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vol.11


  駿河昌樹の詩 

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うっかりことばの敷居を

つめたいコーヒーを飲む 

うつくしい逃げ 

(‥‥‥‥可視の、いま、わたくしですか?) 

わたくしは輪郭を得ていった 

きみの記憶論はいま、 

東京のもっとも闇深い道、 

なんというところ、ここ?、この、 

わたしがことばは変わった 

夏のおわり 

あけがたのつくりだし方 et

さいごにあたまをわる すっかりわる 

透いてきて、だんだん、だんだんと透明で 

 駿河昌樹の個人詩誌「Nouveau Frisson」より 

枯れた花について  (93 fev.2000)

見続けているかぎり‥‥、なお、‥‥ (85 juin 1999)

<詩を読む>川本真知子詩集「勾配のきつい坂」を読む(桐田真輔)
<詩>定期バスに乗って(関富士子)へ<詩>発熱(関富士子)へ
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