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児童文学


手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

[ 大型本 ]
手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

・新美 南吉 ・黒井 健
【偕成社】
発売日: 1988-03
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
中古価格: 600円〜
手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)
新美 南吉
黒井 健
カスタマー平均評価:  5
手ぶくろを買いに
雪の描写がとてもきれいです。雪を知らなかった子狐があまりの眩しさに「目に何か刺さったよ」と表現したり、「もみの枝からパン粉のような粉雪が、ふわーっと子狐に落っかぶさって来ました」「枝と枝の間から白い絹糸のように雪がこぼれていました」「暗い夜が風呂敷のような影を広げて野原を包むと、雪はあまり白いので、包んでも包んでも白く浮かびあがっていました」「戸が一寸ほどゴロリとあいて、光の帯が道の白い雪の上に長く伸びました」「月が出たので、狐の毛なみが銀色に光り、その足あとには、コバルトの影がたまりました」等、黒井健さんの温かく優しい絵と共に、寒い寒い雪の日に本当に暖かなものにくるまれたような優しい余韻を残してくれます。
子供の純真さと母親の思い
動物でも、人間でも、あかちゃんが醸し出す、守って欲しい光線。 大人なら、その光線を浴びたら守ってあげたいと思う。 それを言葉で説明するのではなく、お話の筋と絵で伝えてくれる。 冒険をさせた母親と、間違えた子供と、それを見逃そうとする人間の大人。 その3者のお互いの間に距離を持ちながらも、お互いを尊重しようとする心。 自分もそういう態度を示せるようになったときに、さらに感動が深まります。 間違いを指摘するだけが、正しいことではないということを教訓とできれば、2度心が温まるかもしれません。
いい絵本
5歳の子供に買いました。 買ったときは「どうしてこんな本かうの?」と気乗りしていませんでした。 絵が寂しかったようです。 でも読み始めるうちにどんどん絵本に入り込んでおり、子狐が間違えた手を出したところでは いたたまれなくなったのかお布団にもぐりこんで聞いていました。 読み終わったあとも「どうしてきつねは????」等々、しばらく絵本のお話ばかりでした。 少し長いし、言葉も難しいかなぁ?と思ったのですが、やはり名作はいいです。 充分に理解していました。 購入してよかったです。
余韻が美しい絵本。
大判ですが、寝転がって子供に読み聞かせても無理のない重さの、素敵な絵本です。 キツネの手が出てきたのに手ぶくろを売ってくれたおじさんが良いですね。。。 そして、人間は本当に良いものなのかしら、とつぶやくお母さんの言葉が、 なんとも忘れがたい余韻を心に響かせます。 寒い冬にこそピッタリの心温まる絵本です。
小さい頃、何度も親に読んでもらいました
私が幼稚園の頃、寝る前によく両親が読んでくれていました。 あれから何十年も経っていますが、今でもこの話と絵は不思議なくらい鮮明に残っています。 今となってはこの絵本もどこにあるのか分かりませんが、私にとっては昔も今も、とても思い出深い一冊です。 親が子に読んであげるものとしては、とても良い絵本だと思います。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

