KBSの「그녀는 짱!」というドラマで日本人社長(極道)で出演したりもしている。

で、このとき社長秘書役で出ていたのがNHKJ-リーグレポーターなどで活躍していた川原南さんで、「불어라 봄바람」の試写会にNHKハングル講座の吉田君でおなじみのが連れてきた人だったりする。
なんか不思議な縁を感じつつ、に新年の挨拶がてら電話してみると、なんとモッポで映画のロケに行っているとのこと。
極真空手の大山館長を扱った映画を撮影中だそうで、日本語指導員として随伴しているというのだ。


ようするに韓国人の役者に日本語のセリフを違和感無く喋ってもらうための指導をするわけなのだが、聞くところによると出演者たち







全く日本語できない模様


불어라 봄바람」の時日本滞在経験のあるでさえかなりキツかったというのに
日本語全く知らない連中に流暢な日本語を喋らせる責任者だというのだから想像するだけでお腹いっぱいです。


役者としてのお誘いも会ったらしいのだが、今歯の矯正を始めたらしく、笑顔を見せると前歯に金属が見え隠れという007のMr.ジョーズ状態(古い)といことで、しばらくは日本語指導員として役者スタッフとの交流を深めることを重視していくとのこと。


の彼女(韓国人)も彼のギャラやスケジュール調整などマネージャー業をこなし始めている模様で、NHKハングル講座の吉田君が綺麗な歯並びで韓国スクリーンを席巻する日もそう遠くは無いかもしれません。


日本ロケにも付き合うというコトで来学期の延世大語学院は休み、春から5級に通う予定らしく、一段落つく3月くらいに会おうというコトにあいなりました。



同じ韓国永住組み。
それぞれの夢に向かって頑張ろうと思った新年二日目でした。

最近の発見 2004/1/4(日)
クリスマス・正月と二週連続で木曜が休みとなった上忘年会や新年会で多少ゆとりのある日常でした。
明日からまた週休1日が始まるかと思うとちょっと鬱な石橋たたく。です。
←でも二週間後には旧正月です(^-^)



■今日のお題:最近知ってしまったこと


ギャグコンサートという番組がある。
ギャグマン(お笑いタレント)がステージ上で様々なコントを繰り広げるテレビ番組で、日本で例えるなら吉本新喜劇のようなものだろうか。

年末恒例のテレビドラマのNG特集を見ていたら、

この
ギャグコンサートのNGが紹介されていた。
ステージ上でのギャグにNGが出て、やり直しがあるってことにちょっと幻滅。


――吉本にもあるのだろうか?




うちのハムスター
油断しているときは
腹出して寝ている

私の視線に気づくと
「やべっ」
ってカンジに慌てて起き上がる。


――でも手を出してやると自分から寄ってくる可愛いやつ。




うちの職場
正式採用されても給料、時間給換算すると...



自給500円







本当にここでいいのかなぁ....(泣)





――ボーナス足せば750円までUP(血涙)






知らなければ幸せなことっていっぱいありますよね。

男のこだわりどころ 2004/1/5(月)
最近知ったことといえばもう一つ、新村から淑大入口まで歩いて一時間くらいってこと。

自分の足で確認したから間違いないぞ(泣)。

健康管理にウォーキング推奨の石橋たたく。です。
←歩きすぎに気をつけましょう







今日は仕事帰りに道端で衣類を買いました。


もともとファッションとか気にしないので、必要以上に怪しくなければ(服に限らず)機能している間はあるもので回すという発想のため、食料以外の買い物は一年ぶりくらいです。
←はいそこ、引かない引かない。


――で、何を買ったかというと....




パンツ
←トランクス派です






使用頻度からして靴下の次に需要が高いものっすよね。
たとえシャツやズボンが一年以上着古したものだとしても、パンツは新しい。


どんなに服装お洒落にしてても、何日もパンツ変えないようじゃ男として台無しですよね。

別の意味で



脱いだら凄い
状態にならないために。←パンツなんていつ見せるんだよなんて突っ込みはしないの




いつも心に錦。
地肌にはおニューのパンツ。




これぞ
漢の着こなしです。←かなり壊れてきました




――で、一年ぶりの買い物となったパンツの値段




3枚一万ウォン(約1000円)




