じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2003年3月分

卒業文集に戻る

今月読んだマンガリスト:35冊
NICE! は特に良かったと思う作品
スイートレガシー ラーメン発見伝8巻 光の島4巻 週刊少年チャンピオン2003年14号
ぼくの彼女はウエートレス2巻 ONE PIECE27巻 HUNTER×HUNTER16巻
シャーマンキング23巻 狂四郎2030 15巻 なんだかコワレ丸3巻 虹色ラーメン9巻
恐怖症博士〈ドクター・フォービア〉 週刊少年チャンピオン2003年15号 RED11巻
アクメツ1巻 ガウガウわー太5巻 ORANGE7巻 ショー☆バン12巻 魁!!クロマティ高校6巻
鳳ボンバー3巻 週刊少年チャンピオン2003年16号 うえきの法則7巻 いでじゅう2巻
ファンタジスタ18巻 ヤタガラス1巻 旋風の橘5巻 Switch2巻 666〜サタン〜4巻
ひもろぎ守護神2巻 バキ16巻 築地魚河岸三代目7巻 週刊少年チャンピオン2003年17号
並木橋通りアオバ自転車店7巻 NARUTO16巻 アイシールド21 2巻 総評



2003年3月度
総評
一般漫画の部
築地魚河岸三代目がいいですね。魚の住みかを奪う環境破壊は
見ていて悲しくなるものがある。特に魚の住みかが奪われる前の
美しい川や海を知っている者にとってはその気持ちはより強い。
茂吉おじさんのアオギスに対する思い入れがビシビシ伝わってくる。
このマンガで何かを感じずにはいれらません。

週チャンは・・・園田ともひろ氏を起用して大丈夫なんでしょうか?
取り消すなら今のうちよ?
また「早く終われ!」なんて思いながら読むのイヤだよぼくは。
今の週チャンでそういうマンガがないだけに心配。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 10月 11月 12月 1月 2月
2003年3月31日 月曜日


アイシールド21 2巻
原作:稲垣理一郎 漫画:村田雄介
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
あくまでセナくんは試合中は正体を隠すつもりなんだね。
スポーツマンガとしてはあまり例を見ないおもしろい試みです。

・・・ということでこの巻も楽しく読ませていただきました。
アニメにしたら受けるだろうな〜。
まじめなアメフトマンガでなく、学園コメディっぽいノリで
楽しく読めるのが好感色。
セナくんや栗田くんなどのキャラもおもしれーし
悪役(?)・蛭魔くんの暴言や悪魔じみた行動もキャラに合っていて
素直におもしろいと思います。

あと試合中の演出も凝ってますね。
ラインが盾になるとことか、セナくんの記憶中枢とか
●●VS●●の表記とか。
しかもどれも試合の流れを(読者側から見て)阻害してないんですね。
むしろこのマンガ独特のおもしろさを醸し出してます。

ラインの盾はメンバーの顔だけでなく
背番号まで刻印してあるのがポイント。
いかにも栗田くんたちが変身した盾らしいです。
もし蛭魔が盾になったら、まさに悪魔の盾なので
呪われそうなんですが・・・

まあ、今後もセナくんのフィールド上のヒーローぶりを
楽しみましょうか。でもいつかバレるのかなあ?

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年3月31日 月曜日


NARUTO 16巻
岸本斉史
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
バケモノに変化した我愛羅も打ち倒したし、
大蛇丸の術も封じたし、
これらの2大ピンチをうまくまとめあげた感じですね。
命懸けの戦いにうまいこと決着をつけた形になってます。

でもうちはイタチと干柿鬼鮫(ほしがききさめ)の不気味な2人が
ナルトに迫ってますのでまだまだ戦いが続きそう。
ナルトの力に興味を示すものが増えてきたような気がするな。

ところでナルトはラーメンが好きなんですか?
あんまりおいしそうに食ってないように見えるが。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 11巻 12巻 13巻 14巻 15巻
2003年3月30日 日曜日


並木橋通りアオバ自転車店 7巻
宮尾岳
少年画報社 YKコミックス 519円
ホントに多くの人に読んでもらいたいマンガだと思いますね。
だって自転車が題材ですよ?
日本人なら誰もが馴染みのある身近な文明の利器がテーマっすよ?
どんな機械オンチや流行遅れの人だってこのマンガなら大丈夫!
・・・なはず(汗)。

さて、7巻ですが、自動車買うなら折りたたみ自転車もいかが?
みたいな話がありましたが、実は欲しいんですよ。折りたたみ自転車。
私は自分の車を持ってるくせに自転車がないので移動は車か歩きという
実に中途半端な移動手段なのです。
そこへ折りたたみ自転車が加わったら車で目的地まで移動して
そこからさらに自転車でという最強コンボの移動手段が完成するので
このマンガを見てますます折りたたみ自転車が欲しくなってきた次第です。
どうせならこのマンガに出てくるようなおもしろい自転車が欲しいですね。

あとは、「小さな反抗」。いつも登場が控えめなアオバちゃんが
結構活躍してましたね。クラスメート達と一緒に
クイックハブの取り扱いについて書かれたビラを配って回るのだ。
でもビラを配るほどクイックハブのついた自転車があるのかどうか怪しいモンですが・・・
まあそんなことはどうでも良く、子供達と一緒にってのがいいんですよ。

「終わったら今夜はうちにお泊まりでカレーパーティだよっ」
アオバちゃんしっかりしてるよなー。
男子をしっかりリードしてるじゃないか。
しかも明るいし自転車以外でもアオバちゃんの明るい一面が
思いっきり見られたのが良かったです。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻
2003年3月30日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2003年17号
2003年3月27日発売
秋田書店 240円
ありゃ?えん×むすが休載だよ。
んでもって、ひもろぎが次号休載。
そういや、休載システムってチャンピオンでも
導入してるんだっけ・・・