[ 単行本 ]
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

・J.K. ローリング
【静山社】
発売日: 1999-12
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
中古価格: 1円〜
ハリー・ポッターと賢者の石 (1)
J.K. ローリング
カスタマー平均評価:  4.5
7巻を読み終えて、もう一度1巻から読み返してます
 第1巻ではハグリットのオートバイや火消しライターなど、最終巻で大活躍するアイテムがすでに描かれています。オリバンダーの店やグリンゴッツ銀行の秘密など、執筆当初、作者の頭の中では全巻の構想が完璧に練られていたのだということがよくわかります。第7巻は、数々の謎が明らかになるとともに、6巻までに登場した人物、小道具、舞台の総集編でもあったのです。  一章ごとに、さまざまな思いにふけりながら読み返しているところです。
中学2年生のころ、それは衝撃的だった………。
 世界中に魔法大国、イギリスを知らしめた、その「ハリー・ポッター」シリーズは、今でも衝撃的なものです。特に、第一弾の「賢者の石」はかなりの思い出があり、夏休みの中学校の読書感想文として、何日間もかけて読んだ覚えがあります。みじめな孤児として生活していたハリーは、自分が魔法使いであることを親戚に恐れられていたから、ということを知ったからには、もうノンストップな展開が続いていきます。ロナルド・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーと共に、自分の両親を殺した闇の魔法使いヴォルデモートとの対決………しかし、それは長い戦いの始まりにすぎなかった、ということはもはやご承知の上でしょう。  読書感想文として読んで以来、ずっと敬遠し続けていたのですが、とうとう勇気をもって第2巻から読み続けていくことに決めました。さあ、読み始めたら止まりませんよ?覚悟を持たないとね。
魔法の世界へ
いやー、おもしろい。 いじめられてたハリーが実は魔法使いということを知らされ、 いざ魔法学校のホグワーツに入学するというこのワクワク感がたまりません。 九と四分の三番線とか作者の想像力に敬服します。7部通して一番好きな設定が 九と四分の三番線です。いやーこの設定最高です。 「ハリー・ポッターと賢者の石」は、ストーリー、設定がしっかりしていて、 さきざきに期待させる伏線もちょうどいいバランスで配置してあります。
改めて読む
最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」読破後に改めて読み直しています。 すると「ワケ分からん(^^;;」と思って部分もちゃんと伏線になってて面白さ倍増です。 確かに日本語訳はしたたか、と言うかしてやったり的な感じが否めませんが(笑)、それでも十分にオモシロい内容だと思います。 だって、こんなに長いのに「また読みたい」って思ったんだもの。 なかなかないですよね(〃^∇^)o彡☆ だから、食わず嫌いせずに一度読んでみることをオススメします。 今なら全巻出揃っているので、次巻を待つこともないのでいいのではないでしょうか?
「ブーンと吠える犬」は本当でした――。
 このシリーズを原書で読んでいた大人のファンです。原書が完結した機会にと翻訳版も読んでみましたが、つじつまの合わない箇所(誤訳)やおかしな日本語が多数みつかりショックを受けています。  読む前にネットの掲示板で、misty eyes(=ぼんやりした目、潤んだ瞳)が 『霧のような瞳』、booming barks(=とどろく吠え声)が 『ブーンとうなるような吠え声』になっているという情報を目にしたときは、冗談に違いないと思いましたが、本当だったのでびっくりしました。『霧のような瞳』とはどんな瞳でしょうか? 犬がブーンと吠えるでしょうか? たいへん非常識な訳です。  第1章の最後、原書に「people meeting in secret all over the country=国中のいたるところで密かに集まった人々(魔法使い達を表わす)が?」と書かれている箇所がありますが、翻訳はここを 『国中の人が、あちこちでこっそりとあつまり?』(ハードカバー版p30)としているので、これでは英国人全員が魔法使いのようです。  部分によっては翻訳者の熱意や工夫も感じられるのですが、上記のような不手際が散見されるため、全体に見て子供が繰り返し読むのにふさわしい本になっているとはいえず、たいへん残念です。  世界的なベストセラーとなったこの作品は、遊び心いっぱいのファンタジーです。ただ決して万人向けの心暖まる児童書というわけではありませんので、その点も注意が必要です。魔法の学校は様々な理不尽に満ちていますし、後の巻では残酷な場面も出てきます。(それが面白いところでもあるのですが)今から小さい子供に読ませることを考えている方は、訳に問題があることに加え、後半ダークなストーリー展開が待ち構えていることも知っておいた方がいいでしょう。(☆ひとつは日本語版への評価)