これで男の価値を測らないようにね。

韓国人度チェック 2004/1/6(火)
日曜日に遅ればせながら年賀状をメールに添付して発信したところ、続々とお返事メールを頂きました。

勝手にクソ重い画像データを送りつけたのに好意的なお返事ばかりで恐縮です。
改めてここでお礼を申し上げます。石橋たたく。今年も宜しくです。

一応登録してあるアドレスに一斉送信したのですが、登録漏れもあると思います。
年賀メールが届かなかったという方ご一報ください。


くれぐれも
嫌がらせではありませんので。←念のために







【今日のお題】 自分が韓国人化したなと思うとき








●知人の家や部屋に遊びに行ったときに勝手にテレビをつけたり冷蔵庫から飲み物出してくつろぐようになった。


●電車に乗るとき下りる人を待たずに乗り込むようになった。

●奥が空いていても入口付近に立って乗り降りする人の邪魔になっても居座るようになった


●バスに立って乗っていてもよろめかなくなった。


●韓国に住む外国人を見てその国の人はみんなその人みたいなんだと思いこむようになった。


●トイレの後、手を洗わなくなった













どれもできていない自分を褒めてやりたい(泣)













別に今日嫌なことがあったというわけではない

年賀状 2004/1/7(水)
昨日の韓国人度チェックのなかで、

●バスに立って乗っていてもよろめかなくなった。

これに関しては別になっててもかまわないというより、既に平気になりつつあります。
もともと日本にいるときから乗り物での立ち癖がついていたことと歩き癖のため足腰とバランス感覚は鍛えられているようです。
ま、もともと
平均的日本人とも違っていた石橋たたく。です。←泣かないぞオレ





さて、昨日の日記で年賀メールの件に触れましたが、この際だからここで年賀画像公開します。




はいこれ↑。
クリックするとトップページに開くFlashバージョンが見れます。

今年は干支で言うと甲申(きのえさる)。
干支とは10干12支からなる60年周期の暦でして、四柱推命など東洋占術の根拠に用いられております。
↑横浜ランドマークタワー元呼び込みする占い師

――で、甲申の今年は動乱の兆しがある変革の年です。

詳しい説明は面倒なので省きますが、端的に行ってしまえば60年前の甲申年と言えば太平洋戦争初戦の勝利に勢いづいて東条英樹が大東亜共栄圏を叫んで第二次世界大戦の泥沼に突き進むきっかけとなったあたりでしょうか。
←けっこういいかげん

元日に靖国神社参拝を果たし、海外に住む日本人の肩身を狭くさせてくれた小泉首相が二の鉄を踏まぬことを祈願しつつ新年の挨拶に....って趣旨が違ってきてないか?














今週からまた10時まで残業なの(泣)

朗報来る 2004/1/8(木)
公開した年賀Flash、二年前のウマをサルに差し替えただけじゃんという突っ込みのないことに一安心の反面、
そこまで細かく見られていないという現実に目を背けたい石橋たたく。です。ども。





半年前にひーこらコキながら描いていた童話の挿絵第二弾、レイアウトの全面変更により全てボツになったのではあるが、編集側の突然の変更だったため描いた分の原稿料は支払ってもらえることに。




思いがけない臨時収入の予感(゜∀゜)


