じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2006年9月分

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今月読んだマンガリスト:13冊
NICE! は特に良かったと思う作品
金色のガッシュ!!18巻 うえきの法則15巻 いでじゅう!10巻 週刊少年チャンピオン2006年41号
ミスター味っ子2 2巻 週刊少年チャンピオン2006年42号 華麗なる食卓14巻
週刊コミックバンチ2006年41号 鋼の錬金術師9巻 週刊少年チャンピオン2006年43号
熱血番長鬼瓦椿2巻 光とともに・・・7巻 週刊少年チャンピオン2006年44号 総評



2006年9月度
総評
一般漫画の部
のー先生(能田達規)コミックバンチにいっちゃったか〜。
まー、サッカー界の裏舞台を掘り下げた内容のマンガだから
青年誌で連載もしゃーないかなー。

しかし、週チャンから抜け出した連載先がコミックバンチやシリウスとは
賑やかな商店街の裏通りを歩いている感じがして目立ってないなあ。

ピース電器が連載していた頃は次回はサンデー、コロコロか?
と夢を膨らませていたあの頃が懐かしい。(遠い目)

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2006年9月30日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2006年44号
2006年9月28日発売
秋田書店 240円
▼涅槃(ねはん)姫みどろ:原作/大西祥平・漫画/中里宣
みどろの執事役の前任者だったメルトが登場。
メルトはイタズラ小僧に輪をかけた・・・というか
かわいい子供の人形姿からは想像もつかない
人の不幸をあざけり笑うどぎつい性格をした心の持ち主で、
故に長年封印されてたのは仕方がないと言えよう。
たまに出てきて厄いことをしでかす、なんてのもアリかもしれないけど、
開封厳禁の札が貼られた箱に封印されてるだけでも
彼は十分厄い雰囲気を醸し出してます。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄は長年貯めに貯めていた耳クソを取ることで
人並み外れたすばらしい聴力を手に入れた。
遠くにいる人の声だけでなく、人が囁く声にまで反応するとは
やはり小鉄はただものじゃないなあ。

もしかして体中の汚れを取りまくってきれいな体になれば
超人的な体になれるのかもしれないね。

※例
ハナクソをきれいに取ればどんな匂いもかぎ分ける嗅覚に
歯をきれいに磨けばどんな物でもかみ砕くダイヤモンド並の硬さの歯に

・・・ちょっとムリがあるか(笑)。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
ああ、やっぱり大丸に特服の正体を知られてしまったのね。
大丸が大激怒。
しかし剛が特服に対する本心を大丸に伝えようとしている。
大丸にその意思が伝わるかどうか。

あるいは大丸の性格からして
剛の生活習慣に対してなんかアドバイスでも与えるのだろうか?
「このままじゃまずいだろ」とか。

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
ただでさえ狂犬の敏行に角付き甲冑を与えるとは・・・
理性がないから余計に怖いよ。

大体、犬小屋を作るつもりでなにゆえそんな鎧かぶとみたいなモンができあがるんだ?
花見町の人たちってつくづく戦闘民族なのネ。

▼優駿の門 特別篇 ディープインパクト:やまさき拓味
いくら表現描写とはいえ、茶毛の馬に羽を付けると違和感あるね・・・

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
ケンカの原因である杉本が浴びせた番太郎のどてっ腹への気合いの注入が功を奏して
番太郎は腹に力が入らずチェンジアップのような球で常城学園のバッターを翻弄、
またまた話があらぬ方向へと進んでいく。

