じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2004年11月分

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今月読んだマンガリスト:15冊
NICE! は特に良かったと思う作品
週刊少年チャンピオン2004年49号 麺王フタツキ!1巻 週刊少年チャンピオン2004年50号
女子大生家庭教師 濱中アイ1巻 放浪息子2巻 週刊少年チャンピオン2004年51号
+ANIMA8巻 熱血番長鬼瓦椿1巻 今日の5の2 築地魚河岸三代目11巻
週刊少年チャンピオン2004年52号 ユーアーマイサン4巻 俺たち男の子☆1巻 輪道5巻
虹色ラーメン16巻 総評



2004年11月度
総評
一般漫画の部
週チャンはドールガンが安定してきたかな。
ナルトヤはまだまだ前途多難。
大人と子供の凸凹コンビがまだまだしっくりこない。

ツバメは・・・どうなんでしょ?
まだ佐々木小次郎の亡霊しか現れてないけど
他に剣豪はいないのか?

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2004年11月30日 火曜日


虹色ラーメン 16巻
馬場民雄
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
与田老人を使ったインスタントラーメン誕生秘話や、
ひかりちゃんを巡って、太陽とイタリア人が恋の麺対決をおっぱじめたりと
変な展開が目立ちますが、
インスタントラーメンに合う具材を探せと言うのは意外だったなあ。

まあ確かにインスタントラーメンの具なんて
乾燥ネギとかチンケなものばかりなので
どんな具が出るか興味深かったけどね。

でもそれをやるくらいなら100円ラーメンの方にも
前向きな対処をして欲しかったんだよなあ・・・って
もうどうにもなりませんけど。

なんつーか迷走モード満載。
与田老人と神宮寺雷蔵の真意は未だ見えてこず。
困ったもんだネ。

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2004年11月30日 火曜日


輪道 5巻
原案:乗峯栄一 (画)井ノ上貴之
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
イチゴ園の子供達が応援するさなか、
ついに始まった3DAY CYCLE ROAD熊野大会。

やたらと挑発的なライバルの出現に
西倉ロードチームは多少ペースを乱されつつも
1日目はなんとか好位置をキープ。
凄もポイントゲッターの証であるジャージをチームメイトに譲ったりと
なかなかいい勝負をしてるじゃないですか。

トンボが登り坂で輪達から遠く引き離されちゃってるのが気になるけど
大丈夫。ヤツは下り坂になると性格が豹変して
一気に追いついちゃうからね。

・・・と、なんだ、ここまで西倉ロードチームはなんの変化もなく
順調なんですよ。
そろそろ風雲急を告げる何かが起きてもいいと思うんだけど。
成長したテルテル坊主4兄弟もハルクのいいなりだし。

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2004年11月29日 月曜日


俺たち男の子☆ 1巻
桜田ラブ
芳文社 MANGA TIME COMICS 599円

可愛い絵柄の表紙に釣られて手を出してしまいました。
キャラはどれも2頭身でキャロンとしてて可愛いですが
皆高校生男子。しかも男子校が舞台の学園4コママンガなのです。

男子校なのにやたらと男同士仲が良かったり、ラブレター出したり、
バレンタインのチョコでやりとりしたり、女のカッコしてる生徒がいたりと
皆友達以上恋人以下のビミョ〜なおつきあいをしていますね。
これがむさ苦しい男たちだったら絶句モンですが、
とにかくキャラが可愛いので変態っぽさとか全くないです。
まあ、その分イタイマンガではありすけどね。
でも可愛いけりゃなんでも許されるってことで。

惜しむらくはなぜ設定が小学生男子じゃないんでしょ。
それだけがもったいないなあ。
この絵柄で小学生男子を描かれた日にゃアータ(以下自主規制)

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2003年11月27日 土曜日


ユーアーマイサン 4巻
佐藤ゆうこ
芳文社 MANGA TIME COMICS 599円

タケちゃんが大きくなり、成長するにつれて
ヘンテコな言葉遣いが目立つようになってまいりました。
言い換えればタケちゃんは、おもしろ言葉の発明家と言ったところでしょうか。
それが笑えるものばかりだから親としては飽きないんでしょうな。

しかし中でも、自分が下痢をしている時の言い回しはナイスでした。
“おしりがすっぱい”ですよ。

おしりの気持ちになった的確な表現!
言われてみれば下痢は胃液を吐いた時のすっぱい感覚に通ずるものがある。
おしりにも味が分かるんだな〜と
タケちゃんのこの一言に感心させられました。