山ごもり前に全部納品しようと語学院行かずに一ヶ月間描きまくったもんなぁ←そのわりに出歩いてたレポート多いが。


一枚2万ウォンで99枚納品してたので
198万ウォンですか。



日本並みの収入です
←日本なら単価がもっと高いはずではあるが

何はともあれ一ヶ月間の苦労がようやく報われます。

なかなか通帳の残高が100万越えなかったこの数ヶ月
←つまり全財産10万円弱ってことな

ガケップチからちょっとだけ脱出です。

この不況で4大卒の学生が就職浪人を嫌ってわざわざ単位を落として留年を望むご時世。

韓国語をろくに話せない日本人のこの私がこんな収入得られるだけでも満足しなきゃなりませんね。

いやぁ、旧正月を前に嬉しい収入です。

もちろん韓国ですから、




振込み確認するまで気を抜けないがな。














今のバイト料2か月分より多いという現実はこの際無視な

特別企画 2004/1/10(土)
毎朝ちゃんと起きているのにハムに気を取られて気が付くと遅刻という、ドツボにハマっている石橋たたく。です。ども。






韓国のMapサイトでソウル市内の詳細地図画像をゲットしました。

そこでかねてからの懸案事項
←自分の構想の中だけでだが




イムンドン美味い店MAP



現在の候補は以下の通り


イムンドンを離れてはや1ヶ月。

少々場所がうろ覚えのところや、店の名前ド忘れしているところなど多々あり。



そこでイムンドン組にお願いです。




自分のおススメ食い物屋大募集。



地図上の店の位置と名前、お勧め料理など。ついでに店の写真や、紹介文なんかあったら最高です。

特に
現在もイムンドン居残る
美味いもの食うことに飽くなき探究心を傾けていた

あたりの情報と機動力に特に期待したいところである。

※企画として紹介者の似顔絵アイコンとコメントを載せたいと考えております。




さぁ、ソウルの片田舎と言われながらも住み心地抜群のイムンドンをみんなで紹介しましょう!











おもっきし他力本願な

特別企画―その後 2004/1/12(月)
今日雪降ってましたソウル。でも遅刻の言い訳にはなりません。社会人になりきれない石橋たたく。です。ども。






さて、前回の日記で企画した

イムンドン美味い店MAP


韓国での就職を諦め、日本での再就職に向けて頑張っているハズのから早速の投稿。

そこで少しずつ増やしていくつもりでページを作りました。↓

イムンドン美味い店MAP

こんなカンジでこれから外大語学院に通おうという物好きな人のために我々の足で稼いだ財産を伝授しようではありませんか。

私一人で作りきるのでなく、みんなで作る参加企画であることに意義を置いております。

さぁ、なつかしいイムンドン時代を思い出しながらドシドシ応募しよう!










応募がなかったらこれほどむなしい企画はない...

特別企画―その後 2004/1/14(水)
今朝のニュースでコシウォン火災が報じられていました。
非常口が一箇所しかなく、その非難ルート上で火災が発生したため奥に住んでいた住人が全員逃げられずに死んだとか。
危険だと分かっていながら「まさか自分がそんな目に遭うはずが」とたかをくくる他のコシウォンの住民のコメントに現在の勧告の現実を見た気分の石橋たたく。です。
←わたしもコシウォンの住人なのだが。




うちのコシウォンは地上二階建ての一軒家タイプで部屋数も少なく火災時の危険性は一般家屋並なので安心です。←火災時に安全も何もないのだが..

実はこのコシウォンで過ごすのもあと半月となってしまいました。

正確にはソウル市内で暮らすのもあと半月です。








転職します



行き先は以前もめていたもう一つの就職先候補。

つまり...








ド田舎の山中


ソウルの、しかも龍山にある職場から一気に

電車とバスを乗り継いで3時間以上かかるド田舎生活です。


何が悲しゅうて自らそんな流刑地へ行くことにしたかというと


仕事内容の遣り甲斐度とか、今後カミさんと一緒に暮らす事など総合した上での決断です。

――ま、ネットは繋がるのでサイトの運営には支障ないと思いますが

新村での韓国残留組との週末や、時たま入るアフレコのアルバイトなんかが出来なくなると思うと後ろ髪引かれまくりです。

しばらくは寮みたいなところに居候しながらですが、そのうち家でも借りてみんなを泊められるような居住空間を用意しようと思いますんでそのときは盛大に立食でないチプトゥリしましょう。








ソウルから3時間以上かけて
来る気があればな(泣)













残り二週間、目一杯ソウルを楽しもう...って、今の職場の残務処理が凄いんだが(爆)

引き篭もり日記 2004/1/18(日)
近頃めっきり冷え込みが厳しくなってきたソウルですが、クビまわりを保温するだけで一枚分本当にぬくもりが違うことに目覚め、この冬を乗り切れる確信を得た石橋たたく。です。←更に寒い山へ行くことはこの際考えない。



残務処理が終わらないため、新しい職場の近所の引越し先を探しに行くとしたら日曜日しかないのだが、この雪のため行けませんでした。
雪に閉ざされた山奥の職場であることを改めて実感(泣)

1日おとなしく引き篭もりを決め込んでおりました。

MBCテレビで日本の韓国ブームを特集していた。
「冬のソナタ」ブームや、「シュリ」「猟奇的な彼女」など、新宿のコリアタウンを中心に取材しており、ペ・ヨンジュのファンのオバちゃんがコユイ味出してました。
「冬のソナタ」と言えばペヨンジュが失明するわけですが、これのヒロイン役のチェ・ジウが出ている「天国の階段」では彼女が失明の危機。ひいてはそれが原因で死ぬ模様。

