ことばの遊園地〜詩、MIDI、言葉遊び
Top page  詩の1 詩の2 詩の3 句帳 音楽照葉樹林 アンダン亭から だじゃる丸 いいぞ、ハイドン 映画『道』のこと
リンク集 掲示板

アンダン亭から アンダン亭トップ アンダン亭・過去の記録

10月31日(月) 免許がなくても

以前から「免許外教科をなくせ」という議論が続いている  親がその正論を主張していることが結構多い  だが、少なくとも中学校レベルでは、専門ではない教科を受け持つことが可能な場合もあるのは事実ではないだろうか  大事なのは事実であって、建て前ではない


多くの塾では、よほどの余裕がない限り教科の掛け持ちは当然の如く行なわれている  学生を使っている塾も少なくない  学生は、免許外どころか無免許だよ^^  お金を払っている塾には寛容で、無償の義務教育における免許外に厳しいのは、考えてみればかなり不思議だ  日本教育七不思議乃壱(いち)といっていい


塾の免許外講師・無免許学生講師に対してなぜ寛容かというと、本当は免許なんかどうでもいいことを、親も子もわかっているからだと思う  ある程度の知識や教え方のレベルは必要だが、それは免許の有無とは全く関係がないと、親も子も十分にわかっている
何しろ、子育てママは全員無免許で子を育てている(^0^)  免許がなくても子は育つ

10月27日(木) リボーンバンド

ホワイトバンドとピンクリボンにヒントを得て、リボーンバンドっていうのを考えた  これを書店やCD店に置いてもらい、遺骨収集資金を広く浅く募るわけである  リボーンは「もう一度生き直す」というほどの意味で、骨(ボーン)にかけている  なかなかいい!^^


それにしても、ホワイトバンドは二重に拙速であった
説明不足という1つ目の拙速に批判が高まった時、2つ目の拙速を犯したように思う  朝日新聞一面連載で、唐突にホワイトバンドの由来や人脈などが縷々紹介されたのである  イヤな言い方を許して貰うと、然るべき人脈を通じて朝日に泣きついたように読めてしまった


もうひとつ  広告代理店から素案を得た段階で、「この表現では誤解を招く」と思う人がひとりもいなかったのか  もしそうなら、残念ながらスタッフ一同の考えが独善であったように感じる  自分たちのやり方がそのまま広く伝わるという思い込み
何も知らないのに、いろいろ書いてしまった…  謝ります  そしてリボーン!

10月26日(水) 生産性ゼロ×2

生産性がないとか、生産性が低いなどということが、日本ではまるで悪いことのように言われる場合が結構多い  ところが一方で、お金に結びつかないこと、むしろ生産性がマイナスなことを、毎日毎日平然とやっている人もまた結構多い  …ので困る、というか、頼もしい(^0^)


例えば考古学者である  人類が3百万年前に生まれたか5百万年前に生まれたかが分かっても、それが現在の私たちの生活で何かの足しになることはない  それなのに、こういう考古学者に対して理解を示し、見返りなしで幾らかの援助をしている企業もあると聞く  (かつてのピラミッド調査には「財宝狙い」の面もあったろうが、今はもうそんな時代ではない)


利益を生まない事業に対して資金を拠出するのは、利益を生む事業で成功を収めた者の義務ではないだろうか  寄付や慈善事業ではなく、将来への投資ではもちろんない  それらの発想を抜け出したような資金供与に、いい名前が思いつかないが…  「ネーミング」は大切だ  ホワイトバンド、ピンクリボン、etc…  最近の流行はカラー名プラスαか…

10月25日(火) 生産性ゼロ

22日(土)に書いた遺骨収集は、生産性のない仕事である  遺族や周辺の人々に、一応の安堵をもたらす程度である  しかし、生産性があるという理由でのみ、私たちは生きているわけではない  むしろ、生活の中で生産性のない部分の占める割合は案外高いはずだ