▼GONTA!:原作/七三太朗・作画/森田克俊
新連載。作画は少年が犬になった物語、「わんダフルDAY」を描いた
森田克俊氏。

主人公は梅星キンヤ(18)。
あれ?これって1年前の読み切りボクシングマンガの主人公と
同じ名前じゃん。まあいいや。
これでこのマンガが単行本化された際に
読み切り(UMEBOSHI)も収録される可能性が高くなったってことで。

とりあえずボクシングマンガってことだけど、
今週は梅星くんがボクシングと出会う前のお話を描いているようですね。
梅星くんはケンカがとても強く、自らバトルキングをめざしている。
毎日ケンカ三昧で暴力団ともつきあいがある
かなり怖い存在のようです。

まあ、あまりアウトローや本格的なボクシングマンガにならずに
ちょっと笑いアリのコメディ風に仕上げてくれたら
いいんじゃないかな。次号期待。

・・・ところでタイトルのゴンタって一体・・・

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝ちゃんは本当に子供にはやさしいんだねえ。
若菜ちゃんのお誕生日を盛り上げようと一生懸命だ。
でも、いつもその裏で痛い目に遭うのは美輝ちゃんと同年代の方々。
子供を喜ばすためなら手段を選ばない美輝ちゃんなのでした。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
すげー、バカ春巻担任の生徒達が教室もろとも野生化してしまっている。
これは野外教室の実践なのか、それとも皆、春巻の生活に慣らされてしまったのか。

おそるべし春巻龍。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
は番太郎がとてもうらやましい。
なぜならとってもかわいいアー坊を
いつでもいじめることができるんだから。


かわいい弟をいじめんじゃねえ、番太郎!

番太郎やマリックがますます野球に入れ込むようになる最中で
ひそかにアー坊達小学1年生も野球に興味を持ちつつありますな。
もしかしてちびっ子野球チームが完成して
これからは涼山中と涼山小の2チームの試合を追うマンガに・・・・・・

なるはずはないよな。

▼ダンコン〜團魂〜:小沢利雄
椿、怒りの鉄拳パンチ!!
これでやる気ゼロのサッカー部員にも喝が入り、
少しはマシなプレーを見せてくれるのか?

っつーかあからさまにやる気見せないのも
腹立つよな。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
アクメツがもう1人出現!

でもアクメツの謎が1つ増えただけ。
結局、この謎を置き去りにして話が先に進んでしまう予感。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
お茶もラーメンも人をもてなす心が大事なんですね。
麺王七人衆はそこんとこちと勘違いしてるよな。

▼ひもろぎ守護神:緋采俊樹
おもしろかったです。
やっと1人自由の身になれた勝己が最初にしたことは、幼稚園児のお守り。
親が仕事のため、家にいなくていつも寂しい思いをしている園児・ようちゃんの
心のスキマ、お埋めしています。

たまには霊以外の話も良くね?

▼ハッピーバースデー:伊能高史
特別読み切り。
主人公・火達磨大吉(22)が自分の誕生日を盛大に祝おうとするが、
次々に邪魔が入り、誕生日を祝うことが出来ない。
でも大吉はどうしても自分の誕生日を祝いたい。
そこまでして自分の22歳の誕生日を祝おうとするのには訳があった。
・・・ってな感じのマンガ。

いい話だけど、特に思い入れる場面もなくサラリと読んだって感じ。
笑いどころも感動するところもなかったんだよねえ。
でも最後まで読めたから悪くはないと思いますが。

▼ORANGE:能田達規
レオーネに、ムサシとコジローの連係プレーを封じられて
その上自分たちの強さも存分に見せつけられ、
南予オレンジは大ピンチ。
でもまだまだねばり強さも感じられる。

コジローも悪あがきでいいから底力を見せて欲しいものだが
なんとかならぬのか。
キャプテンとしての意地を見せるんだ!

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 12号 13号 14号 15号 16号
2003年3月27日 木曜日


築地魚河岸三代目 7巻
作:鍋島雅治 画:はしもとみつお
小学館 ビッグコミックス 530円
この巻はどれもこれも見入ってしまうお話が多く、
満足な読後感でした。
特に良かったのが「帰らざるキス」ですね。

江戸前のキスの天ぷらの本質と、日本の土地開発。
この両面から、現在の日本の環境破壊の要点をキッチリ捉え、
本作品を通して読者に訴えています。

それでいてあくまでマンガの範疇を越えないので
埋め立て問題の深刻さを十分に理解しつつも
素直にアオギスの天ぷらっておいしそうだと思いますし、
だからこそ埋め立てのために住みかを追われる
アオギスを守っていこうとも思うわけです。
しかし、アメリカネズミの楽園もアオギスを絶滅させる
要因になっていたとはちょっとショックでした。

東京湾で釣ったアオギスの天ぷらの味を知っている茂吉おじさん。
しかし東京湾にアオギスは絶滅して一匹もいない。
だけど旬太郎のような魚バカがいる限り、
いつの日か再自然化工事でアオギスが東京湾に戻ることを信じて・・・

けど・・・オイラたちの人生にはちいっと間に合わねぇだろうなぁ。

なぁに、その時は雲の上から東京湾に釣り糸を垂らすさ

茂吉のこのセリフに心を打たれました。
感動&敬服です。NICE!