人気が出ると話を引き伸ばし、いろんな要素をつぎ込みすぎて結末が破綻してしまうことが多いのか、ラストは主役のどちらかが死ぬ悲恋か、ゴチャゴチャした上で主役のどちらかが海外へ行き、数年後にそれまでのことがまるで何もなかったかのように丸く収まるというものがこれまで人気の出た韓国ドラマの典型的なパターンだ。



基本的に韓国ドラマは「んなわけねぇだろう」という運命的な人間関係と悲恋。それに伴う哀愁漂う展開に酔いしれるパターンが多い。


韓国は主体的で男性的(大雑把なところとか)と言われ、気位の高い両班の気質といわれているのだが、話のつじつまや設定などよりもその時その時の場面の雰囲気に酔いしれられればいいという傾向が強く見受けられる。
別れた女性を思いつづけるしみったれた歌詞の歌がなぜか人気だ。


ま、嬉しいことがあるとその場で歌いだしたり、突然踊りだすハルモニとか見ると気持ちが高揚すると歯止めが利かなく模様。
日本じゃ到底恥ずかしくて出来ないような愛情表現を平気でやってのけてしまったりと、情が主体の国韓国。
社会のルールより人情が優先されるのも仕方ありません。

だからと言って






業務時間外でも泣きつけばなんとかなると思って人の携帯に電話してくんじゃねーよ(怒)





頼むから編集部と事業部、窓口を分けてくれ。←どっちにせよ今月一杯だが

音楽について 2004/1/19(月)
近頃めっきり冷え込みが厳しくなってきたソウルですが、クビまわりを保温するだけで一枚分本当にぬくもりが違うことに目覚め、この冬を乗り切れる確信を得た石橋たたく。です。←更に寒い山へ行くことはこの際考えない。



職場でのデスクワーク。沈黙と電話の音だけでは気が滅入ってくるので大抵BGMを流している。
――で、音源はバグズミュージック。
これまでは韓国の歌謡チャートTop100を流していたのだが、さすがに聞き飽きてきたためいろんなジャンルに変えてみた。
で、今日は中国歌謡チャート。
日本チャートを聞いてみると、韓国人に人気のあるラインナップなので日本人から見ると凄く偏りがあり、ナツメロが上位に食い込んでいることも多々あり。中国チャートもそういった韓国人好みというフィルタを通している前提のもと流してみた。

中国特有のメロディーラインの曲が続く中、突然どこかで聞き覚えのあるメロディーライン
NOKKO(ノッコ)の「人魚」
中国語で歌われているところをみるとカヴァーなんでしょうね

続いて聞こえてきたのは
7(セブン)の「ワジョ」
中国で大ブレイクと聞いてはいたがこれもカヴァーされていたんですね。

驚いたのが英語の曲が結構上位に入っていたこと。
中国でも英語の曲歌うアーティストがいるんだなぁと、つい共産主義国家という固定概念からか意外に思ってしまった。

思わぬ発見をした気になって帰宅する途中、街中に流れていた曲は....
久保田利伸の「LaLaLa Love Song」
当然韓国人アーティストによるカヴァーだが。

どうも日本の10年程前の曲がカヴァーされやすい傾向がある気がするのは私だけだろうか。

思い出せるだけでこれまでにカヴァーされた日本の曲を書き連ねてみると...


X-Japan「Tears」
スピッツ「チェリー」
中山美穂&WANDS「世界中の誰よりきっと」
安全地帯「微笑みに乾杯」
Misia 「つつみこむように」
ZARD「Good Day」
今井美樹「Peace of My Wish」
尾崎豊「I Love You」
チェッカーズ「ジュリアにハードブレイク」
久保田利伸「LaLaLa Love Song」


80〜90年代の懐かしい曲ばかり...





あっ( ̄○ ̄;)Σ!










