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長期保存には3.5インチMO、汎用性はCD-R、動画保存はDVD-R・DVD-RAMが良い
◆参考 : 楽天市場>パソコン・・>周辺機器・・>各種ディスク・ドライブ
選択1. 3.5インチMO(光ディスク)
CD-RやDVD-Rに似ているが、一回り小さくフロッピーディスクと同じ大きさで、硬い保護ケースに包まれていて、剥き出しのCD-RやDVD-Rと
かと違い、キズやホコリが付きにくい。耐久年数50年とも言われており、耐久度も保護ケースのおかげでCD-Rより良い。MO1枚の容量は、CD1〜3枚分。比較的手軽な保存
媒体の中では、最も耐久度(保護ケース付きという意味で。2004/4/29追記)が高く、大事なデータの長期保存や、頻繁にデータの書き換えをするなら、おすすめである。個人的には、デジカメの写真や仕事の
データの保存・バックアップには、これを使っている 。
(MOも永久に頑強ではないので、本当に大事なデータは、MO保存だけでなく、さらに同じデータをCD-RやHD等に二重保存するようにしている。2004/4/29追記)
ただし、MOドライブはCDやDVDのようにパソコンに標準で付かないので、別途買う必要がある。最近はUSB接続が主流で、最近のパソコンなら標準装
備で接続可能だ。電源不要のポータブルMOドライブもある。また、パソコン無しでデジカメから直接MOへ書き込めるドライブもある。
選択2. CD-R
書き換えは不可能。パソコンなら大抵CDドライブが付いているので、この形式で保存すれば、他のパソコンで容易に読むことができるので、汎用性には優れ
ている。最近は、標準装備でCD-Rを作れるパソコンが増えてきている。電源不要のポータブルCD-Rドライブもある。音楽CDとして保存も出来るので、
普通のオーディオでも使える。
ただ、傷がつきやすく、耐久性はMOと比べると劣る(保護ケースがついていないという意味で。2004/4/29追記)ので、大事なデータのマスタとして
長期保存するには向いていない。書き換えできるCD-RWというのもあるが、耐久性を考えると頻繁な書き換えには向いていない。
選択3. DVD-R(またはDVD+R)、DVD-RAM
書き換えは不可能。大きさはCDと同じ。手軽さはCD-Rとほぼ同じで、かつ、保存容量がCDの5倍前後以上はあるので、容量が必要な動画保存に向いて
いる。最近のパソコンは、標準装備でCDとDVD両方読めるようになってきているので、汎用性もそこそこある。書き換えできるDVD-RW、DVD-RAMというのもある。
DVD-RAMは、書き換え可能で、硬い保護ケース(取り外し可能)に包まれているので、耐久性はMOと似ており、結構おすすめ。なお、保護ケース付きのまま読み書きしたい場合はカートリッジ式対応のDVD-RAMドライブが必要。(2004/4/29追記)
選択4. 外付けHD(ハードディスク)
比較的手軽な保存媒体として、大きさの割に大容量(例えばDVD20〜30枚分ぐらい)であり、読み書き速度は、CD・DVDやMOよりも格段に早い。大量のデータをすばやく読み書きする場合に向いている。例えば動画の編集や一時保存とか。
ただし、動作中は比較的震動とかに弱く、悪環境で頻繁に使いつづければ、早ければ数年でクラッシュする。長持ちする消耗品と思ったほうが良い。大事な
データのマスタ保存には向いていない。(日進月歩で耐久性は向上しているので、そのうちクラッシュしないHDが出てくるのも夢ではないようだ。)
ちなみに、外付けHDにはいろんなタイプがある。
・据え置きで動かす必要がなければ、電源が必要だが高速な大容量HD(最近はUSB接続が主流)
・ドライブから取り外し入替え可能なカートリッジ式HD。
・ノートパソコンとかで頻繁に持ち運ぶなら、電源不要のUSB接続ポータブルHDや、かさばらないPCカードタイプ。デジタルオーディオプレイヤーにもなるタイプも。
最近のパソコンなら標準装備でもUSB接続できないことは無いから、意外に他の媒体よりも汎用性がある。
選択5. 3.5インチFD(フロッピーディスク)
パソコンの定番で必ず読み書きできると言っていい。読み書き両用としては他の媒体と比べて汎用性や手軽さは抜群だが、読み書き速度は格段に遅く、保存容
量もCDの500分の1ぐらいで、耐久性も低い。強い磁石を近づけるとデータが消えてしまう。大事なデータのマスタ保存には向いていない。使うとすればパ
ソコン間のちょっとしたデータ交換ぐらい。
(2004/4/15 レポート : HARUO-TEN)
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