ニュース一覧#1〜#10#11〜#20#21〜#24+号外#25〜#30
#31〜#40+号外#41〜#50#51〜#60表紙に戻る

KBC映像労働組合ニュース・2004年2月18日 第209号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


団交にて回答は出るのか?

今回の専門職社員4名の{解雇}問題は、会社が専門職社員制度に不備を感じ、その是正をするために起こった問題でした。しかし、当事者である専門職社員には、一切責任はありません。過去に会社がその場凌ぎで行ってきた、労務政策の問題なのです。

それにも関わらず、会社の責任をどこかに置き去りに、さらに専門職社員を苦しめるような、制度を押しつけてくる会社の態度には反省の色すら感じられません。まずは、過去の非を認めるところから始めるべきなのです。

そのためには回答書を出すことが交渉の第一歩だと組合は考えます。事実、当該者4名の契約を更新すると言った時点で、雇止めの通告撤回と、今回の問題が社会的にも法律的にも間違っていたと認めたことになるのです。

この期に及んで曖昧な文書でお茶を濁す態度は断じて許されるものではありません。団交で回答が出なかった場合は、組合としても、ストライキ・法廷闘争を視野に運動を展開していくつもりです。


会社の責任はどこへ・・・

今回の問題で会社はどれだけ責任を果たしたのでしょうか?

1,労使間の協議を行わないままに進める姿勢

まず第一に新しい制度導入や従業員の処遇に関して、組合と協議を重ねることなく、先行して行った結果、問題は大きくなっています。その責任は組合にはありません。手続きを怠った会社にあるのです。

2,人権無視の姿勢

今回の問題で一番苦しんでいるのは当該者の4名です。それに対する謝罪はおろか「雇止め」の通告を撤回しない態度は、今も個人の心を傷つけ続けているのです。その態度は責任どころか、会社の社会的地位を失墜させるものなのです。

3,時間の問題へのすり替え

組合の主張は年明けから一貫しており、回答を引き延ばし続けているのは、会社の方です。しかし、「間に合わないから」と言って、新制度を協議する事無く強要しようとする態度は、労組法の労使対等決定原則を著しく犯すものであり、その理由を時間の問題で押し通そうとする態度は許されるものではありません。


三角委員長
新聞労連の会議で訴え

去る16日に日経新聞社福岡総局の会議室で行われた、新聞労連福岡・北九州ブロック会議に、三角委員長・地連香月書記長が出席し、今問題を訴えました。

会議には朝日新聞労組・西日本新聞労組など在福の新聞社の組合が集まっており、今回の問題の訴えに対し「最も卑劣な解雇問題である」「全面的に支援したい」と心強い言葉を頂きました。

この問題は当該者4名の通告撤回・希望者全員の無条件社員化・当該者達への謝罪の全面解決以外、組合は一歩も譲りません。そのためにも今後もこのような会議に積極的に参加し、地域の人々に訴え続けていきます。


永野副委員長は
KBC労組女性部会で訴え

昨日12時から行われた女性部の会議に、KBC映像労組から永野執行委員が参加させていただき、今回の解雇問題の経緯と支援の訴えを行いました。

女性部の方々から、

「映像労組が毎朝ビラ配りを行っているのを見て私たちも是非参加させていただきたい。」
「この問題は専門職社員をだましたのと同じで許せない」
「同じ構内で働く仲間がこのような目にあうのは決して他人事では無く、私たちにも降りかかってくる問題と認識している。何か出来ることはないか、みんなで考えよう」

など心強いお言葉を頂きました。本当にありがとうございました。


代議員会での議論も
{解雇}問題に集中

代議員会では春夏闘要求と、今後の組合費徴収の話し合いの他、今回の解雇問題に関する議論に集中しました。

会社はますます問題を複雑にして組合員の分断を考えている!
こんな一方的な会社の都合で出してきた規定なんて到底受け入れられるか!
改悪もいいところだ!協議も何も、回答書じゃないじゃないか!
今こそ専門職社員20名全員の団結が必要だ!

など今回の会社の対応に怒り爆発。今後この問題を職場集会でも議論し、会社全体にこの怒りが浸透していくことが、会社を動かす力になると確信して終わりました。


組合員全員投票締め切り日です

本日、組合規約及び在福共闘加盟に関する投票締め切り日です。
まだ、投票していない組合員は必ず投票お願いします。

ニュース一覧#1〜#10#11〜#20#21〜#24+号外#25〜#30
#31〜#40+号外#41〜#50#51〜#60表紙に戻る