じゃりまん小学校
漫画読書感想文
2005年4月分

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今月読んだマンガリスト:14冊
NICE! は特に良かったと思う作品
玄人のひとりごと8巻 ファイアーエムブレム覇者の剣 8巻 曉!!男塾9巻 銀牙伝説ウィード29巻
週刊少年チャンピオン2005年19号 週刊少年サンデー2005年20号
週刊少年チャンピオン2005年20号 遮那王義経11巻 週刊少年チャンピオン2005年21号
空の昴20巻 Switch10巻 アクメツ9巻 週刊少年チャンピオン2005年22+23号
WILD LIFE7巻 総評



2005年4月度
総評
一般漫画の部
週チャンは、鉄仮面校長を登場させて派手なパフォーマンスで
盛り上げるだけ盛り上げておいて、数々の謎を残したまま
突然終わってしまったなあ、輪道・・・

まぐれ君は今ひとつ話の流れに乗れないんだけど
彼のキャラクター性がおもしろいし放ってもおけないので、
これからも彼の動向を温かく見守ろう。
神懸かり的なまぐれがウリのキャラだけど
1人じゃ生きていけないタイプでもあるし・・・

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2005年4月30日 土曜日


WILD LIFE 7巻
藤崎聖人
小学館 少年サンデーコミックス 409円
ペンギンの人工くちばしの話は結構まともだと思いますが、
それ以外は鉄生と愉快な仲間達ってな感じのマンガでござんすな。

歳はとっても体が若いままの陵刀司とその父に加え、
ばーちゃんまでもが100歳なのにピチピチに若い!
自分の体に何か手を加えているとしか思えんのだがコイツら。

その後は植物とフツーに会話ができる植物のお医者さんが登場ですよ。
R.E.D.の周りにはまともな人間がおらんようですな。
その最たる人物はもちろん死領ですが。

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2005年4月30日 土曜日


週刊少年チャンピオン 2005年22+23号
2005年4月28日発売
秋田書店 250円
▼ブラックジャック 〜黒い医師〜:原作/手塚治虫・漫画/山本賢治
ピノコの体の秘密パート2。
前回の人体模型といい、今回の臓器のかたまりといい
ピノコって外見上はあんなにかわいいのに
人間として完成し損なった臓器を集めて造られた人造人間だったなんて思うと
やっぱりダークな誕生秘話だよな。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
清田は新キャプテンを番太郎に決め、部員に発表。
しかし内部ではなく、外野からマリックの“ものいい”が発生。

エースはキャプテンにしちゃいけないということだが、
それ以前に番太郎の性格自身に問題はないのか。
とりあえず番太郎の中三時代は新生涼山中野球部がスタートする前から
じっくりととりかかることになりそうです。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
今回は大鉄のヘビースモーカーネタかと思ったら、
最後は巨大スライサーで締め。
大鉄のヘビースモーカーは時として
皆を命の危険にさらす大騒動を巻き起こしますな。

▼番長連合:阿部秀司
持つべき者はブラザーだよなあ。
修一君、柴崎にも操を捧げなきゃ。

▼無敵看板娘:佐渡川準
そうか。勘九郎は即座に自己暗示をかけられる特殊能力を持っていたんだよな。
今回の敏行を美輝に見立ててイメージトレーニングしてる勘九郎を見てつくづくそう思った。
でもさすがに敏行がおしっこしてるときまではイメージできなかったかー。

オチはGOOD。

▼絶対解決まぐれ君:ミッチェル田中
基本はギャグ路線、そして突然の自殺現場。
やっぱギャグ路線と殺人事件がかみあってないよなー。水と油状態だ。

今回は前後編の前編だけど、
どうせまぐれ君のまぐれだけで事件解決に結びつけるんなら
わざわざ2話に分けなくてもいいような気がしますけど。

しかし、まぐれ君のまぐれが決して自分の幸せにはならないという点がおもしろい。
やっぱまぐれ君のキャラクター性を楽しむだけのマンガだね、今のところは。

▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
新撰組の土方、そして今回の宮本武蔵。
オレの中で抱いている剣豪のイメージとは
ビミョーに違うような・・・