ハリー・ポッターと秘密の部屋 携帯版

[ 単行本 ]
ハリー・ポッターと秘密の部屋 携帯版

・J.K.ローリング
【静山社】
発売日: 2004-10-23
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
中古価格: 379円〜
ハリー・ポッターと秘密の部屋 携帯版
J.K.ローリング
カスタマー平均評価:  4.5
7年間の敬遠を得て、ついに第2巻!
 T・M・リドルこそ、ハリーの両親を殺した闇の魔法使い、ヴォルデモートの正体だった………なんて前置きですいませんが、ネタばれではありません。そこに秘められた、いかにもおぞましい真実が、この第2巻におけるゴール地点でもあります。  そしてその「秘密の部屋」での大蛇・バシリスクとのバトルはかなりの見ごたえ!映画版ではバシリスクのデザインが、もしかすると「ジュラシックパーク」ファンには喜ばれるのではないかと思いますが(恐竜ネタかい)。  ハリー・ポッターとロナルド・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーといった仲良し三人組(主人公はこのお馴染みの3人、ということ?)は引き続いて定番となっているから、なんだかほっとする一瞬です。  ともあれ、第1巻から続いてきたメルヘンファンタジーはこの第2巻まで。第3巻からはダイナミックになっていきますよ。ヴォルデモートとの戦い、ラスト直前のアルバス・ダンブルドア校長からの、ハリーへの言葉を通して、主人公3人の見事な成長と大冒険は続くのです。
2作目も面白い
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。 屋敷しもべ妖精ドビー、空飛ぶフォード、ギルデロイ・ロックハート、秘密の部屋など、 新キャラクターや、新アイテム、新設定が目白押しです。 ダイアゴン横丁での買い物など、ロンの家族のウィーズリー家との係わりあいもほんわかとさせてくれます。 どうやって秘密の部屋を見つけるのか、秘密の部屋に何があるのか。 楽しい謎解き要素がつまっています。 作者の想像力に感心しました。
I love harry but amazon`s staff was mean
I love Harry Potter and It`s the best for me but i`m rating it 4stars. I bought many times here and never have received such ill-treatment before.I bought this particular book "Harry Potter and the Chamber of secrets (US) paperback) from amazon and when it arrived the front page and some was torn. I asked for a new one on the same date of delivery and the negotiation was so smooth but when the second one arrive I noticed that it was the same book (or same damage) I returned.We tried to be calm and simply ask to return it again for there seemed to be a mistake but some arrogant staff told my husband that it is not possible to return an item twice, talked to him for sometime and he wasn`t polite at all! We are customers and I think some manners while conversing with us is just fair to expect! When my husband had enough he asked for a higher ranking staff to deal with cause the talk was going nowhere and he just refused! I know this is not the proper place to argue but if my husband, who just refuse to deal with complicated things,can let this matter pass I can`t. I feel harassed and abused and if these things go unnoticed and unsolved I may not have much trust with this company!
2作目のジンクスを破った
ナルニア国物語など2作目は大概駄作になる事が多い。 しかしこの第2作は前作を超えている。 この時点では作者には大変期待をしていたのだが、第5作で予想が見事に裏切られた。 秘密の部屋がトイレのパイプを使って行くという発想自体が ヨーロッパ人が好む地下水道の世界観である。 分霊箱である日記が本作では鍵となってヴォルデモードの登場を示している。 ジニー・ウィーズリーが秘密の部屋へ連れ去られる時の情景などからは、英国のオカルティックな映画やドラマ等の雰囲気が文中から醸し出されている異色な発想に満ちた力作である。
UK版の2巻のハードカバーです。
内容にはあえて触れませんが、、、 印字も紙質も良く、読みやすいです! ハードカバーの重さが気にならない向きに、 おすすめです! ついでに、色々な単語集の「日本一やさしくハリポタが読める」などなどは、 このUK版のページと一致しています。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版

[ ペーパーバック ]
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版

・J.K.ローリング
【静山社】
発売日: 2004-11-26
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 290円〜
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 携帯版
J.K.ローリング
カスタマー平均評価:  5
ド迫力な展開と爽快感!!
 主人公とシリウス・ブラックとの驚くべきつながり。クディッチ優勝線での見事な爽快感。そして、ハリー・ポッターとハーマイオニー・グレンジャーの意外な、解決への道のり。  他、ハリーの新しい箒である「ファイアボルト」、彼ならではの「守護霊」とその真相などなど、数え上がればきりがない、ダイナミックな展開でハリー、ハーマイオニー、ロナルドたち「仲良しトリオ」はだんだん、大人へと成長するのには、さすがにドキドキするし、それでいて心底ほっとするものです。  第4巻が主人公たち3人の「少年少女時代」の終りを告げ、第5巻から「大人時代」へとはいっていくようですが………第4巻がいわゆる「中継点」ではないかと思うので、ひとまず休憩します(笑)。
ハリー・ポッターと動物大集合
なんといっても、アズカバンの囚人では、 脱走犯にハリーが命を狙われているという話と、ハグリッドの魔法生物の話がメインです。 もちろんクディッチの優勝のゆくえも気になります。 それと、後半でハリーの父親ジェームズとその友達の話に多くの紙数がさかれています。 3巻としての完成度もさることながら、 4巻に向けて、シリーズの緊迫感を盛り上げていく手練はさすがです。
Great Adventure
This book was really good and many adventures and many things that makes the audience/reader more exiting. This book had many adventures whcih talks about many magic and many characters in this book like Black. Now, I won't say the other characters because then I will spoil the readers exitments so that why. This book was really good so buy it and read it.
一番のお気に入り!
はっきり言って面白いです。 ストーリー展開もあり、集中して一気に読んでしまいます。 是非のめりこんでください。 私が読んだハリーポッターの中で一番のお気に入りです!!
3作目はナルニア国物語も成功した。
素晴らしい。全頁通して爽やかに書かれている。 ハーマイオニーとハリーが時間を遡るロマンス。 ヴォルデモード側とディメンターと守護霊をまじえた進行に卓越した書き方に感嘆を覚えた。 クイディッチでのチョウチャンの描写は読む者が笑いを誘われ秀逸であった。

