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KBC映像労働組合ニュース・2004年2月9日 第203号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


今度の舞台は役員会!?
労担の報告書が今回のキーポイント

先週の金曜日に、団交が持たれました。今回の団交は木曜日の定期大会で信任された新執行部の挨拶もかねて行われたもので、主に、前回の団交で会社が約束した「今週中に何らかの返事をする」という発言を受けてのものになりました。

組合 この前の団交で何らかの形をと言われたので、まずそれを伺いたい。
会社 今のところ私が、役員会に対して報告書を作成しています。ほぼ出来上がりつつある。月曜か火曜に役員会を開いてもらい、そこで報告して、どうするかを決めてもらおうかと思っています。
組合 これは月火で決まるということですか。それとも報告があってもう一度間が空くと言うことですか。
会社 それはそこで私の報告を『良』としてくれれば決まるだろうし『再検討』と言われれば決まらないだろうし。時間的にはもうそんなにないんで・・・
組合 それは経過報告と考えていいのか、組合主張をまとめたものと考えていいのですか?
会社 まあ、中身についてはちょっと今は・・・
組合 話したくないということですか
会社 話したくないと言うか、う〜ん、行ったとおりになればいいけど・・・。だから、問題全体をどういう風にするのか。事実上、見直しについては全面的に拒否されているから。じゃあこれに対して『どうしましょうか』ということだから。私としては『こういう風にやりたい』と提案するしかない。
組合 こちらも時間ないわけですから。一日で結論でなければ、二日掛けてでもやってもらわないと。役員のスケジュールは無理矢理調整してでも、必要なら月・火二日にわたってやっていただきたい。
会社 内容次第だろう
組合 報告書は労担が作られてるんでしょ
会社 いやいや、違う。二回開かないといけないというのは(役員会の)内容次第だろう。『もう一回きちんと調べてこい』となると時間かかるけど。11日の祝日が入ってるというのが困ったなと。
組合 組合としては火曜日に回答出していただきたい。その報告でなんらかの回答が出てくると思ってますので。
会社 基本的にそういうこと。闘争指令で拒否されたということと、組合から文書が出されなかったんで、私が(団交で)聞いた範囲で色々調査をして、報告書を今作ってます。相当あちこち聞きました。昨日も小坂さんに来てもらった。どうしてそういうふうになったかと。特に古いところですね。
組合 古いところというか、組合としては古いところというよりも、会社の姿勢ですね。それは、ずっと言い続けてますので。新しい古いと労担は言われますけど『専門職社員はイコール社員の未知である』という事は(専門職に対して行ってきた会社の態度で)会社自体が築いてきたこと。そこで制度が変わりますよということに関して、突然のこういう部分に関しては、社会通念上も厳しいのではないかと感じてます。ずっと行ってますけど、会社自体に、専門職社員は社員になる予定があったと考えてますので重々説明していただいたいと思います。火曜日の団交で、会社として真摯な姿勢を出していただきたい。

この日の団交で労担は、作成した報告書をもとに役員会で話し合うことは確約しましたが、火曜日の団交までに結論を出すことについては名言しませんでした。「時間がない」という発言は会社が先にしていますが、一番時間がないのは当事者達です。これまで何度も言ってきましたが、組合の要求は

「理由なき解雇を全面撤回すること」

「制度としてどこにもない『社員登用試験』を行わず、社員化すること」

「会社の謝罪」

です。火曜日の回答団交で問われるのは、今回の問題に対する会社の認識だと執行部は考えます。きっと労担は一生懸命に報告書を作っているでしょう。役員会でも真摯な会議が行われるでしょう。もし、火曜日の団交で一切の進展がないようなことがあれば、組合も今後の取り組み方を法廷闘争も含め、新たな方向に向けていかざるを得ないのではないでしょうか。

我々は絶対に4名の解雇撤回を勝ち取るまで、全身全霊をかけてたたかいます。


制技派遣支部発行の職場新聞です。今回の職場新聞を全てまとめたPDFファイルはこちらからダウンロードできます。

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