まあそこがオリジナルらしくていいところでもあるんだけど。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
世界、いいキャラだなー。
柔道以外は天然ボケキャラ。
顔の表情を変えないところがまた却っておもしろさ増。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
せっかくお年頃な男女がそろって素っ裸になったというのに
今ひとつ盛り上がらんな〜。
男女の体を意識しているシーンが無かったからかな。
所詮ロボット&変な女軍団がウリのマンガなのか。

▼ガキ警察:原作/藤井良樹・漫画/旭凛太郎
なんだ、自殺サイトの主催者、
死に対して美意識を持っているかと思ったら
サディストの類かよ。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
マスターガン、ミニマム化のち涙を流す男へと変貌。
変な成長の仕方だな。


次号から米原秀幸氏の新連載がはじまるそうです。
不良行為を封印したヤンキーのお話か?分からん。

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2005年4月28日 金曜日


アクメツ 9巻
脚本:田畑由秋 作画:余湖裕輝
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
アクメツ、今度は道路族にメス。
すいてる一般道に併設する高速道路は必要か否か、
アクメツと民事党道路族の元幹事・我門ちゃんが
カーレースバトル!

アクメツの仕組んだ罠によって、
レースに勝っても負けてもまずい状況に立たされ、
青ざめる我門ちゃんを私はニヤニヤしながら見ています。

我門ちゃんはどうせ最後にはアクメツ(=死)されちゃうんだろうから
それまでは楽しませてよ。

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2005年4月27日 水曜日


Switch 10巻
米原秀幸
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス 409円
ドクタースターリングが入ったカプセルを巡って
ナナシ軍団とCIAチームの攻防戦がおもしろいやね。
冗談やってるようでちゃんとバトルしているあたりがGOOD。

そして攻防戦に一段落ついたらCIAの真の狙いと
ナナシの過去についてさらに深く解き明かされるのでしょう。
これから先どうなりますやら。

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2005年4月25日 月曜日


空の昴 20巻
本島幸久
講談社 講談社コミックス 409円
「君のウェッジは武器なんかじゃない」とプロの柏木さんに言われた昴は、
自分に合った武器=クラブを高額で手に入れました。
・・・と言うと少し意地汚いようにも思えますが
自分に合ったゴルフクラブを新調するためには
8万円という出費もやむを得ないんですねえ。
(といっても支払ったのはもちろん別の方)

っつーか、昴が今までゴルフショップに行ったこともなく、
父のおさがりのクラブだけで数々の試合に臨んできたことが
すごいですわ。

これまでずーっと昴の実力だけで
並みいる難関コースを撃破してきたわけで
そしてその実力だけのプレーもようやく頭打ちとなって
いまやっと、ゴルフクラブによる昴のゴルフの腕前の
パワーアップがなされたわけか。
よくよく考えたらホントすごいな。

早速、昴は自分のゴルフクラブを携えてプロと対決しちゃってるけど、
ゴルフクラブの能力は未知数。さらに弱点もあるので、
今後、昴はゴルフクラブと共に苦戦しつつ
まだまだパワーアップしそうだ。

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2005年4月24日 日曜日


週刊少年チャンピオン 2005年21号
2005年4月21日発売
秋田書店 240円
▼絶対解決まぐれ君:ミッチェル田中
新連載。去年夏に掲載されていた読み切り作品が連載化となりました。
ミッチェル田中といったら私の中では
コミカルタッチな絵柄でありながら
殺された人が出てきてエグい場面も
度々見受けられる印象が残ってるんですが
今回のまぐれ君もそんな内容です。

何をやってもダメダメな高校生・御所河原まぐれ君が巻き起こす偶然が
事件解決の糸口につながるという、とんでもまぐれなミステリーコメディ。
一応、まぐれ君は探偵の卵なんでしょうかね?