数あるヘンテコな言葉の中にも宝に相当する言葉があるのだ。
それはまるでガラクタの山から価値ある物を探し出す宝探しみたいなもの。
タケちゃんはやっぱり言葉のガラクタを作り出す発明家なんですよね〜。

もっとも大人になってもそれじゃちと問題ありなのかも知れませんけどね(笑)。
幼児と呼ばれる今のうちなら大丈夫大丈夫。


ところであとがきに書いてあったんですがこのマンガ20巻まで出すつもりですか???
4コママンガでそれは快挙と言っていいけど、
それより20巻も出したらタケちゃんいくつになるのよ?

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2003年11月26日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2004年52号
2004年11月25日発売
秋田書店 240円
▼ブラックジャック 〜黒い医師〜:原作/手塚治虫・漫画/山本賢治
これまたブラックなお話だこと。
ケネス大尉はせっかく弾丸の破片を摘出する手術が
うまくいったというのに自ら暴走、自爆しやがった。

なんかこのマンガのブラックジャックって
某藤子マンガの喪黒福造氏と同類だよな〜。
なんとも救われないエンディングだ。

まあ、ケネス大尉によって壊滅させられた
クラン村の生き残りの子供達がケネス大尉の手術中に
何もしなかったのがせめてもの救いだったか。

あの子達のこれからの幸せを願わずにはいられないっすね。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
つまりタッキーの絶妙プレーが続いているのは
監督によるマリックとの相性を考えての采配だからということなのか。

それってタッキーは対マリック以外には使えないということに・・・

あ、いやいや、今はマリックとタッキーの直接対決を素直に楽しもうじゃないか。
マリックをいらつかせるだけでもおもしろい見世物だしね。

▼無敵看板娘:佐渡川準
敏行はめぐみちゃんは背中に乗せるくせに
美輝ちゃんは背中に乗せないのな。

やっぱ敏行は個犬的に美輝ちゃんを乗せたくないだけなんだね。
ライバル視してるからかな?
心の清らかさだけを考えたらめぐみちゃんのほうがよっぽど淀んでるもん。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
おいおい、ナルトヤラーメン屋台を畜生に引かせるのかよ。
ずいぶんのんびりした旅路だな。

なんか犬とロバがいるだけでも
日本アニメーションの世界名作劇場の雰囲気が
プンプン漂うんですけど。

▼番長連合:阿部秀司

一番はオレなんだ!!

あちゃあ・・・
だめだよ吉田くん、そんな負け犬の遠吠えにも聞こえるような発言は。

こりゃあ、また吉田の過去話を交えて敗北一直線だな。合掌。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
そうか。マスターガンが敵に奪われた時のことを
全く考えていなかった。
いったいどうなるのか。

「友よ、しばしの別れだ・・・。」という副題から察するに
ジップの手に再びマスターガンが戻ってくるのは当分先なんだろうか。
いや、それよりもマスターガンはブルドニーを新しい主人として認め、
悪の一味に荷担してしまうのか。
いずれにしろ次号以降、マスターガンの本性が見えてきそうで
楽しみですよ。

▼ドールガン:出口竜正
パトカー共をカトンボ扱いして手榴弾を殺虫剤と称して一気に始末。
そんなノーマンの発想力が笑える。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
うわ、校長。その仮面姿でバイクはヤバイってば。
間違っても生徒を引き連れて公道には出ないよーに。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
竜二、負けはしたけどやる気だけは見せてもらった。
そして部長の存在が竜二のエネルギー源であることも
改めて再認識した。
形はどうであれ前向きな姿勢を見せているのは立派。

おもしろいチームになっていくね酒高柔道部は。

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2004年11月25日 木曜日


築地魚河岸三代目 11巻
作:鍋島雅治 画:はしもとみつお
小学館 ビッグコミックス 530円
この巻も文句なしのおもしろさでした。

魚辰の拓也と、新人の若くん、それぞれ一人前になるために
鮮魚と干物の目利き、親子関係などを挟みつつ、
脇道に大きくそれながらも奮闘しているのがよく見て取れる。
このマンガお得意の魚河岸人情ドラマですね。
もっとも魚河岸には情に厚い方が多数いらっしゃいますので
キャストには困らないですが(笑)。

