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KBC映像労働組合ニュース・2004年3月2日 第218号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


たたかいはまだこれから!!

2月26日に会社は、{解雇通告}を受けた専門職社員4名に対し「来年度も契約更新を行う」と組合に通達してきました。しかし、「雇い止めは撤回しない」としています。このままでは、本人達の名誉は傷つけられたままであり、来年度の雇用はとりあえず守られても、その先は不透明なままです。会社が{解雇通告}を撤回しない限り、この問題の解決はありえません。

そしてKBC映像には現在、来年度も契約更新を行う専門職社員が20名います。彼らは契約社員として入社し、長い人でもうすぐ満7年になります。仕事も、正社員との間に何の違いも無く、同じ仕事をこなしてきました。しかし、専門職社員には退職金の規定も無く、以前はいくらかの手当がつくだけで、残業代も払われていませんでした。それでも彼らは入社時に言われた「3年経ったら社員にする」という口約束を信じて一生懸命に働いてきました。これまでの契約更新にあたっての評定も、翌年度の年俸額を決めるためだけに行われてきたのが実態です。

このような点から見てもKBC映像における専門職社員は『始めから期間の定めのない雇用』であり『社員になるための道』と彼らが考えてきたのは当たり前のことではないでしょうか。

組合は強く求めます「会社は社員化を希望する12名の専門職社員を直ちに社員化しろ」と。

社員化が実現するまで、このたたかいは決して解決へ向かわないのです。


本日「専門職社員の集い」を行います。

先週から定期的に開催する事になった第2回「専門職社員の集い」を行います。みんなで集まって今の現状や問題などを話し合おう!

昨日の臨時大会に関する報告もあります。

日時:3月2日 時間:19時〜
場所KBC映像労組書記局

専門職社員の皆さんの参加宜しくお願いします!


臨時大会で春夏闘要求可決

・専門職4名に対する{解雇}通告撤回!
・正社員化を希望した12名の社員化を勝ち取る!
・改悪「契約スタッフ」制度は即刻撤回せよ!

昨日19時から2003年度第一回臨時組合大会が開催されました。

はじめに、小幡書記長が{解雇}問題の経過報告と現在の状況について説明を行いました。次に三角委員長が、今春闘に関する諸要求案と夏季一時金要求案、昨年末起きた専門職社員4名の{解雇}問題に関する追加要求案についての提案を行い、質疑応答のあと、要求は無事可決されました(可決状況は下記)。

昨年末から続いている専門職社員{解雇}問題で、会社は撤回を頑なに拒否していて、未だ解決していません。また{解雇}問題解決の為に社員登用試験を闘争指令によって拒否した、正社員化希望の8名を含めた12名の社員化も、なんとしても勝ち取らなければなりません。

本来会社が今回のような不当な{解雇}通告を行わなければ、みんな社員になれたのですから、会社が組合の責任にするのは筋違いです。さらに、会社が新たに導入しようとしている「契約スタッフ」制度は問題山積みで、このままの導入は決して許す訳にはいきません。

今春闘は組合結成以来、最も重要なたたかいになることは間違いなく、大会ではこの問題に今後組合がどのようにたたかっていくのかについて「会社が間違った事を認めようとしない姿勢を組合が見過ごせば、これからも会社は不誠実な態度を取り続け、私達の将来に暗い影を落としていく事は間違いなく、ここで、会社の姿勢を正させることが、働きやすい労働環境をつくる第一歩である」と方針の提案を行い了承されました。

最後に、今春闘で確立するストライキ権について説明がありました。

@{解雇}問題に対する追加要求
A春闘要求
B夏季一時金要求
C民放労連・九州地連統一要求

の4項目です。スト権の確立は組合員全員投票にて行います。

投票期間は明日3日(水)〜9日(火)迄です。組合員は必ず投票してください。


今後のスケジュール

3月2日(火) 9時〜朝ビラ/19時〜専門職社員の集い
3日(水) 9時〜朝ビラ/18時半〜春闘要求提出団交
4日(木) 9時〜朝ビラ/対策会議
6日(土) 雇用の多様化対策会議
7日(日) プロ・関連共闘会議


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