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KBC映像労働組合ニュース・2004年3月17日 第227号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


本日一次回答指定日

今日は、労連統一の春夏闘要求一次回答指定日となっていて、KBC映像労組も午後6:30から団交が持たれます。

私たちも今日の回答を求めていたのですが、10日の団交で会社は「17日に一次回答は間に合わない」と発言しました。組合は「3日に要求書を提出しているのだから、今さら間に合わないと言うのはおかしい。もし、ベアの回答が出来ないのならば、諸要求に対する回答だけでも先に出して欲しい。」と会社に要求しています。

また、今日の団交では、現在進められている専門職社員への来年度の年俸額の提示についてや専門職社員の社員化問題について。さらに4月1日付人事異動についても協議を行う予定としています。注目の一次回答となる本日の団交については明日の新聞で詳しくお伝えします。


今年はベアを取り戻そう!!

この数年、日本全体の傾向としてベアゼロは当たり前となっています。KBC映像でも、ベアについては、01年が1000円・02年が500円と少ない額ながら獲得していましたが、去年はついにゼロでした。

会社が儲かってないから?世の中が不景気だから?こういった理由であきらめなければいけないように考えている人もいるかもしれませんが、私たちの生活を考えてみましょう。今の月々の手取りで、十分な生活ができますか?私たちが会社に提供している労働力に見合ってますか?これに『そのとおり』と答える人はいないと思います。

賃金とは、私たちが生活していく上で必要な額を満たし、日々こなしている労働力に見合ったものでなければいけません。私たちの現在の賃金を考えると、このどちらも満たしているとはいえないのではないでしょうか?また、定年まで働くとして、自分の人生設計を考えたときに、安心できる人もいないのではないでしょうか?だからこそ私たちは大幅なベースアップを求めるのです。

労担が変わって、確かに会社は少しずつ変わっています。派遣について言えば、これまで逆ザヤの人もいた時間外が正当に請求されるようになり、派遣の収益は約120%伸びました。

会社が正当な請求を行い売り上げが延びているならば、正当な労働の対価として労働者に還元するべきです。また、来年度は売り上げ10億円の予算を組み(平成14年度の売上は約9億3千万)、「今年はチャレンジしていきたい」と発言しています。大きな目標を立て、そこに向かって邁進していくことは確かに大切です。そしてそれを支えるのは労働者のやる気です。「目標に向かって全員でがんばっていく」と言いたいのならば、会社がベースアップを行うことが、やる気を持って目標に向かうためのおおきな支えとなるのです。

組合は、4名の雇用を守るために試験を拒否した8名を含め、社員化を希望する専門職社員全員の社員化を、今春闘の第一課題にしています。専門職社員から社員になった場合、年収がアップする人もダウンする人もいますが(会社は全員社員になった場合、人件費総額では増えると言っています)、よりいい条件で社員になって4月から一緒に働くためにも、今年のベアを勝ち取るべく、全組合員が一丸となってたたかって行きましょう。


安定した雇用を勝ち取ることが
私たちの会社を守ることにつながる


今後のスケジュール

3月20日(土) 地連委員会(福岡)
21日(日) 地連・単組代表者会議(東京)
31日(水) 労連統一2次回答指定日


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