まぐれ君は特別な才能があるわけではないのに
突拍子もなく発生する偶然だけで事件解決に結びつけてるので
推理もへったくれもあったもんじゃない。

事件周辺の関連性もなく、次々にまぐれ君の偶然が発生し、
その後から事件と関連づけてるので、
スムーズにストーリーを目で追うことができない。
例えれば曲がり角の多い道路を車が走るようなもので
ちょっと読んでは戸惑い、ちょっと読んではまた止まり、
それの繰り返しだ。

殺人事件とコメディをごちゃまぜにするという
誰もやらないような基本設定は買いますが、
そもそも人を笑わせたいのか、エグい部分を表に出したいのか
あまりよく分からない。
もし笑わせたいのであれば殺人事件と絡ませるのはちょっと
無理があるんじゃないのか。


・・・と長くなってしまいましたが、連載1回目だけであーだこーだ
決めつけても仕方ないし、まだこれから良くなる余地は大いにありますので
今後も見届けて行きたいと思う。
まぐれ君のキャラクター性はおもしろいしね。


追伸

最初、まぐれ君が野球をやってるシーンで、
まぐれ君の股間にボールが当たったのかと思ったけど
違うのね(笑)。

▼フリオチ:原作/堀雅人・漫画・三三
脱がされたいずみちゃんのパンティに割れ目が入っているのが
いやらしい。

▼ガキ警察:原作/藤井良樹・漫画/旭凛太郎
おお、オタッキーな尾宝島アキラックスが再登場してるぞ。
ただの萌えオタクではなく、同志の協力を得て
ネットハッキングまでこなす実力者!
webサイト絡みの犯罪も最近多いから
アキラックスくんにはこれからも度々活躍してもらうことになりそうだね。

・・・で、今度は自殺志願サイトの死祭者(主催者)がターゲットですか?
妖艶なマスクが似合う美少年が管理人ってのも興味をそそるなあ。
“死”に美意識を抱いていそうで。

▼無敵看板娘:佐渡川準
昭彦は忘れかけていたヒーローを愛する心を
子供達によって取り戻しましたか。
ブツレンジャーの設定に合わせて
自らスキンヘッドにしたのには笑わせてもらったけど
とにかくヨカッタ。

このマンガでは特撮ヒーローあっての昭彦なのよ。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
そろばんをローラースケートのようにして遊ぶのはありがちな発想だが、
「闇珠算弾」
と叫んで、珠を弾き飛ばす技を編み出し実演する人は
そうざらにはおりますまい。
そろばんを使い捨てにした命がけの必殺技。

▼番長連合:阿部秀司
やっぱり東っちはどこへ行っても
ケンカしてる姿がよく似合うな。
女に騙される姿がよく似合う誰かさんとは二味以上違う。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
涼山中、国木田に辛勝、そして新キャプテン指名の時・・・って
もう番太郎の中二時代はおしまいですか?早っ!

あ、いえ、ストーリー展開が早いんじゃなくてですね、
このマンガの目標でもある60巻に対して
番太郎が最上級生である中三になるペースが
早いと言っているのですよ。

まだ現時点で半分の30巻も達成してないというのに
残り全部番太郎の中三時代でやってのけるつもりか?
・・・というかこのままじゃ60巻達成は難しいんじゃないかい?

でもいいか。
アー坊の小三に成長した姿を早く見たいし。

▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
ツバメの熱血剣道の裏側で
維子が目を覚まさない事件が発生。

古賀、お前維子になんの呪いをかけたのだ?

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
う〜ん、春と世界の試合は見ているこっちがバターになっちゃうくらい
熱いっすよねえ。
あっさり負けた竜二や因縁対決の橋とは明らかに試合の内容が違う。
そこには相手に対して軽蔑も恨みもない、
純粋な強者同士のぶつかり合い。
この先もまだまだ熱くなりそう。

あー、そういえば確かに世界が1巻に出てましたね。
しかも割とでかく。
もうこの時点ですでに世界と春はいずれ激突する運命にあったのですね
・・・ってそんなムチャな。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
ナルミ、何者かに大切な宿場カードを奪われる。
でも大丈夫。
多分、偉鋭華威の総長が取り返してくれると思うから。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
人類はロボ子型ロボットに支配され、
残された石上と委員長とで子作りですか。
いくら委員長が裸になったとはいえ、
あんな感情無しに迫られたらエロくもなんともないわいな。
笑えるけど。

委員長の実際の子作りシーンも
あんなモンなのかな・・・


今週号でエレルとDクロゥスが最終回。
どちらも最初は読んでいたけど、いつの間にか流し読み程度で
終わらせちゃっていたな。
最近のチャンピオンマンガってそんなのが多くて困る。

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2005年4月22日 金曜日


遮那王義経 11巻
沢田ひろふみ
講談社 講談社コミックス 409円
漂太は名を遮那王から源義経と自ら改めました。
漂太が牛若と入れ替わり、
史実とは違ったもう1つの歴史的ストーリーが
形成されていくんだなとますます実感。

