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KBC映像労働組合ニュース・2004年1月23日 第191号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


臨時大会で更なる運動の展開!!

昨日、4名の専門職社員に対する{解雇}問題に関しての、第4回臨時組合大会がKBC旧館会議室で行われました。

冒頭に三角委員長から「今回の争点は、評定の結果を公表しない会社は法律違反であり、さらに4名の就業環境から考えれば、社会的にも許されるものではない。4名の解雇を撤回させるために、今こそ団結が必要である。」

続いて、KBC労組から駆けつけてくれた岡田委員長からは「裁判であれば間違いなく勝てる。ただし、4名は4月になれば、収入を失ってしまう。3月までに解決できるように、KBC労組も協力は惜しみません。今日、KBC労組では代議委員総会が招集されて、斎藤さん、平尾さんにも出席してもらい想いを語ってもらいました。それを受けて、この問題解決に向けてのスト権が満場一致で可決されました。とにかく、運動の力で絶対に撤回させましょう。」と力強いあいさつをいただきました。

そして臨時大会の議案である「登用試験の是非」と「4名を社員化させるために」というところで、各職場に分かれ闊達(かったつ)な意見が交わされました。

「そもそも、専門職社員化において過去に振り返っても、試験を受けた人はいない。さらに、専門職社員内規には『満3年を越える専門職社員に対し、担当部長の上申があり、役員会で承認されたもの』としか書いておらず、試験なんて必要ない。」

「2度も試験を受けなければいけないのは疑問。」

「落とさない試験というのがおかしい。専門職社員制度に関しては、会社と話し合っていかなければいけない問題と思うが、これで終わりと言うような結論は出ないと思う。」

「全員が作文を持っていかなければどうなるの?」

など、今回の問題を解決させるための追加要求が可決されました。

要求1、
会社は、現在予定されている専門職社員の社員登用試験を取りやめ、全員を社員登用すること。

要求2、
会社は、実質上の「解雇通告」を行った4名の専門職社員(斎藤はじめ・平尾理恵・吉永健司・山口香織)も同様に社員登用すること。

また、今大会には組合に加入していない専門職社員もオブザーバーとして参加。大会の内容を聞き、組合の主張に賛同してくれた形で、その場での組合加盟を決心してくれました。執行部としても、今回の問題に高い関心を示してくれた事、さらに理解してくれた事は今後たたかっていく上で大きな力と確信しています。(要求書は下記参照)


専門職社員組合員
結束を固め前進を願う

臨時大会終了後、今回社員登用試験を受けるようになっていた組合員とそれ以外の専門職社員の有志が集まって、話し合いが持たれました。

その中で、「4人を守るのが一番」「不安はあるけれどみんなが団結してるならやりましょう」「不安は余り感じない。みんながいるし、最悪な状況になっても受け入れられる。みんなで頑張ったと思えるから」など、4名の{解雇問題}で団結をさらに固くしました。そこで、執行部の提案が行われ、試験拒否の闘争指令に全員承諾してくれました。

今回のことで、組合員一人一人の力は小さいかも知れないが、それが結集する事で、大きな流れを生むことができる。運動を広める力は、必ず良い結果をもたらす事ができる。そして、それが組合活動の原点だと執行部も改めて確信しました。



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