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KBC映像労働組合ニュース・2004年2月16日 第207号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


本日、注目の会社回答!

昨年12月26日付けで組合が提出した「専門職社員4名に対する解雇通告に関する要求」に対して、本日18時30分からの団交で回答が行われます。どのような回答が行われるか、執行部は予想が出来ません。しかし、今回「回答を出す」と約束した以上、会社も結論を出すようです。ちなみに組合の要求は以下の通りです。

1:会社は、2003年12月22日付け団交で通達した事項「専門職社員4名の来年度の契約更新を行わない(雇止め)という通告を全面撤回すること。

2:会社は、社員化を希望する専門職社員全員を無条件で社員にすること。

3:会社は、専門職社員に対する評定が構成に行われなかった事を認め、当該組合員と組合に対し謝罪する事。

組合の最大の目的は「専門職社員4名の解雇撤回」ではありますが、もし、その問題の解決に至る回答であったとしても、希望者全員の社員化の問題が解決しない限り、来年度また会社は同じ過ちを繰り返すかもしれません。

その不安や危険性などは、今回の問題の中でキッチリと協議を重ね、全面的に解決するまで執行部はたたかいを終わらせるつもりはありません。

13日の団交においても会社は「解雇通告を行った4名を含めて専門職社員の全てについて回答を出す」と言っています。これは、来年度も専門職社員を希望した人の契約内容や、会社が考えているこれからの「専門職社員」の位置づけなどをまとめた、専門職社員規程の内容なども含まれています。これについて組合も注意しながら、交渉を重ねたいと考えています。

なにより、本日の回答が100%組合の求めている通りの形にならなければ、今後会社経営をチェックするに当たって、大きな弊害を生むと執行部は考えます。本日の回答はそういった意味でも、今後の会社を占う意味でも、組合結成以来もっとも重要であり、注目すべきところなのです。

組合は、問題発生時点から主張する「4名の解雇通告の撤回」「希望者全員の専門職社員の社員化」を勝ち取るまで、たたかい続けます。まずはその第一歩である本日の会社の回答は会社の誠意を見るとともに、今後の運動の展開に重要なポイントとなります。


2月13日(金)団交報告

先日の新聞でもお伝えしていましたが、再三にわたる会社の回答引き延ばしに対し、組合は2月12日付で要請書を提出し、この日の団交に臨みました。しかし、この日も会社文書で回答の提出をしませんでした。以下団交議事録抜粋。

会社 申し訳ありませんが、今日は間に合いませんでした。16日に最終的に結論をお伝えしたい。
組合 月曜ですね、確約でよろしいですか。
会社 16日に団交を開いて結論を。できれば今日にでもと思ったけど、こちらも組織がありますので。
組合 月曜に役員会などが開かれて、ということですか。
会社 何らかの会議が開かれることはあるでしょうけど。色々確認しなければいけない事とか、クリアにするべきものが少し残ったと理解していただければ。
組合 ほぼ固まっているけど確認しないといけない事が残っているということですか。
会社 もう大筋は。「一括してお答えします」と言っていますから。全体が決まらないとあれなので。
組合 確認していいですか。まず、通告がなされた4名のことは当然ですよね。
会社 (今回の)4名、(このまま専門職を希望の)4名、(試験を受けなかった)8名、(入社1年未満の)その他の人。制度そのものを法律に適合するように、変更するべきところは変更するということも含めて、ともかく全て。4名のことだけ取り上げるとかいうようなことはしません。(中略)今回の問題は結構、会社組織として一定の形になる段階での問題だから。いろいろな過去のプロセスがあって、そこら辺を僕自身が全くわからなかったので、手間取ってしまったということはあるでしょう。ともかく、答えは月曜日に出します。
組合 確実に出ると。
会社 確実に出るということです。
組合 わかりました。それでは、月曜日に誠意ある回答を祈っております。


昼集会行います

2月17日(火)時間:12時〜
場所:KBC会館4階会議室

組合員は全員出席せよ!!



代議員会行います

2月17日(火)時間:19時〜
場所:KBC映像労組書記局

定期大会で提案した、闘争資金徴収及び運動方針について話し合います。各選挙区の代議員は必ず出席してください。

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