お・・・おもしろすぎるぞ!
試合の行方も涼山中のチームワークも一体どうなってしまうか
全く分からないのですよ。

決勝戦なのに試合以外の要素で魅せるマンガも珍しい。

▼キレルくん:五島慶彰
「天使の顔を持つ悪魔」と言われて
一瞬世界最凶の毒キノコ・ドクツルダケの異名を思い出してしまった。

あのキノコも見かけはかわいいんですけどねえ。
真原くんもそういう人なのかな。


今週でドリル園児が最終回。
ちょっとした疑問を掘り下げてつじつま合わせをする
「ツジツマン」が登場しなくなってからは
全然読まなくなってしまいました。

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2006年9月29日 金曜日


光とともに・・・ 7巻
戸部けいこ
秋田書店 798円
と、いうわけで左遷させられた光くんのお父さんに焦点を当てて読んだけど
途中で事態が好転して、本社に復帰。
さらに左遷先の営業所でもハンディのある人と共に働くことができる
キノコ栽培プラントに姿を変えてパートにとっても障害者にとっても
良い環境になりそうでなによりだ。
そして左遷どころか解雇させようと企んだ臼井部長自身がバーレーン行きとなり、
正真正銘の島流しの刑に処され、東一家にまた平和が訪れた。

左遷させられてもヤケにならずに自分のやれることを精一杯やりとおしたことが
ツキを呼んだ勝因でしょうか。
地味だけど暗雲をもよせつけない前向きな姿勢が良かったんじゃないかと思います。

一方、小学5年生の光くんは、将来、
何かしらの職業に就くための訓練をし始めたようで
光くんが社会人になってからのことも既に考え始めているのですね。
ハンディのある人を受け入れる会社の事業内容を交えて
自閉症児の人生について考えさせるお話になっていくんでしょうか。
僕たちの知らないところでハンディを持った人の活躍が見られるのかもしれませんね。

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2006年9月26日 火曜日


熱血番長鬼瓦椿 2巻
横山了一
講談社 ヤンマガKC 539円
緑綾(りょくりょう)高校の校長が椿を倒すための刺客を次々に送り込むも
その刺客がアホばっかりで、
戦いにもならないしょーもないやりとりだけがひたすら続く。
椿が刺客をやっつけるか仲間に取り入れるか・・・それの繰り返しっすね。

椿が持ち出してくる番長心得のあまりのバカバカしさに苦笑することもしばしば。
思わず力が抜けてしまい、どーみても熱血とはほど遠い番長道でございますね。

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2006年9月25日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2006年43号
2006年9月21日発売
秋田書店 250円
車田正美と手代木史織が描く聖闘士星矢が立て続けに
巻頭カラーで掲載されている。
見方を変えれば男性と女性のそれぞれが描く
聖闘士星矢のアベック連載とも取れるわけで
作者や星矢ファンにとっては豪勢な企画。
秋田書店も随分、聖闘士星矢に力を入れてるな〜。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
これは春巻の遭難話と言って良いのかな?
しかし、ローラースケート靴1足でサバイバル並の危険な大冒険をしちゃうんだから
バカに便利な道具を与えてはいけないんだなーって思いますよ。ええ。

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
大丸は剛が特服であることを知ってしまった!?
うーーーん、女房役親友の伍代以外の人間に
剛の正体が知られてしまうのはショックだなあ。
男同士の三角関係が

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
停電の鬼丸家で暗闇バトルを展開する美輝と勘九郎。
姿が見えないことをいいことに青鮫になりきる勘九郎だが結果は惨敗。
勘九郎が美輝に勝つには青鮫の着ぐるみあってのものなのだと改めて再認識。
なんだかやりきれない結末だけど、
本人はなんだか楽しそうなので彼の前向きな姿勢も見て取れて
決してムダな戦いだったわけではないな。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
イッシンに同じ発明家のライバルの子孫が登場。
でも火野玉にとっては自分に危害を加える輩がまた1人増えただけ。
つくづく運のない男だ・・・

▼魔剣士ZANN(ブレイダー・ザン):大舞キリコ
ブレイドには様々な姿をした者が存在するそうで、
これは魔物にもいろんなタイプがいる
某ザケルマンガの魔物のキャラクター性を彷彿させる。