それよりなによりその2人を影から支えてくれているのは
やっぱり旬太郎なんですよね。
事前にそれぞれの父親に会って息子の頑張りを伝える。

人の心を察し、そして家族に対しても優しい気配り。
こういう旬太郎の思いやりも、魚辰成功の秘密の1つといえるでしょうね。
いいストーリーだ。

食べ物の話でも干物1つとって見ても
これでもかってくらい知らなかった干物の知識がわんさかと。
干物は機械で乾燥させても反則じゃないんですね。

干物は天日干しじゃないとダメだ!
機械で時間を短縮して乾燥させたらいい味が出ないんだ!
という自分の中での間違った知識を捨て去ることができました。

ストーリー、食べ物の知識、共に大いに堪能できた満足の1冊。
干物も食いたくなったしNICE!だ!

ところで若くんですが、いつまで魚辰にいるんでしょうね。
拓也とは凸凹ながらもいいコンビなので
なるべく長く続けてほしいものですが。

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2004年11月25日 木曜日


今日の5の2
桜場コハル
講談社 ヤンマガKC 539円
「ライトエッチな小学生マンガ」というオビにつられて(以下略)

佐藤リョータ(小5)くんというどこにでもいそうな平凡な小学生と
7人の愉快な仲間達を中心とした、
5年2組のクラスメイトの日常を描いた小学生ライフなコメディ。

ライトなのはエッチなところだけではなく、話全体がライト・・・
というか淡泊。
加えて、1話1話ページ数が短いもんだから
テンポ良く読めてあっという間に読破した。

女の子のエッチなシーンを男の子が目撃するシーンが多々あったけど
基本的に男女平等。
男子も女子も適度に強かったり弱かったりしてますし、
ボケのレベルも似たり寄ったりですし、
キャラ設定に加え、男キャラ女キャラの配分と役割が
上手になされているのが良い点。

ライトエッチというよりは普通に小学生ライフを楽しむ
感覚で読めるのがいい感じかな。
たまにシブイ顔になる男子キャラもナイスです。

読後感も後味が残らずさっぱり。
最後まで印象に残ったのがユウキ(女子)のリョータくんへの
股間蹴りですかね。わざとじゃないんですが。

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2004年11月23日 火曜日


熱血番長鬼瓦椿 1巻
横山了一
講談社 ヤンマガKC 539円
「本格的バカ番長アクション!!」というオビにつられて
買ってしまいました。
困った不良番長さんが主人公の学園ギャグマンガですね。

なぜか進学校に転校してきた時代錯誤な
自称番長・鬼瓦椿(おにがわらつばき・高1)は
番長心得が書かれた学ランに身を包み、葉っぱを口にくわえ、
番長論を語ってはいるが実質は己のバカをさらけだすだけであり、
周囲を困惑状態に陥れている。
しかもバカ力だけはありあまっており
見さかい無く誰でも殴り倒すので始末が悪い。

下ネタやエッチシーンが全くなく、純粋に椿のバカぶりを基盤にした
ギャグに仕上げているのはほめてつかわす。
実際笑った場面も多いし。

それに不良同士が殴り合って熱血だとか魂だとか言ってるよりも
よほど椿のほうが不良らしい。
アホなとことか他人に迷惑をかけているところとか不良そのもの。

でも全体的に低レベルなギャグをやっている印象をうけます。
むしろ同じ不良マンガ、クロマティ高校のほうが
ギャグセンスは上のような気がする。

2巻は・・・・・・もうちょっとだけつきあってみるか(苦笑)。

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2004年11月23日 火曜日


+ANIMA 8巻
迎夏生
メディアワークス 電撃コミックス 577円
ハスキーは母親を一目見るだけのはずが、
プラスアニマのカザナがサイラントの王様を討たんと企む
大事件に巻き込まれてしまいました。

一応、サイラント城はハスキーの実家だけに
そこが闘いの舞台となってハスキーに悲劇が
起きなきゃ良いんだけど。

ハスキーの女嫌いの理由がここではっきりするわけですが
自分が女装することにはあまりためらいを持たないのな。
へんなの。

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2004年11月22日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2004年51号
2004年11月18日発売
秋田書店 240円
▼無敵看板娘:佐渡川準
エツ子さんの、己の立場をわきまえるために
狂気の手前寸前まで空腹を我慢して努力している姿がなんとも凄まじい。
本能のままに暴れまくる美輝ちゃんとは対照的だ。

これによって、美輝ちゃんとエツ子さんは表面上は似たり寄ったりだけど
エツ子さんの場合は職に対する責任感や行動力が
美輝ちゃんとは大違いなのだということが分かりました。

落とし物のラーメンを食べないよう我慢するために
輪ゴムとケシゴムで歯応えだけのラーメンを作り食べてるのを見てると
エツ子さんも一警察官としてがんばってるんだなーって思う。
端から見たらキ@ガイだけど。

今回のお話で、私の中でのエツ子さんの印象度が大幅アップ。

▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
むー、ツバメは剣豪の魂と会話をすることができるのか。
となると、他の剣豪の魂はツバメ以外の人物が
所有することになるのかな?