五和真弓「恋人よ」(70年代)があったっけ









韓国人のストライクゾーンはかなり広い模様

実況。旧正月のソウル 2004/1/22(木)
皆さんこんばんわ。ソルナル(旧正月)を迎えたソウルの夜を実況いたします。

ただいま深夜0時。丁度旧正月を迎えたところ。

道路の交通量は通常の半分以下で高層アパートの窓の明かりもまばらにしかついていません。

ソルナルはみんな故郷に帰り、親族一同で年明けを迎える伝統がありソウルの人口が一気に減る期間でもあります。

鐘路に繰り出して花火片手にカウントダウンをする1月1日とは対照的に閑散としております。

――さて、なぜ私がこんな時間に氷点下のソウルの街をほっつき歩いているかと言うと










終バス乗り遅れました。



いやぁ、カミさん出張中で新しい職場への引継ぎも重なり、カミさんの実家へ行くことを諦めた私はの家でと3人で鍋を突っつきながら「天国の階段」を見ていたわけである。

「冬のソナタ」で日本にも熱烈なファンをもち、先日も「本人に会えなかったツアー」で物議をかもしたチェ・ジユが目の癌である事を告知される重要な回であったためつい終わりまで見てしまい11時過ぎてしまったのだ。

――っていうか、










11時で終バスっての何とかしろよゴルァ



おかげさまで大晦日に続いて旧正月も









深夜の徒歩帰宅とあいなった次第でございます(´д`)。



やはり今年の何かを暗示している模様。



今夜は雪こそやんではいたが、気温は氷点下10度前後。
スキー場並みの気温です。
ポケットに入れた手がかじかむ夜道をただ黙々と歩く中、









「こいつぁネタになるな」と考えている自分が痛いっス




さすがにこの冷え込みにが泊まっていけと言ってはくれたものの

ソルナルにカミさんの実家にも行かずに、女性の部屋に泊まり込むのはさすがに良心が咎めます
←鍋突っついておいてそれはどうかという突っ込みはナシで。




さぁ、今日はナリハスクで韓国式風正月料理を頂きに行きます。
会社でもらったハムのギフトセットを手土産に。






決してハムスターのギフトセットではない。

旧正月のソウル 2004/1/22(木)
朝からナリハスクで韓国式正月料理をご相伴しに行って参りました。

昨年はカミさんの実家で本場韓国家庭のソルナルを迎えましてセベ(家長への新年の挨拶:敬礼な)も体験済み。

今年は気軽なソウルでの連休とあいなり、朝食後は映画鑑賞。

観た映画は


「ラストサムライ」


おもな出演はトムクルーズと渡辺謙。真田広之。小雪。

それに....






日本人(と思われるアジア系)エキストラ


――いや、主だった出演者はまともな日本語喋ってましたから問題はありません。
舞台は日本ですが、撮影は海外でセットを作ったとのことなので、おそらく現地邦人を中心にエキストラを募ったのでしょう。


そして英語と日本語で展開するこの映画。

ソルナルとあり、ソウルに残っている僅かな韓国人と、ソルナルと無関係な外国人客という客層で鑑賞したのですが、目の前に座ったアメリカ(英語圏であるのは確か)アジョシは生の英語のセリフ回しに笑いを上げ、我々日本語の分かるメンツは知っている出演者や日本を表現する微妙な演出に笑うと言う、字幕を追っている韓国人には理解できない楽しみ方をしておりました。

とくにアメリカ人アジョシの笑いどころが英語のセリフ回し以上に、西洋人が見てこっけいに映る日本ならではのシチュエーションだったのが観察できたり、トムクルーズが自分を護衛する無口なサムライを「ボブ」という明らかに似合わない名前で勝手に呼ぶことにしたところなど、私自身が外国人ならではの楽しみ方を堪能できたのはよかっですね。


作品内容を観ても

横浜港から見える富士山のサイズが巨大すぎるとか、城下町にそびえるのが姫路城だったり微妙な突込みどころはありますが、

アメリカの映画でサムライの武士道という、縁遠いものをインディアンとダブらせるコトで昇華させ、トムクルーズ扮するアメリカ人の目を通して武士道の精神を
誤解なく描きあげ、時代の趨勢に押し流され、近代兵器によっていとも簡単に蹂躙されてゆく様を通しながら人々の心にその精神の崇高さを訴えていきます。

娯楽映画の如く笑っていたアメリカ人アジョシが最後には涙ぐんでいたのが印象的です。


ともかくこの映画、総合的に観て....