それは利益を上げない世界であり、効率を優先しない世界である  むしろ損であり、甚だしくマイペースの世界なのだ  早い話、インターネット上の殆どのサイトがこれに該当するだろう  当サイトも含めて、生産性ゼロのHPがどれほどあることか(;^。^A
ただし生産性ゼロの世界は、人知の及ばぬ所で意義深さが存する(…かも知れない^^


未収集の遺骨、すなわち棄骨がまだあるという事実  60年経った現在、もはや政府の責任云々を言っている時期ではない  8百億円もの融資ができるほどに余裕のある銀行や企業がやるしか道はない  生産性はゼロ、でも精神面での信用は一気にあがる  やり遂げたら、当該地域で長く語り伝えられることになるだろう

10月22日(土) 外地の遺骨収集

楽天TBS報道の中で、8百億円という金額を目にした  8百億円っていくらだ?!w(。・o・。)w  それだけの金を融資できるのなら、銀行や大手企業にぜひやってもらいたいことがある  それは、南の島々や大陸に散逸する遺骨の収集という事業である  太平洋戦争で命を落とし、そのまま帰還できなかった同胞の骨拾い


政府による遺骨収集は、打ち切りの方向へ進んでいるという  予算も3千万円ほどしかつかない  この国の指導者たちは、口を開けば「英霊」だの「御霊(みたま)」だのと得意のように言うけれど、町や村のあんちゃんおじちゃんが無惨な死を遂げ、その姿のまま野ざらし60年  おお、それが「英霊」か


現在、大手企業の経営者層は、かろうじて戦中戦後を知る最後の世代であろう  一肌脱ぐほどの人はいないのだろうか  いくら利益を上げたって、立派そうなことを並べた本を何冊出版したって、南の島や大陸に骨がたくさん転がっていることに変わりはないのだ

10月21日(金) 視聴者の立場では

楽天とTBS、阪神と村上世彰氏、あるいは今年始めのライブドアとニッポン放送…  これらの買収劇や経営参画問題は、本当にそれほど大きな出来事なのだろうか  各メディアが連日のように報じているが、一体何故こんなに騒いでいるのか、私はわからないでいる


例えばTBSだが、楽天が筆頭株主に躍り出るまで、私はTBSの主な株主が誰なのか、考えてもみなかったし、知ることが必要でもなかった  つまり、何処の誰だかわからぬ人が発言力を持つTBSを、無反省に喜んで見ていたのである  同じことは、ニッポン放送にも言えるし、いわんや阪神をや、である


誰が「主な株主」なのか知らなかった自分を、恥じるべきなのだろうか(。・。・?)  今までの「主な株主」の経営方針に賛同してTBSを見ていたわけではないのだが…  おもしろければ見るだけの話である  直接の関係者を除けば殆どの人が同じ立場であろう

10月14日(金) 理数系は詩の宝庫

理数系はかなり早い時期に見切りをつけたクチだが^^ゞ 理数系の新発見などには今でも心が躍る  それがちょっと愉快な発見、笑っちゃう発見なら尚更である  その意味で、今日の朝日新聞夕刊は新発見が盛り沢山でおもしろかった


ハテナと命名された新発見微生物  和歌山と福岡の砂浜にいたらしい  植物と動物に分裂し、動物になった方は水中の葉緑体を食べて植物化し、また2つに分かれ…  解説図がユーモラスだった  そして、何もかも呑み尽くす究極の呑ん兵衛と思われていたブラックホールが、実はその周辺で百万個の星々を育てている究極の子煩悩であることも、わかってきたらしい


さらに、細菌が「べん毛」を使ってひょこひょこ動くときには、歯車のように組まれた26個のたんぱく質が14度ずつ動いているらしい  将来の微細モーター開発への朗報だそうである
「ジョルダンの曲線定理」  閉じた平面図形は外部と内部に分かれるという、見ればわかるコト(笑)が、20万行を費やして証明されたという  何だかわからぬが、目出度い(^○^)

