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KBC映像労働組合ニュース・2004年3月30日 第233号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


専門職社員

昨年末に起きた専門職社員4名への{解雇}問題から始まったこの一連の流れ、皆さんはどう思いますか?彼らが「評定結果不良」という根拠のない不当な理由で解雇されようとした事を、私たちは許すわけにはいきません。このような事を許せば、それこそ、労働者みんながいつ首切られるか不安になるのは当然です。

そして、会社が新しく導入しようとしている「契約スタッフ」という制度についても、専門職社員が不安を持たざるを得ない内容となっています。しかも、その制度に現専門職社員19名を当てはめようとしているのです。組合は、「契約スタッフ制度」には問題点がたくさんあると考え、本日会社に対し確認書を提出し、今後も、この問題について継続して協議していくことを団交で確認します。その確認が確実に出来なければ、専門職社員が来年度の契約をしてしまうことでこの先どうなるのか不安でいっぱいになるのは当然なことです。これだけの問題が起きているのですから。

なぜ会社は次々に不安になることをしてくるのでしょう?そして、解雇通告を受けた4名を救うために社員登用試験を闘争指令によって受けなかった専門職社員8名を含んだ正社員化についても、組合は、今後何としても社員化を勝ち取るべくたたかっていきます。


 長崎ビジョンでも
労連統一要請行動

先週25日の統一行動は、長崎ビジョンでも行われ、労連の羽原副執行委員長をはじめ、九州地連の近藤執行委員長、永江書記長、単組からは永野副執行委員長が参加しました。

長崎ビジョンでは、現在団交すら出来ない状況で、この不当な行為に長崎ビジョン労組は地労委申し立てを行っています。しかしながら、会社は要請行動自体を受け入れず施設管理権の侵害だと私たちを悪者扱いにして、話すら聞いてもらえませんでした。その行動に、私たちオルグ団も呆れるばかりでした。

その後会社前にて支援集会を行い、各単組からも応援に駆けつけて、総勢40名を超える仲間が結集!この問題を含め、現在起きている各プロダクションの問題解決の為に皆さんの支援を訴え、共にたたかっていくことを確認、集会は無事終了しました。


明日は春闘要求一次回答

会社は、組合の春闘要求回答について、専門職社員の問題などで色々あったことと、人事異動、昇進などの調整・決定が遅れていた事を理由に挙げ、回答が組合の指定していた17日には出せないと言ってきました。そして、一昨日の団交でも、労連二次回答指定日である31日にやっと一次回答が出せそうと言っています。

そもそも、会社が専門職社員の雇い止め通告を行わなければ、このような事にはならなかったはずです。専門職社員の問題については春闘要求で挙げていますが、その他の諸要求に関しても、人員問題、代休未消化買い取り問題など解決していかなければならないものが山積みなのです。

今現場はものすごく忙しいのです。ハッキリ言ってみんな余裕はありません。だって、人員足りてませんもん。毎日毎日仕事をこなす為に走り続けているのが現状なのです。なのにいつまで経っても、先が見えないこの状況。賃金に関しても、基本が低いのですから、全体の底上げをするためにも、ベアは何としても勝ち取らなければなりません。

私たちは、何も法外な要求をしているのではありません。みんなこの仕事が好きだし、誇りをもって仕事しているんです。そんな私たち労働者が安心して仕事が出来る環境、安心して生活出来る賃金が無ければ、この先KBC映像の未来はありません。より良い会社にしていく為に組合員のみなさんと共に一致団結して、春闘要求を勝ち取りましょう!


安定した雇用を勝ち取ることが
私たちの会社を守ることにつながる


今後のスケジュール

3月31日(水) KBC映像労組・KBC労組合同朝ビラ
昼集会
民放労連統一2次回答指定日
4月5日(月) 第2回臨時組合大会(予定)


明日も朝ビラ行います。組合員のみなさんは必ず参加願います

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