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| 2002.5.27. Mon. |
健康であればこそ。――入院始末記 |
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ご心配おかけしました。ようやく退院です。
BBSでSyu君や丹波君がお知らせしてくれていた通り、5月9日から今日までの16日間、急性虫垂炎で入院していました。
入院当初は「一週間ほどで退院できるだろう」という話でしたが、それがまさかここまで長期にわたるとは……。
二周年記念を病室で迎える羽目になったり、サイトの更新が滞ってしまったりと、本当に残念な結果になってしまいました。
そもそも、ことの始まりは。
入院前日の8日のことでした。
急に、おなかが痛くなったんです。それに少し熱っぽくもあり、食欲もなかったので「風邪かなぁ……」と思って風邪薬を飲んで寝てたんですよね(汗)。授業もありませんでしたし、一日寝ていれば直るだろう、と思っていたんです。
で。
翌日、9日。
結局8日の夜はあまりの腹痛に晩御飯も食べずに寝てしまっていたんですが、「今日はゼミがあるから学校行かないと」ということで、学校に行ったんです。
行ったんですが。
結局、ゼミが終わってすぐに帰りました。本当はゼミの後にも授業があったんですが、それに出ていられるような状況ではなかったんです。
家に帰って、しばらく寝て、そして近くの病院へ。
その病院の触診で、初めて「こいつはもしかしたら虫垂炎かも」といわれました。
そこの先生曰く、
「腹痛でもねー、左側が痛いんだったらそんなに問題ないんだよねー。
でも、右側はねー。虫垂炎かもしれんよ。ちょっと血液検査しとこうか」
とのことで、すぐに採血。結果は、
「あのねー、白血球の数がね、普通は8000くらいなんだけど、
19600もあるから、やっぱり虫垂炎かもしれんよ。ちょっとS病院
で検査してもらったほうがいいかも」
「はぁ、分かりました……」
もう、この時点でかなり意気消沈です。ただの風邪かと思っていたら虫垂炎ですもの。
その後すぐにS病院にてレントゲン、CT、血液検査を行った結果。
「典型的な虫垂炎ですね。入院してください」
一緒についてきてくれていた母親はただ呆然としてました……(汗)。
そんなわけで、9日から今日まで入院生活を送っていました。入院中の様子についてはBBSで丹波君が語ってくれてます(かーなーり脚色されてますけど:笑)。彼が書いている通り、絶食の中でまずは抗生物質の投与で炎症を抑え、連日の血液検査で炎症の鎮まり具合をチェックして、ある程度収まったところで流動食から徐々に食事に慣らしていく……という行程を踏んできました。食事は流動食(二日間)→三分粥(二日間)→五分粥(二日間)→七分粥(二日間)→全粥(二日間)の五段階・十日間の日程でした。いやぁ、もう。最初の流動食なんてホントに泣けてきます……。三分粥についてきた「豆腐の醤油煮」がどれだけおいしかったことか(苦笑)。退院予定日の前日に受けた血液検査がNGだったおかげで入院が二日延びた、というおまけまでつきましたし、けっこう波乱に満ちた入院生活でした。
で。
やっぱり、健康が一番です。
点滴を受けている間は行動範囲が極端に狭まりますし(最初の一週間くらいは24時間点滴を続けていました)、なにより体力が落ちます。
それに、病棟での生活は想像以上にヘビーです。実際、私が入院して二日目くらいに亡くなられた人がいましたし、よくよく考えれば「死」というものがすぐそこに忍び寄っているかもしれない毎日なんですよね。さすがに虫垂炎で死ぬ人はいないらしいですが、それがもとで腹膜炎になって……というケースだってありますし。先ごろ卵巣腫瘍の摘出手術を受けられた宇多田ヒカルサンではないですが、「当たり前の生活」というものがどんなに素晴らしいか――それを改めて認識する、いい機会になったと思っています。
主治医及び担当医の先生、ならびに看護師や看護助師の方々に厚くお礼申し上げるとともに、病棟でお世話になった患者さんの早期のご回復をお祈りする次第です。 |
| 2002.5.18. Sat. |
ほろ苦くはあるけれど。――開設2周年 |
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今日でサイト開設二周年を迎えることができました。
去年の今ごろは「二周年か……ちゃんと存在しているのかなぁ?」などと心配していましたが、なかなかどうして、こうして二周年を迎えることができて本当に嬉しい限りです。
ただ、惜しむらくは。
管理人たる私が入院してしまって、病室で二周年を迎えてしまったことでしょうか……(この稿は病室にノートパソコンを持ち込んで書いています:汗)。
ホントに、健康って大切ですよね。
幸いにも点滴を打つだけで事なきを得そうなのですが、それでも一日のほとんどがベッドの上。携帯電話でネット接続ができる、なんていう気の利いたツールも持っていないので(それ以前に病室での携帯電話の使用はご法度ですよね:汗)、退院までは更新もできそうにありません。
こんな、ほろ苦い二周年を迎えることになってしまいましたが、これからもSEALANDAIR一同、よろしくお願いしますね! |
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