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
杉本はオレ流のやりかたで番太郎の暴走を止めようとするも
所詮は分析理詰めの範疇。
そんなんじゃ番太郎をおとなしくさせることなんてできやしないぞ。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
春と五十嵐の酒高対決も佳境。
お互いの技よりも重くのしかかるような心理描写が冴え渡る。
ライバルよりも仲間同士で真剣に戦う方が
本気モードになれるのかな。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
あー確かに、熱を出した時に見る夢って気持ち悪いですよね。
夢と言うよりはグルグル回るというか
ヘンな模様が頭の中を駆けめぐるというかあんな感覚ですよ。
イヤですね。
これから風邪をひきやすい季節になるので
そんな感覚を味わわないよう、要注意ですね。

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2006年9月21日 木曜日


鋼の錬金術師 9巻
荒川弘
スクウェア・エニックス ガンガンコミックス 409円
ロス少尉がヒューズを殺した罪でマスタング大佐に真っ黒焦げにされてしまいましたが
アレは完全にぬれぎぬというヤツだろう。
人造人間にいいように事が運んでいるような気がするな。

しかしホントにロス少尉は死んだのか?
さんざん逃げ回った割にはあっけなさすぎる・・・

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2006年9月19日 火曜日


週刊コミックバンチ 2006年41号
2006年9月8日発売
新潮社 250円
のー先生のサッカーマンガが新連載するとのことで買ってみた。

▼オーレ!:能田達規
千葉県の架空の都市が舞台のサッカーマンガ。
市民の少子化、高齢化が進む上総(かずさ)市の市役所に勤務する中島順治に
突然、市も出資している地元サッカーチーム・上総オーレの通訳係として
出向くことになった。

しかし上総オーレは都市中心部から車で40分以上離れた
潰れたゴルフクラブハウスに事務局を構える弱小貧乏サッカーチーム。
最初は口だけでブーたれながらだらだら仕事をしていた中島も
上総オーレに出向くことによって若者サポーターが応援してくれていることを知り、
サッカーチームを裏から盛り上げていこうという
サッカーの裏舞台視点で描かれた内容になっている。

以前、週刊少年チャンピオンで描いていたサッカーマンガ「ORANGE」の
オーナー視点の部分をさらに深く突っ込んで描かれたマンガで、
それをサッカーの裏事情も知らない読者にもサラッと分かりやすく描かれてる点が好感触。
その辺はきっと愛媛FCにいろいろ携わって得た知識が
作品にも活かされているのだろう。さすがだ。

ただそれ故に、働く大人ばかりでお子様が1人も登場してないってのは
個人的にガキマンガを好むオレとしてはちょっとアレかなあとも思うんですけど
掲載誌はコミックバンチだから仕方がないか。
でもせめて上総オーレの威勢のいいねーちゃんに弟とかいないのだろうか。
ま、どーでもいい話ですが・・・

でもストーリーとしてはなかなかおもしろかったです。

次号以降も読んでみたいと思うけど、
なにしろ他のマンガがオレには全く合わないので
このマンガのために250円も払うのはちょっとな〜。
まあそのうち単行本が出るだろ。
そう期待して次号以降はとりあえず買わず。

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2006年9月19日 火曜日


華麗なる食卓 14巻
ふなつ一輝
集英社 ヤングジャンプ・コミックス 530円
なにかと物騒なこの世の中、いきなり結維をさらっていく
エディブルガーディアントップ3の蓮見響也(はすみきょうや)や、
娘の後を追って怒りの表情で大阪まで執念でマキトの前に現れる結維の父上などなど、
一筋縄ではいかないカレー料理人が大阪に集結してきましたな。
カレー料理対決以外の要素でも大荒れしそうな、そんな予感。

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2006年9月18日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2006年42号
2006年9月14日発売
秋田書店 240円
今週から始まった、やまさき拓味氏の競馬マンガは
競走馬の視点に立って、馬が言葉を話す所がポイント。
この人の描くお馬さんは表情豊かでそれだけでも
言葉を話すのに匹敵するんですがね。
今回は馬が言葉を話すことでより馬の意思が
読者に伝わりやすくなったって事で。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
金子くん、小鉄のために人体模型になりきるのなら
脳や内臓の絵もキチンと描くべき。
まだまだその辺のツメが甘い。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
あの「如意箱」で顔じゃなくてアソコを拡大縮小するだろーなーと思ったら
しなかったのである意味ホッとしたような・・・

▼ナンバMG5(エム・ジー・ファイブ):小沢としお
藤田さんLOVEの大丸の登場で、
藤田さんは伍代からヒロインの地位を取り戻しつつありますな。

▼椿ナイトクラブ:哲弘
ドクロ柄のパジャマ・・・
これは茜のシュミなんだろーか?
まさか五十六がムリヤリ着せたわけじゃないよね?