星の王子さま―オリジナル版

[ 単行本 ]
星の王子さま―オリジナル版

・サン=テグジュペリ
【岩波書店】
発売日: 2000-03
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 189円〜
星の王子さま―オリジナル版
サン=テグジュペリ
カスタマー平均評価:  5
いつか読めるときが来る・・・大人じゃないとわからない。
私はこの本をたぶん学生の頃(中学生か高校生のとき)に買ったんだと思います。先日実家に帰省したときにすることもなく暇で、実家の本棚に置きっぱなしになっていたこの本を「確かつまんなくって・・最後までよんでいなかったな・・」と手にとって時間つぶしに三十を超えた年齢で読みました。10代の感覚ではきっとわけがわからないと思います。大人になってやっと、この感じを理解することができました。こんな話だったんだ・・・とずっと放置していた本を10年以上の歳月を経て、読むことになろうとは不思議な気持ちで一杯でした。言いたいことはなんとなくわかる・・程度の理解です。でも、ピンクかブルーの淡い色のインクの染みのように私の心にじんわりと広がり残っています。当時は全然気がつきませんでしたが、対象は「小学六年生・中学生以上」とされています。でも、これは思うに本当に、年をとった大人じゃないと理解できないんじゃないんでしょうか・・・。王子さまという子供を受け止められないんじゃないんでしょうか・・。そして二十代より三十路超えした大人こそ、よんで「ふう?ん」と思える作品だと思います。名作!とは思いません。でも、真髄はスピリチュアルで、「言いたいことは伝わった」と作者にあの世であったら私は答えると思います。訳者あとがきも重要で、それをよんでなお、作者の意図・思いを汲み取ることができました。 「言いたいことは伝わった」これが私の感想です。いや・・レビューなんだけど、いっつも感想文になってしまっています。
世界中の人に愛されている物語
星の王子さまを読むなら、作者自身が描いて目を通した本来の挿し絵と一緒にお話を読める、このオリジナル版をお薦めします。子供だったころの自分にこの本を送ってみてはいかがでしょうか?
『星の王子さま』、あるいは世界一の絵本
「ヒツジの絵を描いて」  そんな王子様のリクエストにあなたならどう応えるだろう。  動物園や図鑑から抜き取ったヒツジの似姿なんてあまりに退屈。  ついに彼を満足させたのは一枚の箱の絵。  見える? 見えない?  それがいい。  小説家でありながらにして同時にパイロット、空に消えたサン=テグジュペリの、あまりに はかないこのことば。  "C'est le temps que tu as perdu pour ta rose qui fait ta rose si importante."  "Je suis responsable de ma rose."  著作権の失効に伴って、ここ数年、書店をめぐれば、百花繚乱の『星の王子さま』。翻訳を 読み比べてみるのも面白かろう。しかし、王子の孤独を表現するに、このフランス人の淡く はかない肉声に勝るものはない。  大人になると見えなくなってしまうもの、大人になってはじめて見えてくるもの。  分量で言えば薄くそして手軽、ただし、その中身たるや、あまりに重い。
大人でいることが嫌になった時に
そんな時に、よく効く物語です。 目に見えない、大切なもの それは 何か他の言葉で置き換えるべきものではありません。 そうしてしまうと意味を失ってしまう様な気がします。 それは 子供なら誰もがもっているもので 大人になるとほとんどの人が忘れてしまうものです。 道ばたの石ころや 海辺でみつけた貝がらすらも宝物になった 小さい頃を思い出します。 読み終えて 心がちょっとだけ豊かになりました。
何度も読み返したくなる本
何度この本を読んだでしょうか。 でも読む度に、心に響いてくることが違ってきます。 こどもの頃は、象を食べたうわばみを見てみたい、砂漠の星を見たいと 想像力をとてもかきたてられました。 そして、大人になった今は、人が大切にしなくてはならない心の深いところを 伝えてくれるとっても深い本になりました。 最近、人に失望し、自分がいる意味はなんだろうって思うことがあり、 そんな心が少し淋しい中、またこの本を読み返しました。 自分の星を飛び出した星の王子さまと同じ気持ちでしょうか? そして、一緒に旅をしてまた大切なことを思い出しました。 「たいせつなことはね、目には見えないんだよ……」 目の前の事象に目を向けるのではなく、 自分の心の深いところにもう一度目を向けてみようって、 そうすると、本当に大切なこと、ものが何かが必ず見えてくるって。 また原点に戻ることができました。 きっとこれからも、落ち込んだ時、人生に迷った時、そしてすごく嬉しいことがあった時にも この本を何度も読み返すと思います。 本当に素敵な本、大好きです。

ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2)

[ 単行本 ]
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2)

