順風満帆 〜 Sail Before The Wind 〜 ホーンブロワー・ファンサイト

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Last Updated 2004/04/11
ホーンブロワー
第3部エピソード

演出 : アンドリュー・グリーヴ (Andrew Grieve)
原作 : C.S.フォレスター (C.S.Forester)
脚本 : ナイオール・レナード (Niall Leonard)(第7話)
脚本 : スティーヴン・チャーチェット (Stephen Churchett)(第8話)
音楽 : ジョン・キーン (John Keane)
衣装 : ジョン・モロー (John Mollo)
撮影 : クリス・オデル (Chris O'Dell)
製作 : アンドリュー・ベンソン (Andrew Benson)
製作総指揮 : ヴァーノン・ローレンス (Vernon Lawrence) / デリア・ファイン (Delia Fine)
[第7話]
・二つの祖国(日本放送 2003/08/07)
・Loyalty(英国放送 2003/01/06)
・Loyalty(米国放送 2003/12/02)

1802年、准海佐に仮任命されてレトリビューション号を指揮していたホレイショは、フランスに拿捕され回航中の元・英国艦ホットスパー号に遭遇する。再拿捕して艦をとり返したその時、彼等の元に休戦の報がもたらされた…。

1803年初頭。ホレイショは休戦により艦も准海佐の仮任命も失い、地上で半給待機の海尉として情けない下宿暮しをしていた。懐の寒いホレイショは下宿の主メイソン夫人から邪険に扱われていたが、その娘マライアからは特別な好意で接されていた。
質屋通いの帰り道偶然ブッシュ海尉に再会したホレイショは、その翌日ペリュー提督から准海佐の任命書とホットスパー号を与えられた。ブッシュ海尉を副長に迎え、何かと因縁のハモンド艦長の甥を士官候補生として受け入れると、彼はフランス人の元貴族コタール少佐をフランスの情報提供者と接触させる任務に着くが、目的地ブレスト沖ではフランス艦ロワール号の出現により任務を果たせずに終わる。だがその代わりにイギリス侵攻を目論み集結したフランス軍を発見し、両国はふたたび戦争となった。この時まるで待ちうけていたかのようなロワール号の出現に、極秘のはずの任務が漏れていた疑惑が持ちあがる。
ペリュー提督はホレイショの情報を元に艦隊を率いてブレスト港に先制攻撃をかけることになり、その為に邪魔となるブレストの砲台をハモンド艦長が襲撃する事になる。同じく信号塔を破壊する為に、ホレイショはホットスパーの乗組員と再び参加したコタール少佐と共に上陸する。

・原題の意味は『忠誠』
・1802年3月にアミアンで英仏の講和が結ばれました。第6話のラストが1802年1月ですから、第7話冒頭はそれからわずか2〜3ヶ月後の出来事ということになります。
・アミアンの講和が破棄されたのは1803年5月なので、第7話は1803年の中旬頃までのお話。ホレイショは27歳〜28歳くらいになっています。


[第8話]
・ナポレオンの弟(日本放送 2003/08/08)
・Duty(英国放送 2003/01/07)
・Duty(米国放送 2003/12/03)

ホレイショはマライアと結婚式を挙げるが、すぐに新たな任務に出る。グラスホッパー号が敵の怪しい動きについて報告した後行方不明となり、その捜索を命じられたのである。グラスホッパー号の艦長は、ホレイショとペリュー提督双方に馴染みの深い、ブレイスガードル准海佐であった。
捜索中、嵐の中でホットスパーは漂流していた小船から若い夫婦と水兵を助け上げた。若夫婦の夫はスイス人ジョセフ、妻はアメリカ人ベッツィと名乗るが、夫はフランス訛りの英語を話しどこか怪しかった。
彼らの目撃情報からホットスパーは座礁して大破したグラスホッパー号を発見、フランス兵に攻撃されながらもなんとか唯一の生存者ブレイスガードル艦長を救出する。そして彼から、フランス軍の不審な動きを聞くのであった。

一方ペリュー提督は外務省のエスリッジから、行方不明のフランス人男性とアメリカ人女性の夫婦を捜索するように依頼されていた。エスリッジの態度からこの夫婦にはただならぬ秘密がある事を感じとり、ペリュー提督は困惑する。

・原題の意味は『義務』あるいは『任務』
・第8話は第7話にすぐ続くお話で、1803年中旬から翌1804年初頭にかけてのお話です。