漂太は平清盛の刺客から逃れるため山賊の仲間入りをすることに。
人助けもいいけど漂太には山賊やってる方が性に合ってるような気がするな。
他の山賊とも気が合うようだし、
変わり者のリーダー・盛(もり)にも一目置かれてるし、
荷を引きながら1つの集団で群れるよりも
山賊の方が漂太の力を存分に発揮できると思う。

・・・ってなわけで、漂太の山賊入門編、
危険な旅だけど、いつにも増した切れ味のある兵法で
いろいろと楽しませてくれそうよ。

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2005年4月21日 木曜日


週刊少年チャンピオン 2005年20号
2005年4月14日発売
秋田書店 240円
▼剣聖ツバメ:高橋功一郎
古賀が苦痛の表情を求めるのは古賀一族の顔に
表情をもたらすためだったのか。

生きる目標を失ったかのように無表情な母が
ブツブツ言いながらこれまた無表情な能面を作り続ける。
オレは古賀の母親を最初に見た時、
一瞬、死んでるんじゃないかと思いましたよ。
いや、古賀なら死んだ母親をそばに置いておくのもアリかな〜と思ったけど
さすがにそれはなかったか(苦笑)。

でも、ますますアブナイニオイが漂ってますな古賀のいる周辺は。

▼番長連合:阿部秀司
ようやくお笑い路線からヤンキーバトルへ。
雰囲気も天国から地獄へ一変し、
今までだらけていた展開が引き締まってきた。

東っち、ここで男を見せるか?

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
仁親子、またしても害獣ぶりを発揮。
コイツらに金の話が絡むとロクな事がないなあ。

▼ガキ警察:原作/藤井良樹・漫画/旭凛太郎
雷自らがコカインを吸って魅友太を立ち直らせることに成功した。
かっこいいですねえ。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
負けたかマリック。
・・・にしてもノブチンが3塁を回る直前で
過去の自分の過ちを思い返すとは。
もっともあの場面では3塁を回るのは当然の選択だと思うけど
もし止まってしまったらどうしようかと思いましたよワタクシ。

しかし最後まで勝負の行方がどうなるか分からない試合だったね。
マリックは気迫は十分だったが体力が限界だった。
なにはともあれ涼山中、辛勝。

▼無敵看板娘:佐渡川準
今回は絵柄を変えたデフォルメバージョン。
美輝ちゃんと辻くんの追いかけっこがメインでしたが、
この2人が1番デフォルメしやすかったんでしょうか。
勘九郎のデフォルメ、イマイチだったし。

▼ロボこみ:やぎさわ景一
女教師がホレ薬を飲んで石上に惚れる様がおもしろいね。
秋野先生が平静を装ってもなんとなく石上を気にする仕草が笑える。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
屋台レース小田原対決は、前に敗れてしまったことがある
天才料理少年・鞍馬小太郎を差し置いてナルトヤラーメンがトップに。

ま、完成された料理だけが全てじゃないって事ですね。
小太郎もまたトウヤとはいいライバルになりそう。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ
負けてもなお「殺してやる・・・」とほざきますか近藤は。
そのキレッぷりが気持ちいい。

続いて春と世界の対戦、
2人が最初にお互い飛んだ一場面は
別に大したことじゃないのに
なぜアホ扱いされるのだ???

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
・・・ってなことで最終回。
最後は大いに盛り上がってますけど、
結局、仮面校長の正体は謎だったなあ。

・・・っつーか輪のチャリバカ人生を描いた物語、
こんな中途半端に終わらせてしまってもいいのか?
描き足りないストーリーがまだまだあるんじゃないのか?
・・・と思うと非常に残念でありんす。
単行本でこの所業の真相が明かされるとは思ってませんけど
何か一言ほしいもんですねえ。ええ。

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2005年4月17日 日曜日


週刊少年サンデー 2005年20号
2005年4月13日発売
小学館 240円
コロコロのじーさんがまたサンデーに載ってるので買ってみた。
去年の夏以来ゲスト読み切り2回目ざんすね。

