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家の傾きや地盤沈下、液状化現象などによる土地の沈下の修正方法
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家の傾きや地盤沈下、震災復旧に関するよくある質問Q&A

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家の傾き、地盤沈下の事などお家の関する事ならなんでもご相談ください。代表の平崎です。家の傾きのご相談地盤沈下、地震対策でお悩みなどお家の関する事ならなんでもご相談ください。大切な家!家族の為の家!当社はお客様とのコミュニケーションを第一に考えサポートさせていただいております。
震災復旧工事の考え方について この度の東日本大地震による被災された方々にお見舞い申し上げます。
今回の大震災後の復興・復旧に際し、当社として一般住宅の復旧・補修についての考え方や
工法選定及びコストパフォーマンス(ランニングコスト)についての基本的なスタンスをお伝えしたいと思います。
今回の大震災により住宅の不等沈下が発生し、被災された方々を大きく分類すれと3つになります

一つ目は砂地盤の液状化による不等沈下
二つ目は軟弱地盤の地盤変形による不等沈下
三つ目は地盤内部の側方応力による不等沈下です。


二つ目・三つ目については従来の補修方法にて対応出来ます。但し、コストパフォ-マンス的には高額と成り易く、
十分な検討が必要
だと考えます。
問題は一つ目の地盤の液状化による不等沈下です。
液状化と言っても2種類あり、表層部分の液状化と深層部分と表層部分の複合的液状化に分かれます。表層部分の液状化は噴砂圧がそれほど高く無い為、住宅の不等沈下も比較的小さく道路面との段差(基盤高さの変化)もあまり大きな値とならない。
ところが、深層部の液状化の影響を受けた場合は噴砂圧が非常に高い為、地域全体の基盤高さに大きく作用する為、道路面と住宅基盤との高低差が非常に大きく表れる事により、住宅の傾斜も大きく発生している。

そこで、液状化の被害を受けた住宅の復旧・補修について当社としての考え方を述べます。
液状化地盤は免震地盤と言われ、地震時に地盤の振動を吸収する働きがあり、住宅内部の家具の転倒・物品の飛散等がほとんど発生しません。 つまり、液状化地盤の敷地にある建物内部は非常に安全であると言えます。

そこで、住宅の復旧・補修を考える際に住宅を依り強固にせず再地震時にはまた液状化する事で室内(住宅)の安全を保ち、簡単に住宅の補修を可能にする工法を選択する事が、コストパフォ-マンス的にも従来の補修方法一回分の費用で、2~3回沈下補修出来るようになり、残りの人生で再地震が発生しなければランニングコストも節約出来ると考えご提案致します。
その工法は ポイントジャッキ工法です。但し、築年数が若い住宅・ハウスメーカー等の保証期間が継続中の住宅にはお勧め致しません。 現役就労者の皆様においても再度、他工法の検討をお勧めいたします。が退職者の皆様には十分な検討の上ポイントジャッキ工法をお勧め致します。

以上の事を十分に踏まえた上で、工法の選定を閲覧下さり、
ご自分に一番適した工法をお選び下さる事をお願い致します。
有限会社 富山建設
代表取締役 平﨑 毅
1.工法特性と地盤特性との関係について
工法特性と地盤特性から仕分けると下記の別図①のようになります。
今回の地盤変形で最も多く発生した現象は、砂地盤の液状化です。
液状化とは砂質部分が振動した事により、伏流水の圧力が高まり、
土中の微細粒子の土を伴い地表面に噴出した事により、
一時的に地耐力が低下し住宅自体の不等荷重バランスから発生した不等沈下である。
そこで、地盤特性から工法を選択する際に、今回は砂質地盤の性質を考慮する事が望ましい。
2.沈下量別の対応力について
下記の図は下がった地盤の程度によって、最適な工法を表にしたものです。
工法名称 沈下量100㎜未満 100200㎜ 200300㎜ 300㎜以上 500㎜以上
根がらみ
工法
×
ポイントジャッキ
工法
×
耐圧版
工法
× ×
鋼管圧入
工法
ブロック圧入
工法
× ×
グラウト注入
工法
× ×
備考
上図の500mm以上の定義は平均地盤自体が沈下して隣接道路面より低い場合の沈下量である。
(対応力の判定について)
      ×:工法的に不可能ではないが、不要な準備工事が発生し単価が高額になる為、不経済である。
      :若干不経済であるが、十分対応出来る。
      :経済面と対応力のバランスが良好である。
      :最も対応力が発揮出来る。
3.工法別実施期間について
工法名称

