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KBC映像労働組合ニュース・2004年3月3日 第219号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


本日、要求書提出団交!

本日18時30分から春夏闘要求を提出する団交が開かれます。

当然、現在協議中である{解雇}問題に関する交渉も行われます。組合が今回の問題で求めているのは、「専門職社員4名に対して出された雇止めの通告の撤回」「専門職社員の希望者全員の社員化」です。

労担は昨年11月の団交において「希望者全員を社員にする」と発言しています。労担はその後「来年度更新するものが前提だった」としていますが、これまで専門職社員が「ほぼ自動的な更新が前提に話が進められている事実」「期間満了や評定の結果をもとに雇止めをしていない事実」「恒常的に専門職社員から社員を登用していた事実」から考えれば、専門職社員全員に、社員化を求める権利は発生しているのです。会社もこの状態を把握したからこそ、「4名に対する更新」を行ってきたと組合は考えます。しかし、会社はその事実を認める事を良しとせず、「4名に対して雇止めの通告の撤回はしない」と社会的に認められない不誠実な態度を崩しません。

社員と変わらない仕事をしてきたのに、一方的に不安定な制度にあてはめてきた会社の責任をはっきりさせない限り、今回の問題解決には繋がりません。これ以上会社が不誠実な態度を取りつづけるのであれば、組合としても第三者の判断に委ねる選択を取らざるを得ません。

しかし、組合はこの問題を曖昧な解決で終わらせるつもりはありません。どんな手段を使ってでも、きっちりと会社の責任を認めさせ、希望者全員の社員化を勝ち取るまで戦いは終わりません。


・専門職4名に対する{解雇}通告撤回!
・正社員化を希望した12名の社員化を勝ち取る!
・改悪「契約スタッフ」制度は即刻撤回せよ!


昨日、専門職社員の集いが開かれました。

集会では「会社として、3年たったら社員にするとは言っていない」という団交での会社発言に対し、専門職社員に「過去に会社から社員化について言われたことはないか」と聞いたところ、たくさんの声が挙がりました。

いくつか紹介すると・・。

Aさん
内々定の連絡をもらったときに『3年たったら社員になれる』と言われた。学校から会社に問い合わせてもらったら『大丈夫』と言われた。それが無かったらこの会社に入らなかった。

Bさん
3年目になる4月に当時の総務部長に『来年は社員だね』と言われた。しかし次の年になれなくて、すごく頭に来た。

Cさん
3年過ぎるときに『社員になるか?』と聞かれ『はい』と答えたら、社員になった。試験とかは一切何も無かった。

このように会社は、専門職社員が卒業した学校に対して答えたり、本人に対して来年度の期待を持たせたりしています。これを「会社にとって言ってない」と言い切れるのでしょうか?

組合は「3年後には社員」の部分について、これからも調査を行い、これまでの会社の実態を明らかにし、責任を追求していきます。


今後のスケジュール

3月3日(水) 18時30分〜春闘要求提出団交
4日(木) 9時〜朝ビラ/対策会議
6日(土) 雇用の多様化対策会議 於:東京
7日(日) プロ・関連共闘会議 於:東京
MIC04春闘福岡総行動 於:福岡

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