そしてそいつらと剣道大会で相まみえると。
・・・そうならないかな???

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
ははは。オチはある程度読めてたけど
春巻ネタでこういう“災い転じて福となす”的なエンディングは
珍しいですよね。おもしろいです。

14階建てのベッドは実に爽快。
遊び心がつまってて泊まってる人たちは楽しそうだ。

▼番長連合:阿部秀司
壊れた拳を握りしめた東に岩橋は“90点”。
じゃあ残りの10点は何が悪かったの???

この人なかなか100点出さないけど
岩橋なりの100点攻撃をぜひ見せてほしいものだが。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
今回の竜二は
ブタもおだてりゃ木に登る
ってヤツかなあ。

これからもそうやって女をエサに
柔道部員や藤原に騙され続けるんだろうな・・・

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
ラーメン屋台ナルトヤが日本中を暴れ回る前に
2人の屋台なんだということをナルミとトウヤ認識させるお話。
うーーーん、手堅いね。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
やっぱり、マスターは数多く存在するのか。
武器は順当なところでスピアとかロッドとかアックスとかだよな?
まさかマスターアンブレラとか言ったら笑うぞ。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
競輪振興会の田辺代表は
高虎校長が不気味な仮面をしているのを指摘。
しかし高虎は気になさらないでくださいとあっさり言ってのけ、
その後、日本の競輪界の蘊蓄云々で
ついに仮面問題はおきざり。

田辺代表、せめて仮面くらい取らせろよ。
どうみても気になるだろあの仮面は。
不信感も増すし。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
礼子さんはスケート靴が履けるのか。
まるで足だけ透明人間みたいだな。

▼ドールガン:出口竜正
おお、何気なくかっちょええカーアクション!
宣伝まがいの解説が純太の高鳴った気持ちを
うまく表現してるね。


さんごくしは棘付きの大きな金棒で
子供をグシャッと殴り殺すシーンが残酷だったなあ。
MASTER GUN MASTERも空から矢の大群が降ってきて
罪のない村人達を殲滅するシーンがすごかったけど
さんごくしのほうが後味悪かった。(←悪い意味で言っているのではなく)
まあ言いたいのは要するにMASTER GUN MASTERも
後味が悪くなるくらい残酷な場面をたまには描いてもいいんじゃないかなーと。

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2004年11月18日 木曜日


放浪息子 2巻
志村貴子
エンターブレイン BEAM COMIX 651円
女の子になりたい願望の二鳥修一くん(小6)の日常を描いた
ヒューマニズムコミック第2弾です。
・・・といっても修一くんの女の子になりたい願望がどこまで本気なのか
よくわからないんですけどね。むずかしすぎて。

そんなところへ読解力のない私に非常に助かる出来事が。
おカマさんの登場と修学旅行のお風呂でのちょっとした事件ですね。
修一くんの性への微妙な心の変化をじれったく表現するよりも実に分かりやすい。
ようやく「ちんこ発言」が出てきただけでも一安心っすよ(笑)。

さて、おカマさんの登場で修一くんはこれからどうなるのか。
女の人になるための階段を上がるのかしら。
一応読者として彼の行く末を見届けなくては。

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2004年11月14日 日曜日


女子大生家庭教師 濱中アイ 1巻
氏家ト全
講談社 講談社コミックス 409円
成績があんまり良くない中学生・小久保マサヒコ(13)くんと
男に免疫がなく思春期の男の子のことをエロスのカタマリかなんかと
激しく勘違いしている女子大生家庭教師・濱中アイ(19)を中心に繰り広げる
ムッツリ系下ネタショートギャグ。

氏家ト全マンガらしく女性が積極的にスケベ。成績が良くないマサヒコが
まともにみえるほど。
かといって、あからさまな性描写はほとんどなく、
エッチな単語や遠回しなスケベ行為で勝負しているのも
氏家ト全マンガらしい。