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻
2003年3月26日 水曜日


バキ 16巻
板垣恵介
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
んー、いつものようにガガーッと読んだけど
ただそれだけかな。
バキの、皮膚を急所にしてしまう「鞭打」が見物だったけど
特に盛り上がるところもなく。

バキが軽くあしらったシコルと柳も
まだまだおとなしくしそうにないもんなあ。
しかも闇の者同士で仲間割れしてるし。

次巻あたりなにか大きな変化があらわれるのかな。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 11巻 12巻 13巻 14巻 15巻
2003年3月26日 水曜日


ひもろぎ守護神 2巻
緋采俊樹
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
完全に霊ものコメディとして定着した感じがしますな。

霊を通して笑いあり、ドタバタあり、ホロっとする話ありの
コメディとしては王道中の王道。
言い替えればいつもの緋采マンガのノリで読めます。

舞咲は兄の勝己に体を操られるのが(取り憑かれているのが)
イヤだといいつつもたまには体を貸してあげるところが彼女のやさしいところ。
勝己が普段、知り合いに話しかけるなどのやりたいことがあっても、
それができないもどかしさをちゃんと理解してるんだね。

一つの体を共有していつの間にか舞咲と勝己は
名コンビになってます。

最後の4コマ、巨乳で鏡餅はちと寒かった。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年3月25日 火曜日


666〜サタン〜 4巻
岸本聖史
エニックス ガンガンコミックス 409円
ワイズに壊されたジオのブーメランを直してもらいに
オーパーツの鑑定人・キリンの元に向かうジオとボール。
でもただでは直してもらえず、オプトの修行をすることになりましたとさ。

その修行ってのが辛さよりも楽しさが前面に出ていて
一見無意味にも思えるんですが、ちゃんとスピリッツの放出を
抑える訓練にはなっていたんですね。
ボールのメス犬に変装している姿はとても修行の一環には
思えなかったけど、そのおかげでオプトとして目覚めたんだから
おトクですよね。

ジャガくんがだんだんやばい存在になりつつあります。
こいつの正体はなんなんすか?

あとクロスくんはどうなっちょるの?

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻 3巻
2003年3月25日 火曜日


Switch 2巻
米原秀幸
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
ナナシの逃がし屋家業、ここまで1話完結が続いてましたが、
キャサリンという女子高生をアメリカ人のストーカーから逃がすお話が
長引いています。

ナナシとキャサリンがどんなに逃げてもしつこく追ってくる。
しかもストーカーは大男でボクサーだってんだから恐怖は倍増。
ここまでしてキャサリンを追う理由とは一体なんなんでしょうねえ。
ナナシの謎も絡めてお話はさらに次巻に続くのです。
しかしこんな大男が実際に追っかけてきたら怖いな・・・

1話完結では翔平くんとワニのお話がおもしろかったかな。
翔平チンチンはあまりにリアルすぎて
単行本ではカットされると思ってたけど
ちゃんと載ってて良かった(笑)。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年3月24日 月曜日


旋風の橘 5巻(完)
猪熊しのぶ
小学館 少年サンデーコミックス 409円
話題の剣道マンガ、旋風の橘もこの巻で終了。
たいていのマンガ感想系サイトでは非難ごうごうだったけど、
オレ自身はそこそこ楽しめた。
橘のマシンガン剣法とか、ハチャメチャな行動力とか
結構好きだったんですけどね。
でも世間が許しちゃくれなかったようで。

ま、確かに剣道マンガ読んでるなって気はしなかったですが。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻 3巻 4巻
2003年3月24日 月曜日


ヤタガラス 1巻
愛原司
講談社 講談社コミックス 409円
見た感じは、地味で手堅い少年サッカーマンガですね。

数あるサッカークラブから優秀な選手をセレクトして育成していく“トレセン”。
トレセンはいわば日本代表への近道といった感じなのかな。

このトレセンに入るために、茂木但馬(もぎたじま・小6)と江守一也(小6)の
2人のサッカー少年が練習に練習を積み重ね、いつかはトレセンのセレクションに
合格してやるぜ!みたいなお話になっていくんでしょうか。

今までのサッカーマンガと違うのは、1つのチームを描いてるんじゃなくて、
茂木但馬という1人のサッカー少年にスポットを当てたマンガになっているとこかな。

茂木但馬はサッカーに関しては素人同然。
どういう経緯でサッカーに興味を持ったかは知らないけど、
彼の秘めたるパワーと闘争心を今後も見ていきたいと
思ってますんで、2巻も買ってみる予定。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2003年3月23日 日曜日


ファンタジスタ 18巻
草場満輝
小学館 少年サンデーコミックス 409円
ACミランに投入されたトトってヤツは問題おこしまくりですな。
なによりチームの調和を乱すってのがイカン。
でも彼のナルシストぶりは割と楽しめたり。
ゴールを決める度に

さあ、甘美なる称賛を!!

ここまで自分に酔えるおめでたい人って
そう、ざらにはおらんわ。
まあ自己陶酔してしまうくらいの実力があるのは
確かなんですけどね。
トトはてっぺい達のことをどう思ってるのかなあ。

そしてトトよりももっと問題を起こす人がヴァレンティノ監督。
「味方殺し」の噂を知っててトトを投入しただけでも問題アリなのに、
今度は己のクビと、ACミラン二軍の選手達のクビを懸けて
一軍と勝負しろって勝手に決めちまったんだからねえ。

監督とトト、2人の素行に問題を抱えつつも
ACミランでがんばるてっぺい。
なんかとんでもない時期にACミランに来てしまったような気がしますが
だからこそ得るものも大きいはずだと思いたい。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 13巻 14巻 15巻 16巻 17巻
2003年3月23日 日曜日


いでじゅう! 2巻
モリタイシ
小学館 少年サンデーコミックス 409円
この巻もいい塩梅で楽しめました。

1巻予告にも書いてあったとおり、
藤原虎呂助(ふじわらころすけ)の自由自在に変化するちょんまげが
ついに人格を持ってしまいました。“チョメジ”なんて名前までついちゃって
もうすっかり伊手高柔道部の一員ですね。

このマンガは個性的な伊手高柔道部員らのおバカな行動が魅力。
特に、生きたちょんまげを身につけた藤原虎呂助は
わがままなしぐさがかわいくてこのマンガになくてはならない
キャラに仕上がっている。

だが、部長の林田亀太郎も柔道は強いし、アホな部員達のまとめ役として
藤原虎呂助に引けを取らない個性で読者を楽しませるぞ。
アホなことやっても憎めないカワイイヤツらばかりなのだ。

巻末の読者イラストコーナーを見てると、どれもこれも自分流に美化(?)された、
いでじゅうキャラが掲載されてるじゃないですか。
やっぱりこのマンガのキャラがいかに読者に愛されているかが分かるね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年3月22日 土曜日


うえきの法則 7巻
福地翼
小学館 少年サンデーコミックス 409円
メチャクチャだけど間違いなくおもしろいっすね。
能力者の特殊能力ってのが全く根拠がない発想から
生まれてるので、いくらでもおもしろい能力者を
登場させることができるんですね。
今回のユンパオ君の「電気を砂糖に変える能力」も
思いつきって感じがするしなあ。
(でもキャラには合っている)
それとも作者が考えに考え抜いた能力なのか?

