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KBC映像労働組合ニュース・2004年3月4日 第220号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


専門職社員雇止め問題に
進展無し!

昨日、春夏闘要求の提出団交が18時30分より行われました。

春闘要求及び夏季一時金の要求を提出と併せて、雇止め問題に関する追加要求も提出しました。会社は組合が兼ねてから求めている「12月26日付の要求」の回答について・・・

会社 前回の団交で言った通り、回答を出して問題が解決へ前進するものなら出します。
組合 (当該者)4名に対しての通告撤回はないのか?
会社 撤回はありません。会社としてはこれが精一杯です。
組合 でも、来年の更新はされるんですよね。
会社 何回も言っています。そうです。あなたたちの主張を全面的に認めるわけではないけど、(4名)全員については契約更新します。
組合 通告の撤回はないんですか?
会社 撤回という言葉は使いません。(中略)組合が撤回って言うんならそうしたらいいじゃないですか

会社は、ここまで追求を行っても「撤回」の二文字を使うことに対して、否定的な態度を変えようとはしません。さらに・・・

会社 もし、会社が撤回をしたら、今度は(組合は)評定の問題を追求してくるでしょう。そうなったら泥沼。会社としてこれ以上は譲れません

と、組合の展開の予想まで団交で発言してきました。これまでの団交と比べると、手の内を見せてくる労担は、かなり切迫しているように思われました。

しかし「契約の更新」=「雇止めの撤回」と組合は理解していいのでしょうか?

会社が「撤回」と言わないのに、組合が「撤回」の判断を下せば、また更なる問題を生むかもしれません。だから、会社には真摯な姿勢を見せて欲しいのです。


・専門職4名に対する{解雇}通告撤回!
・正社員化を希望した12名の社員化を勝ち取る!
・改悪「契約スタッフ」制度は即刻撤回せよ!


専門職社員の今後について

現在の専門職社員の問題に関して、現段階で会社が行おうとしている更新の内容について確認しました。

組合 専門職社員20名に対して、来期の更新は委嘱業務が終了(今行っている仕事が終了)するまでの契約と言うことですよね。
会社 はい、そうです
組合 それは、(社員化になったときの)退職金の部分は除き、社歴などは継続すると言う意味ですよね
会社 はい、そうです。制度に関しては組合との協議で変更した部分は当然適用していきます

と、今後継続して更新する専門職社員についての、今後の会社の姿勢はある程度確認は出来ましたが、組合の主張はあくまで「希望者全員の社員化」であり、この要求は追加要求でも掲げており、春闘の第一課題として解決まで闘いつづけます。

これからが正念場!会社を正していくのは労働組合の使命なのです。


春闘要求&夏季一時金要求提出

先日、臨時大会で承認された、春闘要求&夏季一時金の要求書を提出しました。これについては、回答指定日を3月17日にしています。

会社は団交で「今年度の売り上げ予想が9億5千万、来年度の予算は10億で組んでいます。確かに5千万は厳しいかもしれないが、実現させたい。」と、来年度の目標を掲げてますが、この内容が労働環境が悪化しないように注意してみていかなければなりません。

そのためにも、今回の春闘要求は重要なものも多く、ひとつでも多くの実現をめざし運動を展開させて行きましょう。


今後のスケジュール

3月7日(日) 雇用の多様化対策会議 於:東京
7日(日) MIC04春闘福岡総行動 於:福岡
7〜8日 プロ・関連共闘会議 於:東京
17日(水) 労連統一1次回答指定日

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