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
勘九郎が青鮫の着ぐるみを無くしてしまうピンチに見舞われるが、
今回はそれよりも勘九郎が青鮫の着ぐるみを着ると美輝に勝てるという法則を
再確認できた回とも言えるだろう。

それにしても青鮫になるとホントにあっけなく美輝に勝てるんだな勘九郎は・・・

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
杉本が番太郎を挑発し続けておとなしくさせるのかと思いきや
ここでまた番太郎の黒魔法の効果が徐々に現れつつあろうとは
番太郎は本当に食わせ者だなあ。
敵も味方も混乱に陥れている。

▼キレルくん:五島慶彰
不良の姿に戻ってもキレルくんにほめられただけで
顔をぷっくらさせるさやかがかわいかったり。

▼現代怪奇絵巻:根本尚
CMになると突然テレビの音がでかくなるのはなぜなんでしょうね。
ボリューム調整とか面倒なんですけど。特に早朝。

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2006年9月15日 金曜日


ミスター味っ子2 1巻
寺沢大介
講談社 イブニングKC 539円
陽太が黒幕の味皇料理会の少年部に入り、
まんまと敵の策略にはまった感も受けるが、
料理評論家の息子・天台一(てんだいはじめ)とは
いいコンビでやっていけてるようなのでいい傾向。
少年部の先生も味皇料理会以外の場で陽太と打ち解けてるし
今のところは上層部の人間以外に問題点はないと思うんだがなあ。
どうなんでしょ。

まあなんだかんだいっても陽太が味皇料理会に入ったことで
陽一とは違った料理の道を歩んでるのが見て取れて
よろしいんじゃないかと思います。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 1巻
2006年9月11日 月曜日


週刊少年チャンピオン 2006年41号
2006年9月7日発売
秋田書店 240円
▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
小鉄とのり子のキャッチボール対決がおもしろかった。
シンプルかつ分かりやすいギャグで
初めてこのマンガに触れる方々にもオススメのお話と言える。

▼範馬刃牙:板垣恵介

幼年から少年となり
少年を経て青年となりやがては大人に・・・・・・・・・・・・

その成長過程のどこかに
置き去られるハズの・・・


マンガを読まずにはいられないという
決定的な未熟を持っているのはオレです。

みなさんもそんな決定的な未熟の1つくらい持ってるでしょ?
・・・とそんな風に思った次第。

▼白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ:所十三
ユタが恐竜の話す言葉を理解し、
そして違う種類の恐竜同士でも話をすることができるのか。
これが草食と肉食のバトルでの駆け引きのキーポイントとなるのかな?

それにしても「人類は6550万年後の未来と同じ過ちを繰り返すとは」どういうこっちゃ?
それはオレたちが住んでいる時代をあてつけて言っているのか?謎。

▼無敵看板娘N(ナパーム):佐渡川準
鬼丸飯店で、美輝がテッコツ堂の甲斐になんとか料理を食わせようと
実況を交えて盛り上げ、甲斐も負けじと割り箸をかじったりして堪えているシーンが
おもしろい。

さらに常識人の明彦も実況に加わっているのが笑いを誘う。
締めくくりも爽やかで全体的に鬼丸飯店らしいギャグを堪能できたすばらしい回。

▼椿ナイトクラブ:哲弘
茜はしょっぱなからあんないやらしい乳首を世間にさらして
もう墜ちるトコまでどんどん墜ちていきそうな感じ。
男としても女としても茜のいる場所はもはやないんじゃないかいな?