・J.K. ローリング
【静山社】
発売日: 2000-09
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
中古価格: 1円〜
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2)
J.K. ローリング
カスタマー平均評価:  4.5
7年間の敬遠を得て、ついに第2巻!
 T・M・リドルこそ、ハリーの両親を殺した闇の魔法使い、ヴォルデモートの正体だった………なんて前置きですいませんが、ネタばれではありません。そこに秘められた、いかにもおぞましい真実が、この第2巻におけるゴール地点でもあります。  そしてその「秘密の部屋」での大蛇・バシリスクとのバトルはかなりの見ごたえ!映画版ではバシリスクのデザインが、もしかすると「ジュラシックパーク」ファンには喜ばれるのではないかと思いますが(恐竜ネタかい)。  ハリー・ポッターとロナルド・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーといった仲良し三人組(主人公はこのお馴染みの3人、ということ?)は引き続いて定番となっているから、なんだかほっとする一瞬です。  ともあれ、第1巻から続いてきたメルヘンファンタジーはこの第2巻まで。第3巻からはダイナミックになっていきますよ。ヴォルデモートとの戦い、ラスト直前のアルバス・ダンブルドア校長からの、ハリーへの言葉を通して、主人公3人の見事な成長と大冒険は続くのです。
2作目も面白い
「ハリー・ポッターと秘密の部屋」。 屋敷しもべ妖精ドビー、空飛ぶフォード、ギルデロイ・ロックハート、秘密の部屋など、 新キャラクターや、新アイテム、新設定が目白押しです。 ダイアゴン横丁での買い物など、ロンの家族のウィーズリー家との係わりあいもほんわかとさせてくれます。 どうやって秘密の部屋を見つけるのか、秘密の部屋に何があるのか。 楽しい謎解き要素がつまっています。 作者の想像力に感心しました。
I love harry but amazon`s staff was mean
I love Harry Potter and It`s the best for me but i`m rating it 4stars. I bought many times here and never have received such ill-treatment before.I bought this particular book "Harry Potter and the Chamber of secrets (US) paperback) from amazon and when it arrived the front page and some was torn. I asked for a new one on the same date of delivery and the negotiation was so smooth but when the second one arrive I noticed that it was the same book (or same damage) I returned.We tried to be calm and simply ask to return it again for there seemed to be a mistake but some arrogant staff told my husband that it is not possible to return an item twice, talked to him for sometime and he wasn`t polite at all! We are customers and I think some manners while conversing with us is just fair to expect! When my husband had enough he asked for a higher ranking staff to deal with cause the talk was going nowhere and he just refused! I know this is not the proper place to argue but if my husband, who just refuse to deal with complicated things,can let this matter pass I can`t. I feel harassed and abused and if these things go unnoticed and unsolved I may not have much trust with this company!
2作目のジンクスを破った
ナルニア国物語など2作目は大概駄作になる事が多い。 しかしこの第2作は前作を超えている。 この時点では作者には大変期待をしていたのだが、第5作で予想が見事に裏切られた。 秘密の部屋がトイレのパイプを使って行くという発想自体が ヨーロッパ人が好む地下水道の世界観である。 分霊箱である日記が本作では鍵となってヴォルデモードの登場を示している。 ジニー・ウィーズリーが秘密の部屋へ連れ去られる時の情景などからは、英国のオカルティックな映画やドラマ等の雰囲気が文中から醸し出されている異色な発想に満ちた力作である。
UK版の2巻のハードカバーです。
内容にはあえて触れませんが、、、 印字も紙質も良く、読みやすいです! ハードカバーの重さが気にならない向きに、 おすすめです! ついでに、色々な単語集の「日本一やさしくハリポタが読める」などなどは、 このUK版のページと一致しています。

チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

[ 単行本 ]
チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

・大石 真 ・北田 卓史
【理論社】
発売日: 1999-02
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
中古価格: 590円〜
チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)
大石 真
北田 卓史
カスタマー平均評価:  5
親子で一緒に!
私は2人の子供(10歳と5歳)にこの本を毎日寝る前に1章ずつ読み聞かせをしました。子供たちは続きが気になって仕方がなかったようで、夜になるとさっさとお風呂に入り、自ら寝る準備をしてくれました。そのくらい面白いのです。読み聞かせをしている私自身も先が楽しみでした。5歳の子も、読み聞かせだったら十分楽しめます。年齢に関係なく楽しめる本です。読み終わった後は、エクレール(エクレア)が食べたくなりますよ!!!
子どもの思いに素直に共感できる物語。
 私は本書を大学生の今になって初めて読みました。素直に楽しめるだけでなく、子どもの頃の今は忘れてしまった気持ちを思い出す事ができました。大人は自分の行動を、未来を考えその時々の欲求と戦いながら、選択することができます。では子どもはどうでしょうか。    本書の中では、子どもが金泉堂のお菓子という欲求の対象に左右されながら行動している様子が見て取れます。しかし、描かれている重要な事は、金泉堂のお菓子を自分の誇り、意志といったもののために諦めている姿が描かれていることではないでしょうか。  それが結局、勧善懲悪という一種の物語の形式的な枠組みにはまりながらも、スリルや緊張感を生み出しているのだと私は考えます。子どもの無限の可能性とはよく言いますが、この物語は、子どもの力の「有限性」の上に成り立った物語と言えるのではないでしょうか。  友情、先生と子どもの絆、家族、社会のルール、暴力、犯罪、子どもの大人観などなど本書が含んでいるテーマは多岐にわたります。子どもが小さければ、親子で読むことで色んな価値のある物語であり、成長し、一人で読むことによっても違う印象が得られる。そんな印象です。  ぜひ一読をお薦めします。
こんなエクレア食べてみたかった
初めて読んだのは小学生のとき、町の自動図書館みたいなところで借りて読んだような記憶があります。今でこそ、どこそこのケーキが美味しいだの何だの情報が飛び交っていますが、当時まだまだケーキやエクレアなんて特別なときに食べるものでした。情けない話ですが、私は主人公がエクレア(本文中ではエクレール・・・この方がハイカラでさえある?)をほおばる描写では生唾を飲んだものです。少年たちの濡れ衣を晴らそうと奮起する友情と、エクレールを食べるという裏切り行為の狭間での葛藤、題材は確かに子供向きですが、納得いかないことがあってもなんとなく流されてしまっている大人になってからの私には胸がすく思いにさせてくれる作品です。
私に読書の楽しさを教えてくれた思い出の一冊
町一番のケーキ屋さんのショーウィンドーを割ったという濡れ衣を着せられた小学生達。悔しい気持ちはおさまらない。
なんとかギャフンと言わせたいと、作戦を練り戦いを挑みます。
さて、その首尾は?そして真犯人は?

小学校4年生の時、学級文庫にあって手にした一冊。

たま〜にしか本を読まなかった私だったけれど、面白くて面白くて夢中で一気に読みました。
個性的で思わず笑っちゃうケーキ屋さんの社長ファミリー、エネルギッシュな小学生達、そして何より子供の心をつかむ「おいしそうな」エンディング。
我が子にとっても、お気に入りの1冊になりました。
チョコレート戦争はどう?
私はチョコレート戦争を読んで、これはいい本だと思いました。この本は、おとなが読んでも子どもが読んでも、だれだってわらえちゃうお話だと思います。 私もひとりでクスクスわらってしまいました。この本は、本当にあるような、ないようなお話だから、おもしろいです。 ぜひ、みなさまも読んでみたらどうですか? おもしろくてとてもいい本です。


