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vol.22
(縦組み表示2)<詩>リトアニアの青い空(田村奈津子詩集『虹を飲む日』より)


  ∧     耳  電  耳  二  や  こ  ロ  オ            リ     田    
  静     を  気  を  時  っ  の  ウ  レ            ト     村    
  か     澄  工  澄  間  て  浅  ソ  ン            ア     奈    
  な     ま  事  ま  四  く  い  ク  ジ       ニ     津    
  場     す  の  す  十  る  闇  の  の       ア     子    
  所        向     五  の  か  炎  香       の     詩    
  ∨        こ     分  は  ら  に  り       青     集    
  を        う     の        あ  を       い      ┐   
  お        に     穴  誰     ぶ  溶            空     虹    
  と              に  ?     ら  か                  を    
  ず                       れ  す                  飲    
  れ                       て                     む    
  て                                             日    
  *                                            └     
                                                よ    
                                                り    
                                                     
                                                     
                                                     
                                                     
                                                        
                                                        



  停  き  つ   ┐ 見  太  木  ス  リ  う  き  あ     リ  等  樹  モ  そ  
  電  み  つ  石  つ  い  の  タ  ト  ご  み  の     ト  身  間  ノ  れ  
  の  の  ま └   め  鼻  膚  シ  ア  め  の  瞳     ア  大  に  ク  は  
  夜  指  し  と  ら  と  に  ス  ニ  い  声        ニ  の  吊  ロ  お  
  に  と  や  名  れ  灰  金  の  ア  て  変  あ     ア  ぬ  ら  の  も  
  地  き  か  付  て  色  魚  作  の  い  わ  の     の  い  れ  写  い  
  下  み  に  け  人  の  色  る  画  る  り  う     青  ぐ  た  真  が  
  工  の  生  ら  間  瞳  の  仮  家  妖  ス  つ     い  る  デ     け  
  事  夢  き  れ  が     唇  面     怪  レ  ろ     空  み  ト     ず  
  で  を  る  た  壊        *     は  ス  な     へ  の  ロ        
  つ     森  そ  れ        *     い  レ  瞳     飛  人  イ        
  な     へ  の  そ              つ  の        ん  形  ト        
  ぐ        仮  う              か  か        だ  か  の        
           面  に              見  ら           ら           
           が  な              た  だ                       
              る                 で                       
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        



                                   耳  仮  耳  灰  耳  ト     
                                   を  面  を  色  を  ウ     
                                   澄  の  澄  の  澄  キ     
                                   ま  裏  ま  瞳  ま  ョ     
                                   す  側  す  に  す  ウ     
                                      で     満     の     
                                      連     ち     闇     
                                      続     る     に     
                                      す     リ     棲     
                                      る     ト     む     
                                      ド     ア     妖     
                                      ラ     ニ     精     
                                      マ     ア     に     
                                      に     に           
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        

………March 14 1996
*詩集<静かな場所>(1981)-吉増剛造著
**スタシス(1949)-リトアニア生まれの画家。1976年にポーランドへ移住。


光に溶けるからだ  March 14 1996


 『境界を超える対話』というテーマで、五月二十四日から五月二十七日まで、南伊豆国民休暇村で行われる「トランスパーソナル学会議」の手伝いをしている。スタッフの編集者に薦められて『ホリスティック・コミュニケーション』(春秋社)という本を読んだ。私は原題の『トランスパーソナル・コミュニケーション』のままのほうがよかったのではと思ったが、興味深い本であることは間違いない。このコミュニケーションの技法を実際に取り入れている学校が、日本にも存在するという事実にも感動した。
 「自分の内部でのコミュニケーション」「対人的なコミュニケーション」「自我を越えたコミュニケーション」の方法を、呼吸、座り方、立ち方、歩き方、リラクセーション、注意の集中、イマジネーションを通して、身につけて言うプログラムが具体的に提示されている。自分でもやってみたいと思うような実習がたくさんある。
 例えばエネルギーだけになること――エネルギー覚醒のふつうの次元を超えて、からだの限界を越えた純粋なエネルギーとして自分自身を体験する。仰向けになり目を閉じて、光の中に溶ける身体をイメージするのだ。地球のすべての生命あるものとつながりを感じ、自分自身を信頼し、直観に従うことが基本の授業は、きっと刺激的だと思う。

 
田村奈津子詩集『虹を飲む日』(1996年あざみ書房刊)より
tubu<詩>虹を飲む日(田村奈津子詩集『虹を飲む日』より)へ
<詩>リトアニアの青い空(田村奈津子詩集『虹を飲む日』より)へ
<詩>音の梯子(関富士子)へ
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