地味だけど適度におもしろいですね。
まーなんつーかあれだ。
男同士だとたまに風俗がどーのこーのとか、
チンチンや女性の裸がどーたらこーたらとか
しょーもない下品な会話をすることがあるじゃないですか。

このマンガはそんな感じのノリで読めるマンガなんだと思う。
確かにそんな会話的なマンガの中で女性の裸をドドーンと出しちゃ
このマンガの雰囲気がぶちこわしだよな。絶妙といえば絶妙なのか。

家庭教師なんて設定はオマケで、
メインは女性キャラの変態的な言動を楽しむことでしょうね。
読者層は女の人は絶望的ですが、
男の場合はちょっとエッチな知識を覚え始めた中学生から
おもしろく読めるはずです。

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2004年11月14日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2004年50号
2004年11月11日発売
秋田書店 240円
▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
新連載剣道マンガ。

日本剣道界は年々衰退の一途を辿り、
それに伴ってレベルも低下していき、
このままでは日本剣道界は消滅してしまうという状況。

そんな現状を悲しむ1人の剣士が
かつての剣豪と呼ばれた者達の魂を
ときはなってしまった。

それから15年。剣豪達の魂は剣の道を守るべく
少年剣士・鴨下燕(かもしたつばめ・15)の体に宿すこととなる・・・
・・・といった感じ。

まあ要するにツバメくんの体に剣豪の魂が宿って
パワーアップするわけです。

うーん、これはツバメくん自身が強くなることはないのかな?
剣豪の魂をうまく利用してツバメくんが一定時間だけ強くなるとか、
剣豪の魂を集めるべく旅に出るとか、
このマンガもいろいろな方向へ話がもっていけそう。

とりあえず次号以降もチェックです。

ところで高橋功一郎氏って週刊連載初めてだったのか。
知らなかった。

▼無敵看板娘:佐渡川準
つまり美輝ちゃんは相撲大会なのに
まともに相撲を取らずに相手をケガさせてるだけだから
相撲大会が中止になってしまったと。

・・・で、美輝ちゃんを倒すことができる可能性がある相撲を
さんざん探したあげくたどり着いたのが顔相撲ですか。
それって早い話がにらめっこ
よくこんな相撲を考えついたものだ。

でも感情をすぐ表に出す美輝ちゃんには
圧倒的に不利な条件にはなったよね。

めぐみのヘンな顔には笑わせてもらったけど
オチはイマイチ。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
うまいラーメンを作ることよりも
まずどこでラーメン屋台を開業するか。
こんなところでもう行き詰まっているとは。

ナルトヤラーメン屋台、旅立ち第一歩目で苦戦中。
現実はキビシー!!

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
そうだよな。
双子のインチキ入れ替わり作戦なんて大した問題じゃない。
それよりもあかねが鼻くそをほじくり出して
他人の背中につけたことが事件だ。

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
なんと犯人は丹波だったか。
今までのつくり笑顔から鬼の顔へと表情が一変しやがった。
しかし言い換えればヘラヘラとしたいけ好かない男から、
勝つためならどんな手段も選ばない強者に変身したということ。

本性を現した時の丹波の走りを是非見てみたいモンだね。
実力ではどれぐらい強いのかまだ見てないし。

▼バキ:板垣恵介
武力VS暴力か。懐かしいな。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
マスターブレードを見つけたのはエイスの妹。
そして数年前に起きた悲惨な事件で
エイスは心にキズを負っていたと。
エイスの妹さんが言葉が不自由だったってのが
また痛ましいよなあ。

・・・にしてもこれでジップとエイスはおともだちってことに
なるのかしら?

▼番長連合:阿部秀司
吉田の腹に仕込んだ鉄板で指の骨を折られた東っち。
しかしなお骨を折られた指を握りしめ、魂を燃え上がらせる。

吉田は最後にびびってたけど、
もうほかに策はないのか?