ルーンの子供たち 1 冬の剣

[ 単行本 ]
ルーンの子供たち 1 冬の剣

・ジョン・ミンヒ
【宙出版】
発売日: 2006-01-31
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
中古価格: 900円〜
ルーンの子供たち 1 冬の剣
ジョン・ミンヒ
中川 悠京
カスタマー平均評価:  4.5
知らずに読んだ
ゲームの原作なんですね。 韓国の作家さんのファンタジーって初めて読んだ。 訳のせいなのか、重苦しい世界観と、 感情描写がなく主人公の意志が見えにくい(そういう設定でもあるけど) と最初はとても読みづらい。 予想していない方向へ話が流れていくので、そういう意味では先が読めなくて面白い。 ゲーム・アニメ世界では当たり前の色ですが、 突然「青い髪」とか「赤い眼」とかいう描写が出てくると、思考停止してしまう。 そういう世界観だと思って読んでいなかったので・・・
すごく。。。。。
ルーンの子供たち1巻を読んで、私は心を打たれました。 まだ、12歳の幼いボリスが、戦争に巻き込まれ、家族を失う。私はボリスと同じ12歳ですが、ボリスは、すごいと思います。 たった1人で立ち向かう勇気。 私は、泣いてしまいました・
感想は・・・
文章が長いですが、飽きさせませんでした。 三日ほどで三冊読み終わりました。 何度も人に裏切られ、若いながら人を簡単に信じる事のできない状況に身を置いたりと、 辛さがこちらにも非常によく伝わってきました。 兄の生きろという言葉に必死に生きようとする、 ボリスの姿が痛々しかったです。
ゲームとの関連性
テイルズウィーバーの方もやってて、原作あると知ったのでちょっと読んでみました。 確かにファンタジーではあると思うんだけど、魔法とか戦闘などが主を出すわけではなく、 ボリスからなる他者との関連。ちょっと可哀相と一括りの言葉では言い表せないほど、困難が待ち受けています。 しかしながら、中身の面白さとしては、十分期待に添える内容でした。 天涯孤独とはこの事を言うのだろうか…と言っても過言ではないほど、哀しいですがね。 力をつけ、天下に轟くなと名となるよりも、普通に生活できればそれで良い。 と言う感じの意味合いの言葉がありましたが、ボリスの過去描写があっただけに、重みがありましたね。 命は尽きれば同じ。例え記憶に残っても、命とは尽きれば、終わりなんだ。などもですが。 まぁ、自己流に言葉を改ざんしておりますので、この様な描写で伝わればいいのですが…。 尚、ゲームとの関連性はほとんど皆無と言っていいのではないでしょうか。 レンムやトラバチェス、最近新鯖として追加されたネニャフルなどの言葉は出てきたりしますが、 チャプターなどとの関連性は無いと思います(というより、アクシピターに入る前、的な話なのかな。強いて挙げるならば) 他のキャラも少し触れる程度です。エピソード2で登場のランジエはキーパーソンではありますが…。 ゲームは置いといて、一つの物語として、なかなか読み応えのあるものだと思います。
原作も読みましたー。
知り合いから韓国版をもらったので、頑張ってなんとか読み終えました。 最初に日本版を読み、それから韓国版を読んだのですが、原作(韓国版)は、日本版とはやっぱ少し違う感じ、だったような気がします。 ちゃんと訳されてはいましたけれど、日本版に対しすこし残念だったと思うのは日本語に翻訳される時に省略されたのか、原作で人の気持ちが描写されている文章が日本版では大分省かれていたところです。両方の同じページを比べてみたのですが、日本版省かれすぎ・・とゆう感じでした。そのせいで作者の繊細な描写や、彼女が出そうとした雰囲気や味、っというものが日本版では少し足りなかったな、と自分は思います。勿論、翻訳の作業というのはとても難しいことで、完璧にその文章の感じを出し、伝えることはもっと難しいってのはわかっていますが、それでも日本版ももっと正確に訳して欲しかったです。でも、あれですよね。その国の特有の雰囲気というのがあるから、やっぱり感じが違うのですかねえ。 兎に角です!ハングルがわかる方は、できれば是非韓国版も読んでみてください。 ルーンの子供たちの主人公は(テイルズウィーバーでお馴染みの)、ボリス。 「戦士」という意味の名前を持つ少年の物語です。 流れも展開も緻密で。最後も地味じゃなく、読者にその後の話が想像できるような形で終わっているので、最初と最後にこだわる私にとっては、すごくよかったと思います。 ほかの方もおっしゃっているように、テイルズウィーバーをやっている方ならば、お勧めです。読むと、一層テイルズウィーバーの世界のことを深く知ることができるでしょう! 誤字と、脱字は・・「愛嬌」と思いまひょう、笑  見つけて時々、集中が切れたりはしますが、ぅん、気にしません。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

[ 単行本 ]
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

・J.K. ローリング ・J.K. Rowling
【静山社】
発売日: 2001-07-12
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
中古価格: 113円〜
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
J.K. ローリング
J.K. Rowling
カスタマー平均評価:  5
ド迫力な展開と爽快感!!
 主人公とシリウス・ブラックとの驚くべきつながり。クディッチ優勝線での見事な爽快感。そして、ハリー・ポッターとハーマイオニー・グレンジャーの意外な、解決への道のり。  他、ハリーの新しい箒である「ファイアボルト」、彼ならではの「守護霊」とその真相などなど、数え上がればきりがない、ダイナミックな展開でハリー、ハーマイオニー、ロナルドたち「仲良しトリオ」はだんだん、大人へと成長するのには、さすがにドキドキするし、それでいて心底ほっとするものです。  第4巻が主人公たち3人の「少年少女時代」の終りを告げ、第5巻から「大人時代」へとはいっていくようですが………第4巻がいわゆる「中継点」ではないかと思うので、ひとまず休憩します(笑)。
ハリー・ポッターと動物大集合
なんといっても、アズカバンの囚人では、 脱走犯にハリーが命を狙われているという話と、ハグリッドの魔法生物の話がメインです。 もちろんクディッチの優勝のゆくえも気になります。 それと、後半でハリーの父親ジェームズとその友達の話に多くの紙数がさかれています。 3巻としての完成度もさることながら、 4巻に向けて、シリーズの緊迫感を盛り上げていく手練はさすがです。
Great Adventure
This book was really good and many adventures and many things that makes the audience/reader more exiting. This book had many adventures whcih talks about many magic and many characters in this book like Black. Now, I won't say the other characters because then I will spoil the readers exitments so that why. This book was really good so buy it and read it.
一番のお気に入り!
はっきり言って面白いです。 ストーリー展開もあり、集中して一気に読んでしまいます。 是非のめりこんでください。 私が読んだハリーポッターの中で一番のお気に入りです!!
3作目はナルニア国物語も成功した。
素晴らしい。全頁通して爽やかに書かれている。 ハーマイオニーとハリーが時間を遡るロマンス。 ヴォルデモード側とディメンターと守護霊をまじえた進行に卓越した書き方に感嘆を覚えた。 クイディッチでのチョウチャンの描写は読む者が笑いを誘われ秀逸であった。