10月7日(金) イチジクのささやき

最近、イチジクの人気が上がっているのではないか  どうもそんな気がする  なぜなら、9月はいつ店頭へ行ってもイチジクが豊富に置いてあったからだ  数年前までは、見つけた時に買わないと、その年はイチジクが食べられなかったほど、申し訳程度の品数であった  好き嫌いのはっきり分かれる果物だから、当時は置いても買う人が少なかったのかも知れない


以前庭付き借家住まいだった頃、わざわざイチジクの木を買ってきて植えた  その木は、園芸店の敷地の片隅で、他の木や花から紛れ隠れるように鉢植えのまま横倒しになって放置されていたものを、私が「発見」したのだ^^;  葉っぱも何もかも泥はねにまみれていた  助けたことを恩に感じてくれたのかどうか、おいしい実の成ること成ること、隣近所に分けたほどだった


しかし今年SATY青果売場で買ったイチジクはとてもマズかった  硬くて味がしないのだ  商品として十分に世話して、それでマズいとはどういうことだろう  もしかしたら食用ではなかったかも…  「イチジク酒」用みたいなものを、ガバと飛びついて買ってしまったか(^^ゞ

10月1日(土) 女王の教室2

TVドラマ「女王の教室」が終わって2週間  もう誰も「女王の教室」のことを話さない  子どもに水を向けても、阿久津先生の苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)は、もはや時の彼方だ  月日は百代の過客にして、今を生きる子どもの成長もまた速く、時々がっかりする^^;


あのドラマの主題はひとことで言えないが、「コレだ!」と、見てわかるシーンはあった  阿久津先生が去った後、教頭が代わりに算数を教える場面である  「60ページ、開けて」と教頭が言うと、「もう開けてます!」とひとりの子どもがはっきり言う  クラス全員が既に60ページを開けて教頭を睨んでいたこのシーンこそ、全編の頂点ではないかと私は考えた


「もっとちゃんと子どもを見てくれ」…このシーンは、そう言っているようだった  子どもが準備OKかどうかは見ればわかるのに、それをしないで漫然と授業を始めようとした教頭への、痛烈な一撃であった  もちろん、すべての大人たちへの一撃でもあったはずで、私は「(-"-;) 痛っ…」と感じた

9月29日(木) まとまりなく9月末

プロ野球楽天の田尾監督解任は、その理不尽さから推して、昨年の就任時すでに決まっていたのだろう  あの時もシダックス野村監督に白羽の矢が立った  しかしシダックス側としてはタイミングが悪く、やむを得ず「1年後に」という密約が…  そんな事情があったように思える


ハリケーンは、決して「Hurry、Kane!(急げ、ケーン!)」ではない  実は、ハリケーンのケーンは映画「市民ケーン」のケーンではないかと仮説を立てたのだ  「ケーン」という人名は、「いかにもアメリカ」を指す男性の人名で、だからこそハリケーンに女性の名前がつく  「急げ、ケーン!カトリーナの暴風雨に巻き込まれるぞ」…てな具合に…  おもしろい勘違いであった


カラスが鳴いている  増え過ぎて好き勝手し放題、糞害やゴミ荒らしで人を悩ませる  しかし…  カラスが、道端で死んでいるのを見たことがない  彼らはいったい何処で死ぬのだろう  きっと死ぬときには人目につかない場所へ移るんだろうけど、そこへ行く途中で力尽きてしまったカラスがいてもいいはずだが…  わからない

9月17日(土) もっと日陰を!

耐え難きもの、真夏のバス(公共バス)に日よけなきこと
いくら冷房が効いていても、陽射しに照射されると実に耐え難い  お年寄りが陽射し側の席を避けて、わざわざ反対側のつり革手すりにつかまって揺られていることもある
それに、紫外線の害は心配ないのだろうか  あの大きな窓ガラスはUVカットなのか?


