執行部より遥かに強気の組合員の声
会社は今度こそ組合員達の声に答えよ
KBC映像労組は、年末一時金要求の2次回答に於て、昨年実績を大幅に上回る、誠意ある回答が得られない場合、29日(金)にかつてない大規模ストライキを構え、本気でこの闘争に臨みます。
昨日12時から行われた代議員会で、各職場集会の報告及び今後の年末闘争の進め方を話し合いました。
今回、KBC映像労組は壁ストを設定し、2次回答に臨みます。
今回の経緯は
【昨年年末闘争時、会社は年度末で約2800万円の赤字となる見込みだった】
【その赤字を解消できるように、努力している。年度末黒字に転換したら、200万円を超えた分は社員に還元すると約束した。それを理由に、不本意ながらも、昨年は基×1.8で妥結した】
【しかし実際は、年度末決算では黒字転換出来ず年度末一時金などは無かった】
【そして、今回の年末一時金では会社に約800万円の黒字が出ている状況で、一次回答に望んだが、毎回の1次回答と同じ乗率1.7だった。結局会社は「先行き不透明」「不景気」「昨年の赤字を引きずっている」などの理由で何の進展もなかった】
会社は色々な口実を作っているだけにすぎないのではないでしょうか?「会社に利益がでたら、社員に還元する」といったのはいったい何だったのか?我々は何も法外な要求をしている訳ではありません。そもそも、1.7とか1.8の問題ではなのです。元が低すぎる。根本的はところを変えてゆかなければ、本当に社員達は愛想を尽かします。
会社は今の状況を不景気を理由にしていますが、我社は景気が悪くなる前がよかったわけではありません。今も昔も同じです。会社が社員の事を真剣に考えているのなら、結果を数字に出してもらわないと何のために今まで、社長が口すっぱくして何度も言っている「ローコストハイクオリティー」で頑張っているのかわかりません。
昨日の代議員会では繰り返されるコンマ1レベルの乗率闘争に不満が集中。乗率の大幅な引き上げ要求と、それに向けてのリミットなしの長時間ストライキ決行が論議の中心となりました。特にストライキについては団交内容を受けて翌日決行となるだけに「アサデス」や「報道ニュース」「国際マラソン」など、放送に与える影響が極めて大きく、慎重な対応を討議しながらも、代議員会が出した結論は「長時間ストへの突入を辞さない態度で、我々の生活向上を勝ち取るべきだ!」というものでした。