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高速転送&持ち運びお手軽なのはUSBメモリか、ポータブルハードディスク。
容量無制限&高速転送はUSBリンクケーブル。
◆参考 : 楽天市場>パソコン・・>周辺機器・・>各種ディスク・ドライブ
■関連ページ : デジタルオーディオプレイヤー付きUSBメモリを買う
選択1. USBメモリ (高速・小型・持ち運び可)
USBポートに接続する指ぐらいの大きさのメモリ。容量は32MBから4GBのものがある。よっぽど古いパソコンで無い限り、始めからUSBポートが付
いているので、汎用性がある。特にWindows XPや Windows2000
であれば、専用ソフト(付属)のセットアップ不要なので手軽だ。(Windows98はセットアップ必要)
最近は、特に軽量型のノートパソコンではFDD(フロッピーディスクドライブ)が標準装備でついていない時があるので、今時はFDよりも手軽とも言え
る。数千円で買えるし。(1〜4GBタイプは高いけど) できれば転送が速いUSB2.0(ハイスピートUSB)対応のものを買いたい。
なお、USB1.1規格だと転送速度が遅いので注意。USB1.1は8Mビット/秒ぐらい。それでも、1Mバイトのデータ転送が論理上1秒ぐらいで済むので、後述のFD(フロッピーディスク)とかよりは断然早い。
パソコンとUSBメモリが全てUSB2.0対応(480Mビット/秒であれば、CD1枚分(約600MB)のデータ転送が論理上10秒ぐらい。100Mビット/秒タイプのイーサネットよりも論理上5倍ぐらい早い。後述のUSB製品について全て同じことが言える。
ちなみにUSB2.0は、USB1.1と互換性があるので、USB2.0機器〜USB1.1機器の接続が可能である。
選択2. 外付けハードディスク (高速・容量大・持ち運び可)
ポータブルのHDD(ハードディスクドライブ)ならポケットに入るぐらいの大きさのものがある。最近の外付けHDDはUSB接続が主流で、電源もUSB
供給でACアダプタ不要のものもあり、USBメモリと同じぐらい手軽である。しかも、百数十GBと大容量である(ACアダプタ不要タイプは80GB程
度)。大容量のデータを持ち運んで高速に転送したい時にはおすすめである。
ただしハードディスクなので特に動作中は衝撃によるディスククラッシュには注意が必要。こちらも転送が速いUSB2.0(ハイスピートUSB)対応のものを買いたい。
選択3. USBリンクケーブル (高速・容量無制限)
媒体を介さずUSBケーブルを使ってパソコンを直接つなぐ。
近くのパソコン同士で頻繁に、大容量のデータを短時間で転送したい時に向いている。よっぽど古いパソコンで無い限り、始めからUSBポートが付いているの
で、汎用性がある。ただし基本的に専用ソフトウェアのセットアップが必要。
なお、距離が離れていて届かない時は、USB延長ケーブルをつき足せば良い。こちらも転送が速いUSB2.0(ハイスピートUSB)対応のものを買いたい。
選択4. CD-R/DVD-R (持ち運び可)
大抵のパソコンはCDやDVDが読めるので、転送したいデータをCD-R/RWやDVD-R/RWに焼いて、持ち運ぶ手がある。CDなら700MB程度、DVDなら主に4GB程度だ。
メディアは1枚数百円程度で買えるので、転送時に足りない分は、メディアを買い足せばよい。
最近はCD-RやDVD-Rが始めから焼けるパソコンが出ているが、焼けなければ、外付けのCD-RやDVD-Rドライブを買い足しすればよい。1万から数万円で買えるので、そこそこ手軽である。
なお、CD-RやDVD-Rは一度焼いたら終わりだが、CD-RWやDVD-RW・DVD-RAMなら書き換え可能だ。
選択5. SDメモリカード (高速・小型・持ち運び可)
デジカメで使われる切手サイズの記録媒体だが、データ転送にも使える。16MBから1GBのものがある。最近は、パソコンで始めからSDカードスロットがついているものもあり、そこそこ手軽になり始めている。
SDカードスロットがない場合は、USBアダプタをつける手がある。ちなみに、SDカード対応のデジカメがパソコンにUSB接続できるなら、それがUSBアダプタの代役をしてくれる。
同じようなもので、メモリーステックやコンパクトフラッシュがある。これらもデジカメの記録媒体で、使い勝手はほぼ同じ。
選択6. PCカード型ハードディスク (高速・小型・持ち運び可)
キャッシュカード大サイズの超薄型の5GBハードディスク。ノートパソコンなら大抵PCカードスロットが付いているので、ノートパソコン間での転送に手軽に使える。SDメモリカードと比べると記憶容量が大きめで低価格なところが利点だ。
ちなみに、SDメモリカードやコンパクトフラッシュをPCカードアダプタに差すと、PCカード型ハードディスクと同じ使い勝手になる。
選択7. フロッピーディスク (低速・容量小・持ち運び可)
パソコンの初期のころは、データ転送の定番だったフロッピーディスク。容量は1.4MB程度でしかも低速で1枚分に転送に数分かかる。ちょっとしたファイルを転送したい時に使える。
デスクトップパソコンなら、ほぼ標準装備でドライブが付いているが、最近のノートパソコンは標準装備でなくなってきているので、その場合は外付けのUSB接続FDD(フロッピーディスクドライブ)を買い足す必要がある。
番外.
他に、USB接続のデジタルオーディオプレイヤーをメモリ代わりに使う手がある。
シャープのノートパソコン「メビウス」「ムラマサ」は、パソコン自体がポータプルハードディスクに変身する変わり者だ。
LAN(イーサネット)を介す手もあるが、自分で一からLANを構築するには、ちょっと専門的な知識が必要なので、あまり手軽ではない。
(2004/7/10 レポート : HARUO-TEN)
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