ロベルトのドグラマンションのアトラクションもおもしれーです。
ケーキ大食い対決、酸素の補給はコサックダンス、
ネコと追いかけっこ・・・
こういうおちゃらけたステージだと、たとえ激しいバトルが
繰り広げられてもボケが利いてて心が和みます。

このマンガは荒削りというよりはわがままし放題って感じ。
若さよりも子供っぽさが目立ちますよねえ。

ある意味先が読めないのですごいマンガだと言えるかも。

あとコースケは次々に神器を覚えていくが
全部使いこなせるのか?ん?

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻
2003年3月22日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2003年16号
2003年3月20日発売
秋田書店 220円
おおっ。次週より森田克俊画のボクシングマンガが始まりますね。
去年の3月に「UMEBOSHI」という読み切りボクシングマンガを
描いて以来だ。私はこの人の描くマンガが好きなので
今から楽しみです。

ううわっ、園田ともひろが帰ってくるの!?
2000年最凶最悪の駄マンガ、
「オバコブラ」を描いたあの園田ともひろが・・・!!!
今度はマシなギャグを描いてくれるんだろうね。

▼ORANGE:能田達規
うーん、さすがはF2首位・レオーネの三木だ。
五輪で既にムサシのクセや習性を探っていたとは。
三木の底知れぬ強さを感じます。

南予オレンジのことで精いっぱいだったムサシは
苦しいですね。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
髪の毛ネタは、前に仁ママで使っていたけれど
まさか小鉄の家に髪の毛が生えるとは思っても見なかった。
七三分けになっているから意外にサマになっていますね。

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
アクメツの熱弁が奮われる中、またも生の謎に触れるような場面が。
でもどうせのらりくらりで中途半端に終わってしまうのだろうな。
これからも生が意味深な行動をとっても生の秘密が明かされるのは
当分先になるであろう。そんな予感。

▼恋愛出世絵巻 えん×むす:瀬口たかひろ
ソーニャのメイドさん修業時代のお話。
ドラグーンのスプラッターハウスではメイドさん候補生が
まるで軍隊のような修行を繰り広げていた・・・

ソーニャの天然ボケは実はあまりの修行の凄惨さに
頭がおかしくなってしまったんじゃないだろうか。
それとも・・・地?

▼ひもろぎ守護神:緋采俊樹
銀ちゃんのおでん屋に毎日来ていたオッサンは
実は幽霊だった・・・

そりゃあ、営業妨害だわな。
呪われたおでん屋にされてしまってるんだから。
でも追い出したりはせず、幽霊のオッサンの悩みを
解決してさしあげるのが、霊能力を持つ勝己と舞咲の
悲しい性ってもんだ。

▼ダンコン〜團魂〜:小沢利雄
サッカーの練習試合とは言え桜庭高校応援団は、
やっと応援団らしいことをやってくれそう。
だが肝心のサッカー部員がやる気なし!
果たして桜庭高校応援団の団結力でサッカー部員を
目覚めさせることができるか!?

▼虹色ラーメン:馬場民雄
なんか突然、茶道とラーメンが融合している
珍妙な図を見せられてしまったような。
茶道のばーちゃんが怒った理由は
和室でラーメンを食べさせたからなのか、
伊万里焼の皿を使ったからか・・・

一体なんだろうね?

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
結局、国木田のみなさんはマリックくんを
認めてしまったんですね。
マリックくんはちと生意気な性格ですが、
安彦監督とは馬が合いそうなので
大丈夫であろー!

試合を終えて番太郎がどうなったのか
気になります。

▼無敵看板娘:佐渡川準
こらこら太田くん、独り者になると妄想癖になってしまうような
言い方するなよ。

孤独な者の強い味方ならインターネットが
あるじゃねえか。
・・・ってこれも一種の妄想か・・・

▼Switch:米原秀幸
メグミちゃんって確か元暴走族じゃなかったっけ・・・?
いつの間にコスプレマニアになってしまったのだろう?
まさかナナシの新しい仲間になるのでは・・・?
だとしたら足手まといだぞ〜、きっと。

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
おーい!!なんだよこの終わらせ方は!
完結してねーじゃねーか。
四日待ってやるだと?四日どころかこの結末は
何日待とうと未完のままじゃないか。

本当はリンゴがこの先どう活躍していくかを
作者は考えていたんだろうにねえ。
残念。

今度はスポーツマンガ描いてよ。


今週は全体的に低調でした。
それにしても心配だ。19号から新連載の
園田ともひろのギャグマンガ。
前作の「オバコブラ」はさすがの私も
怒りを覚えましたからね。
ま、とにかくマイナスイメージが莫大なので
期待は全くしてません。

20号から新連載の自転車マンガは
シャカリキやアオバ自転車店とは比べるのはやめて
純粋にその作品だけで楽しんで読めればな・・・と思う。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 11号 12号 13号 14号 15号
2003年3月20日 木曜日


鳳ボンバー 3巻
田中モトユキ
小学館 少年サンデーコミックス 409円
いいねえ。
しっかり熱血ボーイしてるねえ啓助くんは。
球場に突然現れた夢の野球少年って感じ。
お話はほとんどが紅白戦だったけど、
ちょうどいい長さに感じられました。