▼絶体絶命でんぢゃらすじーさん:曽山一寿
・・・ということで読んでみましたのよ。
じーさんと孫が崖で繰り広げる、まさに崖っぷちなギャグざんした。

孫は崖から落ちてしまうと分かっちゃいても
そこに行き着くまでの過程がおもしろいやね。
じーさんの必殺「重力大操作」ってまるで意味なかったし
じーさんが奇跡を起こしても肝心の孫には何一つ奇跡なんて起きやしなかった。

ま、いつものように孫をひどい目に遭わすじーさんですが、
なかなかおもしろかったですよ。
しかし「重力大操作」っていいよなー。
ホントに心の底から意味がないと思わせるあたりが絶妙。
次はこのノリをぜひ青年誌or少女誌で。


それにしてもサンデー6大ヒーローアニメって表紙はすげーなー。
連載陣もうえきの法則プラスやら、草場道輝や鈴木央のマンガなど
見どころいっぱい。
もしかしたら、少年4誌の中で一番活気あるかも。

鈴木央は、また福島弁(?)を使うキャラを登場させてるのか・・・
別にいいけど。

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2005年4月15日 金曜日


週刊少年チャンピオン 2005年19号
2005年4月7日発売
秋田書店 240円
▼フリオチ:原作/堀雅人・漫画・三三
下品でスケベな中学2年生・飛田雫乙(とびたふりおち・14)が
「男はオモロNIGHT」というラジオ投稿番組のお笑い王を
目指すという趣旨のマンガ。

「男はオモロNIGHT」は実際にあるラジオ番組らしく、
読者からもネタを募り、採用されれば
このマンガにも掲載されるとのことだが
そもそも俺は「男はオモロNIGHT」なんて番組は知らないので
ただ純粋にマンガとしてだけで読ませていただくことにする。

趣旨はおもしろいと思うし、フリオチをはじめとする登場キャラも
それなりに立ってるけど、本物のラジオ番組と連動させるのはどうなのかなあ。
今後もちゃんとマンガとしても読ませる作品であってほしいものだ。

とりあえず「ピラニアに襲われている最中に完全勃起したさかなくん」には
笑えたけど。

▼番長連合:阿部秀司
前号に続いて今週もたまんないっすねえ。
女の子になりすましてメールを打つ不良男子の姿というものは。
横山・立花ともに女に免疫無さ過ぎ。

▼元祖!浦安鉄筋家族:浜岡賢次
なんと、小鉄の家の真裏は空き地だった・・・って、
知らなかったのかよ、小鉄は。

小鉄って多分、頭の中で感覚的に自分の家や店の配置を
記憶してるんだろうなー。
地図や住所で位置を確認しようとしてもまるでダメそう。
アナログ人間ですな。

▼ガキ警察:原作/藤井良樹・漫画/旭凛太郎
雷の「俺だってそんなに強いわけじゃねえ」ってセリフに
何か意味あるのかしら。
例えばつらい過去を持っているとか。

▼いっぽん:佐藤タカヒロ

笑うな!!!

んん、確かに橋と近藤、2人にとって
過去の経緯を乗り越えようとしている重要な試合を
舌出して笑うなんて失礼ってモンだろ。
酒高柔道部員全員が声を揃えて注意したのは
橋を温かく迎え入れる居場所がある証とも言える。

そして近藤のちょっとした慢心で橋が勝利をものにしたけど
こんな形での決着はお互いあまり納得いくものではないと思う。
次に2人が再び相まみえる日もそう遠くはないんじゃないかな。
もちろんその時は今よりレベルアップした試合を望みたい。

▼無敵看板娘:佐渡川準
美輝ちゃんたちのお花見は、一緒にいる側にとっては
たまったもんじゃないけど
見世物としては十分笑えますな。

しかし美輝ちゃんの裸姿、想像するのも恐ろしいよなあ。
今回は見られなかったけど、なんだかホッとしたようなガックリしたような。

ショー☆バン:原作/森高夕次・作画/松島幸太朗
うーん、味方も敵も騙し合い。

マリックがイジュくんの敬遠策に従ったのもイジュくんに勝負を促すため?
っつーか敬遠球をノブチンが打ち返すことも予測していたんかい!
すごいこと考えるなあマリックは。

▼MASTER GUN MASTER:鈴木ダイ
なんと、マスターガンが小さくなってしまいました。
どうしたことでしょう。
人をたくさん殺さないと、パワーダウンして
しまいには消えてなくなってしまうとか?
分からん。

ミニマムサイズになったマスターガンはかわいいけど、
威厳がないよなー威厳が。
これから先、冷酷な殺し合いが必要になるってのに
心配だ。

▼麺屋台ロード ナルトヤ!:馬場民雄
桜で塩ラーメンってことは、桜の塩漬けでも持ち出してくるかな?

