月曜に行われた年末一時金3次回答団交は、修正回答はなく2次回答通りでその代替案すらも会社は出せませんでした。また先週の金曜には、上期決算報告の小委員会が行われ、会社は「上期は黒字になっていたが、景気低迷による売り上げ減になっている。さらに、100%にするべく行っている退職金積み立て金が、税務上経費に認められないことになり、その貯蓄分が課税対象となった。結果的に税金で引かれて、最終的な上期の決算は約800万円の赤字になる見込み」と組合に説明しました。
会社の言っていることは確かに分かります。しかし、経営状態がよくない、これが現実だと言われても、
「わかりました」で終わってしまっては何の進歩も生み出さず、会社の言いなりになってしまいます。これは、会社の責任です。退職金積み立てが思いのほか影響を与えたと言っても、従業員は悪くありません。
逆に言えば、その程度の変動で、赤字になってしまうくらいの体力しか会社にはないのか?ということになります。私達も毎日の仕事を責任もって行っているのですから、会社も経営的責任をとって欲しいと考えるのはあたり前でないでしょうか?。
何度も書いてきましたが、組合が出来て2年半、ずっと同じ事を言い続けてきました。会社の苦しい状況を考えて組合も十分に譲歩してきました。今すぐに、会社を根本的に変えないと5年先・10年先に私達の会社がどうなってしまうのでしょう?
なぜ、具体的で実行可能な計画を出して、経営者は動かないのでしょう?
11月の売り上げが、約7030万円だったらしい。単純計算で一人約58万円の売り上げと言う事になる。これでは、どんなに経費削減ローコスト・ハイクオリティといっても、従業員に十分な賃金を支払う事は出来ないでしょう。
団交翌日の報告集会・代議員会でも、皆同じ事を言ってます。従業員が会社に望んでいる事はひとつです。もう、書かなくてもわかるでしょう。上げなきゃいけない腰を上げてください。