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Last Updated 2003/12/14
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『ホーンブロワー 海の勇者』は1998年から制作されている英国ドラマで、18世紀末〜19世紀はじめの英国を舞台とした、C.S.フォレスター原作の人気帆船小説を映像化したものです。ナポレオン戦争時代前後の波乱に満ちた英国海軍で、17歳で士官候補生となった主人公ホレイショ・ホーンブロワーの、成長と活躍を描いています。 これまでに第1部4作、第2部2作、第3部2作が制作・放送されました。 日本では2002年10月にNHK-BS2で第1部4作が放送され、翌年の7月28日深夜には、制作済みの第1部〜第3部8作品全てが一挙に放送されるという快挙が実現しました。その後2005年元旦から連続6夜で、再び8話全てが放送されました。 劇中には帆船が多数登場しますが、撮影にはミニチュアやCGだけではなく、第1部の中心である“インディファティガブル号”をはじめ本物の帆船も登場します。実際に帆船で海に出て撮影を行っていて、キャストの皆さんもスタッフの皆さんもさぞ大変だったろうと想像されますが、その本物の存在感と良く出来た特撮のおかげで、映像はとても優美で迫力があります。見とれる事もしばしば。 また、忠実に再現された海軍の制服などの衣装や小道具も見事で、その時代・その世界に引込んでくれます。 そしてこの作品で特筆すべきなのは、そのすばらしい俳優陣です。主要人物はもちろん脇を固める方々やゲストの方々までみなさん実力者揃いで、彼らの確かな演技力は物語に深みと説得力を与えています。これがドラマをいっそう面白くしているのは、間違いがないと思います(おまけに、キャスティングもとても上手い!)。ベテランから若手に至るまでのこの個性豊かな層の厚さは、さすがは英国といったところでしょうか。これらの俳優さん方の中には主に英国の舞台やTVで活動されている方がたくさんいらして、日本ではなかなか他の作品でお目にかかれないのが残念です。 なお、この作品の第1部は、米国のエミー賞を見事獲得、第2部・第3部も受賞は逃したもののノミネートを受けました。 (1998年度エミー賞2冠(OUTSTANDING MINI SERIES,OUTSTANDING PICTURE EDITING FOR A MINI SERIES OR MOVIE)) 制作済みの3部のドラマは、約2年毎に原作1巻分というペースで制作されました。第4部については、残念ながら制作会社のA&Eが続行中止を決めてしまい、今後の見通しが全く立っていません。世界中のファンが、続行への活動を続けているところです。
【第2部】
【第3部】
★放送時間は、1話につき約100分です。 ★英国版と米国版では副題が違う他、米国版には一部カットされているシーンがあります。 ★日本での放送は、英国版を使用した吹替え版です。本編はほんの少しですが、カットされているところがあります。 ★ *印は、正確には午前零時を超えた翌日早朝の放送です。
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