▼輪道:井ノ内貴之・原案/乗峯栄一
え?次号で終わっちゃうんすか?
輪のチャリバカ人生を描いた物語が次週で終わってしまうのですか?
しかもこんな中途半端な淀んだ試合で。
第○部完ってことじゃないのか?

でも本当にこのマンガを終わらせるつもりなら
せめて超人・校長先生の正体を明かすだけでもして下さいね。
未公開のままじゃ納得がいかん。

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2005年4月10日 日曜日


銀牙伝説ウィード 29巻
高橋よしひろ
日本文芸社 ニチブン・コミックス 530円
ウィードと法玄の戦いも終盤。
法玄との戦いは現実を越えて、ついに幻想世界までにも発展する。

死んだ者は普通、お星さまになるという表現をするが、
仲間のためにその命を断った奥羽軍の勇者達は
山の精霊となってウィードのピンチにかけつけて来たのだ!
すごい!すごすぎる。お前ら山の精霊になっちゃったのかよ!

法玄も死神引き連れてるし、この幻想世界での戦いが
この巻の中では一番盛り上がっていたな。とにかくすごすぎ。

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2005年4月9日 土曜日


曉!!男塾 9巻
宮下あきら
集英社 ジャンプ・コミックス デラックス 530円
残りの七福神軍団は手短に終わらせられ、
獅子丸・信長・悟空の3人は、
海上に浮かぶ拳法界伝説の三面拳が存在する三面寺へ。

伊達臣人のクローンの次は月光・雷電・飛燕のそっくりさんですか。
舞台が変わってもエンターテインメントとしてはまだまだ楽しめそうだ。

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2005年4月2日 土曜日


ファイアーエムブレム 覇者の剣 8巻
原作:井沢ひろし 漫画:山田孝太郎
集英社 ジャンプ・コミックス 409円
・・・ということでアル達は、エトルリア王国をベルン軍から解放。
王宮内は辺り一面火の海となり皆死闘を演じていたけど、
終わってみればリキア軍圧勝。
ナーシェンが無様に堕ちていく様が
よりリキア軍の圧倒的な強さを引き立ててる感じですな。

そして物語はいよいよ佳境。
ベルン軍の本拠地へ向かうリキア軍と、アルとベルンの関係、
両方の面からどうなってしまうのか気になる要素を残しつつ次巻へ。

佳境に向けて新たなストーリーが始まる予感をさせるヒキになっていて
アル達のさらなる活躍を期待せざるを得ないです。

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2005年4月1日 金曜日


玄人のひとりごと 8巻
中島徹
小学館 ビッグコミックススペシャル 999円
南倍南(みなみばいあん)の玄人生活日記第8弾。
倍南の飽くなきまでな玄人ぶりは、タチの悪い見栄っ張りとか
やせがまんとも言い換えられますが、
ここは素直に倍南のありとあらゆる分野にこだわりを持った
マニアックな世界を楽しみましょう。

さて、このマンガ定番のギャンブルネタですが、最近は麻雀だけでなく、
競馬も目立ち始めてきましたけど、やっぱり麻雀の方がおもしろいね。
麻雀仲間と卓を囲んでしょーもないギャグをかましつつジャラジャラやるってのが
このマンガの基本でもあるから。

ゴールデンウィークの父親の扱いについて語らう一場面は大爆笑。
2のソーズを捨てて「2階のソーズ(掃除)」。
そのあと6のソーズを捨てて「フロソーズ」って、語呂がうますぎる。
しかも「掃除」を「ソーズ」だなんてなまっちゃうところがまた絶妙。
これこそこのマンガの、いや、中島徹氏お得意の変則麻雀の真骨頂だ。
これからもこの玄人麻雀の基本を大切にしてほしいね。

 前月 次月 漫画TOP じゃりまんTOP 6巻 7巻
2005年4月1日 金曜日