“暴れんボール”はベテランですら
ドキドキさせる


啓助のこの一途な信念がいいですね。
野蛮だが、ひねてない素直な心が
ベテランをも燃え上がらせてしまうのだ。

まだあどけなさがありますが、啓助からは男らしさを感じます。
GOOD。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻
2003年3月20日 木曜日


魁!!クロマティ高校 6巻
野中英次
講談社 講談社コミックス 409円
いやはや、ホント、野中英次氏の描く絵柄は
少年誌向けじゃないなとつくづく思う。
だってランドセルしょった小学生まで仏頂面で描くんだもんなあ。
やっぱボンボンのメカ沢くんは、作者以外の人に描かせて正解だね。
あっちは小学生もかわい気があるし。

あとは学校に突然アザラシだの、
不良の頭につけてる謎の触覚付きヘアバンドだのの
どーでもいいネタがだらだらと。
だんだん、クロマティ高校の生徒達のちょっと変わった日常を
覗いて楽しむマンガになってきたなあ。
まあ相変わらずこのマンガ独特の視点とツッコミで笑わせては
もらってるけどね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
2003年3月19日 水曜日


ショー☆バン 12巻
原作:森高夕次 作画:松島幸太朗
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
しかしまー、コロコロとよく性格の変わるやっちゃね〜番太郎。
今度は一変して素直な野球少年になりやがった。
いったいどれが本当の番太郎の姿なんだか分からん。
キャプテンの前で流したその涙は本物なんだろーね?

世間ではブラックモードの番太郎が人気を集めてるようですが、
ぼくは一所懸命ですぐカッコつけたがる番太郎が好き。
もう、ひとりよがりな野球をしないでくれと心の中で思うのですが、
ブラックモードな番太郎を好むマリックくんが
番太郎に目を付けて挑発してくるんですねえ。
さしずめ中学生野球界のハイエナとでもいうべきか。

さ、前置きはこれくらいにして
アー坊ですよアー坊!!

男ばかりのこのマンガにちうりっぷの花を読者に提供してきた
アー坊の学校生活の一部が見られる特典があるのだっ!!

 穂!

んー、元気のいい子供の声が聞こえてくるかのようだ・・・
作文から、アー坊は兄ちゃんが大好きで、兄思いなんだってことがよく分かる。
番太郎が試合の時は毎回必ず応援に来い!

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 7巻 8巻 9巻 10巻 11巻 
2003年3月19日 水曜日


ORANGE 7巻
能田達規
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
南予オレンジがF2上位に食い込めるかどうかの瀬戸際だってのに
コジローがケガで試合に出られなくなるわ、ムサシが五輪の助っ人に出てしまうわ、
おまけにアメリカからの助っ人・ホーマーもチームに今ひとつ馴染めないわで
なかなかベストメンバーで試合に臨めない南予オレンジ。
でも、苦戦しながらも善戦もしてると思う。
まだ絶望ってわけじゃない。

メンバーが欠けたことで、その選手の役目の重要性を知り、
そしていろいろとポジションを組み替えたりして
攻撃のバリエーションを変えてみる。
こういうほんのささいな努力が積み重ねとなって
F1への小さな光を照らしてるような気がする。
がんばれ南予オレンジ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻
2003年3月18日 火曜日


ガウガウわー太 5巻
梅川和実
新潮社 バンチ・コミックス 530円
動物の言葉が全く分からなくなってしまった太助ですが、
それでもカウンセリングにやってくる動物(犬)の気持ちを
理解しようとがんばってますので一安心。
それどころか犬の立場に立って飼い主に注意をしてますので、
動物の言葉が分からなくなったことが却って太助にとって
獣医になることを真剣に考える良いきっかけになったのかもしれません。

今回太助は終始動物のことばかり考えてる。
今はそれでいいと思う。
色気なんてどーだっていいって。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻 3巻 4巻
2003年3月17日 月曜日


アクメツ 1巻
脚本:田畑由秋 作画:余湖裕輝
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
週刊少年チャンピオンから、おもしろい趣向のマンガが登場しました。
主人公・迫間生(はざましょう・高3)扮するアクメツが
日本の頂点に立つ政治家や警察などの指導者の悪行を暴き
懲らしめるって内容のマンガです。
懲らしめると言っても「月に変わっておしおきよ」ってレベルじゃなくて
死をもって償わせるのです。恐ろしいですね〜。

まあ、話の途中でヒロインの長澤詩菜(ながさわしいな・高3)とか
アクメツの謎のことなども絡めたりするのですが、
基本はバカな日本の指揮者共をアクメツの手で血を流したり絶命させたりの
処刑で裁いていくマンガだと思って良いでしょう。

舞台は腐りきった日本情勢ってことですが、
うーーーん、アクメツみたいなヤツが悪を裁いていっても
腐りきった日本は簡単には回復しないような気がするのは私だけなんだろうか。
癌細胞は日本中に転移しているのだ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2003年3月17日 月曜日


RED 11巻
村枝賢一
講談社 アッパーズKC 539円
伊衛郎になんとなく似ている黄(ウォン)とムラサキが新キャラとして仲間入り。
ムラサキはその昔、伊衛郎と意気投合した時代があったとか。
スカーレットのことも知っているようだし、これからどうレッドと
関わりを持たせてくるつもりなのかな。

黄はズッコケキャラだなあ。おもしろくていい。

殺伐とした時代背景が主なこのマンガで
「RED外伝 Yellow」はありがたい。
伊衛郎の幼年時代が収録されている。
伊衛郎は子供の頃からおじいちゃん思い
友だち思いの優しい子だったんだね。
巻末でまた殺伐としそうですが。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 7巻 8巻 9巻 10巻
2003年3月14日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2003年15号
2003年3月13日発売
秋田書店 220円
▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝ちゃんの指導の下、子供達が電車ごっこ。
電車になった子供達が危険な場所に行かないか陰ながら見守る美輝ちゃん。
今回はいい感じでとても微笑ましく読んでいたら、
最後に茅原先生が電車ごっこに使ったロープで首を吊ろうとする
ダークなオチを持ってくるか。

子供達のほのぼの感と、茅原先生の陰湿感。
2つの落差が激しいなあ。
最後のページは読みたくない。
子供達の電車ごっこだけでいい。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
170年前のおみくじってほとんど凶しか出ないじゃん。
のろわれてるんじゃないのか?