▼ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
鬼頭監督でも番太郎の暴走を止めることができないなら
杉本がその役を買って出るというわけか。
確かに同い年同士であれば鬼頭監督以上に挑発も(あるいは殴ることも)可能。
はたして番太郎に効果が現れるのかどうか見物だす。

▼発明軍人イッシン:阿部秀司
撫子はいつの間にかイッシンの秘書になっちゃったんだなあ・・・
これで撫子もバカの仲間入り。

今回のイッシンの発明品・邪香はもう名前からして厄い。
人間に限らず動物のメスまでホレさせる薬なんて
狂人じゃなきゃ作れないシロモノだ。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
他人の強さは仲間であっても決して気持ちのいいものではない。
うーん、ハッタリではない本当の格闘家らしい言葉だと思います。

▼涅槃(ねはん)姫みどろ:原作/大西祥平・漫画/中里宣
本当は役者になりたかったのに、ボクシングの(しかも出来試合)世界に
足を踏み入れたばっかりに思いあまってみどろに救いを求めることに・・・

なんつーか、あの役者(?)さんも
みどろの力を借りて世界タイトルチャンピオンのボクサーに勝った時が
彼の最高の引き際だったのに、ほんのちょっと芽生えた欲望心のせいで
人生の引き際を迎えるとはあまりにやりきれないエンディングっすよ。
テレビ局のプロデューサーやみどろに振り回されてあんなにがんばったのに
いったい彼のなにが悪かったというのだ?哀れ。

▼キレルくん:五島慶彰
シリアス路線で話を進めておいてエンディングはあれかい!!
でも、さやかは大好きなキレルくんがキレてるところを見られて
良かったんじゃないの?

▼現代怪奇絵巻:根本尚
千歳飴をとがらせる行為は結構危険じゃないか?
もし口の中で貫通でもしたら即死しそうだ・・・

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2006年9月7日 木曜日


いでじゅう! 10巻
モリタイシ
小学館 少年サンデーコミックス 409円
新キャラの春迫(はるさこ)くんは、あんまり好感の持てるキャラじゃないなあ。
怖いし暗いし。
よしおくんとは打ち解けても読者のオレとは打ち解けることができそうもない
困ったキャラなのです。

あと、林田部長の髪の毛ネタはやはりおもしろいね。
現実だったら心が痛むけど。

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2006年9月6日 水曜日


うえきの法則 15巻
福地翼
小学館 少年サンデーコミックス 409円
コースケは三次選考でゴミを木に変える能力のレベル2を会得。
レベル2の回帰(リバース)の解説は多少強引な理屈ではあるものの、
ゴミを木に変えてその木の一部をまたゴミとして使うことで
何回でもリサイクルして使えることが素直にすごい能力なんだなと思った。
レベル2なんか使わなくてもその能力自体無限に使えるってことじゃん。
それだけでも他の能力とは一味違うと思いますわ。

「ゴミを木に変える」なんて突拍子もなく作られたような能力に
こんな秘密が隠されていたとは、
やはりこちらが考えもつかないようなことを考えますねこの作者は。

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2006年9月6日 水曜日


金色のガッシュ!! 18巻
雷句誠  
小学館 少年サンデーコミックス 409円
ゾフィス戦の次のでかい戦いの前兆までを描いた巻。
魔界の建造物が現れて大きなバトルの兆候が窺えるとはいえ
それがなんなのかもまだ不明。
それにガッシュと仲良くなったテッドという魔物も
パートナーのジードとともにこの先どうなっていくのかまだ不明。
ガッシュ自身もアースという魔物に襲われて
謎だけがどんどん増えていく。

次のバトルの前兆というよりは土台作りを
この巻でまるまる描いていると言った方が正しいかな。
進展があったのはザグルゼムを利用した連鎖のラインに沿って
バオウザケルガが強大な力になっていくことくらいか。
ちょっとじれったいね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 13巻 14巻 15巻 16巻 17巻
2006年9月5日 火曜日