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
堀切、結局注入決定。
ひと思いに殺されるより悲惨だ。

▼ドールガン:出口竜正
純太はドールガンの力を借りてスーパーカーを無免許運転!
いやー、十数年前も高校生以下の無免許運転が
マンガ界で横行してたよな〜。しみじみ。

▼さんごくし:やまざき拓味
官軍と黄巾党がいい感じで理解し合えそうな時に
張宝と棟梁が邪魔しに現れやがった。
また一波乱ありそうだな。

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2004年11月11日 木曜日


麺王フタツキ! 1巻
西条真二
講談社 講談社コミックス 409円
学食・花丸食堂で働く16歳の渡辺フタツキという
料理人が主人公のラーメングルメマンガ。
「フタツキ」とは“喜”という字が二つ並んで「喜喜(フタツキ)」。
なんでも作り手と食い手が共に喜ぶ料理を作るんだとか。
底に“喜喜”と書かれたどんぶりにラーメンをよそい、
食い手がこのフタツキの文字を見てくれることが
フタツキにとって最高の誇りであるということなんですね。

ちなみに「麺王」は“メンキング”と読みます。
私は例によって“めんおう”と呼ばせていただきますけども。

最初は学食をテーマにしたマンガになるのかと思ったけど、
いきなり花丸食堂がある高校を乗っ取ろうとする一流企業が現れ、
フタツキはその一流企業が出店する料理店のオーナーと
手を組んで麺コンテストに出場するという、
強引かつなんとも料理マンガとしてありがちな展開になってしまいました。

早々と次巻で最終回です。
麺コンテストだけで終わってしまうんでしょうかね?
だとしたらあまりに寂しすぎますが
もう今さら何いってもしょうがないなって感じで。

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2004年11月10日 水曜日


週刊少年チャンピオン 2004年49号
2004年11月4日発売
秋田書店 240円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
ま、バカにつける薬はないということで。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
できたてホヤホヤのナルトヤコンビ、
一度は決裂したけれど、トウヤの母親の助言で再び復活。
こうして何度かいざこざを起こしているうちに
2人の結束力はより固くなっていくのかな。
とりあえず良い感じだ。

・・・で、ナルミがトウヤの母親宛に送った手紙、
私はてっきりトウヤの妹が書いたものだと思った。
ひらがな多すぎですってば。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
なんにせよタッキーがキャッチャーをやってると
今のところは明るい雰囲気だよな。
少なくともノリちゃんよりは。

▼さんごくし:やまざき拓味
劉備たちは、ある村で張角と皇甫嵩を食料を分けてくれた神様とさせて、
2人の目の前で飢餓に苦しむ人たちに食料を分け与えてやる行動に出た。

こんなことして2人は改心するとでも思ってるのだろうか。
ほとんど効果なさそうだけど。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
春と進藤の試合がおもしろいなあ。

春は特訓の成果もあるだろうけど
なにより飽くなきまでの挑戦心が進藤との試合を大いに熱く盛り上げている。

進藤も多少なりとも春に影響されとるしね。
GOOD。

▼無敵看板娘:佐渡川準
ははは。毒を持っている生き物であることが
めぐみちゃんのペットになれる条件だなんて
分かりやすすぎて笑える。

毒のある生き物は体が派手できれいなので
鑑賞には向いているんですけどね。
でもめぐみちゃんの場合は体の派手さよりも
毒そのものに魅入られてるので
これって人間としてどうかとも思うんですけども。

▼番長連合:阿部秀司
東っちの内に秘められた魂は
相手に殴られ続けないと熱くなれないんでしょうかねえ?
大器晩成型だな。

▼ドールガン:出口竜正
ポパイがほうれん草を食べれば強くなるが如く、
純太もピンチの時に鏡を渡せば強くなれる。

純太は鏡がない状況に立たされた途端、急激に弱くなったが
それでも悪党から逃げずに正義を貫いたのは立派だ。
アクションバトルシーンもあれこれ見せてくれて楽しい。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
マスターガンとマスターブレードは
1人の狂人的科学者によって作られた殺人兵器だったのか?
この謎はジップとエイスが何度か戦っていくうちに
明らかになっていくとか?

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
なんと輪は走行前にちゃんと自転車の点検してたのか。
まあ無事に完走できてなにより。

そうなるとスポークを外したのは・・・・・・
なんかこのまま犯人が見つからないまま
時が過ぎてしまいそうだな。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
こえーなー。C型肝炎ウイルスが混入されていると分かっていながら
体内に注入されるというのは。
たとえ悪徳官僚といえども「やめて〜」と思わず叫びたくなる。


次号から高橋功一郎氏の新連載がはじまる。
小学館学年誌を未ださまよっているかと思ったら
週チャンで剣道マンガをはじめるのね。

女の子が竹刀を持っている絵が載っているけど
女の子がめっぽう強くて男主人公を竹刀でバンバン叩くという内容は
カンベンね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 44号 45号 46号 47号 48号
2004年11月4日 木曜日