どーでもいいですが、普段は上半身裸の小鉄も
体育の時間は体操服を着るんですね。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
番太郎との対決でピッチャーとしてのオーラの輝きを
放つようになったマリック。

安彦監督も、そんなマリックくんならOKかな?

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
俺だ
私じゃないかっ!!
俺じゃねぇかよっ!!


プロジェクトアクツの特集を見て
次々に叫ぶ視聴者。

生はいつの間に銀行で泣きを見た人々を
調べ上げたんだ?

それにしてもお金で人を殺すことって
できるんですねえ・・・

▼ななか6/17:八神健
五十鈴さんのことを「おかあさん」と呼べるようになったななかだが、
その途端、ななかに変化が・・・!

私思うに、いずれ6歳ななかと17歳七華が同化して1つになる、
みたいな展開になるのではなかろうか。
ドラゴンボールのピッコロ大魔王と神様のように。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
麺機神敗れる。
やはり人間らしさが足りなかったか。
今度はファジー機能を搭載して再挑戦だ広瀬!

▼ORANGE:能田達規
南予オレンジは、F2首位のさいたまレオーネと対戦。
個人的にはムサシとソンの対決が楽しみ。
今回はコジローメインに話が進んでいるようだが、
この後はムサシやソンのそれぞれの心理を絡めた展開を見てみたい。

余談ですが扉絵の「おまかせ!ピース電気店」って
秋田書店が漢字まちがえてどーすんだよ。

▼カオシックルーン:山本賢治
モンスターにもがれた体の一部分は消滅してしまう。
つまり、死=存在自体の消去。
でも、だからなんなのって感じだな。
このマンガにおいては死も消滅も同じようなもんでしょ。
なんか今ひとつのめりこめないなあ。

▼ダンコン〜團魂〜:小沢利雄
フジケンよりもダンコンのほうが小沢利雄氏らしい
下ネタが多いような気がする。
少なくともヤンキーバトルよりは数倍いいと思うんだが。

銭湯で裸になるときはまずムクべし。
これは仮性の礼儀というよりは男の基本。
男って見栄っぱりだから(笑)。

▼恋愛出世絵巻 えん×むす:瀬口たかひろ
いつもはクールで気取っている柳木さんですが、
参考書を読みながら歩いて人にぶつかりまくるあたりが
天然ボケしてておもしろい。

▼Switch:米原秀幸
ナナシの正体って一体?
なんでも逃がす逃がし屋さんのとんでも稼業を楽しむマンガじゃ
なかったのか?

・・・で、よく考えたらこのマンガのタイトルの“Switch”ってなんなんだろうね。
これだけ考えると逃がし屋さんはタイトルとは関係ないし・・・
もしかしてこのマンガのタイトルにナナシの秘密が・・・?

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
次週最終回だそうで、前作の「SPRING MAN」と同様に
短命で終わってしまいました。
最後がリンゴの憧れていた兄・カスミとの対決だなんて
あまりにあまりな展開。
もっとおもしろくなる要素は秘めていたんですがねえ。残念。

▼スナッチャー窃:高木章次
こちらも次週最終回。
まあ仕方がないのではないかな。
女コマンダーが登場してからガクンとおもしろさが
失せてしまいました。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 10号 11号 12号 13号 14号
2003年3月13日 木曜日


恐怖症博士〈ドクター・フォービア〉
高橋葉介
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
今までは、この人の描くマンガはホラー系の内容が主であることから、
お子さまマンガが大好きな私が高橋葉介氏のマンガの単行本を買うことは
決してないであろうと思っていたのですが、週チャン連載時に読んでみて、
あまりの内容のえげつなさに惹かれてしまい、購入いたしました。

恐怖研究所のドクター・フォービアとその助手・千悟が、
高所恐怖症や先端恐怖症などの恐怖症に悩む患者に
「治してあげましょう」と言ってはそいつを不幸のどん底に陥れる
バッドエンディングなマンガ。

治療法の1つとして高所恐怖症に悩む患者は、ヘビに変身させる。
地面を這い回り、高いところに行く心配がないと患者は大いに満足するが、
その後、鷹に食われてしまうのである。
そんな不幸なエンディングばっか。

患者に救いの手をさしのべておいて
その手を思いっきり踏みつけるような行為をする
ドクター・フォービアと千悟の悪辣ぶりを楽しむマンガと言える。

たまにいいお話もあるが、最後の最後で強力なバッドエンディングで
それも帳消し。
ドクター・フォービアと千悟は、人間を滅ぼしておいて
余裕こいた顔してんなよ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2003年3月13日 木曜日


虹色ラーメン 9巻
馬場民雄
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
いいねえ。おもしろかったです。

食べるのが遅いからと1度は激怒した太陽ですが、
まーくんとみーちゃん、また来てくれて良かったじゃないですか。
おかげで子供向けのラーメンも開発できました。
どんな客でも食べに来てくれる人のために尽くしてこそラーメン職人。
あと思いやりね。

メンとスープを別々にしたラーメン、「つけメン」は
太陽の考案した、スープに焼け石を入れた
冷めないスープがおいしそうでした。
石焼きイモを見ただけで冷めないスープを思いつく太陽の
ラーメンに対する閃きはすごいものがありますな。

あと麺王七人衆。これも強烈だな。
太陽の敵キャラ設定ってだけでも十分おもしろいんですが、
麺王七人衆の1番手、朱扇華(しゅせんか)の扇を使った鮮やかな麺上げが
華麗すぎてなかなか楽しませる。
今度はラーメンの味や見た目の楽しさに加え、ラーメン作る過程での演出も
ラーメン作りの一環として見ているわけだ。