町なかを走るバスは、ひとりが乗っている距離がそれほど長いわけではない  だから日よけはいらないだろうという発想か  「セコい」というのは、そういう発想を指すのだろう
それともどこかにボタンがあって、押せば日よけがするすると御簾(みす)のように下りてくるのだろうか…


バスは、近年とみに進化を遂げた社会資材のひとつだ  低床・ノンステップ・アイドリングストップ・座り心地・わかりやすい料金箱・同路線共通券などなど、バス事業単体ではそれほど儲からないはずなのに、よく工夫していると思う  それなのに、たかが日よけを付けられないのだろうか
私は、民意を問いたい^^;  日よけを付けるのに反対する人はいないと思うのだが…

9月11日(日) 衆院選外伝

民主主義の根幹は何か  「それ」がなければ到底民主主義とは言えないもの  それは「投票の秘密」であろう  「誰に投票したか」はもちろんのこと、そもそも「投票行動をしたかしないか」さえ、本来ほかの人に知られるべきものではないのだ  私はこのことを、父から教わった


「誰に入れた?」って聞かれたら、たとえ親子や夫婦であっても、答える必要はない  答えちゃいけない  いや、そういうことは、聞いちゃいけないんだ  内緒のままでいいんだ
選挙が近づくと、父はよく家族の前でそんなことをしゃべった  「内緒にする」というのは、子供だった私にもわかりやすく、大賛成であった  いろいろ内緒事が多かったから^^;


で、今日の衆院選での私の「投票の秘密」をひとつだけ  国民審査用紙を、比例区の箱に入れてしまいました…  実は私の前の人も間違えそうになり、「コレコレの紙はこちらへ」と注意されていた  間違えやすいんだなと私は肝に銘じたが、気がついたら間違えていた(爆)
さい銭箱にさい銭を投げ入れようとして財布を投げ入れた八っぁん熊さんだぁ( p_q)

9月9日(金) メールアドレスの公開

迷惑メールの淵源を確かめるべく、この身を人身御供としておよそ8ヶ月間  トップページのメールアドレスを偽装して、迷惑メールが減るかどうかを見続けたが、結果は「増えた」(^^;
だから現在は偽装実験をやめ、ここも「プリントゆうえんち」も、正しいアドレスに戻している


HPにアドレスを公開していることと、迷惑メールがやってくることは、それほど関係はないようだとわかった  考えてみれば、HPを持たない人にも迷惑メールは数多く届くのだ  HPで公開されたアドレスが迷惑メールの発現地となる割合は、数年前に比べ小さくなっているのだろう


私の所に飛来する迷惑メールは、普段は日に6、7通で、多くても10〜15通ぐらいだ  街なかを歩いていても、10人や15人はアブナイ人とすれ違っているだろうから^^;、じゅうぶんに気を引き締めて甘言に近寄らず(爆)、その上で「これくらいは甘受」せざるを得ない数なのかも知れない

9月6日(火) もうひとつの刺客騒動

衆院解散後、どのTV局も刺客を「しきゃく」と言って取り上げ始めた  自信はないが私は「しかく」だとばかり思っていた  なぜ自信がないかといえば、そんな言葉は普段使わないから…
普段使わないものは、覚えていられなくて当然である  TV局アナウンサーやキャスターを責める気はない  …ないが、私の勝ちであった  刺客は「しかく」と読むのである(^○^)


昔、労組を「ろうぐみ」と読み失笑を買い、乳房を「にゅうぼう」と読んで爆笑を買ったことがある  もう生きてはいけないと思い悩んだものである…  実は、どちらもそういう読み方はあるのだ  ただ、使う場所を間違えてたのである  とくに乳房は(爆)  「ろうぐみ」は古い現場用語のため、さすがにPCでの変換はできないが、「にゅうぼう」は医学用語で、ちゃんと変換できる^^


Top page  詩の1 詩の2 詩の3 句帳 音楽照葉樹林 アンダン亭から だじゃる丸 いいぞ、ハイドン 映画『道』のこと
リンク集 掲示板