アメリカ映画にしては日本を上手く描いてくれています。


これまでの「外国映画に見るちょっと変な日本」とは一線を隔す出来です。

若き明治天皇が現人神と奉られながらも元老院の思惑に従わざるを得ない微妙な立場であったことなどが描かれており、韓国人がこの映画を通してどう感じ取るか興味も沸きます。


今週の韓国内での人気は2位ということですのでこのままいけば公開二週間とかで打ち切られずに済みそうで安心。

いやぁ、新年早々当りの映画でラッキーでした。






ソウル暮らしも10日切ったか...。

旧正月のソウル 2004/1/23(金)
相変わらず最高気温が氷点下のソウルです。
ニュースによるとこの寒さのせいで水道メーターが凍結破損してオンドルが使えなくなる家が続出しているとか。
水道局へオンドルが効かなくて部屋が寒いと怒鳴り込む住人たち。
メーターの取り替え工事を24時間体勢にし、毛布などを支給するという対応措置を取っています。

また、外に積み上げられたビールがこの寒さで凍結破損。莫大な被害が出ているとか。

大邱駅ではスプリンクラーが誤作動。駅構内が水浸しになり、その上この寒さで凍結。
大邱は爆発事故に地下鉄火災事故、さらに今回の浸水凍結事故と火と水に呪われた場所振りをいかんなく発揮しております。

全国的に日中から氷点下というこの寒さは今週一杯続く模様。


こういったニュースを見るにつけ....









オンドル効いてる部屋で暮らせる幸せを実感


キーを打つ指がかじかんでない喜び(^▽^)






次の引越し先も快適であることを祈る

旧正月のソウル 2004/1/24(土)
いよいよ1月も残り一週間。
ソウルで迎える最後の週末になってしまいました。


少々気分を変えようと思っていたところ、寝癖がひどかったので髪を切ることに。
中学時代から自分で髪を切り始めてはや20年近く。
当初は頭髪検査対策であったが、いつの間にか床屋に費やす時間とお金がもったいなく、気が向いたときに切る習慣が定着。
床屋に行きたてから1週間くらい経った位の状態をイメージし、前髪は鋤く程度にしていたのだが、近頃は結構ばっさり切り落としている自分にセンスが歳相応になってきたのを感じます。




私にとってソウルでゆっくりできる最後の週末とあってといつものソウル滞在組みで食事。
その後ノレパンで歌い初めとあいなりました。


行き先は勿論。日本のカラオケセットが入っている新村のソナタノレパン


韓国では選曲されていない日本の歌、歌いまくりです。

お互い30代なので最初のうちは80年代ソングあたりから入ったのだが、ご存知のように日本のカラオケはその歌ごとにオリジナル映像がついてくるため、いつの間にか選曲の基準が...





ウケる映像が付いていそうな曲選びに。



来た目的が歌うことから映像鑑賞に移ってます
←それだけオモロイのが多い



沢田研二の「勝手にしやがれ」
アリスの「チャンピオン」
おにゃんこ倶楽部の「セーラー服を脱がさないで」....



その映像センスに時代を感じながら楽しむ中、我々はついにとんでもない地雷を踏むこととなった。







西城秀樹の「ヤングマン」


あの聞き慣れた軽快な前奏にあわせて映し出されたのは南国のビーチ。

登場人物は海辺で羽目を外すビキニ姿の2人組み。

ヤングマンという歌にかけて南国のビーチで羽を伸ばす日本人女性二人をイメージしたのだろう。
ギャランドゥな西城秀樹の曲だからそれはそれで納得。


ヤングマン!さぁ〜



なんと...







いきなりトップレス(爆)



プライドを捨てて〜

という歌詞を受けて






ブラを捨ててますこいつら。



若いうちはやりたいこと何でもできるのさ〜

と歌いながらYMCAを....




トップレスでやってのける映像の中の女性二人。



――君たち






もっとやりたいこと選ぼうね。


これに対抗できるのは葛城ユキのボヘミアンしかないだろう

あと5日 2004/1/26(月)
今日は職場でメッセを繋いでいたら多くの方から挨拶いただきました。
ソウルを離れる日が近づくにつけ、日本に帰国していったメンバーもこんな気分味わっていたんだろうなぁと。

できることなら




退社直前よりもっと前にメッセしようね

PCに向かっていれば仕事してるように見えるから。





こんな勤務態度でも引く手あまたという罰当たりな石橋たたく。です。ども。








昨日新しい職場の寄宿舎を見てきました。


職場から徒歩15分ほどの距離。








その間民家なし。(道のみ)



寄宿舎自体は洒落た一軒家が男性用と女性用の二棟。
広いリビングに2〜3人用の部屋が8部屋ほど。
各部屋にユニットバス付き。

寄宿舎にしてはよさげです。


私の入る部屋の相方...










