Web文芸部文学賞
最優秀賞は、
鳴海昌平氏、恋人がサンタクロース
受賞者のコメント
いやぁ本当にうれしいですね。自分の作品がこうした形で評価されたってのは。
北郷さんが私のサイトの掲示板に書き込まれたメッセージで受賞を知りました。
それで文芸部に行ってみると大々的に発表がしてあって、ちょっと照れましたね。
もう受賞したのでタイトルも仮でなくて「恋人が?」に正式決定です。
寸評によるとほのぼのとした感じは伝わったようなので、次はご指摘のあったオリジナリティの方を高めるようにしたいと思います。
掌編小説の方は、自分のサイト用のショートショートの方で苦しんでいるので、参加できるかどうか微妙なところです。

応募規定・審査方法・スケジュール

 


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作品名  作者名  作者のコメント  総評(部員から寄せられた寸評をもとに萬忠太がまとめました)
彼女は冷たい水の中に 萬忠太  純愛路線にしようと思ってたんですが、しませんでした。いや、ならなかったの間違いか……。 嫌悪感を生じさせるに十分な生々しい描写に対して贈られた賞と言える。ストーリー展開は非常に暗く、救いがない。読みたくない話。つまり読者のことを考えて書かれていないのではないだろうか。また純文学的要素を持ちながら推理小説で終わっている。また安易と言う意見もあった。
「金庫を開けてゲットせよ」 浅川こうすけ  ターゲットはハイティーンの男性です。何年たってもオレは十代だといいはる男性がいたら、きっとその人もターゲットです(^_^;) 
 テーマに関しては、主人公にくどいくらいしゃべらせてますので、ここでは割愛します。
今回、最長の作品となった本作。主人公の破天荒さが光っていた。そのせいで、少々強引な展開になってしまっている。また冗長と言う意見もあったが、詰め込みすぎとの評もある。好みの別れる作品であった。
恋人がサンタクロース 鳴海昌平  ほのぼのとした大人のおとぎばなしを目指しました。 
 タイトルが最後までいいのが思い付かなかったので、仮題のままです。いいのがありましたら教えてください。
季節感という点での不利を押し返しての受賞であった。トレンディ系ファンタジーと評された本作。イメージが沸きやすく、ハートフルで、安心して読める作品であり、読者の心をとらえるに十分な魅力を備えていたと言える。ただ少々独自性が欠けていると言う面は否めずその点で評価が別れた。
守護霊 参加賞 紅草希  わたし独自の「死霊論」に基づいて書きました。特に、これといって「言いたいこと」を含めてはおりません。「こんな風になったら面白いかな?」という考えの上にできております。  オープニングで終わってしまったような感覚・長編のワンシーンと評されているように、分量不足の作品であった。あらゆる意味において、舞台を現代に変えたヒロイック・ファンタジーといっった感じ。と言うのが一番適当な表現だと思われる。
ハロー、マイ・フレンド 北郷博之 嫌なのは相手が「男」だからじゃなくて「男のような外見をした男」だからかもしれない。 
 じゃあもし「女のような外見をした男」だったら? 
 ひょっとしたら、僕は嫌じゃないかもしれない。
ゲイの性差認識はかなり奥が深く、書くのにかなりの同化を必要とするので多少安易に書きすぎ。との評もある。しかし、難しいテーマに取り組んだと言う点、またいたずらに嫌悪感をあおったりせず淡々と描いたと言う点で、安定した評価を受けての受賞となった。ただインパクトに欠けると言う評もあった。
「 ラディカル・エッジ 」 あんでぃ いつも同様、気軽に読んでいただけたら幸いです(^_^) 途中でオチが読める。という大きな弱点を抱えてはいたが、後腐れなく読め、また文章運びも巧みだった。またインターネットと掲示板というネット上の文学賞らしい小道具を生かしておりそう言う点で評価は高い。
「梁山泊の夜はふけて・・・」 ひろりん 日々是精進。頑張っている人たちには、いろいろ ご褒美が有るんです、人生って。たぶん・・・・。 

    一行36文字位で読んで貰えると改行が良いかな・・・と。 
    なんか「ハイスクール高校白書」のクリスマスみたいな話だ(汗;) 
    より良い作品づくりの為の批評感想よろしくお願いします。

台詞の掛け合いばかりで、状況説明がされていないので、少々わかりにくい作品となってしまった。もっと情景描写をすべきである。にぎやかに始まりにぎやかに終わったハートフルな話であったが、しかし、現代の若者をバッサリ切ったテーマで、登場人物「ゆみ」と「麗」は共感を呼んだ。
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北郷博之氏にイラスト及びバナーをいただきました。ありがとうございました。


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