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| 2002.11.27. Wed. |
この怒りを何処に向ければ。 |
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国民総背番号制度、という制度がこれまでたびたび問題になったことがありました。乱暴な説明をすれば、国民全てに番号を付けて、その番号で個人のデータを管理しようとする制度なのですが、問題になるたびに皆さん大騒ぎをしていますよね。最近では住民基本台帳ネットワーク、いわゆる住基ネット導入の際に、ゆくゆくはこの国民総背番号制度に行き着くのではないか、として多くの注目を集め、かつとんでもない数の反対の声もありましたが、住基ネットが稼動し始めると、途端に世間の方々を興味を失ったように思えます。まぁ、人の関心は移ろいやすいものですし、今年は小泉総理の訪朝など、イベントもたくさんありましたから仕方ないといえば仕方ないかもしれませんね。
このシステムの挿入を推進していた総務省のお偉方は「トラブルは絶対にないものと思っております」などと胸をはっていましたが、その実、試験運用の段階からトラブルが続出したり、不参加を決めた自治体が出てきたりと、何ともお粗末、としか言いようのない事態に陥っています。とはいえ、行ったん動き出してしまったモノは止まらない、止められないのがオヤクショの仕事ですから、此処はもう、慎重に慎重を期した運用を行ってくれることを祈るばかりです。
さて、この住基ネットの稼動で、日本国民には(一応)全員に11桁の番号が1人1人に割り振られたわけですが、このシステム、ホントに様々な反対の声があがりましたよね。中でも一番よく聞かれたのが、「国民を番号で管理するのは許せない」という類のものでしょうか。その裏にはおそらく「番号ではなく、ちゃんとした名前で」という心情があるのでしょうが、少し冷静になって考えてみると、この声に対して、私などは「何を今更……?」という感が拭えないのです。
確かに、日本国民の個人データが一律11桁の番号で管理される、という状況にはかなりの抵抗を感じます。感じるのですが、よくよく考えてみれば、個人個人を番号で管理することそのものについては、別にこの住基ネットが初めてのことではないんですよね。身近な例でいえば、小学校や中学校、高校の学級で見られる出席番号というのがありますし、某かの試験を受験をすれば受験番号というのがあります。大学にいけば学籍番号というものがありますし、企業に入れば社員番号、というものがありますよね。他にもクレジットカードにはお客様番号がついてますし、銀行の通帳やCDカードには口座番号というものがついています。このように、今の社会は個人に様々な番号が割り振られて、その番号に基づいてデータの管理が行われています。ただ、これら種々の番号と住基ネットの違いは、例えば大学の学籍番号はその大学内でしか通用しない番号ですし、社員番号もそうです。そしてもっとも大きな違いは、それらの番号は国民全員をカバーしているものではない、ということですよね。この違いはホントに大きいです。国民全員のデータが一箇所に集中するわけですから、その運用にはホントに慎重を期して欲しいのですが……昨今のお役所の不祥事の数々を考えると、かなりの不安を抱いてしまうのは事実なのです。
なんだか前置きがものすごく長くなってしまいましたが、今回は上で例としてあげた種々の番号のうちの1つ、従業員番号に関するトラブルについてのお話。
事の発端はつい2日前、11月25日の午前5時、バイト先のコンビニの事務室でのこと。
私がバイトを上がるのとほぼ同時に出勤してこられた店長のオクサマが、「給料の明細を上げるから、ちょっと待っといてね〜」とおっしゃるので、では、と明細が出るのを少し期待して待っていました。期待して――というのは、ひとつはこのバイト先での、私の初月給だったから。もうひとつは、今月分の給料は少し多めにもらえる計算になっていたからです。
で、出てきた明細の内訳は、というと。
給与計算書 平成14年11月25日
社員コード 1234567890
店 12345 ○○店
CVS ヒカワ リョウ
出勤 2 実働 8.00
基本給 6432 日給時給額 6432 差引総額 6432
「……2日しか出てなかったっけ?」
な、何ですとぉ!?(驚)
あわてて明細を見せてもらうと、確かに2日分の給料しか出ていないのです。出勤日数もわずか2日。
「いや……いくらなんでも、それはないです……」
「だよねぇ……。何処でどう間違ったのかな」