私の上司。



7月に社員用アパートが完成するらしく、一月前に赴任してきた上司はそれまで家族をソウルに置いて単身赴任しているのだ。

韓国人だが日本での生活経験もあり、
運営戦略は韓国人の中では多角的に物事を見ることのできる人のようで、今の職場に続いてつくづく上司には恵まれる運はありそうです。


――ただ....








私をヘッドハンティングしたと思い込んでいるあたり少々不安ではあるが(爆)




来月からここが嘆き日記にならないことを祈る

あと4日 2004/1/27(火)
昨日に引き続き本日もメッセで挨拶を頂きました。
しっかり退社直前よりもっと前の4時頃に集中して。
←日記に書いてみるもんですね


今日はある催し物があり、職員全員動員され午後まで私一人で電話番していました。
それまで一生懸命仕事していたのだが、職員が戻ってきてからメッセが始まったので留守中からずっとチャットしてたと誤解された危険ありの石橋たたく。です。






さて、なぜ私が今の職場を辞めてわざわざド田舎に転職しようと決めたのかですが...


ソウルにいれば何かと自由が利きます。

在韓日本人仲間ともしょっちゅう会えるし

映画のエキストラや吹き替えのアルバイトなんかのチャンスもあります。

電車やバスもさほど待つことなく乗れますし、歩いて帰る事も可能(痛)


正直言って








田舎へ行くのは今でも気が重いです。




ではなぜわざわざ不便なところへ行くのかと申しますと、

カミさん故ですかねぇ。←のろける気はない



もうお互いいい歳なのだが経済的に一緒に住むことが出来ないでズルズルきました。

一旦は日本で暮らし始めたのだが、私の理解不足で彼女が韓国へ家出。

日本で暮らすことは困難と判断して韓国へ来たのはいいのだが、職もなし。

語学院生活で蓄えを食いつぶし、ソウル市内で部屋を借りるのは至難の業。

――で、彼女と相談した結果生活費の安い田舎への転職と――。



ま、この不況下で失業したまま酒飲んだくれている韓国人が多い中で日本人の私が職にありつけるだけでも贅沢な立場です。

父親を早くに亡くして弟・妹の親代わりになって学費まで稼いできた彼女にしてあげられることといったら限られた選択肢ではあるが、彼女に好きに選ばせてあげることくらいしかありませんし。


ソウルを去ることでみんなに会う機会は下手すると日本に帰国する以上に減るかも知れません。(バス乗り継げば3時間の距離ですが月曜休みなもんで)
それでもネットは繋がりますので今生の別れではありません。

今後開発が進み、交通の便がもう少し良くなれば日帰りでもソウルへ行くことも可能です。


だから...









見捨てないでね(泣)




いや、まだ4日あるから

最後の夜 2004/1/30(金)
あっという間に明日引越しです。

2月から転職先での仕事開始で、今月一杯は今の職場の残務処理。
つまり明日31日土曜日まで仕事して、明後日2月1日を新しい職場で迎えるわけです。
――ところで2月1日は日曜日なので、この日にゆっくり引越しすればいいと皆さんお思いでしょうが、次の新しい職場、




月曜休みで日曜は出勤

2日が休みなので1日は出勤しなくてはならないのです。


おかげさまでとてつもなく慌しい毎日でして、この日記を書いている今も荷造りの真っ最中。


ハム、里親へ逝く
突込みどころ満載の「天国の階段」
バスルームの配管詰まる


等々...

書くネタには困らないイベント盛りだくさんでしたが、文章化する時間的余裕ナシ。
←その割に韓国生活レポ更新しまくったが


明日は午前中仕事納めした後午後から引越し。
コール・バン(コールタクシーの引越し用チャーター)で荷物運びます。


着いたら早速職場にPC運んでネット繋ぎますんでサイト更新に支障はないはずですが

年初めの竹島(独島)をめぐる日韓サイバー戦争の余波で一部韓国プロバイダの中に日本の一部サイトへのアクセスが出来なくなっているところが発生。
今の職場のプロバイダから私のサイト、未だに見るコトできません。
コシウォンからは繋げられるので更新できてましたが、新しい職場での状況は分かりません。




明日・明後日中に更新されないようでしたら、今後はミラーサイトに運営を移す可能性もあり。

万一のときは

ミラーサイト

もチェックしてみてくださいね。