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KBC映像労働組合ニュース・2004年3月31日 第234号

我々は不当な{解雇}絶対許さない


本日やっと一次回答!
どうなるベアと社員化!

本日、2週間遅れで会社から春夏闘要求に回答が出されます。昨年末に起こった雇止め問題の行方も含め注目の回答となります。そこで組合としての重点課題をもう一度確認しておきましょう。

1、会社は、昨年末発生した専門職社員の正社員化に伴う雇止め問題の早期解決をはかり、正常な労使関係を築くこと。

会社は当該者4名の雇止めは行わないと約束していますが、希望者全員の社員化について、未だ納得のいく回答を出してきていません。この事について会社は何ら責任を取っていません。本来、会社が無謀で法律を無視した雇止めの通告を行わなければ、希望者全員は少なくとも会社が予定していた「通すための社員登用試験」を受けられたはずなのです。会社の姿勢を改めて確認するためにも、重要な回答となります。

2、年齢給を一律2万円引き上げ、年齢×1000円のベースアップ

我社において賃金テーブルは年齢が上がるごとに生活が苦しくなる、斜度の低い階段になっています。その是正を行うために年齢×1000円の変則的なベアを要求しています。さらに根底が低い部分を補うために2万円の一律要求を行っています。ちなみに

一昨年(ベア500円・昇給平均5700円)
昨年 (ベア  0円・定昇平均3344円)

このような上昇率では、人並みの生活は送れません。
なぜなら委員長(大卒・制作部入社13年・35歳)の基本給は177,100円!
半端な上昇率では追いつくはずが無いのです。

3、週35時間労働・完全週休2日制の導入

現在、我が社においては派遣先勤務と本社勤務の就業形態が異なっています。それは週休2日制度です。本社勤務は現在も隔週の週休2日制で勤務しています。これでは、我が社に働く人間の就業時間の誤差が生じ、賃金その他手当等に弊害が起こってきます。さらに会社は平成13年度に行った未払い賃金問題解決時に組合の代替要求を受け入れる約束を行っており、実施されていないのは不誠実でとしか言いようがありません。今回の回答で何らかの動きを会社が行わなければ会社に対する不信感がさらに強まるものとなってしまうでしょう。

4、有期雇用者の増大を防ぐ

我が社において、これ以上無計画での有期雇用者の拡大は会社に蓄積されている技術の継承を阻害し、惹いては会社の制作能力の低下をも引き起こすものとなります。安定した雇用で計画的に人員を配置することが、今後会社にとって生命線になるのは間違いありません。その為には、有期雇用者の正社員化も含め有期雇用のあり方を会社に問わなければいけないのです。

その他、諸要求に関してはどこまで回答を出してくるか分かりませんが、
KBC映像労働組合2004春夏闘は「安定雇用の実現こそ会社を守る」「大幅なベアが無ければ生活は守れない」と言うことを中心にたたかって行きます。


安定した雇用を勝ち取ることが
私たちの会社を守ることにつながる


本日、予定されていた
KBC映像労組・KBC労組の合同昼集会は中止になりました。

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