仕上検査

 内部仕上がきちんとされているかを確認します。ほとんど完成した段階です。

時期 検査項目 コメント 結果
建て具に間違いはないか  建て具に間違いが無いか確認しましょう。デザイン・色は良いのか等です。
 特に、和室の襖・障子に柄が入る場合には注意しましょう。
 
クロスに間違いは有りませんか?  クロスに間違いは無いか、正しい部屋に貼られているか確認しましょう。その際に、昔決めたために種類を忘れてしまったり、大きく貼ったためにイメージが違ったと言う事が生じます。クロスの仕様書を用意しましょう。  
建て具は良く動きますか?  建て具が入ると、和室は、より一層の雰囲気を醸し出します。しかし、木造住宅は時間が経つと木がたわんだりして建て具の動きを悪くする事が有ります。建て具は調整できますので、無理無く動くようにさせましょう。  
クロスはきちんと貼られていますか?  クロスは建物の部品数から考えると、数少ない人の目に付く部品であります。きれいに貼ってもらいたいものです。
 つなぎ目に溝が出来ていないか、空気が入っていないか、柄が揃っているか、端の部分が剥がれていないか等確認しましょう。
 クロスは部屋の角につなぎ目を作りません。確認してみましょう。
 
クロスに傷は有りませんか?  作業中にまれに傷を付けてしまう事が有ります。
 細かくて見付けずらいかも知れませんが、見つけた場所にはポストイット等のマークを貼って忘れない様にしましょう。ほとんどの場合、補修はすぐ出来ます。
 
床・階段に傷は有りませんか?  養生シートを剥がすと、床を見る事が出来ます。残念な事に養生が十分で無かったり、養生シートの下にゴミが入っていると傷を作ってしまっている事が有ります。
 床の補修は若干の手間がかかりますので、工事監督と相談しましょう。
 
障子・襖に傷は有りませんか?  障子・襖は最後に付けます。しかし非常に傷が付きやすい物です。また、張り替え・修理等出来ますので工事監督に指摘して下さい。
 凹みにも注意して下さい。
 
塗装はきれいですか?
 塗装は簡単に見えますが、職人の技術が出やすい工事です。触ってみてあまりにもざらついている様でしたら工事監督に指摘しましょう。
 床へのタレがある事も有りますので注意しましょう。
 
畳に傷・隙間は有りませんか?  畳は最後に入れます。傷が無いか確認しましょう。
 また、大きさは畳を入れる部屋を測って作られますが、隙間が発生する事が有ります。埃だまりになるので直してもらいましょう。
 

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