そこでしばし一考。思い当たるフシがないわけではないのです。
「……あ〜。そう言えばこの間、従業員コードが変更になったような……」
それだ、ということで、まずは従業員コードを調べることに。すると。
「…これだ…」
見ると、確かに私の従業員コードが書き換えられてます。
「…ということは、この2日分、っていうのは、コードが変わった後の分、という事かな?」
「だと思います」
それでは勤務実績を見てみよう、という事になり、実績を見てみると、確かに私名義の勤務実績は2日分しか記載されていないのです。
「じゃぁ、変換前のコードは……あれ、このコード、別の人のになってる。この人、21:00〜1:00の人だよねェ?」
で、その人の勤務実績を見てみると、
(前略)
10/28 入店:0:50 退店:5:00
10/29 入店:0:54 退店:5:16
(後略)
「…明らかに違いますね。21:00から入ってる人がこんな時間に店にいるわけないっす」
「じゃぁ、この分が、えーと……マナカさん? の分になってるわけだ。じゃぁ、マナカさんの勤務実績は……あれ、ない。マナカさんの勤務実績がない!?」
「…………(ダメだこりゃ)」
……というわけで。
しかもややこしい事に、今私が使っている従業員コードにも前の持ち主がいたらしいんですね。
ココからは私の推測なのですが、従業員コードの推移は、
従業員コードA……氷河→マナカさん。
従業員コードB……(前任者)→氷河。
ということになるんですよ。で、従業員コードAの時に私が稼いだ分がマナカさんの給料として振り込まれていて、私の口座に振り込まれたのは従業員コードがAからBに切り替わった後の分だった、というわけなんですね。そして、マナカさんが稼いだ分の給料はどうなったのかと言うと……勤務実績が残っていない=宙に浮いてる、というのが私の推測です。ちなみにマナカさんが稼いだ分は私の計算によると、実際に振り込まれた額に+5000円〜10000円の範囲ではなかったかと。つまり、マナカさんが受け取った給料は、実際に稼いだ分より5000円から10000円少ない計算になるわけです。
で、結末は、といいますと。
昨日(11/26)に聞いた話によれば、足りない分は現在請求中とのこと。ただし、請求したからといってすぐに振り込まれるとは限りません。私の経験上、振り込まれるのは来月分と合わせて、という形になる可能性だって十分にあります。
さらに。
私が受け取った6432円は同時間帯の前任者(つまり、私の前に従業員コードBを使っていた人)の分であることが判明しました。
ちなみにこの場(11/26早朝)はおとなしく引き下がりました。給料が実際の1/6しか入金されていない、という事態は確かに痛いのですが、実はワタシ、あと1軒コンビニを掛け持ってまして。そっちの分の給料が月末に入るので、1ヶ月越せない、という非常事態は免れてます。
ただ……。
「そう言えばワタシ、月末にオフ会あるじゃん。それにアルバム2枚とDVD1枚を予約してたじゃん……!!」
今回の給料をオフ会+アルバム/DVDの代金に充てようと考えていたワタシは家に帰ってしばし、頭を抱えていました……。
で。
この問題、どう転ぶかはまだ予断を許しません。よってこの話、次回に続きます。 |
| 2002.11.5. Tue. |
Happy Birthday! |
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Happy Birthday to me! ……というわけで、今日はワタシこと氷河綾の誕生日なのです。
なんだか今年一年を総括するにはまだあと一波乱、二波乱ありそうな気がしますが、今年一年、ホントにいろんな事があったなぁ、と思います。
5月には虫垂炎で入院してしまいましたし、夏にはバイト先のコンビニが閉店→失職なんてこともありました。ちなみにそのコンビニ、チェーンを乗り換えて(親会社が同じなのです)移転したんですが、オープン時の採用面接で落選→人手が足りないので開店1ヶ月にして復帰(時間帯は違いますけど)と、紆余曲折をへて結局もぐりこんでしまってる所が微妙に笑えたりします。
他には歌手の鬼束ちひろさんと通じていろんな人と出会えましたし、初ライブも経験。教育実習にも行きましたっけ。ホントにいろんなことがあった一年だったなぁ、と思います(まだあと1ヶ月残ってますが)。
今までホントにありがとう、ワタシ。そして、これからもヨロシク。 |
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