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Last Updated 2004/05/06
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*-----≪第1部登場艦船≫-----* ◆インディファティガブル号(HMS Indefatigable) ![]()
ペリュー艦長と共に、実在した艦で、砲門44の五等級フリゲート艦。名前には“疲れを知らぬもの”“不屈のもの”といったような意味がある。愛称はインディ。 もともと64門の三等戦列艦として製造された艦で、後に改造されてフリゲート艦になった。そのため、通常のフリゲート艦よりは船体が大きく砲門も多めの44門、また艦載砲も通常より大きい24ポンド砲を装備している。 改造されて新たにフリゲート艦として就役したのがドラマでは1793年(実際は1795年)、ペリュー艦長のもと新規にクルーが集められた。この時にホレイショ達ジャスティニアン号の1/3のクルーが、まとめて移乗して来たという設定になるようだ。 ※44門の五等級艦というインディの仕様は、実際したインディファティガブル号のものです。ドラマでは制作サイドの都合により、インディはずっと小型の艦が使われていました。砲門20のグランド・ターク号("Grand Turk"、実在したフリゲート艦ブランドフォード号 "HMS Blandford" をベースに建造された艦)がインディを演じています。 ◆ジャスティニアン号(HMS Justinian) ![]()
砲門74、二層甲板の三等戦列艦。ホレイショが乗り組んだ時はスピットヘッド(ポーツマスとワイト島の間にある錨泊地)に描泊中で、そのまま一度も航海せずに、彼はインディに移ることになった。 後にフランス艦パピヨン号に撃沈された。 TVドラマは1793年1月に始まり、ホレイショ達はルイ16世の処刑(1793年1月21日)のニュースが英国に伝わってすぐにインディに移っているので、ホレイショがジャスティニアン号にいたのは、せいぜい長くて1ヶ月といった所だろう。 ◆ドレッドノート号(HMS Dreadnought) ![]() ![]()
"Dreadnought"とは恐れ知らずの事。恐れ知らずのフォスター艦長が指揮を執る、恐れ知らずの艦である。 劇中ではあまりはっきりした姿は登場しないが、インディと同じフリゲート艦で等級も同じのように思える。(この時代にドレッドノート号は実在するが、それは98門の二等戦列艦である) この艦の艦長になったのが先か、艦長のあだ名が先かはわかりませんが、実にフォスター艦長に似合いの艦です。その闘いっぷりを一度でいいから観てみたかった…(無茶してそうで怖い気もしますが)。 ◆パピヨン号(Papillon) ![]()
フランスのフリゲート艦。霧にまぎれた神出鬼没な攻撃でジャスティニアン号を撃沈し、インディを翻弄した。インディの乗組員による夜襲によって、イギリス側に捕獲された。 撮影ではインディファティガブル号用に用意された模型のうちの1隻が、パピヨン号として使われています。色などは変えているものの、おかげで両艦は外見がよく似ているのがご愛嬌。 ◆マリーガーラント号(Marie Gallante) ![]()
ビスケー湾で暴れまわるインディに拿捕されたフランス船。米を満載していた。拿捕前の船長はフランス人のフォルジェ船長。 ホレイショは回航を任され初めての指揮を執ることになったが、捕獲の際に受けた船体損傷が元であえなく沈没する。 (演じているのはジュリア号("Julia")) ◆英国海軍補給艦(British Supply Ship) ![]()
補給物資を積みフォスター艦長を乗客にして航海中に、フランスと手を結んだスペインの艦に遭遇して撃沈された。 (演じているのはジュリア号("Julia")) ◆カロライン号(Caroline) ![]()
オランで黒死病発生に遭遇してしまったホレイショ達が、牛やその他の補給物資と一緒に3週間の隔離期間を過ごした補給艦。 (演じているのはジュリア号("Julia")) ◆ル・レーヴ号(Le Reve) ![]()
ホレイショが拿捕したフランス艦。拿捕前の艦長はジョベール艦長。 彼の指揮の元で急送公文書と便乗客の公爵夫人付きで英国に向かう航海中に、霧に巻かれてスペイン艦隊の真っ只中に迷い込んでしまった。 (演じているのは大活躍のジュリア号("Julia")。第4話にも出ていれば第1部皆勤賞だったのに惜しい。) *-----≪第2部登場艦船≫-----* ◆レナウン号(HMS Renown) ![]()
艦名の意味は“名声”。ジャスティニアン号と同じく、74門二層甲板の三等戦列艦。 インディよりかなり大きく、内装もずっと良いように見える。上級士官室も広々していて、なかなか豪華だ。 レナウン号は全てセットと模型によって撮影されていて、実際には存在していません。 (レナウン号の模型は、おそらくジャスティニアン号の模型の流用ではないかと思われます) *-----≪第3部登場艦船≫-----* ◆レトリビューション号(HMS Retribution) ![]() ![]()
ブリッグ型スループ艦。艦名の意味は“懲罰”あるいは“応報”(悪事の報い・天罰)。 第6話のラストシーンでホレイショに与えられた艦。第5話&第6話の物語を考えると実に意味深な名前である。休戦によりホレイショはこの艦を失った。 左画像奥はホットスパー号。大きさの違いがよくわかる。 (レトリビューション号を演じたのはフェニックス号("Phoenix")) ◆ホットスパー号(HMS Hotspur) ![]()
シップ型スループ艦。艦名の意味は“むこうみず”“短気者”。 第7話の冒頭でフランス軍に拿捕されていたが、ホレイショらレトリビューション号乗組員によって奪還された艦。1年後、ホレイショに与えられた。 (ホットスパー号を演じたのはアール・オブ・ペンブルック号("The Earl of Pembroke")) ◆トナント号(HMS Tonnant) ![]()
74門二層甲板の三等戦列艦で、ペリュー提督の旗艦として登場。艦隊を率いてフランスのブレスト港に出撃した。 ※トナント号は、セットと模型のみで撮影されています。また、一部レナウン号の映像が流用されているようです。 ◆ロワール号(Loire) ![]()
フランスの情報提供者との接触任務を受けたホットスパー号が、目的地ブレスト港沖で遭遇し交戦状態になったフランス艦。 CGIにより多少加工されていますが、よく観るとインディファティガブル号の映像(あるいは模型)が流用されているのがわかります(艦尾の装飾に注目)。 *間違いを発見した方は、是非お知らせ下さい。
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