沈下量100mm未満 100200mm 200300mm 300mm以上 500mm以上
根がらみ
工法
× 25~30日間 25~30日間 30~40日間 30~40日間
ポイントジャッキ
工法
5~7日間 7~10日間 10~14日間 10~14日間 ×
耐圧版
工法
14~20日間 14~20日間 14~20日間 × ×
鋼管圧入
工法
25~30日間 25~30日間 25~30日間 30~40日間 30~40日間
ブロック圧入
工法
×

14~20日間 25~30日間 30~40日間 ×
グラウト注入
工法A
5~7日間 7~10日間 10~14日間 × ×
グラウト注入
工法B
3~5日間 3~5日間 5~7日間 5~7日間 7~10日間
備考
実施行程日数は、一階部分が30坪未満の住宅を想定しています。     
グラウト注入工法のAタイプは、レベル修正も含み、Bタイプは沈下防止のみを目的とした場合の区分。
4.基礎形態別の工法選定について
工法名称 布基礎
(無筋・有筋)
耐圧版基礎
(メッシュ筋)

=150㎜以下
耐圧版基礎
(有筋)

t=150㎜以上
複合基礎
(有筋)

車庫等
深基礎
(部分)

根がらみ工法

ポイントジャッキ工法

○・

○・

○・

○・

○・

耐圧版工法

○・

×

×

鋼管圧入工法

○・

×

×

ブロック圧入工法

○・

×

×

グラウト注入工法A

△・○

○・

グラウト注入工法B

△・○

○・

備考
ポイントジャッキ工法は床下のクリアランスが400mm程度確保出来る事を想定しての判断です。
また、・○ は一階の床面を撤去した場合の対応区分。

5.グラウト注入工法(i-LIFT工法)について
今回の液状化に対しての適用範囲は、2種類に区分されます。
グラウト注入工法A:沈下防止及び住宅レベル修正を目的とする。
グラウト注入工法B:沈下防止のみを目的とし、他工法との複合施工を目的とする。
更に両A・Bの工法の中でも深層部対応と表層部対応の2種類に分類されます。
工法名称 沈下防止 住宅レベル修正 深層部
深度4~8
表層部
深度0~4m
複合施工
ポイントジャッキ工法
複合施工
耐圧版工法
グラウト注入工法A

×

×

グラウト注入工法B

×

備考
地盤注入の深度について今回の液状化の傾向から、沈下量300mm程度までは表層部の鋼管圧影響をより強く受け、また沈下量500mm以上の場合は深層部の影響が強いと判断する。
個々の条件を十分に検討し工法及び施工範疇を決定する事が望ましい。

6.付随工事の種類と量について
工法施工別付随工事発生区分
工法名称 基礎補強工事
(増打ち工法等)
外壁補修工事
(防水塗装他)
内装補修工事
(建付け・クロス補修他)
床補修工事
(張替等)
給排水工事
(布設換え等)
根がらみ
工法

多・少有

多・少有

多・少有

多い

多・少有

ポイントジャッキ
工法

多・少有

多・少有

多・少有

多・少有

多・少有

耐圧版
工法

多・少有

多い

多い

多・少有

多・少有

鋼管圧入
工法

多・少有

多い

多い

多・少有

多・少有

ブロック圧入
工法

多い

多い

多・少有

多・少有

グラウト注入
工法A

少ない

多・少有

グラウト注入
工法B

少ない

多・少有

備考
付随工事は工法別に施工と関連して発生する内容を表に示しました。施工前に発生している内容は含んでいません。

7.(工法比較例)i-LIFT工法と鋼管圧工法の比較

以上の区分から不具合の発生場所毎の諸条件を十分に検討し、最適な方法を選択する事が望ましい。




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