うーん、まじめで地味な太陽に、ラーメン作りで派手な演出を
お客さんに見せることができるのでょうか。
鳳凰や虹はあくまでも太陽の心の中での話だし・・・
心配。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 4巻 5巻 6巻 7巻 8巻
2003年3月12日 水曜日


なんだかコワレ丸 3巻
矢也晶久
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
とことん女性キャラにこだわった第3巻。

コワレ丸が“十二天将”の封印を解いてしまい、
12の式神が街中に解き放たれてしまった。
その12の式神ってのが女の子ばっかし。
目の前に現れる式神が女、女、また女って感じっす。

式神なので妖怪退治っぽい雰囲気はあるんだけど
やっぱりコワレ丸が女の子を集めてるだけだよなコレは。

ただ、いくら女の子をいっぱいいっぱい登場させても、
気性が荒かったり、ちょっとヘンな性格だったり、
まともな女の子はいないので萌えには至らず。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻
2003年3月12日 水曜日


狂四郎2030 15巻
徳弘正也
集英社 ジャンプ・コミックス デラックス 530円
二条ひかる、落ちるトコまで落ちたねえ。
右腕を切られ、アルカディアの住民に裏切られ・・・
ま、無理もないだろうけどね。
フェンリルなんてバケモンを放ってゲームしてたんじゃあね。
それにしても二条ひかるの最後の抵抗は
見苦しかったな・・・

ま、なんだかんだあったけど、実践シュミレーションが
GAME OVERになると同時に、二条ひかるの企みも
失敗に終わったってことでめでたしめでたし。
しかしアルカディアの住民が山下を吊し上げる結末は・・・
なんかやりきれない気持ちが込み上げてくるよ。
あの島これからどうなるんだろ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 10巻 11巻 12巻 13巻 14巻
2003年3月11日 火曜日


シャーマンキング 23巻
武井宏之
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
ゴーレム倒せてないねえ。チョコラブも生き返ったというのに。
・・・というかアンナがノコノコ現れてチョコラブを倒すっつーのは
どういう風の吹き回しか。
チョコラブは罪の精算をするために本気でシャーマンファイトで
ルドセブのとーちゃんと戦ってるというのに。
アンナも止めるにしろもうちっと穏やかにできぬものなのか。
オレ、アンナ嫌いだな。

ホロホロはかわいそうだな。いいとこが全くない上に
大事な所を2度も攻撃されるとは・・・(しかも味方に)
合掌。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 18巻 19巻 20巻 21巻 22巻
2003年3月10日 月曜日


HUNTER×HUNTER 16巻
冨樫義博
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
おもしろいですねえ。たかがカード集めなのに。
ただ勝負してカードを集めるってだけでなく、
情報収集や相手とのカードの駆け引きとかが
綿密に描かれてるからだな。

しかしまーゴンのお父さんもこんな体験型ゲームを
作り上げてしまうなんて、相当おヒマな方なんですね。
秀才(?)は他にすることがないんでしょうか。

それと、カード集め以外のイベント。
なんとグリード・アイランドでドッジボール大会が始まってます。
このマンガ独特のルールと戦略で進行していくドッジボール勝負で
果たしてゴンやキルアは勝利をものにできるか?

カード集めにドッジボールか・・・
子供が喜びそうなツボを突いてるな。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 11巻 12巻 13巻 14巻 15巻
2003年3月9日 日曜日


ONE PIECE 27巻
尾田栄一郎
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
今までとはちょっと変わった空島でもルフィたちは
いつも通り暴れまくってますね。
試練でヒドイ目に遭いながらもお約束なギャグも織り交ぜて
神の住む国で大暴れ。
黄金を手に入れるとか言ってるけど、最終的な目的は
神退治ってことになるんでしょうか。

ところであの神はまるでカミナリ様みたいなんですけど。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 22巻 23巻 24巻 25巻 26巻
2003年3月9日 日曜日


ぼくの彼女はウエートレス 2巻
重野なおき
芳文社 まんがタイムコミックス 599円
喫茶店コメディ4コマ。
喫茶“With”に集まる面々のちょっとしたおとぼけが楽しいですね。
それが喫茶店の売り上げに直接結びつかないところがまたおもしろし。

まあ、喫茶“With”の店内の雰囲気や客層を見てると、
「あ〜、こりゃ繁盛しそうにないね〜」とか思ってしまうのですが、
喫茶店の形をした待合所とでも思っておけば納得かな。

それでも店のマスター・間宮圭太やアリスちゃんが
客引きのアイデアを練るんだけど、
ちょっと発想がずれてるんで、なかなか客が集まらず、
変なヤツ(無銭飲食ヤローまで)ばかりが来て
いつの間にやら固定客になってしまう。

こーなったら、フツーの客はお断りにしてしまうのは
どーでしょ?
トシミツくんもくるみちゃんもただ者ではないと思いますし。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2003年3月8日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2003年14号
2003年3月6日発売
秋田書店 230円
▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
今週号を見る限りでは番太郎のほうが一歩リード。
しかし番太郎もよくボール球や裏をかいたストレートに
ボールを当てるよな。

番太郎とマリックの勝負を見るために
一体余興(前置き)がどれだけ続いたことだろう。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
奈々子先生、追加追加の連絡網。
奈々子先生のダメっぷりが窺えますね。
それよりも生徒達の連絡網の順番、なんとかしたほうが
ええんとちがう?仁の次の人に連絡いってんのかよ?

▼アクメツ:脚本/田畑由秋・作画/余湖裕輝
プロジェクト“メ”

なにごとかと思ったらプロジェクトアクツって読むのね。
語呂悪いな。

まあしょーもない内容ですが、人間死ぬ気になれば
なんでもできることが分かっただけでも
電波ジャックまでして放送した甲斐があったってもんだよね。
ホントに死なれるのも考えものだけど・・・・・・

▼ななか6/17:八神健
再婚した後妻の五十鈴さんのことを本心から
母親だとは思ってないななか。
心が揺さぶられる中で17歳七華が登場。
またななかに何かが起こりそうな予感。
でもこれを乗り切ればななかはまたひとつ
成長していくのだろう。

・・・だんだんななかも17歳七華に
近づきつつあるような。

▼バキ:板垣恵介
バンザイしたバキに梢江がシャツを脱がすんじゃなくて
ズボンを脱がす展開だったならおもしろかったんですが。

バキが重体・・・実感わかないねやっぱ。

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝ちゃんのお店は客とのコミュニケーションがウリですか。
確かに美輝ちゃんの母親は強いけどまともだし
客には優しい言葉の一つもかけてくれそう。
美輝ちゃんも慰めてはくれないが、イヤなことを吹き飛ばしてくれそうな
大暴れっぷりを見せてくれるのでこれも一つのコミュニケーションなのかな。

勘九郎は思いこみが激しいのは納得ですな。
前に自分のことを電車だと思ったこともありましたし。

▼恋愛出世絵巻 えん×むす:瀬口たかひろ
女の子がいっぱい出てるけど、
淀んでるよね〜。腹黒いよね〜。
このマンガ、そんなのばっか。

▼ORANGE:能田達規
南予オレンジ、25節アウローラ戦はまさかの引き分け。
そして次のさいたまレオーネ戦、
レオーネの監督はムサシを止めれば
勝てるみたいなことをいってるけど甘いぜ!
コジローをみくびってるな。
なんたってムサシが

「おまえがあってのオレ」
「オレがあってのおまえ」


と太鼓判を押してるんだ!
ムードメーカーのムサシとコジローがコンビを組んだら
すごいぞー。

・・・と激しく期待をしてみる。

▼虹色ラーメン:馬場民雄
ラーメンロボットは1人一杯。
その他いろいろな制約があって、
結構融通利かないのな。
所詮インスタントラーメンか。

まあ、演出の面では圧倒的に広瀬の勝ちだけどね。
でも特撮のアトラクションじゃあないのよ
この勝負は。

▼Switch:米原秀幸
ナナシ、少しずつ人間離れした能力を開花させつつありますね。
車のバンパーをへこます程の握力があるなんて。
いっそのことこのまま強くなっていってバキを追い越して
週チャン最強の男をめざしてみますか?なんて。

▼TWO突風!:原作/藤井良樹・作画/旭凛太郎
ヒーマとコーヤは天使というより
堕天使だよね。

▼フェイスガード虜:おおひなたごう
このマンガにもアクメツの影響と思われるセリフが
ちらりと窺えますな。

▼ダンコン〜團魂〜:小沢利雄
んー、自分はフラれたのに彼女の幸せを願い応援する仙石竜一。
キミは男だ!いい話だねえ。

あと、副団長のオ@ニー注意とレストランの名前!
これも男だねえ。

▼キャラメルリンゴ:内海甲介
リンゴの兄・カスミの実体がじわじわと見え始めてますのう。
話聞いてると、どーもカスミ自身も誰かに操られている(騙されている)
よーな気がしてならないのですが・・・

▼スナッチャー窃:高木章次
うわ、窃が狂った具道をボロボロに・・・
何も捨てゴマにしなくても・・・ねえ。

っつーかもうこのマンガほとんど見てませんけど。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 9号 10号 11号 12号 13号
2003年3月6日 木曜日


光の島 4巻
尾瀬あきら
小学館 ビッグコミックス 530円
光くんは小学2年生になりました。

上級生ばかりですが唄美小学校の仲間が4人も増えて
元気いっぱいの光くんです。
もちろん問題も発生はしますが、やりすぎさえしなければ
光くんにはいい刺激にはなるんじゃないでしょうかね。
なにより母親を恋しくなくなっただけでも大きな成長だ。

しかし、なんというか昭和40年代のNHKドラマを見ているような感覚になるな。
昭和57年の沖縄が舞台になっているらしいから、
そんなに古くさくは感じないはずなんだけど、
登場キャラはご年輩の方が多いし、方言も多いし、
施設の子供達の胸の内とか考えさせられることも多いので
読者年齢層がグッと高くなってるんだろーねーきっと。

マンガとして楽しむにはちとキツイかもしれんね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻 2巻 3巻
2003年3月3日 月曜日


ラーメン発見伝 8巻
作:久部緑郎 画:河合単
小学館 ビックコミックスペリオール 530円
藤本サンと佐倉サンのラーメンコンサルタントは
もはや定着しつつありますな。
この巻もラーメン店経営難に頭を抱えてる人たちを
何店救ったことだろう。

それなのに、ああそれなのになぜ芹沢サンには
ことごとく凹まされるのだろう。
ムースの冷やし野菜ラーメンなんて奇抜なモン
だれも思いつきゃしませんって・・・
(エスプーマなんて言っても分からん人が多いだろうから
ムースでいいよな)

ま、これ読んでるとラーメンというものは食材はもちろん、
ラーメン職人からラーメンマニアといったお客まで、
とても1つでは括りきれない奥の深さがあるんだってことが
分かるような気がしますよ。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 4巻 5巻 6巻 7巻
2003年3月3日 月曜日


スイートレガシー
瀬口たかひろ
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 990円
なんとボクはおチンチンのはえた女のコに仕立てあげられて
しまったのです!!


のセリフが忘れられなくてこのマンガに手を伸ばしました。
ゲーム特集なんて興味がありません。
それだけのために990円もの大金を出して買ったようなモンです。ええ。

内容はお菓子職人をめざす主人公の男の子が女装して
洋菓子学校に入学しててんやわんやみたいな話。

ぼくはこのマンガをどんな風に読んだかというと、
下品なシーンをあら探ししながら読むという
マンガ読みとして最低な読み方をしてました。

一番の萌えが女装した主人公の男の子が股間を膨らまして
恥ずかしがってるところかな。

以上、駄文終わり。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP
2003年3月1日 土曜日