演歌イベント観戦記2003
 
2001年 2002年

21.銀座演歌コンサート2003年3月23日編   22.銀座演歌コンサート2003年3月30日編  23.銀座演歌コンサート2003年4月5日編 
24.銀座演歌コンサート2003年4月6日編  25.銀座演歌コンサート2003年4月13日編(工事中) 26.銀座演歌コンサート2003年4月20日編(工事中)
27.銀座演歌まつり2003年5月14日編 28.亀戸夏祭り2003年8月24日編  29.銀座演歌まつり2003年10月4日編
 
 

銀座演歌まつり・2003年5月14日 Click Here!

 

2003年5月14日、私は、銀座演歌まつりに行ってまいりました。以下は、私のその時の様子の記録です。

 

小峰あずささん ・千葉一夫さん  ・全体印象へ   ・目次へ 

 

小峰あずささん

 本日の曲目は、前作「しあわせ夢椿」、「海峡みれん」(=バップ移籍第一弾、NHK歌謡コンサート初出場曲)、「水芭蕉」、「捨てられて」、新曲のCW「紅桜」 そして、新曲「水仙岬」でした。
 本日の一番の見せ所は、ステージの後方での着物の着替えが入ったところでした。私は、銀座の演歌イベントで、このようなシーンを見たことがなかったので、少し びっくりしたところもありました。動きとしては、「海峡みれん」〜「水芭蕉」の歌唱時、ステージを降りて、皆様と握手を行い、ステージの後方の「楽屋」と思われる 場所に入ったときに、一瞬、場内が暗くなったので、私も、何が起こったのか分からなくなったのですが、再び場内が明るくなって、着物が替わっていたのを見て、驚き (初めて見た)と同時に、なるほど、タネが分かった、という感とがありました。これも、屋内のステージならでは、というところだと思います。
 小峰さんといえば、以前にも記述したのですが、ある証券会社(小峰さん自身、「現在は存在しない、3〜4年前になくなったY証券=本誌注・1997年11月の 出来事です=ですが」とおっしゃっていましたが)に勤務していたということで、その時期の経験を生かして、との話をされています。  

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千葉一夫さん

 本日の曲目は、新曲「雨蛍」、「浮夜舟」、新曲CW「花影の女」、「みだれ雪」、「片恋しぐれ」でした。
 キングレコード一押しの歌手として、生え抜きで24年のキャリアを持つ、と自己紹介されました。新曲「雨蛍」が有線で第一位になるほど、好調な滑り出しだそうで、 24年のキャリアで、地道にファンを拡大してきた、というのを感じます。今回の新曲は、抒情詩艶歌3部作(浮夜舟、みだれ雪)の3部目、ということで、詩の世界も 円熟味をますます感じるところになりました。
 千葉一夫さんの芸名の由来は、故郷の銚子(千葉県)にちなんだものでうが、故郷で蛍を見たことが多かったそうです。今回の「雨蛍」に関しても、蛍に関する話が 出てきて盛り上がりました。何か、会場と客席も一体になったような感も持った、というところです。
 今回のステージで良かったのは、千葉さんの話の中で、大阪のファンの方で、体調が悪く、透析をしているファンが、透析中に動けない時、千葉さんのCDを聞いて、 心の支えにしている、という話を紹介してくださったことです。千葉さんも、そこまでして応援してくださるファンに感激し、また、励まされて、この活動を続けている、 というので、私も勇気付けられました。  

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全体印象

 「元祖・ぎんざ演歌まつり」の銀座・山野楽器特設ステージでの演歌観覧は2度目になりました。今回のイベントも、直前の銀座の演歌イベントを含み、山野楽器での演歌商品 購入者の中で、イベント観覧希望者が希望の日時・歌手を明記の上で、専用ハガキを山野楽器に送ると、抽選でイベント招待券が当たる、という方式で行われ、私は小峰あずささん と、千葉一夫さんの部が当選となったのです。今回のイベントは、5月14日〜16日の日程で、合計12名の歌手が出演されました。
 今回観覧した、小峰あずささん、千葉一夫さんは、前回の安田一葉さん、高山厳さんと比べると、テレビでお目にかかることが少ない歌手ですが、逆にそれだけに、ファンの皆様 への気持ち、というのが感じられるステージになりました。特に、千葉一夫さんの場合、最近になって人気急上昇中、という話を周りからも聞くようになった、ということもあり、 ファンの数はもちろんのこと、熱気も伝わってくるステージになったと思います。また、小峰さんのステージでは、私が観覧した銀座の一連のイベントでは、初めて、ステージ中で 着物を替えるシーンもあり、私にとっては、前回のステージとは、また違った意味で、興味深いものになりました。

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