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)

・上橋 菜穂子
【偕成社】
発売日: 2000-10
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
中古価格: 166円〜
月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)
上橋 菜穂子
カスタマー平均評価:  4
カミと人の物語
 この物語は、人間の文化の変容の中で、切捨てられた土地のカミやそれに象徴される精神へのオマージュであり、かつ切捨てて生きてきた人間の生き様をそのままに描くということをしているのだと思います。上橋さんの本はいつも、世界が人間のためだけにあるのではなく、さまざまな事象や生き物が折り重なって長い時間をかけてできたつながりのある世界であるということを語りかけてきます。わたしたちは人間だけで生きているのではなく、たくさんのもの・ことと関係があり繋がり、相補性があるのだと。けれど人間は、その中に住む人間とは異なる営みをしている存在を畏怖し、自分たちにとって利益ととるか、害ととるかでカミともオニとも名づけ、敬ったり恐れたり・・・自らの価値観に縛られていることも描かれています。しかしそれがいいとか悪いという次元にはありません。そうであること、を描いているのだと思います。キシメの弱さをも容赦なく描いていますが、彼女のこともそのままに受けとめて書かれているのでしょう。そして、それを直面化するもうひとりのカミの息子であるナガタチとの場面は激しく胸を打ちます。物語は最後の最後までどうなるかわからないままで、読み応えがありました。原始的な男性性、女性性の描写も素敵でした。荒削りな中に、今の上橋さんの土台部分がたくさんあって、よりその世界を知ることができたように思います。歴史的な部分では難解でしたが、もののけ姫とか、空色勾玉のイメージで読んでいました。本屋さんにあまり売っていない本ですが、お奨めです。
山妣のジュブナイル版
大和朝廷が近隣の村々を「力」で併呑していった時代くらいの設定でしょうか? 焼畑から稲作への転換をめぐっての「カミ殺し」の話ですが、本文のほとんどは「如何にして殺すか」ではなく「カミがどのような存在だったのか」を、一度死んで生まれなおした娘のキシメの昔語りという形式で書かれています。 ナガタチの異なる視点での語りもあるのですが、ほとんどはキシメの視点でカミの子であるタヤタが語られているため、あまり「カミ」であるタヤタに魅力を感じません。 そのため、「狐笛のかなた」のバッドエンド版のような展開であるにもかかわらず、悲壮感をかんじませんでした。 時代設定こそ違いますし、良い意味でのジュブナイルだから表現が抑えられている部分もありますが、ちょっと坂東 真砂子 が得意とする 「新しいモノ」「ヨソモノ」が介在することでおきる「村」社会「旧価値観」のカタストロフ を彷彿とさせるところがあります。
世界観は好き
守人シリーズが好きで、この本も読んでみました。国や時代の設定はちがいますが、作者の自然を愛する気持ちというか、土のにおいがする懐かしい感じは共通しています。
登場人物のキャラクターに違和感があったので、星三つです。はじめ、キシメは村のリーダー的な存在で、若くして人格者なのかと思いましたが、実は幼い現代っ子?でした。ナガタチの役割ももっと大きいと期待して読んでいましたが最後までいまいちでした。ホオズキヒメを主人公にした方が盛り上がったかも…と思いました。
でも、神をも恐れず(存在さえ忘れられ)自然破壊を押し進める現代に重ね合わせた物語として書かれたのかなあと思いました。
もののけ姫で教科書にない歴史に惹かれた人におすすめ
 もののけ姫の名を出してしまったが、この本のほうが初版の出版時期は古い。念の為。
 そう、自然はかくも大きく、恐ろしく、敬われた存在だったのだ。
 にもかかわらず、都の暮らしに惹かれ、目先の利益に追われ、土着のカミを遠ざけていった人々。
 現代に通ずる自然を殺す人の欲、横並び意識、いろいろと考えさせられた本でした。

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 更新日 2008年10月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク